2008/02/09 - 2008/02/12
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MIYUKIさん
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夫が東北地方に単身赴任。
関東から行けば遠い北海道も、
ぐんと近くなった。
なので、この機会に、
北海道へたくさん行こう、と思う。
まずは手始めに、
さっぽろ雪まつりと、流氷クルーズへ。
雪まつりは、2月の連休を含めた1週間ほど。
流氷のベストシーズンも、ちょうどその頃なのだ。
つまりは、北海道、冬のハイシーズン。
フェリーもホテルも、
早めに予約しないとダメなんだな、と、
思いしらされた。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 観光バス 船
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
北海道へ行こうと計画し始めたのは12月下旬、
既に2ヶ月を切っていた。
たった1週間の雪まつり中、唯一の連休だもの、
そりゃあ、みんなが札幌へ向かうよね。
八戸と苫小牧を結ぶシルバーフェリーは、
2ヶ月前から予約開始。
12月下旬では、
希望していた金曜夜の便は、既に満席だった。
金曜夜がいつも混んでいるわけではなく、
他の金曜日を見ると、直前でも空きがあったので、
やはり雪まつりのある連休だからだろう。
土曜朝8:45の便になってしまった私達、
連休初日を移動でつぶす事になる。
タクシーでフェリーターミナルへ。
そこの駐車場は、送迎車専用なので。
しかし、フェリー乗船者が絶対駐車していて、
満車状態だった。
空きスペースを探してぐるぐる回る車も見られた。
その人は、駐車できなかったら、どうするのだろう・・・。
こういった混雑する時期は、タクシーやバスが無難だ。
乗船1時間半前に手続きを、とサイトにあるので、
私達は馬鹿正直に、2時間前に行ったのだが、
「こんな時間にフェリーがありましたか?」
と、タクシーの運転手さんが首を傾げた。
なるほど、出航の30分〜1時間前に到着する客が多い。
1時間半前に来ないと乗せませんよ!
というわけではなく、
手続きに時間がかかるし、早めに来てほしい、
という、事務側の都合だろう。
乗船申込書に記入し、乗船手続きをするのだが、
ネット予約の控えを持って行けば、代用できた。
http://www.silverferry.jp/07/index.html
8:45の苫小牧行きは、「シルバークイーン号」。
出航の30分ほど前に、乗船開始のアナウンスがあった。
2等船室は、カーペットが敷かれただけの大広間だ。
棚に、ブロックみたいな小さく四角い枕が積み重ねてあり、
自由に使える。
毛布は有料で、1枚300円で借りられるが、
受付窓口が閉まる時間帯もあるようなので、ご注意を。
夜の便は、2等船室も満員で予約できなかったのだ。
収容人数は、どうやって決めるのだろう。
しかし、日中のこの便は、
雪まつりの連休にも関わらずガラガラで、
2人が横になるスペース以外に、
荷物を置いたりコートを置いたり、
充分なスペースを確保し、ゆったり利用できた。
帰りは、
21:15発のフェリーに乗った。
夜行便なので、この日は2等寝台を取った。
大部屋だが、
2段ベッドが向かい合わせになっていて、
4人部屋の感覚。
こちらは、12月下旬の予約でも間に合ったが、
当日、手続きの窓口で、予約なしの人が、
2等船室しかないと言われていたので、
夜行便で寝台を希望するなら、
繁忙期は予約した方がいいようだ。
ただし、キャンセルや、
乗り遅れる人もいたのだろうか、
多少の空席があるので、
ランクアップを希望の方は受付まで、
というようなアナウンスが、出航後(?)にあった。
大浴場もあり、
シャンプー等を持参すれば、利用できる。
ドライバーズルームという部屋が、別にあるのだが、
そこからは、船旅に慣れた感じの男達が多数、
お風呂セットの入ったカゴを持って出てきた。 -
苫小牧から札幌へは、電車でも行けるが、
フェリーターミナルから駅が遠いし、
そこまでバスを利用するなら、
いっそ、札幌までバスで行った方が楽だ。
時間的にはあまり変わらず、料金はぐんと安い。
4回分の回数券があり、2人で使えるので、
往復で4枚、ちょうど良かった。
高速バスは、予約が必要な場合もあるが、
この路線は予約なしでOKだった。
フェリーの時刻に合わせて運行されており、
乗客が多い時は、増発される模様。
高速バスと呼んではいるが、
苫小牧と札幌の市内では、普通の路線バスとなり、
買物袋を持ったおばさんが乗ってきて、
ほんの短い距離で降りたりする。
地下鉄中島公園駅からすぐの、
ホテルビスタ札幌に2泊した。
料金は安く、立地条件も良い為、
人気があるに違いない。
12月下旬に予約した時はもう、
残りわずか、という状況で、
禁煙ルームを選べなかった。
