上海の青浦朱家角鎮・２/２

2010/06/01 - 2010/06/01

上海の南東約40km、淀山湖のほとりにある水郷が朱家角。またの名を珠街閣ともいう。その歴史は1700年以上時代をさかのぼった三国時代に始まるという。街の中には運河が通り、明代には水上交通により、商業の中継地として栄えた。白壁と瓦屋根の民家が連なる風景は昔ながらの江南地方の風景を今に伝えている。「上海のベニス」とも呼ばれる、静かでゆったりとした町だ。 朱家角のノスタルジックな風景は、映画やテレビ・ドラマのロケでも人気です。朱家角では水路を遊覧船に乗って観光することができます。主な観光ポイントは、放生橋、魚人之家、城隍廟、課
植園、童天和国薬号、圓津禅院、王昶紀念館、稲米郷情館です。

エリア 上海(中国)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス
• 旅行の手配内容: 個別手配

宋、元代には朱家村といい、街を貫いた水路の便によって繁栄する。かつて繊維業で江南に名を轟かせ「衣被天下」と称され、江南重鎮となる。

「街三里、店舗千個」とい言われ石畳の小道に店舗と民家がひしめきあう北大街、上海明清第一街といわれている北大街は、４００年あまりの歴史を持つ繁華街。放生橋から、美周弄までの３００メートルのところに明と清の代表的な建築物が立ち並ぶ。

明清時代の建築。又の名を一銭街。上が民居の店舗が並ぶ。

水郷の景色は絵に成ります。

酒楼の看板がある

飲み物も売ってます。

店頭でおばあさんが粽を作っている光景をテレビで放映されたので何所の店もお婆さんの粽を売り物にしている。1ヶ３元

茶楼が多い中、レンガ造りの店は珍しい。

狭い石畳の通り。

ここも粽が有名です。

漕港河にかかる橋、名刹圓津禅院の門前にあり。明代万暦１２年（1584）始建。

元の至正年間に建てられ、清華閣十二景のひとつ。寺院内に辰州聖母像が安置され、「娘娘廟」(女神）とも呼ばれている。

大殿の前にまず三聖殿に詣でる。

三聖殿に誰が祭ってあるのか？不明

高さ１０メートルほどの大殿で、横木の「佛日増輝」の四文字が目を引く。

金色の観音像は、左手に玉の瓶を持ち、柳が飾られ高々と掲げる様は穏やかで静かに朱家角の村人たちを加護しているようだ。

漕港河にかかる橋、屋根が付いている。

漕港河にかかる橋、城隍廟の前にある。

城隍廟橋から見た土産物や。漕河街

西湖街にあり。道教徒の活動場所だった城隍廟です。朱家角鎮の中心に位置し、清の乾隆二十八年（１７６３）に建てられた青浦城隍の行宮だった。

両側には刺繍珠を抱いた一対の石獅子がいる。

正門を入ると紅いリボンがいっぱい結び付けられた木があります。あかいリボンを手に持って、願いを込めて木に結べばかなうという。

ガイドブックは額「風調雨順」と書いてあるが違っていた。

正殿内には城隍の主人と夫人の塑像があるが、両者とも温和で慈悲深い表情をしている。

大殿の２本の柱があり、「修行して徳行を重ねることが幸せであり、天や人を恨む人は極めておろかだ」と書かれている。

殿内には巨大な硬貨が一つ架かっていて、その穴には小さな鐘がある。１丈離れた場所から硬貨を投げて、鐘に命中すれば、1年間は金運に恵まれるという。

二体の観音立像がある。

６０体の甲子像のうち重要な位置にあるのは、関羽公で赤と黒の色使いは伝統劇に登場する人物描写とそっくりだ。

威家橋

大清郵局、清代に西洋国家から伝わった手紙などを配達する官方組織。朱家角に残る大清郵局は、上海に残る唯一の清代郵局として有名。

最初の通信施設、狼煙が歴史上最初の通信方法です。

清代のポストは龍の彫刻が成されている。

永豊橋

中観音橋

門構えがすばらしい。

薬屋だけに引き出しの数が多い。

上海手工芸朱家角展示館 有料

陶器

刺繍

木工品

延芸堂　有料

龍船を模ってます。

中国のお茶は薬から始まる。

刺繍

木彫品

揚げ餃子と威豆花。