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世界一のモザイクコレクションと言われる、チュニスのバルドー博物館の展示品紹介の続きです。博物館は改装工事中でした。<br /><br />

2010夏、チュニジア旅行記(36:(補遺1):バルドー博物館:モザイク・コレクション(2/4)

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2010/07/07 - 2010/07/12

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旅人のくまさん

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世界一のモザイクコレクションと言われる、チュニスのバルドー博物館の展示品紹介の続きです。博物館は改装工事中でした。

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観光バス
  • 幾何学模様を描いたモザイク画の紹介です。古い時代の作品が持つおおらかさのイメージが消え、モザイク画の精度も低下してきたようです。時代が下ったビザンチン時代のものでしょうか、あるいは、イスラム教圏に入ってからのものでしょうか。

    幾何学模様を描いたモザイク画の紹介です。古い時代の作品が持つおおらかさのイメージが消え、モザイク画の精度も低下してきたようです。時代が下ったビザンチン時代のものでしょうか、あるいは、イスラム教圏に入ってからのものでしょうか。

  • 同じく幾何学模様のモザイク画です。イスラム教圏に入った後であれば、偶像崇拝が次第に規制され、ギリシャ神話や、ローマ神話も題材に取り上げ難くなったかも知れません。

    同じく幾何学模様のモザイク画です。イスラム教圏に入った後であれば、偶像崇拝が次第に規制され、ギリシャ神話や、ローマ神話も題材に取り上げ難くなったかも知れません。

  • 同じような幾何学模様のモザイク絵の紹介が続きます。<br />紀元前116年にローマによりカルタゴが滅ぼされた後、現在のチュニジアは、全てローマのアフリカ属州に組み込まれました。これにより建築などもローマ化され、次第にキリスト教が普及しました。

    同じような幾何学模様のモザイク絵の紹介が続きます。
    紀元前116年にローマによりカルタゴが滅ぼされた後、現在のチュニジアは、全てローマのアフリカ属州に組み込まれました。これにより建築などもローマ化され、次第にキリスト教が普及しました。

  • 栄華を誇ったローマ帝国も、395年にテオドシウス1世の死後、東西に分割統治され、以後は再統一されることはありませんでした。チュニジアは東ローマ帝国に組み入れられ、いわゆるビザンチン文明圏となりました。西ローマ帝国は、476年に滅亡しましたが、東ローマ帝国は395年から15世紀の1453年まで千年余り続きました。首都はコンスタンティノポリスでした。1453年に東ローマ帝国を滅ぼしたのは、オスマントルコでした。

    栄華を誇ったローマ帝国も、395年にテオドシウス1世の死後、東西に分割統治され、以後は再統一されることはありませんでした。チュニジアは東ローマ帝国に組み入れられ、いわゆるビザンチン文明圏となりました。西ローマ帝国は、476年に滅亡しましたが、東ローマ帝国は395年から15世紀の1453年まで千年余り続きました。首都はコンスタンティノポリスでした。1453年に東ローマ帝国を滅ぼしたのは、オスマントルコでした。

  • モザイク画の紹介は、模様から文字に変わります。<br />ローマ帝国の末期、ヨーロッパ中央部に侵入してきた系統不明のヴァンダル民族により征服され、一時期カルタゴは、ヴァンダル王国の中心地となりました。そのヴァンダル王国は、東ローマ帝国に攻められ、建国後100年足らずの534年に滅亡しました。ヴァンダル王国の宗教は、カトリックと対立するキリスト教の一派でした。

    モザイク画の紹介は、模様から文字に変わります。
    ローマ帝国の末期、ヨーロッパ中央部に侵入してきた系統不明のヴァンダル民族により征服され、一時期カルタゴは、ヴァンダル王国の中心地となりました。そのヴァンダル王国は、東ローマ帝国に攻められ、建国後100年足らずの534年に滅亡しました。ヴァンダル王国の宗教は、カトリックと対立するキリスト教の一派でした。

  • 同じく文字が中心のモザイク画です。上部には、花柄の文様が描かれています。<br />ここまでのことを簡単に纏めますと、カルタゴ滅亡後、チュニジアは約500年に亘り古代ローマ帝国に支配され、100年ほどのヴァンダル王国時代はありましたが、その後の1000年余りは、東ローマ帝国下のビザンチン文化の影響下にありました。いずれもキリスト教圏でした。

    同じく文字が中心のモザイク画です。上部には、花柄の文様が描かれています。
    ここまでのことを簡単に纏めますと、カルタゴ滅亡後、チュニジアは約500年に亘り古代ローマ帝国に支配され、100年ほどのヴァンダル王国時代はありましたが、その後の1000年余りは、東ローマ帝国下のビザンチン文化の影響下にありました。いずれもキリスト教圏でした。

