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※2020.04.09 再編集(写真の追加と差し替え、文章の書き直し)の上、改めて公開しました。<br /><br />3月の終わり、115年ぶりに龍安寺に戻った襖絵を観るために、春の花が咲く京の都を1泊2日で訪れた。<br />その龍安寺は翌日にゆっくり訪れることにし、まずは都の南に位置する宇治の街を歩くことにした。<br />宇治では、たくさんの春の花が出迎えてくれた。

襖絵を観に京の都へ【1】~春の花咲く宇治~

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2011/03/27 - 2011/03/27

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旅行記グループ 【山城国】

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旅猫

旅猫さん

※2020.04.09 再編集(写真の追加と差し替え、文章の書き直し)の上、改めて公開しました。

3月の終わり、115年ぶりに龍安寺に戻った襖絵を観るために、春の花が咲く京の都を1泊2日で訪れた。
その龍安寺は翌日にゆっくり訪れることにし、まずは都の南に位置する宇治の街を歩くことにした。
宇治では、たくさんの春の花が出迎えてくれた。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
ホテル
3.5
グルメ
4.0
交通
3.5
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
新幹線 JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
利用旅行会社
JTB

PR

  • 土曜日に出勤し、月曜日に振替休日を取ることになったので、金曜日に、急遽宿と列車を手配した。<br />1泊2日のため、今回は往復新幹線を利用。<br />9時ちょうどに東京駅を出発する『のぞみ215号』に乗車して、春らしくなってきた景色の中を一路京都へと向かった。

    土曜日に出勤し、月曜日に振替休日を取ることになったので、金曜日に、急遽宿と列車を手配した。
    1泊2日のため、今回は往復新幹線を利用。
    9時ちょうどに東京駅を出発する『のぞみ215号』に乗車して、春らしくなってきた景色の中を一路京都へと向かった。

  • 名古屋駅を過ぎ、関ケ原に差し掛かると、今回も伊吹山が出迎えてくれた。<br />まだ山頂付近には雪が残っている。

    名古屋駅を過ぎ、関ケ原に差し掛かると、今回も伊吹山が出迎えてくれた。
    まだ山頂付近には雪が残っている。

  • 京都駅には、11:21に到着。<br />本来なら、そのままJR奈良線で宇治へ向かえば良いのだが、今回は、京都市営地下鉄烏丸線から近鉄京都線を経由して近鉄丹波橋駅まで行き、そこで京阪本線に乗り換えて中書橋駅へと向かう。<br />中書橋駅からは、京阪宇治線に乗り、京阪宇治駅を目指した。

    京都駅には、11:21に到着。
    本来なら、そのままJR奈良線で宇治へ向かえば良いのだが、今回は、京都市営地下鉄烏丸線から近鉄京都線を経由して近鉄丹波橋駅まで行き、そこで京阪本線に乗り換えて中書橋駅へと向かう。
    中書橋駅からは、京阪宇治線に乗り、京阪宇治駅を目指した。

    中書島駅

  • そして、京阪宇治駅には12:15頃に到着。<br />駅を出てすぐ、目の前には宇治川に架かる宇治橋が望めた。<br />宇治橋は、大化2年(646)に日本で最初に架けられた橋らしい。<br />現在の橋は平成8年に架け替えられたものだが、高欄を伝統的な木製のものにするなど、歴史ある町に相応しい姿をしている。<br />後でゆっくり渡ってみようと考えていたのに、別の橋を渡ってしまい、結局渡らず仕舞いとなった。

    そして、京阪宇治駅には12:15頃に到着。
    駅を出てすぐ、目の前には宇治川に架かる宇治橋が望めた。
    宇治橋は、大化2年(646)に日本で最初に架けられた橋らしい。
    現在の橋は平成8年に架け替えられたものだが、高欄を伝統的な木製のものにするなど、歴史ある町に相応しい姿をしている。
    後でゆっくり渡ってみようと考えていたのに、別の橋を渡ってしまい、結局渡らず仕舞いとなった。

    宇治橋 名所・史跡

  • その宇治橋東詰には石仏があった。<br />鎌倉時代に彫られた聖観音菩薩坐像で、地元では『東屋観音』と呼ばれて親しまれているそうだ。<br />そこは、源氏物語宇治十帖(6)東屋の古蹟とされていて、そのことを示す碑も立っていた。

    その宇治橋東詰には石仏があった。
    鎌倉時代に彫られた聖観音菩薩坐像で、地元では『東屋観音』と呼ばれて親しまれているそうだ。
    そこは、源氏物語宇治十帖(6)東屋の古蹟とされていて、そのことを示す碑も立っていた。

  • その先にあった式内彼方神社。<br />彼方と書いて『おちかた』と読むそうだ。<br />小さな祠があるだけだが、列記とした式内社だ。<br />ここにも源氏物語宇治十帖の古蹟のひとつ『椎本』の碑が立っていた。

