中・老・越ジグザグ旅【12】　ムアンシンでアカ族の村を訪ねる

2009/02/28 - 2009/02/28

自転車を借りガイド無しで少数民族の村を目指した。最初はどうなるかと思ったが、運良くアカ族の村にたどり着くことができラッキー。
本当はもっとこの街にいたかったが、他の村までの情報を持っておらず出直す。
次回はラオス語、または必要なら少数民族言語を少し覚えて、必ず再訪したい。

旅のルート：太倉⇒上海⇒昆明⇒景洪⇒モンラー
　　　　　　⇒ルアンナムター⇒ムアンシン⇒ルアンナムター
　　　　　　⇒景洪⇒緑春⇒老猛⇒元陽⇒河口
　　　　　　⇒サパ⇒バックハー⇒ラオカイ⇒ハノイ⇒ドンダン
　　　　　　⇒凭祥⇒南寧⇒陽朔⇒杭州⇒上海⇒太倉

旅の始まりと地図⇒http://4travel.jp/traveler/halon/album/10323536/
１００kip＝約１．１６円

エリア その他の都市(ラオス)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

昨日フランス人から教わった「カオ・ラット・ナー」を早速注文。
この料理はラオス人用メニューにしか載ってないらしく、フランス人は8,000kipだと言っていたが、僕は10,000kip取られた。
おいしかったのだが、朝食としてはボリュームありすぎた。

レンタサイクル(20,000kip)を借り、市場まで食料を調達に行く。

市場には複数の少数民族が来ていた。

米せんべいを買う(1,000kip)。
他に茶色い蒸パンや丸いパンを買い込む。

７ｋｍほど走るとDonechai村に着いた。

右に曲がって村を抜けると道が川に水没していたが、その先にも道が続いていたので、自転車を押して渡る。

５００ｍほど先で、別の小川を横切る。
川では付近の村人が洗濯をしている。
ここでガイドを連れた白人カップルに出会った。ガイドは日本語をしゃべったが、少数民族の村のことを聞いても要領を得ない。白人男性の話では、この先の村から徒歩４０分で戻ってきたところとのこと。

分かれ道を左へ左へと進むと、３０件ほどの集落にたどり着いた。

そのうちの一軒におじゃまして確認してみると、ここはアカ族の住むPakha村らしいことが分かった。写真左の男性がこの家の主で、あとの二人は隣村から来たヤオ族とのこと。
家に上がるとき、梯子のしたでぞうりを脱いだのだが、ヤオ族の客人は靴のままだった。土足かどうかの境目がはっきりしてないようで、日本人の感覚とは違うと感じた。

村人はあまり民族衣装を着ていない。

糸を紡ぐ奥さん

村はずれで蒸留酒を造っていた。

おじいさんに勧められるまま味見をする。
ウイスキーよりはるかに強く半分も飲めない。
残りをＬに渡すがＬも飲み干せない。
残ったお酒はおじいさんが大事に壷に戻した。

村に自転車を停めた時、前のカゴに日本のペットボトルに入れた水を置きっぱなしにしたのは失敗だった。村のガキンチョの格好の興味の対象となり、水を半分飲まれてしまった。
「風土病でもうつされたらどうしよう」
という不安もあったが、喉の渇きには勝てずボトルの口をティッシュでよーく拭いてから飲む。

向こうからアカンベーをするガキ

Pakha村の先には、もうひとつ奥の村があるらしく、自転車で２０分ほど更に進んだが、途中で水を飲み干してしまい急に弱気になり、途中で引き返す。

Donchai村まで戻り売店でジュースを飲んだ(1,000kip)。こんな人工的な味は久しぶりだ。
Ｌに向かって中国語で「プーハオハー（美味しくない）」といったら、売店のおばさんが笑っていた。ムアンシンでは中国語を理解する人がときどきいた。

帰り道はゆるやかな下りで、2:30にはムアンシンに帰還。

さっきの村で見た蒸留酒と同じようなラオラーオを市場でも売っていた。