スイス・イタリア旅行2016 （17）　オルチャ渓谷のドライブと、古代ローマ時代からの天然温泉

2016/07/24 - 2016/07/24

オルチャ渓谷のドライブと、古代ローマ時代からの天然温泉です。


　　
□7/16 羽田⇒フランクフルト⇒ジュネーブ⇒Chexbres
□7/17 Chexbres
□7/18 Chexbres⇒メンリッヒェン
□7/19 メンリッヒェン
□7/20 メンリッヒェン
□7/21 メンリッヒェン⇒フィレンツェ
□7/22 フィレンツェ
□7/23 フィレンツェ⇒オルチャ渓谷
■7/24 オルチャ渓谷
□7/25 オルチャ渓谷⇒フィレンツェ⇒ミュンヘン⇒羽田(7/26)

エリア イタリア

ピエンツァを出発します。

県道SP146を西側へ、サン・クイリコ・ドルチャ方面へ向かいました。

のどかな牧草地帯がつづきます。

グルグル巻きの干し草に近づいてみました。

記念撮影。　　♪

♪

ヴィタレータ 聖母の礼拝堂：Capella della Madonna di Vitaletaが見えてきました。

オルチャ渓谷のシンボル的な風景の一つです。

かわいい礼拝堂。

この光景をみると、ただそれだけで、ほっとした気分になれます。


♪　　～♪

バーニョ・ヴィニョーニ（Bagno Vignoni）へ到着。

バーニョ・ヴィニョーニの天然温泉です。

イタリアの街の中心付近にはたいてい教会があり、シンボル的な存在だったりしますが、
この街では、この大きな温泉がそれに相当します。

源泉は、地下1000mから噴き出しているそうです。

この温泉は、古くはエトルスク、古代ローマ期から知られていました。
なんと2000年以上前の紀元前1世紀から、当時の人々はこの温泉をつかっていたのです。

2000年前の日本といえば、まだ弥生時代。
弥生土器とか縄文土器、高床倉庫などの時代。
邪馬台国で、女王ヒミコが活躍する以前の時代です。
イタリア、すごい！！

古い歴史をもつ大浴場に入りたいところですが、現在は入浴禁止です。
残念。

石碑が彫られていました。
なんて書いてあるのでしょう。

街並み。

小さな街で閑散としています。

ジェラート屋さんがありました。

ジェラートを食べました。

♪

こ、これは！？

足湯じゃないですか！


旅行前の予習では、この街に足湯があることを知らなかったので、得した気分。　♪

もちろん、オイラたちもつかりました。
温度は暖かめで、いい湯加減。
気持ちいい！！

連日の歩き疲れがたまり、足が重たかったので、すごくいい気分です。

♪　　～♪

みなさん、ニコニコして足湯につかっています。

やっぱり温泉は、足だけでもいいから湯につからなくちゃ！

息子は、湯をさわって楽しそうに遊んでいます。

左側の大きな石のかたまりは、古代ローマ時代からの遺跡です。

当時は、この一帯に天然温泉が流れていたそうです。

この湯の先はどうなっているのでしょう。

崖の向こうにつながっています。

崖の先は、打たれ湯になっていました！

湯に打たれている人は、気持ちよさそうに、極楽顔でつかっています。
気持ちよさそう。


足湯にされた湯を、頭からかぶるところは微妙な感じがしますが、、
そういうことは、考えないことにしましょう。　　～♪

女性にも大人気。

♪

下の方には、大きな露天風呂というか、湯のたまり場がありました。
泳いでいる人たちがいます。

楽しそうです。

ここで天然温泉につかるのもいいですね。

駐車場からの光景です。


アグリツーリスモの糸杉が見えます。

♪

バーニョ・ヴィニョーニは、ちょい寄りスポットとしては、
思っていた以上によい場所でした。
　
もし次にくる機会があれば、ぜひイタリアの天然温泉に入りたいです。


＊もっとも天然温泉にそれほど興味がないとか、
　温泉の温度は季節とその日によって異なり、湯が熱くないこともあるそうなので、
　あまり期待してくると、がっかりする場所かもしれません。