    その先にあった式内彼方神社。
    彼方と書いて『おちかた』と読むそうだ。
    小さな祠があるだけだが、列記とした式内社だ。
    ここにも源氏物語宇治十帖の古蹟のひとつ『椎本』の碑が立っていた。

  • その彼方神社で、この旅最初の花に出会った。<br />白い馬酔木の花だ。<br />この花を見ると、なぜかいつも箱根を思い出す。

    その彼方神社で、この旅最初の花に出会った。
    白い馬酔木の花だ。
    この花を見ると、なぜかいつも箱根を思い出す。

  • 宇治橋東詰に戻り、その袂にあった通圓茶屋で昼食。<br />通圓は、創業800年以上という老舗。<br />初代通圓政久は、かの源頼政の家臣で、この地に庵を結んだのが平安時代末期の永暦元年(1160)のこと。<br />茶を供し始めたのは鎌倉時代からと云われている。<br />宇治橋が見える窓際の席に座り、頼んだのは、にしん茶そば(940円)。<br />宇治に来たら、茶そばを食べようと思っていたのだが、にしんそばも京らしいので、この組み合わせはちょうど良かったし、とても美味しかった。

    宇治橋東詰に戻り、その袂にあった通圓茶屋で昼食。
    通圓は、創業800年以上という老舗。
    初代通圓政久は、かの源頼政の家臣で、この地に庵を結んだのが平安時代末期の永暦元年(1160)のこと。
    茶を供し始めたのは鎌倉時代からと云われている。
    宇治橋が見える窓際の席に座り、頼んだのは、にしん茶そば(940円)。
    宇治に来たら、茶そばを食べようと思っていたのだが、にしんそばも京らしいので、この組み合わせはちょうど良かったし、とても美味しかった。

    通圓 宇治本店 グルメ・レストラン

  • にしん茶そばと一緒に上抹茶(600円)も頼んだ。<br />抹茶は小学生の頃から好きで、今でも見かけるとつい飲んでしまう。<br />添えられていた菓子は、通圓が宇治上神社の世界遺産登録を記念して発売した『離宮香石』というものだった。

    にしん茶そばと一緒に上抹茶(600円)も頼んだ。
    抹茶は小学生の頃から好きで、今でも見かけるとつい飲んでしまう。
    添えられていた菓子は、通圓が宇治上神社の世界遺産登録を記念して発売した『離宮香石』というものだった。

  • 通圓茶屋を後にして、宇治川沿いを宇治上神社へ。<br />途中、宇治橋断碑のある法生院常光寺に立ち寄った。<br />この寺は、大化2年(646)を創建とする歴史ある寺で、鎌倉時代後期の弘安4年(1281)に叡尊がこの地に再興し、宇治橋の管理を任されたことから通称『橋寺』と呼ばれるようになったそうだ。

    通圓茶屋を後にして、宇治川沿いを宇治上神社へ。
    途中、宇治橋断碑のある法生院常光寺に立ち寄った。
    この寺は、大化2年(646)を創建とする歴史ある寺で、鎌倉時代後期の弘安4年(1281)に叡尊がこの地に再興し、宇治橋の管理を任されたことから通称『橋寺』と呼ばれるようになったそうだ。

    橋寺(放生院) 寺・神社・教会

  • その境内では、ケイオウ桜と言う桜が咲いていた。<br />冬に咲く桜だそうだ。<br />薄紅色の儚げな花が美しかった。

    その境内では、ケイオウ桜と言う桜が咲いていた。
    冬に咲く桜だそうだ。
    薄紅色の儚げな花が美しかった。

  • 住職さんにお願いし、重要文化財の宇治橋断碑(日本三古碑)を拝見させていただく。<br />その石碑は、宇治橋が架けられたいきさつを六朝風の名文で刻まれたもので、造られたのは天平時代と云われているらしい。<br />長く埋没していたものが、江戸時代の寛政3年(1791)に、この寺の境内から発見されたそうだ。<br />発見されたのは上部3分の1だけだったが、寛政5年(1793)に、歴史書をもとに下3分の2が復元されて現在の姿となったという。<br />日本の書の源流とされる大変貴重なものだそうだ。

    住職さんにお願いし、重要文化財の宇治橋断碑(日本三古碑)を拝見させていただく。
    その石碑は、宇治橋が架けられたいきさつを六朝風の名文で刻まれたもので、造られたのは天平時代と云われているらしい。
    長く埋没していたものが、江戸時代の寛政3年(1791)に、この寺の境内から発見されたそうだ。
    発見されたのは上部3分の1だけだったが、寛政5年(1793)に、歴史書をもとに下3分の2が復元されて現在の姿となったという。
    日本の書の源流とされる大変貴重なものだそうだ。

  • お礼を言って辞す時、染井吉野が一輪咲いているの見つけた。<br />いつもなら、もう見ごろになっているとのこと。<br />訊けば、前日に雪が降ったそうで、やはり今年は寒さで開花が遅れているようだ。

