2011夏-9　ハイキング in ポンペイ

2011/08/12 - 2011/08/12

世界史の教科書に出ていた街にやってきました。
2千年前にこんな立派な町があったのに、火山弾、火山灰、火山ガスと火砕流であっという間に消えてしまったなんて。
諸行無常です。





*イタリア旅行長いので「目次のページ」作りました。
http://4travel.jp/traveler/mimicat/album/10595257/

エリア ポンペイ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 3.0
• 交通: 4.0

今朝もキレイな朝焼け。
ヨガ・モドキで気分もスッキリ。

朝ごはんの後、ソレントの街を見たら、今日は靄が出ています。
湿度が高いのかな？

さぁ、ポンペイへ出発！

tomtomのおかげで、また迷った。近所なのは分かってるけど、最後のツメが甘いので、決して目的地に着けないGPS。これってどうよ？
時々、物凄く良い仕事する時もあるけど、同じくらい頻繁に「エェーッ!?」って事をやらかしてくれる。

さて、迷ったけれど無事到着。遺跡のすぐそばにモーテル&オートキャンプ場があり、そこの駐車場に車を止める事が出来た。
レストランで食事すれば駐車場無料だって。

ま、とにかく遺跡見物ですよ。
切符を買って、入口のマリーナ門へ向かうまでの間が、もうこの風景。
城壁の外にまで街が広がるくらい繁栄していた街だったんですねぇ。

門をくぐって、いよいよ古代ポンペイの街に入ります。

1900年くらい前の噴火で灰に埋もれて地図から消えてしまったんですよね。

ここは沢山のshopが並んでいるエリア。すぐ後ろの団体のガイドさんが言ってました。
床の溝はスライディングドアの跡だそうですよ。

ちょっとオシャレな石畳なんで、ショッピングモールみたいな感じだったんですかねぇ。

神殿に入ってきました。

私たちガイドブック買わずに来てしまいました。きっと案内所に何かあるだろうと思ったら、役立つ物は何も置いて無かった。ホント、お粗末。
遺跡内の簡単な地図は観光ガイドからコピーしていたので、それを頼りに、あとは想像力で乗り切りました。

アンフォラですね。
この壺にはオリーブ油やワインが入れられ、スペインなどと交易していたそうです。

どこかの国のグループの後について行ったら建物の中に入って行った。

うわー、凄く巧みな浮かし彫り。
2千年近く前の物とは思えない。

ここって、風呂屋かな？

あれ、洗濯屋さんかな？

広いですよ。

表に出ました。
水道がありましたが、今は使えないようです。
上水道完備だったんですね。進んでますねぇ。

取りあえず雨水は道路を使って排水していたようです。
歩道は高くなっています。

ウィスタ神殿？

これは装飾用の銅像で、人型じゃないと思う。

私たち、敷地の外れの方を歩いていたようです。
この辺りに来る人は非常にすくなく、静かで、鳥の声がよく聞こえました。
のどかです。
ここから円形競技場まで自転車用コースとウォーキングコースが出来ていましたので、ウォーキングコースを通る事にしました。

ちょっと小高い丘の上のコースの用です。

これってフレスコ画になるのかな。

ウォーキングコースはこんな感じで、カラカラに乾いた遺跡とはうって変わって、木陰が涼しい気分の良い道でした。
公園の中のハイキングって感じ。
石の道よりも足に優しい感じです。
ただ、遺跡が見れないのがチト残念。

これなんだろ。
成長するとどうなるんだろ。

おっと、遺跡風のが出てきました。

コレ、2000年前の物とは思えないくらい、ちゃんとしてるんだけど。
本物だったら凄い。

さて、この辺りで一度遺跡に戻りましょう。

交差点には人が渡れるように飛び石が配置されています。
上手く考えられていますね。
これだと軍団の馬、馬車、兵士、それに雨水は車道を通るのに問題ないし、人が渡るにも問題ない訳ですからね。

