2009　北海道周遊１

2009/08/08 - 2009/08/14

レンタカーで北海道を周遊。
２０年も前から憧れていた旅を、ようやく実現した。

夏の北海道は、どこへ行っても素晴らしい景色。
そして、広大な畑のあちこちに、こんなコロコロが・・・。

拠点とした空港は、旭川。
そこでレンタカーを借り、美瑛で一泊して、
翌朝、美瑛の観光から、スタートする。

エリア 北海道

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー JALグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは、美瑛の丘を巡った。
なるべく人出が少ないうちにと、
朝早くから行動する。

親子の木を、遠くから望む。

快晴ではなかったが、
丘の上のこの雲が、
案外いい感じ。

マイルドセブンの丘。

レンタサイクル（？）で来ていた女性。

哲学の木。

何かパワーを感じた？
頭が良くなった？

セブンスターの木。

木陰でカップルが休んでいて、
「ケンとメリーの木」だったら、
しっくりいったのに。

こっちがケンとメリーの木。

この辺りからもう、
観光客が多くなってきた。

・・・と言っても、
何時頃だったかは、記録していない。

北西の丘展望公園で休憩。
夕張メロンを買って食べる。

中国語の観光バスが何台も来て、
中国人観光客が、
メロンの食べ放題中。

座る場所がない。
買ったメロンを片手に、困っていたら、
バス乗務員用の部屋に通してくれた。

富良野へ移動。

唯我独尊でカレーを食べる。
ボリュームたっぷりで、
ちょっと辛めの美味しいカレーだった。

行列ができていたが、
席数も多いし、店員さんの対応が良く、
巧く人数を合わせて相席にするので、
さほど待たずに座れた。

富田ファームへ。

残念ながら、ラベンダーの時期は過ぎていたが、
色とりどりの花畑は、
８月でも充分楽しめた。

とは言え、ラベンダーで有名な所だし
ラベンダーのアイピロウや、
石けんなどなど、
ラベンダーグッズを色々買って帰る。

ラベンダーのカルピスや、
焼きトウモロコシも、
美味しかった。

富良野からトマムへ移動し、宿泊。
目的は、雲海テラス。

早朝、ゴンドラが運転開始の時間に、
アルファリゾート・トマムへ。
が、ゴンドラは早めに運転していたらしく、
既に多数の観光客が。

とにかく、早く行った方がいい。
時間と共に、雲はどんどん消えていくから。

ゴンドラを降りると、テラスがある。
そこから見下ろす雲海は素晴らしかった！
ツインタワーも頭しか見えない。

季節や天候で、雲海の量は変わるそうで。
絵葉書の写真に比べると少なかったが、
それでも充分感動した。

山にせり出すこの席は、
自由席だった。
皆、雲海をバックに写真を撮っている。

その後ろに、一段高い予約席があり、
朝食を予約した人が利用できる。
端のテーブルは予約席ではなかったのか、
その時空いていたので、
そこに座って朝食にした。

予約しなくても、軽食は買えるので、
ドーナツやコーヒーで朝食にする。
でも、ものすごく観光地価格だった・・・。

北海道に「幸福駅」というのがある、
と知ったのは、２０年以上前だった。
今の若い人は、知らないのかなあ。
友達のお土産にと、幸福駅の切符を買い、
ちょうど前日に赤ちゃんが生まれたので、
その日付を入れたもらったのだが、
友達は、幸福駅の存在すら知らなかった・・・。

あ、今はこの駅、
使われていないのだが。

お土産物屋さんがあり、
帽子やジャケットを借してくれるので、
記念撮影。

線路とホームが残っていて、
電車の中に入ることもできる。

小さな小さな観光スポットだが、
私たち夫婦はテンションが上がりまくりで、
アホな写真を何枚も撮った。

幸福駅から阿寒湖へ、
ロングドライブ。

阿寒湖畔からすぐの、
アイヌコタンへ。
北海道でいちばん大きなアイヌ集落らしい。
土産物店がずらりと並んでいる。

アイヌ民族の古式舞踊を観る。

最後に、観客をステージに呼んで、
一緒に輪になって踊る。
自由参加だが、せっかくなので踊らせてもらう。
振り付けは簡単だし、間違っても平気だし、
まあ、テキトーに合わせていればいい。