    お礼を言って辞す時、染井吉野が一輪咲いているの見つけた。
    いつもなら、もう見ごろになっているとのこと。
    訊けば、前日に雪が降ったそうで、やはり今年は寒さで開花が遅れているようだ。

  • 橋寺から宇治上神社へ向かう途中で、満開の紅梅を見かけた。<br />簾に梅はよく似合う。

    橋寺から宇治上神社へ向かう途中で、満開の紅梅を見かけた。
    簾に梅はよく似合う。

  • その近くの道端に、小さな朱塗りの社があった。<br />末多武利神社と言うもので、祭神は宇治民部卿藤原忠文。<br />征東大将軍として平将門討伐に出陣したものの、途中で将門が討ち死にしたため、時の大納言藤原実頼により恩賞の対象から外された。<br />それを恨み、死後、怨霊となったとされ、この社に祀られたそうだ。

    その近くの道端に、小さな朱塗りの社があった。
    末多武利神社と言うもので、祭神は宇治民部卿藤原忠文。
    征東大将軍として平将門討伐に出陣したものの、途中で将門が討ち死にしたため、時の大納言藤原実頼により恩賞の対象から外された。
    それを恨み、死後、怨霊となったとされ、この社に祀られたそうだ。

    末多武利神社 寺・神社・教会

  • 宇治上神社の手前にある宇治神社に、まずは参拝。<br />この神社の祭神は、応神天皇の皇子で、兄である仁徳天皇との皇位を巡る葛藤から宇治で自殺したとされる菟道稚郎子尊(うじのわかいらつこのみこと)。<br />朱色の拝殿の後ろに建つ渋い本殿は、鎌倉時代に再建されたもので、国の重要文化財だそうだ。

    宇治上神社の手前にある宇治神社に、まずは参拝。
    この神社の祭神は、応神天皇の皇子で、兄である仁徳天皇との皇位を巡る葛藤から宇治で自殺したとされる菟道稚郎子尊(うじのわかいらつこのみこと)。
    朱色の拝殿の後ろに建つ渋い本殿は、鎌倉時代に再建されたもので、国の重要文化財だそうだ。

    宇治神社 寺・神社・教会

  • 境内の片隅では、寒緋桜が咲いていた。<br />控え目に下向きに咲く紅色の寒緋桜は、好みである。

    境内の片隅では、寒緋桜が咲いていた。
    控え目に下向きに咲く紅色の寒緋桜は、好みである。

  • 宇治神社の先に、宇治上神社が鎮座している。<br />元々、宇治上神社と宇治神社は二社一体だったそうだ。<br />拝殿は、鎌倉時代に建てられたもので、縋破風(すがるはふ)などが特徴的な平安時代の住宅建築を持つもので、国宝に指定されている。<br />優雅な趣のある建物で、宇治離宮『宇治院』を移築したと云われているのがわかる気がした。

    宇治神社の先に、宇治上神社が鎮座している。
    元々、宇治上神社と宇治神社は二社一体だったそうだ。
    拝殿は、鎌倉時代に建てられたもので、縋破風(すがるはふ)などが特徴的な平安時代の住宅建築を持つもので、国宝に指定されている。
    優雅な趣のある建物で、宇治離宮『宇治院』を移築したと云われているのがわかる気がした。

    宇治上神社本殿 拝殿 寺・神社・教会

  • 拝殿裏側の蔀戸(しとみど)には、美しい飾りが掛けられていた。<br />和の美しさは絵になる。

    拝殿裏側の蔀戸(しとみど)には、美しい飾りが掛けられていた。
    和の美しさは絵になる。

  • その拝殿の右側には、桐原水と言う湧水があった。<br />宇治七名水の一つで、現存する唯一もの。<br />清らかな水を湛えていたが、飲用には適さないそうだ。<br />手を浸してみたら、冷たく、とても気持ち良かった。

    その拝殿の右側には、桐原水と言う湧水があった。
    宇治七名水の一つで、現存する唯一もの。
    清らかな水を湛えていたが、飲用には適さないそうだ。
    手を浸してみたら、冷たく、とても気持ち良かった。

  • 拝殿の奥には、本殿覆屋が建っている。<br />その中に、中殿、右殿、左殿の3つが鎮座し、応神天皇、仁徳天皇、菟道稚郎子を祀っているそうだ。<br />覆屋も含めて、康平3年(1060)頃に建立された最古の神社建築で、国宝に指定されている。<br />平等院とほぼ同じ時期に建てられているのが興味深い。<br />格子から中を覗くことが出来るそうだが、石段上部の修復中で近付くことが出来なかった。