この通り沿いには主要な見ものが集中しているみたいで、人が凄く多いです。

あ、コレ有名なやつだ！

これも有名な落書きだって、写真撮ってる人がいた。
だから私も撮っておいた。

あ、これも有名な居酒屋ですね。
壁のくぼみにはワインボトルが並び、カウンターには鍋がセットされ、シチューや豆料理なんかが作られていたんですよね。

円形競技場が見えてきました。

競技場の前の建物。

中には入れなかったので、入口から覗いてみると、柱が並ぶ回廊とだだ広い中庭が広がってた。

では競技場に入ってみましょう。

この入口をグラディエーターが通ったんでしょうか。

別の入り口の近くに来ました。
ここら辺も良く保存されてますよね。

コレ、階段になってますよ！

パルミラの四面門を思い出しました。

この家、窓がありますよ！驚き。

そろそろお昼時。
現代に戻りましょうかねぇ。

涼しい切符売り場のみならず、遺跡内の貴重な日陰でも犬がお昼寝中でした。
イタリアの犬っておとなしいねぇ。
シェパードは仕事中じゃないのかな？

さて、今朝駐車場に案内してくれ兄ちゃんがレストラン利用者は駐車料金無料って言ってたんで、どのレストランかなーとキョロキョロしてたら、当の兄ちゃんにバッタリ。

駐車場前のレストランでした。
30ユーロ以上の注文をすると、駐車場はサービスですって。
ちょうどお腹も空いてきたし、3時間強歩き続けて休憩したかったので、そのくらいは使うと思う。
他に店もなさそうだし、ここで手を打とう。

テラス席はほぼ満席。なるべく涼しい席から案内してくれるという良心的なウェートレスさん。
スズメがテーブルで食事してた。
見つけたウェートレスに素早く追い払われていたけど、グルメなスズメです。美味しい物を知っているようで、好きなものを選んで食べてました。

緑の植物で屋根と壁が出来てます。
エコですね。
今年東日本はゴーヤを植える人が多かったんだよね。
今頃、こんな緑のカーテンがアチコチに出来てるかな。

私の前菜は、グリル野菜の盛り合わせ。
美味しかったー。
野菜を沢山食べられてうれしい。

夫はグリーンサラダ。
珍しー。サラダ頼むなんて。野菜不足が極まったか。

ポンペイもナポリ県なので、ピザは美味しいはずと注文。
夫はマルゲリータ、私はカプリチョーサです。
期待通り、美味しかった。

駐車場無料にひかれて来たけど、問題なく美味しいお店でした。

ソレントへ帰ります。
お、面白い形の屋台が出てる。

ここって、電車の駅のすぐ前が海水浴場になってるんで、凄く混んでる。
須磨海岸か三浦海岸みたいですよ。
おまけに車道を歩行者がドンドン歩いていて、危ない危ない。

今度は綺麗なレモンイエロー＆レモン型の屋台だ。
きっとレモンのグラニータを売ってるんだろうな。
こんな暑い日には美味しいよねぇ〜。

ソレントに入りました。

この旅行記へのコメント （2）

• jun1さん 2011/09/09 22:31:04

  ポンペイ懐かしいです！

  ２００３年に団体ツアーで行ったのですが、
  円形競技場なんて、有ったの知らなかったです。
  だって少ししか見学時間無かったもの。
  個人旅行だと、沢山見れていいなぁ。
  
  mimicatさんの旅行記で色々見させてもらいました。
  
  ポンペイ遺跡って、栄えてたことが分かるし、凄い昔なのに社会制度や
  物を作る技術も高度だったのねぇ。
  
  では、また〜♪
  
  jun1
  
  
  

  mimicatさん からの返信 2011/09/13 09:43:40

  RE: ポンペイ懐かしいです！

  jun1さん、おはようございます。
  
  団体ツアーだと自由に見たいところが見れない辛さはありますよね。
  私はソコがダメで、勝手に行く方が好きなんですけど、ツアーはガイドさんが居るので、短い時間で効率よく解説付きで回れる所は良いですよね。
  私も解説は欲しかったなぁ〜。
  
  >
  > ポンペイ遺跡って、栄えてたことが分かるし、凄い昔なのに社会制度や
  > 物を作る技術も高度だったのねぇ。
  >
  私は道路に感動しましたよ。横断歩道みたいに飛び石が配置されている所なんて凄いと思いました。
  ホントに2千年も昔の事なのかなぁー。
  
  やっとイタリア旅行記もなんとなくまとまったので、これからjun1さんのアメリカを読みたいと思ってま〜す。