でも当日は、ホテル側の調整が上手くいったのだろうか、
2泊とも禁煙ルームにしてもらえた。
センス良くてきれいなホテルで、大満足。
女性の意見を取り入れて造られているとかで、
バス、トイレが別だったり、
アメニティグッズも、女性に嬉しい品揃え。
朝食バイキングのメニューも、
ベーグルとかチキンサンドとかで、
テーブルやイスは、カフェっぽく簡素な造りの物。
でも、年配の宿泊客は、
なんとなく落ち着かない感じだった。 -
昼間も観たが、やはり夜がきれいだ。
まずは大通会場を東西に歩く。
エジプトの神殿や日本のお城、
巨大な雪像には圧倒されるものがあったが、
個人的には、動物達の氷像が好きだな。
(この旅行記トップの写真の象の像とか。)
写真は、ナルニア国物語の雪像で、
ナレーションと音楽、
光のショーが開催されていた。
幻想的で、とても美しかったけれど、
この映画を私はまったく知らない・・・。 -
イチオシ
流氷を観に行く為、
札幌発着のバスツアーに申し込んだ。
12月下旬の予約では、
フェリーもホテルも大きく出遅れていたのに、
このツアーでは、私達が一番乗りだったようだ。
予約順にバスの席が決められていたが、最前列で、
見晴らしの良い助手席側だった。
40歳前後の夫婦が、
何をそんなにはりきっているのかと、
ちょっと恥ずかしかった・・・。
乗車が長いので、途中、トイレ休憩があったり、
飽きないように寄るポイントがあったり、
流氷クルーズについても、
現地に着いてから、細かい案内をしてくれるし、
バスツアーは、楽で安心だった。 -
紋別港から、「ガリンコ号」という小さめの船に乗る。
網走港発の「おーろら号」という大きなクルーズ船もあり、
他都府県からの客は、
大概そちらのツアーに参加するそうで、
私達のツアーの添乗員さんは、始終、
全員が北海道民であるような感じで、話していた。
「おーろら号」は、流氷に乗り上げて割りながら進む。
対して、この「ガリンコ号」は、
スクリューで流氷を砕きながら進むそうだ。
ガリガリ砕くから「ガリンコ号」と言うのだね。 -
イチオシ
ツアーは楽で良いと書いたが、
勝手に並ぶ事はできないので、仕方ない。
集合時刻を守り、全員で記念撮影をしてから、
乗船口に行くと、既に長蛇の列ができていた。
でも、イスのある船室に行きたい人もいるわけだし、
結構後から乗った私達だが、
ギリギリで、デッキの手すりを確保できた。
せっかくだから、目の前に流氷を観たかったので、
ラッキー。
日本人の次に中国人が多く、
私達の後ろに立った中国人家族が、ずうずうしく、
割り込もうとしたり乗り出したり、
ちょっと迷惑だった、
という、アンラッキーもあったけれど。
でも、そのおかげで撮れた、こんな写真。 -
流氷の上にアザラシが!
そんな時は、ちゃんと放送があり、
右手にいますよ、とか、教えてくれる。
日本語と、中国人が多い為、中国語で。
天気が良かったので、
流氷も海もきれいだった。
大満足のクルーズ。 -
美味しい海鮮丼を食べたいね、
ということで、札幌場外市場へ。
電車で行き、地図を見ながら歩いていったが、
迷わず行けた。
混むだろうと考え、11時半頃行ったが、
既に観光客があちこちで食事していた。
店の前を行ったり来たりして目星を付け、
一善というお店に入る。
うに・いくら丼にカニの味噌汁がついたセット
に惹かれたので。
1階は海鮮やお菓子など、お土産を売っていて、
狭い階段を上り2階へ上がると、食事ができる。 -
外から店内が見えなくて、
ちょっと入りづらいからだろうか、
客はまだ1組だけだった。
遠慮して、2人掛けの小さいテーブルを選ぶと、
「大きい方へどうぞ。」
と、親切に言ってくれた。
とても感じの良い、落ち着く店だった。
そして、うに・いくら丼、最高に美味しかった!!
通常は1980円だが、
お味噌汁がついたお薦めメニューで、
2000円だったかなあ。
まあ、ほとんど変わらないのだが。
ちょっと小ぶりの丼だが、量は充分。
2000円なら、大満足。 -
札幌の観光と言っても、時計台くらいだったので、
サッポロビール園へ行くことにする。
徒歩→電車→徒歩、は面倒臭かったので、
ここではタクシーを利用する。
札幌場外市場では、タクシーが客待ちをしているので、
すぐ乗れた。
運転手さんに、他の観光スポットへの営業をされて、
違う意味で面倒臭かったが。
営業は断り、サッポロビール園へ到着。
入場無料なのだが、
希望すれば、ガイド付きツアーに参加できて、
園内を、説明を聞きながら見学して回った。 -
更に、輪投げの参加チケットももらい、
2人して大当たり!
参加賞のお菓子だけでなく、
ビールのジョッキも1つずつもらった。
無料なのに・・・、なんていい所なんだー!
ラッキーヱビスも見たしね、ラッキー。
ビールの試飲もできて、こちらは有料だが、
1杯200円とかだったかな。
3種類の飲み比べセットもあり、
チーズ付きでも400円程度だったような。
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