    拝殿の奥には、本殿覆屋が建っている。
    その中に、中殿、右殿、左殿の3つが鎮座し、応神天皇、仁徳天皇、菟道稚郎子を祀っているそうだ。
    覆屋も含めて、康平3年(1060)頃に建立された最古の神社建築で、国宝に指定されている。
    平等院とほぼ同じ時期に建てられているのが興味深い。
    格子から中を覗くことが出来るそうだが、石段上部の修復中で近付くことが出来なかった。

  • 本殿に向かって右側には、摂社春日神社が鎮座していた。<br />鎌倉時代の建立で、重要文化財だそうだ。<br />鎌倉時代の建築物らしく、質実剛健さを感じる。

    本殿に向かって右側には、摂社春日神社が鎮座していた。
    鎌倉時代の建立で、重要文化財だそうだ。
    鎌倉時代の建築物らしく、質実剛健さを感じる。

  • 境内で兎のおみくじが売られていた。<br />中におみくじが入っていて、下から取り出すことが出来る。<br />可愛いのでひとつ買ってみたら、なんと大吉だった。<br />それにしても、なぜ兎なのか。<br />後で調べてみると、祭神の菟道稚郎子の『菟道(うじ)』は、『うさぎのみち』という漢字を使っていて、皇子がこの地で道に迷われた時、一羽の兎が現れ道案内をしたと云う伝説によるものらしい。<br />ちなみに、宇治神社には『みかえり兎』の像があるとのことだ。<br />再訪する機会があれば、『みかえり兎』のおみくじと共に拝見してみたい。

    境内で兎のおみくじが売られていた。
    中におみくじが入っていて、下から取り出すことが出来る。
    可愛いのでひとつ買ってみたら、なんと大吉だった。
    それにしても、なぜ兎なのか。
    後で調べてみると、祭神の菟道稚郎子の『菟道(うじ)』は、『うさぎのみち』という漢字を使っていて、皇子がこの地で道に迷われた時、一羽の兎が現れ道案内をしたと云う伝説によるものらしい。
    ちなみに、宇治神社には『みかえり兎』の像があるとのことだ。
    再訪する機会があれば、『みかえり兎』のおみくじと共に拝見してみたい。

  • 宇治上神社から宇治川の畔へと出た。<br />目の前には、中洲に架かる朝霧橋が見えた。<br />その橋を渡れば左岸にある平等院に行けるが、他にも訪れてみたい場所があるので通り過ぎる。

    宇治上神社から宇治川の畔へと出た。
    目の前には、中洲に架かる朝霧橋が見えた。
    その橋を渡れば左岸にある平等院に行けるが、他にも訪れてみたい場所があるので通り過ぎる。

    朝霧橋 名所・史跡

  • その朝霧橋の橋詰で、椿の花が咲いていた。<br />『光源氏』と言う名のその花は、艶やかさの中に儚さを感じさせた。

    その朝霧橋の橋詰で、椿の花が咲いていた。
    『光源氏』と言う名のその花は、艶やかさの中に儚さを感じさせた。

  • 宇治川沿いを歩いていると、参道に水仙が咲く寺を見つけたので立ち寄ってみた。<br />恵心院という寺で、境内に入ると多くの花が咲いていた。<br />その中には、日本水仙の変種のような面白いものもあった。<br />八重咲きもあり、まさに水仙の寺と言った感じだ。

    宇治川沿いを歩いていると、参道に水仙が咲く寺を見つけたので立ち寄ってみた。
    恵心院という寺で、境内に入ると多くの花が咲いていた。
    その中には、日本水仙の変種のような面白いものもあった。
    八重咲きもあり、まさに水仙の寺と言った感じだ。

  • その境内では、河津桜の桃色の花も咲いていた。<br />今年は、河津桜によく出会う。

    その境内では、河津桜の桃色の花も咲いていた。
    今年は、河津桜によく出会う。

  • 本堂前には、朱色の木瓜も咲いていた。<br />たくさんの春の花が咲いているが、訪れる人もいない。<br />ここは観光と無縁の寺らしく、静かに花を楽しめた。

    本堂前には、朱色の木瓜も咲いていた。
    たくさんの春の花が咲いているが、訪れる人もいない。
    ここは観光と無縁の寺らしく、静かに花を楽しめた。

    恵心院 寺・神社・教会

  • さらに宇治川沿いを歩いて行くと、風情のある道となった。<br />高い建物も、派手な看板も無い静かな道。<br />ただただ、気持ちが良かった。

    さらに宇治川沿いを歩いて行くと、風情のある道となった。
    高い建物も、派手な看板も無い静かな道。
    ただただ、気持ちが良かった。

  • 関西電力の宇治発電所の先にある石造りの山門を潜り、谷川の音が琴の音に聞こえるという琴坂を登って行くと、美しい伽藍が建ち並ぶ興聖寺が見えてきた。<br />この寺は、曹洞宗の開祖道元が伏見に開いたのが初めらしいが、一度廃絶し、慶安2年(1649)に淀城主永井尚政が現在地に復興したそうだ。<br />境内に整然と並ぶ堂宇は、12棟が慶安4年(1651)の再建で、すべてが宇治市の指定文化財だそうだ。<br />中でも、法堂の天井板は伏見城の遺構とのこと。<br />それにしても、美しい境内だった。

