2011夏-15　ピエンツァの昼食＆散歩

2011/08/18 - 2011/08/18

ピサからの帰り、そのまま帰ってはツマラナイので、ちょっと遠出をしてピエンサまでお昼を食べに行きました。
ピサ―ピエンサ：文字2つ分の距離は、いやー、遠いよぉ。
4時間くらいかかっちゃった。
(ピエンサは西語読みですな。イタリア語だとピエンツァですね。）



*イタリア旅行長いので「目次のページ」作りました。
http://4travel.jp/traveler/mimicat/album/10595257/

エリア イタリア

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5

ピサからの帰り道、ヒマワリ畑の向こうに雪山が見えました。
アルプス？！んな訳ないか。

高速でフィレンツェまで戻り、その後準高速を通って、途中の細い田舎道で「目的地に着きました」
おい！
tomtom（GPS)はアテにならん！

もう一度セットし直し、2時間後(!?）到着。
最初の「ピエンサ」は何だったんだ?

10時にピサを出て、もう13時半すぎてるもん。

ピエンサは15世紀、ローマ教皇ピウス2世が教皇庁建築顧問のベルナルド・ロッセッリーノに命じて故郷の街を｢理想郷」に改造しようとしたところです。
教皇は完成を見る事なく亡くなったそうですが。

端から端まで歩いても15分程度でした。
自転車があれば5分かな。

下段の黒っぽいチーズは、灰の中に3-6カ月埋めて熟成させているそうです。
試食させてもらいました。
古いソックスの匂い。うちの犬なら喜ぶかもねぇ。

このソーセージはイノシシかな？
味見したらやっぱり美味しい。
帰りに買って帰ろうかなー。

法王の夢の街は、とっても小さいけど、さすがに美しいところです。

ココが街の反対側

ここ、レストランになってる。
腹ペコだ。お昼にしよう。
幸い、4人掛けテーブルが1つ空いていて、すぐ案内してもらえましたが、5分ほどすると満員になり、表に行列が出来ていました。

手を洗いに来ました。

イタリアの手を洗う所って、蛇口の上にバルブが付いててひねる/押すなんてタイプは殆ど無かったです。
蛇口の上には何もない。
足元にペダルがあって、それを踏むと蛇口から水が出ます。

あ、ついでに。トイレに便座がない事の方が多かったです。
これは辛かった。

前菜はトマトのブルスケッタ、ハム盛り合わせ、ペーストのブルスケッタを4人でシェア。
どれも美味しい。トマト美味しい。

このレストラン、屋内もあるけど、人気はテラス。
テラスの屋根は葡萄の木。

「トスカ」という名前のワイン。
ドラマチックな味ではなく、とても飲み易かった。

私はニョッキを注文。
カプリ島で食べて以来、病みつきなんです。
今回はミートソースにしたけど、ソレント風ニョッキの方が好きだったな。
ニョッキ自体はこちらの方がモチモチ感アップで美味しかった。

メインはヤング・ポークのグリルとソーセージを4人でシェア。
付け合わせに豆とフランとグリーンサラダ。

このポーク、超ジューシー。柔らかい。
皮までパリパリと美味しい。
思い出しただけでヨダレがでそうなくらい美味しかった。

ソーセージはスパイスが効いていて、これも美味しい。
フランは優しい味でした。

お店の名前。
本当に美味しかったので、オススメです。

ヒマワリが咲いていました。
これはゴッホのひまわりだ。

手でつりさげてますよ。

鐘塔が印象的な教会。

教会の横から、ちょっと横道に入ってみると、

外側の城壁に出ました。

ピエンサの周りは、これまた世界遺産のオルチャ渓谷です。

この辺りの農家は、我々が泊っているような貸しヴィラだったり、アグリツーリズモを展開してたりしているそうですよ。

良い眺めが楽しめました。

さて、教会に戻りましょう。

ビザンチンスタイルっていうのかな。

この教会はファサードが美しいですね。

電気が無かった昔は、街灯は燃える松明。
こういう鉄製のカゴが壁の高い所に据え付けられていて、ここに松明をさして、道を照らすのですよ。

チーズの壁じゃ。

あ、そういえば、ピエンサでは8月末にチーズ転がしレースがあるんですよねぇ。
8月ってどの街もレースをする時期なのかなぁ。

こんな部屋に住めたら良いなぁ。

さて、ヴィラに帰りましょう。

糸杉の並木ですね。

オルチャ渓谷をドライブしている、って事は、今日は1日で3つの世界遺産を訪ねた訳ですな。

来る時時間がかかったので、遠回りだけど高速に乗ります。
白いブースだよ。

こんなチケットを機械から受け取り、出口では人に渡して料金を払います。