  • 同じように文字と花柄の文様が描かれたモザイク画です。<br />チュニジアがキリスト教圏から、イスラム教圏に組み入れられたのは、東ローマ帝国がオスマントルコによって滅ぼされた1453年以降のことです。

    同じように文字と花柄の文様が描かれたモザイク画です。
    チュニジアがキリスト教圏から、イスラム教圏に組み入れられたのは、東ローマ帝国がオスマントルコによって滅ぼされた1453年以降のことです。

  • 文様と文字が入れ替わり、円の中に文字、その下の広い部分には鳥が描かれたモザイク画です。4羽描かれた鳥のうち、下の二羽は、噴水の水を飲んでいる構図です。<br />話しは戻って、ビザンティン文化は、東ローマ帝国(ビザンティン帝国、ビザンツ帝国)で栄えた文化です。古代ギリシア、ヘレニズムと古代ローマの文化に、キリスト教とペルシャやイスラムなどの影響を加えた文化と表現されます。

    文様と文字が入れ替わり、円の中に文字、その下の広い部分には鳥が描かれたモザイク画です。4羽描かれた鳥のうち、下の二羽は、噴水の水を飲んでいる構図です。
    話しは戻って、ビザンティン文化は、東ローマ帝国(ビザンティン帝国、ビザンツ帝国)で栄えた文化です。古代ギリシア、ヘレニズムと古代ローマの文化に、キリスト教とペルシャやイスラムなどの影響を加えた文化と表現されます。

  • 顔の一部分が欠落したモザイク画です。上には文字も記されています。ビザンチン文化の影響のある画のようです。<br />東ローマ帝国は、その領域の大半がギリシア語圏でしたから、7世紀のヘラクレイオス帝の時代以降は、公用語がギリシア語となりました。ビザンチン時代のモザイク画の文字は、ギリシャ語がほとんどのようです。

    顔の一部分が欠落したモザイク画です。上には文字も記されています。ビザンチン文化の影響のある画のようです。
    東ローマ帝国は、その領域の大半がギリシア語圏でしたから、7世紀のヘラクレイオス帝の時代以降は、公用語がギリシア語となりました。ビザンチン時代のモザイク画の文字は、ギリシャ語がほとんどのようです。

  • モザイク画の中に描かれた文字のアップです。この文字の中には、ギリシャ文字独特の数学記号のような文字は見当たりません。

    モザイク画の中に描かれた文字のアップです。この文字の中には、ギリシャ文字独特の数学記号のような文字は見当たりません。

  • 蔓草風に描かれた植物の間に描かれた脚の長い鳥です。少し上目使いの、厳しい目をした緊張感溢れる姿です。

    蔓草風に描かれた植物の間に描かれた脚の長い鳥です。少し上目使いの、厳しい目をした緊張感溢れる姿です。

  • 立派な尾羽を持った大型の鳥です。トサカのようなものも描かれていますから、雄の孔雀に間違いないようです。尾羽には、丸い文様も描かれています。

    立派な尾羽を持った大型の鳥です。トサカのようなものも描かれていますから、雄の孔雀に間違いないようです。尾羽には、丸い文様も描かれています。

  • 雄の孔雀と思われる鳥のアップです。孔雀は蛇でも食べるほど攻撃的為雑食性の鳥です。その性格を表わすような厳しい目付です。猫のような鳴き声を持つ、キジ科の鳥です。

    雄の孔雀と思われる鳥のアップです。孔雀は蛇でも食べるほど攻撃的為雑食性の鳥です。その性格を表わすような厳しい目付です。猫のような鳴き声を持つ、キジ科の鳥です。

  • 植物の間に描かれた鳥をピックアップしての紹介です。モザイク画の全体は、壁いっぱいに描かれていました。ただし、壁に描かれたもモザイク画も、元は床に描かれていたものもあるようです。この画は、小鳥のようです。

    植物の間に描かれた鳥をピックアップしての紹介です。モザイク画の全体は、壁いっぱいに描かれていました。ただし、壁に描かれたもモザイク画も、元は床に描かれていたものもあるようです。この画は、小鳥のようです。

  • 植物の間に描かれた鳥をピックアップしての紹介の最後です。羽根を広げた中型の鳥のように見えます。飛び上がる瞬間でしょうか、あるいは着地の瞬間でしょうか。尾羽でブレーキを掛けているのなら、着地の瞬間です。

    植物の間に描かれた鳥をピックアップしての紹介の最後です。羽根を広げた中型の鳥のように見えます。飛び上がる瞬間でしょうか、あるいは着地の瞬間でしょうか。尾羽でブレーキを掛けているのなら、着地の瞬間です。

