2009春、中国旅行記15(22/24)：4月24日(7)：大連、大連雑技観劇、帽子回し、アクロバット

2009/04/22 - 2009/04/25

大連雑技紹介の続きです。次の演技は、雑技ではお馴染の帽子回しです。最初は一人の演技、次に二人での難度の高い演技になりました。その後は、信じられないようなお子さんの柔軟技でした。柔軟のレベルを通り越して、流動体技でした。これまでに北京や上海、桂林などで、大掛かりなセットによる雑技を観劇しましたが、大がかりなセットの代わりに、小道具だけで、個人技やグループ技を見学したのは、初めてでした。少し表現を変えるなら、ヨーロッパをはじめ、世界各地の広場で披露されている大道芸を室内で観賞している雰囲気もありました。

エリア 大連(中国)

• 交通手段: 観光バス

雑技ではお馴染の帽子回しです。最初は一人の演技です。3つの帽子を次々に両と頭との間で回転させました。軽い演技で腕慣らしと言ったところです。ビールを飲みながらの観劇でした。

緑の服の肩に代わって、次は赤い服の方が単独での演技を披露してくれました。それぞれ別の技でした。

ここからは、二人のコンビでの演技です。この場面では5つの帽子を次々に回してくれました。

二人での演技は色々と技が披露されました。膝の上にバランスよく立って、上下での帽子の早回しです。帽子は4つです。

帽子回しの演技のおしまいです。二人でポーズを決めてくれました。

ここからが、信じられない程の柔軟技の紹介です。まだ小学生くらいの女の子でした。このポーズも信じられない柔軟さですが、顔には余裕の笑みがあります。

顔を左右に向けて、笑顔でのご挨拶です。これだけの柔軟技が出来るのは、幼い頃からの訓練のたまものでしょう。

バランスと柔軟性を兼ね備えたポーズです。U字に体を反らせて、手足がぴったりです。

肘から上の開脚倒立です。この状態で頭は自由に左右が向きました。まだまだ余裕の演技です。

肘立て倒立ですが、次々とポーズが変わりました。足の位置が前方に低く伸びました。相当負担がかかっているのでしょうか、真剣な顔つきになりました。

今度は足を前後にしてのバランス技です。バランスは難しいでしょうが、こちらの方が体への負担は少なそうです。

次々とバランス技が披露されました。足を閉脚し、揃えて前に垂らしたバランス技です。これも体への負担が大きそうです。

揃えて前に垂らした足が手の位置まで下がってきました。この辺りの柔軟技になりますと、ほとんど理解不能です。

このポーズでも顔には余裕です。左右を向いて観客にご挨拶です。

床での柔軟技は、これでおしまいです。まだまだ柔軟技は続きました。次は長椅子を使っての技の披露です。

相棒の男の子が白い長椅子をセットしました。床での演技から、椅子の上での演技に代わります。

白い長椅子を使ってのバランス技、そして柔軟技の始まりです。赤いバラの花が台の中間に置かれています。体をひねって準備体操です。

まるで折り畳んだような体アの柔軟さです。台の上でも、床の時の柔軟さが遺憾なく発揮されていました。

台の中央に置かれていた赤いバラの花を咥えて、立ち上がってきました。楽々、演技成功です。

右手に控えている男の子は、万が一の場合の大怪我防止の介添え役でもあるようです。今度は左足の下に赤いバラの花が置かれました。

折り畳んだよう後ろに反った体制から、更に体を捩っての演技です。見ているだけで息が苦しくなるような姿勢です。

今度は右足の下に赤いバラの花が置かれました。左右に体を捻っての柔軟技の披露です。

右足の下の赤いバラの花を咥える演技の途中光景です。すぐ近くでの鑑賞だけに、思わず見ているものの息も停まります。

ここから先は、更に何度が上がりました。まず、椅子のセットですが、中央奥にいる人が、ジュース缶の様な物を3個用意しました。

缶ジュースの様なものが4脚の内の3脚にだけセットされました。左手前の1脚は浮いたままの状態です。その缶には電気コードがセットされました。

3脚だけにセットされた缶に明りが灯りました。明りを点さなければ、このセットの難しさが理解出来ないため、そのアピールのようでした。缶によって高くなり、更にバランスが難しくなった条件でのこの演技です。柔軟技と言うより、流動体技と表現したくなるような体の柔らかさでした。

口に咥えた赤い薔薇の花のようなものを床に置いて、立ち上がりました。この方角から見て左側に重心がかかりすぎたら、即転倒です。

今度は、床の上に置いた赤いバラの花を、もう一度口で咥えて元の場所に戻す演技です。三脚だけの条件はそのままです。

鼎の足ですと、バランスよく三方に荷重がかかりますが、長椅子の足が1本ない状態ですから、考えただけでも難し過ぎるバランスでした。見事成功です。

まだ小さなお子さんによるアクロバット演技は、これでおしまいです。終わってみますと、難なくこなしたように見える完成度でした。