    関西電力の宇治発電所の先にある石造りの山門を潜り、谷川の音が琴の音に聞こえるという琴坂を登って行くと、美しい伽藍が建ち並ぶ興聖寺が見えてきた。
    この寺は、曹洞宗の開祖道元が伏見に開いたのが初めらしいが、一度廃絶し、慶安2年(1649)に淀城主永井尚政が現在地に復興したそうだ。
    境内に整然と並ぶ堂宇は、12棟が慶安4年(1651)の再建で、すべてが宇治市の指定文化財だそうだ。
    中でも、法堂の天井板は伏見城の遺構とのこと。
    それにしても、美しい境内だった。

    興聖寺 寺・神社・教会

  • 朝霧橋まで戻り、中洲の橘島へ渡ってみる。<br />橋の上からは、宇治川の滔々とした流れと、穏やかな山並みが見渡せた。

    朝霧橋まで戻り、中洲の橘島へ渡ってみる。
    橋の上からは、宇治川の滔々とした流れと、穏やかな山並みが見渡せた。

  • 中州には橘島と塔ノ島があり、塔ノ島には、叡尊が建てた十三重石塔を復元したものが建っていた。<br />洪水で土中に埋もれたものを発掘して積み上げたもので、国の需要文化財だそうだ。<br />ちなみに、九重目の笠石と頂の九輪石は発見されなかったそうで、そこは明治41年の修復の際に補われたらしい。

    中州には橘島と塔ノ島があり、塔ノ島には、叡尊が建てた十三重石塔を復元したものが建っていた。
    洪水で土中に埋もれたものを発掘して積み上げたもので、国の需要文化財だそうだ。
    ちなみに、九重目の笠石と頂の九輪石は発見されなかったそうで、そこは明治41年の修復の際に補われたらしい。

    十三重石塔 名所・史跡

  • 橘島には、宇治川先陣之碑があった。<br />この碑は、寿承3年(1184)の朝日将軍・木曾義仲と義仲追討の命を受けた源義経が戦った宇治川の戦いでの先陣争いを記念したもの。<br />名馬麿墨(するすみ)を駆る梶原源太景季と、源頼朝から拝領した生喰(いけづき)に跨る佐々木四郎高綱による先陣争いは、策に秀でた高綱の勝ちとなったのは有名な話だ。<br />ちなみに、碑に使われている石は『宇治石』だそうだ。

    橘島には、宇治川先陣之碑があった。
    この碑は、寿承3年(1184)の朝日将軍・木曾義仲と義仲追討の命を受けた源義経が戦った宇治川の戦いでの先陣争いを記念したもの。
    名馬麿墨(するすみ)を駆る梶原源太景季と、源頼朝から拝領した生喰(いけづき)に跨る佐々木四郎高綱による先陣争いは、策に秀でた高綱の勝ちとなったのは有名な話だ。
    ちなみに、碑に使われている石は『宇治石』だそうだ。

  • 橘橋で宇治川左岸へ渡り、参道を宇治平等院へと向かう。<br />さすがに平等院は観光客で溢れていたので、鳳凰堂の拝観は止めて、外から眺めるだけとした。<br />鳳凰堂は、平安時代後期の天喜元年(1053)、時の関白藤原頼通により阿弥陀堂として建てられたもので、10円玉の図案として有名だが、実際にこの目で見たのは中学生の時の修学旅行以来二回目だ。<br />しかし、その時の記憶がまったくないので、今回が初めてと言ってよいだろう。<br />さすがに優雅で、まさに鳳凰が羽を広げたような美しさだった。

    橘橋で宇治川左岸へ渡り、参道を宇治平等院へと向かう。
    さすがに平等院は観光客で溢れていたので、鳳凰堂の拝観は止めて、外から眺めるだけとした。
    鳳凰堂は、平安時代後期の天喜元年(1053)、時の関白藤原頼通により阿弥陀堂として建てられたもので、10円玉の図案として有名だが、実際にこの目で見たのは中学生の時の修学旅行以来二回目だ。
    しかし、その時の記憶がまったくないので、今回が初めてと言ってよいだろう。
    さすがに優雅で、まさに鳳凰が羽を広げたような美しさだった。

    平等院 寺・神社・教会

  • 境内を歩いていると、大きな梵鐘があった。<br />国宝とあったが、そこにあったのは複製だった。<br />本物は境内にある平等院ミュージアム鳳翔館に展示してある。<br />平安時代の12世紀に鋳造されたもので、『姿の平等院鐘』として日本三名鐘の一つに数えられているそうだ。<br />鳳翔館には、国宝の鳳凰なども展示されていた。