カスティ・リオーネ・ドルチャ。

テンテンナノ要塞。
古くは、トスカーナ地方を南北と東西に結ぶ街道の要塞として、栄えていたそうです。

頂上までいくつもりでしたが、この階段をみて、すぐ断念。

ベビーカートを担いで登りたくないので、ここでちょっとの間休憩して、帰りました。

テンテンナノ要塞が遠くに見えます。

空には、雲が広がっています。

糸杉。

ここは4月～5月がベストシーズン。
牧草が緑の季節にも訪れたいなー。

でも、GWは航空券の値段がメチャ高いし、
4月と5月の平日は子供もオイラも休みがとれないし、
無理だな。。

茶色の大地に干し草がゴロゴロ転がるこの光景も、素晴らしい眺めです。

どこか柔らかい感じのする緩斜面と丸い塊りが、妙に心をくすぐります。

♪　～♪

バーニ・サン・フィリッポ。
ここも天然温泉のある集落です。
アミアータ山中にあり、古代ローマ時代からの温泉地として知られていた場所です。


アグリツーリスモよりパスタの美味しい店を教えてもらい、夕食を食べにきたのですが、
まだオープン前でした。
19:00から営業と言われます。
（到着したのは18:20ぐらい）

歩いて温泉へいこうと思ったのですが、場所がわからなかったことと、
夕方で周囲が暗くなり、物騒感が漂ってきたため、他の街のレストランへいきました。

夕方。

イタリア旅行で最後の夕景です。
　
空は雲に覆われています。
オレンジ色の夕焼けになることはなく、このままどんよりと暗くなっていきました。

この旅行記へのコメント （4）

• okojyoさん 2017/01/05 23:07:28

  バーニョ・ヴィニョーニ！

  じゃが♪さん、こんにちは
  
  バーニョ・ヴィニョーニにも行かれたのですね。
  私も行きたかったのですが、同じアグリに宿泊していた方が
  あまり面白いところじゃなかった...と話していたので、
  車を運転していた夫にスルーされてしまいました。
  
  じゃが♪さんの写真を見て、やっぱり行けばよかった．．．と
  激しく後悔しています〜

  じゃが♪さん からの返信 2017/01/06 11:29:19

  RE: バーニョ・ヴィニョーニ！

  okojyoさん、こんにちは。
  ご訪問＆書き込みをありがとうございます。
  
  > 私も行きたかったのですが、同じアグリに宿泊していた方が
  > あまり面白いところじゃなかった...と話していたので、
  > 車を運転していた夫にスルーされてしまいました。
  
  たしかにバーニョ・ヴィニョーニの見所は、
  プールのような温泉と、それを囲む古い建物、
  古代ローマ遺跡の温泉残骸（といってもただの岩の塊）、
  くらいしかないです。
  どちらかというと、がっかりスポットなのかもしれません。
  
  観光よりも、ちょっとした温泉アクティビティを楽しむ場所だと思いました。
  ・天然温泉の足湯につかる
  ・足湯にされたお湯で、打たせ湯に打たれる
  　（上からみると、えっ？て感じで、結構面白いです）
  ・プールのような天然温泉で泳ぐ
  実際ここを訪れるのは、イタリア人で温泉好きな人たちばかりの印象です。
  
  帰国後に知ったのですが、源泉の温度が低いため、夏しか泳げないそうです。
  ただし近くのホテルで日帰り温泉プールがあり、温泉につかることができます。
  またアグリの方に教えてもらったのですが、
  オルチャ渓谷の南側に位置するバーニ・サンフィリッポにも天然温泉があり、
  こちらも綺麗な場所とのことです。
  ご参考にどうぞ。　（＾＾）
  
  じゃが♪

• sanaboさん 2016/12/06 23:23:54

  オルチャ渓谷

  じゃが♪さん、こんばんは
  
  旅行記を拝見したら、またオルチャ渓谷に行きたくなりました(*^-^*)
  
  それにしても、息子さんはこんなにお小さい時から
  こんなに素敵な旅ができるなんて羨まし過ぎます！
  旅好き人間になること必至ですね☆
  
  またお邪魔させていただきます♪
  
  sanabo

  じゃが♪さん からの返信 2016/12/08 07:14:28

  RE: オルチャ渓谷

  sanaboさん、おはようございます。
  
  ご訪問＆書き込み、ありがとうございます。
  オルチャ渓谷は、なだらかな牧草地帯と糸杉が本当に素敵ですね。
  自分は夏にいきましたが、オルチャの一帯が茶色で、星草のロールサイレージがゴロゴロ転がっていました。
  この光景もオルチャ渓谷の一つの顔であり、情緒たっぷりですが、
  やはりsanaboさんのように、緑の季節に行きたいです。
  
  
  >それにしても、息子さんはこんなにお小さい時から
  >こんなに素敵な旅ができるなんて羨まし過ぎます！
  
  子供にとっては、景色や古い街並みよりも、遊具や小動物・虫などの方が遥かに面白いようで、
  行く先々で遊具や小動物を見つけては、すぐ遊びだします。
  これも旅の一つなのでしょうね。
  
  自分もsanaboさんのところへ、またお邪魔させていただきます。
  では。　（＾＾）
  
  じゃが♪