  • 大きな絨毯を連想させるモザイク画です。その右上の部分です。蔓草の蔓、葉と花が描かれています。縁取りの文様も絨毯を連想させます。

    大きな絨毯を連想させるモザイク画です。その右上の部分です。蔓草の蔓、葉と花が描かれています。縁取りの文様も絨毯を連想させます。

  • リズミカルに蔓草が描かれている部分のピックアップです。葉の形は、葡萄とそっくりです。蔓が巻いた中央に、はっきりとは判別できませんが、葡萄の房らしいものも描かれています。

    リズミカルに蔓草が描かれている部分のピックアップです。葉の形は、葡萄とそっくりです。蔓が巻いた中央に、はっきりとは判別できませんが、葡萄の房らしいものも描かれています。

  • 同じ絵の少し下の部分です。遊び心でしょうか、取っ手が2つ付いたカップのようなものが描かれています。

    同じ絵の少し下の部分です。遊び心でしょうか、取っ手が2つ付いたカップのようなものが描かれています。

  • 蔓草文様のアップです。葉の部分が、青色か緑色で表現されています。

    蔓草文様のアップです。葉の部分が、青色か緑色で表現されています。

  • 幾何学模様のモザイク画のアップです。幾何学模様と言うより、植物をデフォルメした文様です。

    幾何学模様のモザイク画のアップです。幾何学模様と言うより、植物をデフォルメした文様です。

  • ここからは、人物像の紹介です。類似のモザイク画は、この場所以外の展示室にもありました。ギリシャ神話化、ローマ神話の神々のようです。

    ここからは、人物像の紹介です。類似のモザイク画は、この場所以外の展示室にもありました。ギリシャ神話化、ローマ神話の神々のようです。

  • 同じく神話の神々の一人のようです。ギリシャ神話で検索しましたら、『ウインズ4キング』の情報がありました。四方神のようです。

    同じく神話の神々の一人のようです。ギリシャ神話で検索しましたら、『ウインズ4キング』の情報がありました。四方神のようです。

  • 辛くも顔が判別できる四方神の一人のようです。ポセイドン神の風の息子のアイオロス、北風を司るボイーズ、南風又は西南の風を司るノウスと、西風を司るゼフィルスです。いずれも翼を持った神々です。

    辛くも顔が判別できる四方神の一人のようです。ポセイドン神の風の息子のアイオロス、北風を司るボイーズ、南風又は西南の風を司るノウスと、西風を司るゼフィルスです。いずれも翼を持った神々です。

  • 頭上に見えるのは、葡萄棚のようです。ギリシャ神話を題材に採ったモザイク画でしょうか。男性の手には、先端がハート形をした槍のようなものが見えます。

    頭上に見えるのは、葡萄棚のようです。ギリシャ神話を題材に採ったモザイク画でしょうか。男性の手には、先端がハート形をした槍のようなものが見えます。

  • ギリシャ神話の神々のようです。左の神は、最高神のゼウスでしょうか。雷を司る天空神であり、オリンポス十二神をはじめとする神々の王です。

    ギリシャ神話の神々のようです。左の神は、最高神のゼウスでしょうか。雷を司る天空神であり、オリンポス十二神をはじめとする神々の王です。

  • 大きく破損したモザイク画ですが、女性像は辛くも残っています。左手にどらのようなものを持っています。右手には、先端がハート形の棒を持っています。

    大きく破損したモザイク画ですが、女性像は辛くも残っています。左手にどらのようなものを持っています。右手には、先端がハート形の棒を持っています。

  • はっきりとはあ判りませんが、ギリシア神話に登場する怪物、ケンタウロスンのようです。馬の首から上が人間の上半身に置き換わった姿です。

    はっきりとはあ判りませんが、ギリシア神話に登場する怪物、ケンタウロスンのようです。馬の首から上が人間の上半身に置き換わった姿です。

  • こちらのモザイク画の右端にに見える像は、間違いなくケンタウロスです。ケンタウロスの起源は、東方の騎馬民族と戦ったギリシア人が、彼らを擬人化したもの等の説があります。

    こちらのモザイク画の右端にに見える像は、間違いなくケンタウロスです。ケンタウロスの起源は、東方の騎馬民族と戦ったギリシア人が、彼らを擬人化したもの等の説があります。

  • 多くが剥落した中でも、魚釣りをするような人物像が読み取れます。その生りには、各種の魚が描かれています。蛸やエビなどの姿もあります。

    多くが剥落した中でも、魚釣りをするような人物像が読み取れます。その生りには、各種の魚が描かれています。蛸やエビなどの姿もあります。

  • 猛獣使いのモザイク画でしょうか。縦じまが描かれていますから、トラのように見えます。トラに手綱を付けて跨った人の図です。

    猛獣使いのモザイク画でしょうか。縦じまが描かれていますから、トラのように見えます。トラに手綱を付けて跨った人の図です。

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