一緒に踊った人には、
幸せが訪れると言われてるんだって〜♪

幸福駅にも行ったし、アイヌコタンで踊ったし、
私は幸せを呼ぶ女。
それは、知床で実証されるのだった・・・。

摩周湖へ。

快晴。
霧なんてなかった。
それはそれでラッキー？

知床へ。

酋長の家、という旅館（民宿？）に泊まる。
チェックインの時、夕食にウニを薦められたので、
注文しておいた。
獲れたてのウニ、絶品だった！！
でも、ウニがなくても、
盛りだくさんの夕食で、
アイヌの伝統料理等、どれも美味しかった。

こちらは朝食。

夕食と比べると、
まあ、普通、かな。

知床五湖へ。

酋長の家で紹介してもらい、
ガイドの西原さんに案内を頼む。

ガイドなしで歩いている人がほとんどだったが、
今後、ガイド同行が義務づけられる可能性も、
あるみたいだね。
ヒグマが出没するから、立ち入り禁止区域が増えて、
そのせいで観光客が減り気味だそうで。
だったら、ガイドをつけさせて、
歩ける範囲を拡げようか、ということらしい。

動植物の説明をしてもらったり、
西原さんお薦めの撮影スポットを教えてもらったり、
充実した散策になった。

一休屋のさけ親子丼。

イクラたっぷり！
美味しかった。

お昼前に入ったが、
あっという間に満席に。
でも、回転が速い。

クルーズ船で、知床岬へ出発。

向こうに煙っているのは、
遠くの島ではなく、岬の先の方。

漁業の網が張ってある所以外は、
岬に沿って近くを走ってくれる。

カムイワッカの滝の他、多数の滝が海から見えて、
アナウンスで説明してくれた。

これは、フレペの滝・・・だったか？
（説明を忘れているらしい。）

カシュニの滝。

河口で魚を狙っていたクマ。

船が近づけないエリアだったが、
デジカメの望遠で、なんとかここまで撮れた。

乗船してすぐ、舳先に近い席を獲り、
夫と２人で座った。
船室内に席はたくさんあるが、やはり、外がいい。

しかし、クルーズ中、
席を移動してもいいことになっているので、
まあ、仕方ないのだが、
私が立ち上がって写真を撮っている隙に、
それまで船室内にいたらしい客が来て、
夫が座っている隣に、座ってしまった。
私が夫の所へ戻っても、どいてくれる様子はなく。
なので、以降、私は、ポールにつかまって立っていた。

その様子を、操縦室のスタッフは見ていたのかな。
降りてきて、私に声をかけてくれ、
舳先（写真）に座ってもいいよ、と言ってくれた。
特等席だ！！嬉しい！！
席を横取りされ、テンション下がっていたが、
舳先に座ってからは、テンションＭＡＸ！！

「知床旅情」という歌がある。
亡くなった大叔父が、昔よく歌っていた。
その歌が私も好きだったので、知床に行ったのだ。

船は、岬付近に到達すると、
「知床旅情」を流してくれた。
１番が終わるまで、スタッフのアナウンスもなく、
知床岬を味わう時間、といった感じで。
私は一緒に歌った。
感動して、涙が出た。

港に戻ってきた。

私たちが乗ったのは、
こんな船でした。

知床の２泊目は、
国民宿舎桂田。
ここでは２連泊した。

建物は古いが、オーシャンビュー！
西向きで、エアコンもないので、
真夏の午後に到着した私たちは、
暑くてびっくりしたのだが・・・。

窓から見えるのは、この夕暮れの海。
入浴後、海岸へ行って、
しばらく入り日を眺めていた。

桂田、１泊目の夕食は、
カニのうどんすきがメイン。
カニ味噌がたっぷり！

朝食は、
どこの旅館も定番メニューが多いのだが、
桂田は、温野菜がついていて、
ちょっといいな、と思った。

２泊目の夕食は、スープカレーがメイン。
野菜がでっかい！
でも、じっくり煮込んであるので、
柔らかかった。

スープカレーの他、
カニやお刺身も出た。

桂田、
２泊した最後の朝食。



旅行記は、
「北海道周遊２」に続きます。