    境内を歩いていると、大きな梵鐘があった。
    国宝とあったが、そこにあったのは複製だった。
    本物は境内にある平等院ミュージアム鳳翔館に展示してある。
    平安時代の12世紀に鋳造されたもので、『姿の平等院鐘』として日本三名鐘の一つに数えられているそうだ。
    鳳翔館には、国宝の鳳凰なども展示されていた。

    鳳翔館 美術館・博物館

  • 境内の一角に、治承4年(1180)、以仁王の令旨を奉じて平家打倒の兵を挙げたが敗れ、平等院で自害した源頼政の墓もあった。<br />その自害の地と伝わる扇の芝という場所もあり、辞世の和歌 『埋もれ木の 花咲くこともなかりしに 身のなる果てぞ 悲しかりける』の碑も建っていた。

    境内の一角に、治承4年(1180)、以仁王の令旨を奉じて平家打倒の兵を挙げたが敗れ、平等院で自害した源頼政の墓もあった。
    その自害の地と伝わる扇の芝という場所もあり、辞世の和歌 『埋もれ木の 花咲くこともなかりしに 身のなる果てぞ 悲しかりける』の碑も建っていた。

  • 平等院からあがた通りへ出たところで、宇治市のご当地マンホールを見つけた。<br />描かれていたのは、宇治橋と紅葉のようだ。

    平等院からあがた通りへ出たところで、宇治市のご当地マンホールを見つけた。
    描かれていたのは、宇治橋と紅葉のようだ。

  • そのすぐ近くに縣神社があった。<br />この社は、平等院の裏鬼門を護る古社で、拝殿は江戸時代に再建されたものだそうだ。<br />祭神は木花開耶姫命。<br />名の由来は、木花開耶姫命の別名『吾田津姫(あがたつひめ)』によるとも、朝廷の直営農場だった宇治県(あがた)の鎮守だからという説などがあるらしい。

    そのすぐ近くに縣神社があった。
    この社は、平等院の裏鬼門を護る古社で、拝殿は江戸時代に再建されたものだそうだ。
    祭神は木花開耶姫命。
    名の由来は、木花開耶姫命の別名『吾田津姫(あがたつひめ)』によるとも、朝廷の直営農場だった宇治県(あがた)の鎮守だからという説などがあるらしい。

    縣神社 寺・神社・教会

  • あがた通り沿いを宇治橋のほうへ歩いていくと、橋姫神社がある。<br />祭神は瀬織津媛(橋姫)で、水神である摂社住吉社と並んで祀られていた。<br />宇治橋が架けられた当時に創建されたらしいが、その当時はもっと上流にあり、その後は長く宇治橋の中ほどにあった三の間に祀られていたとのこと。<br />縁切りの神様で、この神社の前を恋人同士で通ったり、宇治橋を一緒に渡るのは禁忌という説もある。

    あがた通り沿いを宇治橋のほうへ歩いていくと、橋姫神社がある。
    祭神は瀬織津媛(橋姫)で、水神である摂社住吉社と並んで祀られていた。
    宇治橋が架けられた当時に創建されたらしいが、その当時はもっと上流にあり、その後は長く宇治橋の中ほどにあった三の間に祀られていたとのこと。
    縁切りの神様で、この神社の前を恋人同士で通ったり、宇治橋を一緒に渡るのは禁忌という説もある。

    橋姫神社 寺・神社・教会

  • 橋姫神社の近くに、萬延元年(1860)創業と言う老舗茶舗『辻利』があり、店の前に自動販売機があったので緑茶を購入した。<br />ちょうど歩き疲れて来たので、ここで一息入れる。

    橋姫神社の近くに、萬延元年(1860)創業と言う老舗茶舗『辻利』があり、店の前に自動販売機があったので緑茶を購入した。
    ちょうど歩き疲れて来たので、ここで一息入れる。

  • 平等院表参道の入り口近くに、宇治茶の茶箱があった。<br />そういえば、昔、実家の押入れにも茶箱がいくつかあったことを思い出した。<br />湿気に強いので重宝していたのだろう。<br />我が家にも、一箱欲しいものだ。

    平等院表参道の入り口近くに、宇治茶の茶箱があった。
    そういえば、昔、実家の押入れにも茶箱がいくつかあったことを思い出した。
    湿気に強いので重宝していたのだろう。
    我が家にも、一箱欲しいものだ。

  • 宇治橋通り商店街へと入りJR宇治駅へと向かう。<br />途中にあった上林記念館の入り口に建つ長屋門は、江戸時代、幕府や朝廷の御用茶師を務めた上林春松家のもので、元禄年間に再建されたものだそうだ。<br />お茶師構えの唯一の遺構とのことだ。

    宇治橋通り商店街へと入りJR宇治駅へと向かう。
    途中にあった上林記念館の入り口に建つ長屋門は、江戸時代、幕府や朝廷の御用茶師を務めた上林春松家のもので、元禄年間に再建されたものだそうだ。
    お茶師構えの唯一の遺構とのことだ。

