上海の金澤鎮・２/２

2010/03/16 - 2010/03/16

橋の間に廟あり、廟の間に橋あり金澤古鎮では橋も水も多いが、廟も多いことから、「橋の間に廟あり、廟の間に橋あり」と言われてきた。民国時代までは、道教の寺が１、寺院が２、高殿が３、庵が４、廟が13あったという。歴史の変遷を経て、橋と関係する廟の多くはすでに姿を消してしまったが、橋の名前や側壁に彫られた対簾 から、深い仏教上の意味が感じ取ることができる。現在でも、多くの橋の傍らには一部寺院や庵の跡が残っている。例えば、塔匯橋の玄通庵や林老橋の関帝廟、放生橋の祖師廟、天王閣橋の天王廟など。一番有名なのは、普済橋のたもとにある頤浩禅寺だ。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

河に沿って伸びる石畳の小路。

迎祥橋（元代）の上から放生橋を眺める。

金澤鎮の南端に位置する。６つの柱と５つのアーチがあり、橋面は煉瓦で築かれ、橋身は非常に薄く、まるで長い虹が川の上に横たわっているかのようだ。金澤の古代八景の１つ「迎祥夜月」は、この橋のこと。迎祥橋。青浦区金澤鎮南市梢に位置。元後至元年間(1335-1340)建。

石碑。日本でも中国でも石碑等に落書きする人が多い。中国では携帯電話番号と名前を書いてある。連絡表記なのか？

大きな角型の石で組まれています。補強部分もあります。

橋の上は欄干も無い。河に落ちないように！

迎祥橋（元代）の袂にある。

金澤古橋は江南随一。

河の畔にある廟。

誰を祀っているか解りません。

京劇のような神様、厄除けの神様だそうです。

境内の中まで水路がある。江南の廟ならでわです。

頤浩禅寺の脇にのこる石碑。

頤浩禅寺の脇にのこる石碑。

頤浩禅寺は南宋の宰相、呂頤浩によって建立された。元代に最盛期を迎え、かつては「江南の冠」と呼ばれた。元代の書画家の趙孟頫や、文学者の唐順之らがここを訪れており、頤浩禅寺で有名な「不断雲石」対簾に趙孟頫の筆跡が見られる

地蔵菩薩。

大雄殿の仏像。

観音堂

樹齢６５０年の銀杏の樹。

大雄殿。

青浦区金澤鎮に位置。元至元年間(1264-1294)建。橋の袂にあるのが関帝廟、とても小さい。

林老橋の袂。関羽さんが一人寂しく置かれている。関羽には最後まで従った養子の関平と元黄巾族の周倉が必ず一緒に祀られている。詳しくは三国志 関帝廟をご覧ください。

橋の袂の石碑。

金澤鎮は橋と廟を大切に保護しているのが良く解る。

この橋は三孔の橋です。

歴史文化保護の橋ですが町民が普通に使用する橋でもあります。

側には船が係留されてます。

橋の側の民家、白い壁が美しい。

白い壁、石の橋。江南らしい景色です。

名前が消えてしまっている。コンクリート橋。

橋の上は平らです。

天王閣橋の袂。耶蘇堂