    上林春松本店 グルメ・レストラン

  • 上林記念館の先にあった京都銀行宇治支店の入口脇に、宇治代官所跡の碑が立っていた。<br />宇治の代官は、本能寺の変の際に、徳川家康を近江信楽まで先導した功により取り立てられた上林家が、一時期を除いて代々就任したそうだ。

    上林記念館の先にあった京都銀行宇治支店の入口脇に、宇治代官所跡の碑が立っていた。
    宇治の代官は、本能寺の変の際に、徳川家康を近江信楽まで先導した功により取り立てられた上林家が、一時期を除いて代々就任したそうだ。

  • 商店街を歩いていると、丸の中に十の文字が書かれた暖簾が目に付いた。<br />その暖簾の店は、安政6年(1859)創業の老舗の茶舗中村藤吉本店だった。<br />中へ入ると、すぐにお茶を勧められ、二杯も飲んでしまった。<br />それがとても美味しかったので、宇治茶を土産に購入した。

    商店街を歩いていると、丸の中に十の文字が書かれた暖簾が目に付いた。
    その暖簾の店は、安政6年(1859)創業の老舗の茶舗中村藤吉本店だった。
    中へ入ると、すぐにお茶を勧められ、二杯も飲んでしまった。
    それがとても美味しかったので、宇治茶を土産に購入した。

    中村藤吉本店 宇治本店 グルメ・レストラン

  • 店を出て、歩いてすぐのところにある宇治駅へ。<br />駅の長椅子に腰掛け、中村藤吉本店で買ってきた焙茶のアイスクリームを食べながら電車を待つ。<br />そこそこ美味しかったが、抹茶のアイスが食べたかった。

    店を出て、歩いてすぐのところにある宇治駅へ。
    駅の長椅子に腰掛け、中村藤吉本店で買ってきた焙茶のアイスクリームを食べながら電車を待つ。
    そこそこ美味しかったが、抹茶のアイスが食べたかった。

  • 宇治駅から、JR奈良線の普通電車で六地蔵駅へと向かう。<br />やってきた電車は、首都圏では5年以上も前に姿を消した車両だった。<br />そんな車両がまだ現役で活躍しているのは嬉しいものだ。

    宇治駅から、JR奈良線の普通電車で六地蔵駅へと向かう。
    やってきた電車は、首都圏では5年以上も前に姿を消した車両だった。
    そんな車両がまだ現役で活躍しているのは嬉しいものだ。

    宇治駅 (JR)

  • 六地蔵駅から京都市営地下鉄東西線に乗り烏丸御池駅まで行き、烏丸線に乗り換えて九条駅へ。<br />とりあえず宿に荷物を置き、夕食がてらにお酒の飲める店を探す。<br />しかし、九条周辺にはあまり良い店が無く、久しぶりに外してしまった。

    六地蔵駅から京都市営地下鉄東西線に乗り烏丸御池駅まで行き、烏丸線に乗り換えて九条駅へ。
    とりあえず宿に荷物を置き、夕食がてらにお酒の飲める店を探す。
    しかし、九条周辺にはあまり良い店が無く、久しぶりに外してしまった。

    ダイワロイネットホテル京都八条口 宿・ホテル

  • 結局、近くの店で麦酒とつまみを調達して、部屋でのんびりする。<br />桜柄の麦酒で、一足早い花見だ。

    結局、近くの店で麦酒とつまみを調達して、部屋でのんびりする。
    桜柄の麦酒で、一足早い花見だ。

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この旅行記へのコメント (6)

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  • hot chocolateさん 2020/05/23 01:40:40
    春の宇治
    旅猫さま

    こんばんは。
    「襖絵を観に京の都へ【1】~春の花咲く宇治~」の旅行記にお邪魔しています。

    宇治といえば、平等院の鳳凰堂ですよね。
    私も2回行ったことがあります。
    昭和の大修理の後と平成の大修理の前か、時期は定かではないのですが、
    1回は、創建当時のような色鮮やかな鳳凰堂で、もう1回は、すべての色が剥げ落ちた白木の鳳凰堂で、かなりの衝撃を受けました。
    でも、両方の鳳凰堂が見られたのは良かったのかもしれません。

    にしん蕎麦は、未だ食したことがありません。
    お蕎麦の上に魚がのっているというのがど~も。
    食わず嫌いというものですね。

    源氏物語といえば・・・
    コロナのお籠もり生活で、源氏物語を久しぶりに再チャレンジ・・・
    母の蔵書の中に、すごい古い谷崎純一郎訳の源氏物語があって(中央公論の谷崎源氏ではなく、その前の)、1冊壱円で、全54帖の年季ある代物。
    現代語訳といっても、昭和初期出版の本なので、半分は古文のような難しさ。
    装丁は和紙で、中身も全ページ透かし入りという、源氏物語にふさわしい優雅な本でした。
    高校時代に初めて読み始め、だいたい13帖の「明石」辺りで挫折・・・
    それを何回か繰り返し、今また再チャレンジ。
    今度はどこまで読めるかな。

    3月末の宇治は、様々なお花が美しく咲き、わずか1日の旅でも十分楽しめましたね。

    hot choco

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2020/05/24 06:18:07
    RE: 春の宇治
    hot chocoさん、こんにちは。

    書き込みありがとうございます。
    宇治と言えば、平等院が浮かびますよね。
    まあ、宇治茶と言う線もありますが。
    風情の違う姿を観られたのは貴重な体験ですね!
    最初に見た時の記憶が無くて、比べられません(笑)

    にしん蕎麦は、なかなか美味しいですよ。
    魚が載っているのはにしん蕎麦だけですけど、身欠きにしんなので、魚感はそれほどでもないです。
    一度お試しを。

    貴重な源氏物語をお持ちのようですね!
    和装の本なんて、古本屋でも最近は少なくなっています。
    壱円と言うのが、時代を感じさせますね。
    全部読み切るのは、大変でしょう。
    私も一度は読んでみたいと思っていますが、現代語訳でもまだ勇気が出ません(笑)

    旅猫
  • rokoさん 2011/04/29 18:27:47
    春の花咲く宇治へ〜
    旅猫さん こんにちは〜

    一泊で京都へ来られてたのですね、115年ぶりに龍安寺に戻った襖絵を観に。

    まず初日は宇治へ、
    にしん茶そば、美味しそう、そしてお抹茶
    お菓子が「離宮香石」、
    上品なお菓子、いただいてみたいです。
    さすが旅猫さん、しっかり押さえておられる・・・

    兎のおみくじも可愛いですね、
    宇治神社の「みかえり兎」も拝見してみたい。

    歩かれる途中に咲いてるお花も素敵、
    池に写りこむ平等院もいい感じ。

    素敵な京都の旅を楽しまれてますね〜♪


    roko




    旅猫

    旅猫さん からの返信 2011/04/29 19:04:42
    RE: 春の花咲く宇治へ〜
    rokoさん、こんばんは〜
    いつもありがとうございます!

    今回は、龍安寺の襖絵を観るためだけに企画しました。
    それも、公開が3月末までと知って急遽。
    休日出勤の振替を利用して、日月で行ってきました。

    宇治を訪れたのは、たらよろさんの旅行記を読んでいたので、
    「そうだ宇治へ行こう!」と単純な発想でした(笑)
    やっぱり、宇治へ行ったら茶そば。
    そして、京都なのでにしんも付けました。
    美味しかったですよー
    もちろん、抹茶も美味しゅうございました。

    宇治上神社の兎のおみくじはお土産にも良いですね。
    次回は、宇治神社の「みかえり兎」のおみくじも。

    恵心院は偶然見つけたお寺で、
    あんなにたくさん花が咲いているとは思いませんでした。
    道々で、東京ではすでに終わってしまっている梅も見られましたし。

    平等院は、正面から全体を撮るのは難しいので、
    水面に映る姿を切り取ってみました。
    撮り終わったら、いつの間にか周りにカメラを構える人がたくさん!
    穴場と勘違いしたのかも(笑)

    旅猫
  • たらよろさん 2011/04/08 18:26:04
    ようこそ京都へ
    今晩は。旅猫様。

    1泊2日の京都旅、、、往復新幹線で行けば全然OKですよね。
    今回の京都は宇治ですか。
    宇治といえば、茶そばと抹茶!
    しっかり押さえていらっしゃる〜〜♪
    にしんの蕎麦かな???
    私はにしんそば大好きで、年越し蕎麦は小さい頃から絶対ににしんそば。
    それ以外は考えられません(笑)

    綺麗なお花も随所に咲いていたようで、
    コメントを楽しみにしていますね。

      たらよろ

    旅猫

    旅猫さん からの返信 2011/04/08 22:24:43
    RE: ようこそ京都へ
    たらよろさん、こんばんは。
    いつもありがとうございます。

    仕事から帰って来たのが土曜日のお昼頃だったので、
    振替休日を使っても1泊2日がいっぱいいっぱいでした。

    茶蕎麦と抹茶はどうしても外せませんでした。
    ご賢察のとおり、にしん茶蕎麦です(^^)
    蕎麦も美味しかったけど、にしんが絶品でした!
    年越し蕎麦でにしんですかー
    いいですねぇ。
    今年の年越しそばはにしん蕎麦にしようかな(笑)

    花はたくさん咲いていましたよ。
    水仙がまだたくさん咲いていたのが驚きでした。
    染井吉野は、ようやく咲き始めた感じでした。

    この旅行記を書き終わったら、去年訪れた醍醐の桜をUPします!
    旅猫

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