2008/10/14 - 2008/10/21
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トプカプ宮殿見学の続きです。内廷の第三庭園と第四庭園の紹介です。「至福の門」の先にあるのが、第三・第四庭園がある内廷と呼ばれるスルタンの私的スペースでした(オスマン帝国400年の歴史:by Atsumi)。(ウィキペディア、旅行ガイド・トルコ)
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- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- その他
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トプカプ宮殿の第二庭園の奥、「至福の門」の先にあるのが、第三、四庭園がある内廷とよばれるスルタンの私的スペースになります。内廷の区域境は分かりませんでしたから、まとめて紹介します。この辺りはまだ第三庭園になるようです。ダイナミックに剪定された庭木の光景です。赤い花ではなく、ピラカンサ当たりの木の実のようでした。(同上)
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イチオシ
「至福の門」門を潜ると、すぐに「謁見の間」があります。ここでスルタンは政府高官や海外からの大使たちと謁見していました。宮殿一番奥の第四庭園には、ムラト4世が、バクダット征服を記念し建てられた優雅な休憩所バグダット・キョシュクがあります。キョシュク(キヨスク)は、中東や地中海沿岸などで発達した、庭園の簡易建造物です。日本でもお馴染みの言葉となりました。(同上)
*写真は、第三庭園にある、『接見の間』の建物光景です。 -
内廷の第三庭園と第四庭園をまとめて紹介しますので、その前に、それぞれの見どころなどを紹介しておきます。
〇第一庭園(公共エリア):最初に見学した公共の中庭です。
〇第二庭園(外廷エリア):送迎の門から先のエリアで、現在は有料区域です。
〇第三庭園(内廷エリア):皇帝のプライベートなエリアです。
〇第四庭園(皇帝の庭園):宮殿の中で最も美しい場所で、金閣湾が一望できます。(同上) -
『第三の中庭(内廷エリア)の詳細(その1)』:概要:
〇第三の中庭は、エンデルン(内廷)と呼ばれ、皇帝のプライベートなエリアです。白人宦官が皇帝のお世話をしていたエリアです。
〇現在は、皇帝の戦利品や、各国大使から贈られた宝物品やコレクションの数々が展示されています。
〇『幸福の門』を入ったら、時計と反対周りに見て回ると効率的です。
〇宝物類はすべて撮影禁止なので、残念ながら写真紹介はできません。しかし、撮影禁止前に撮影された宝物を、ネット写真で閲覧できます。
〇昨年の見学で目にしましたが、煌びやかな宝石等の数々は、実に見応えがありました。(同上) -
『第三の中庭(内廷エリア)の詳細(その2』:幸福の門:
〇幸福の門は、皇帝メフメット二世によって造られた、4本の柱のある門でした。その後、1774年に皇帝マフムト一世によって改築されました。
〇門の上の碑文には、『慈悲深く、思いやりのある、神よ』と記載されています。
〇装飾された門の扉は2箇所あり、左扉は宦官長の部屋へ、右扉は宦官の宿舎へと繋がっていました。
〇宦官たちは一日中忙しく、扉は閉じられず一日中開いていました。
〇幸福の門は、スルタンの私的エリアへ入るための大切な門です。即位直後の式典は、この幸福の門の下で行われていました。(同上) -
イチオシ
『第三の中庭(内廷エリア)の詳細(その3』:謁見の間:
〇幸福の門にすぐ隣接しているのが、謁見の間です。
〇現在は、宮殿内で使われていた絨毯が展示されています。
〇謁見の間は当時、皇帝が外国からの賓客や大使との面談や、高官(パシャ)、御前会議メンバーからの報告を受ける場でした。
〇1509年に地震で壊れたものの、皇帝スレイマンによって再建されました。
〇黄金の美しい装飾が施された天井などが見所です。(同上) -
『第三の中庭(内廷エリア)の詳細(その4)』:アフメット三世の図書館:
〇謁見の間の背後には、内廷図書館があります。
〇1718年頃、皇帝アフメット三世によって建築されたため、『アフメット三世の図書館』と命名されました。
〇図書館の中には、本を読む皇帝のリアルな人形があります。(同上) -
『第三の中庭(内廷エリア)の詳細(その5)』:宝物館(その1):
〇使用人寮とメフメット二世パビリオンの建物などの紹介です。
〇幸福の門を出て右側には、皇帝が着用していた、カフタンとよばれる衣装の展示室があります。
〇カフタンは、チュニックの原型ともいわれる衣装のようです。(同上、続く) -
『第三の中庭(内廷エリア)の詳細(その6)』:宝物館(その2):
〇スルタンの豪華なカフタンが有名ですが、妻たちが着用していたカフタンも展示されていて、こちらもまた煌びやかです。
〇カフタン展示室を出て右側に進むと、宝物類が見学できる建物があります。これは元財務相の建物で、1462年から1463年にかけて建てられました。(同上、続く) -
『第三の中庭(内廷エリア)の詳細(その7)』:宝物館(その3):
〇元財務相の建物には、皇帝が私的に所有していた、戦利品や各国大使からの貢物などが納められていて、それらは、皇帝の個人的に利用可能な「お小遣い」でした。
〇スルタンの勅令で建設されたモスクや学校、噴水などの慈善事業への支出だけでなく、財政難の時には、国の予算として利用されていました。(同上、以上) -
『第三の中庭(内廷エリア)の詳細(その8)』:皇帝の私室と聖なるマントの部屋:
〇皇帝のプライベートな建物は、より高いドームで作られ、スルタンの威厳を示すものになっています。
〇征服王メフメット二世によって建てられたこの建物は2階建てで、4つの部屋で構成されています。
〇入口から入ってすぐの「噴水の部屋」、次にベンチのある部屋と続いていき、皇帝の執務室があります。
〇執務室のドアには、「平和と安全をお守りください」というコーランの一節が刻まれています。(同上) -
『第三の中庭(内廷エリア)の詳細(その9)』:皇帝の私室と聖なるマントの部屋:
〇イスラム教の最高指導者カリフを兼ねていた皇帝の元には、各地からイスラム教の聖なる遺物が集まり、それらがこの建物内で展示されています。
〇天蓋のついた玉座も有名で、宝石商ダーヴィッシュズリーメフメッドによってつくられたものとされます。幸福の門で行われた即位式で使われていたようです。
〇写真撮影禁止のため、展示品の画像紹介はありません。
〇ムラト四世によって1635年に建設された内廷兵士の寮、学校があります。
〇学校では、将来の高官候補とされる、優秀な子供たちの選抜教育が行われていました。(同上) -
名前:『ピラカンサス』
分類:バラ科トキワサンザシ属
分布:中国、ヨーロッパが原産です。
その他:和名は、トキワサンザシ、タチバナモドキです。ピラカンサとも呼ばれます。黄色の実が生るのは、タチバナモドキです。(同上) -
『第四の中庭(皇帝の庭園)の詳細(その1)』:概要:
〇第四の中庭は、トプカプ宮殿の中で最も美しい場所です。金閣湾が一望できる大理石のテラス、色とりどりの季節の花々が咲く広い庭園、イズニックタイルやキュタフヤタイル、大理石を贅沢に使った柱廊や建物は圧巻です。皇帝スレイマンと妻ヒュッレムが語り合った場所などがあります。(同上) -
『第四の中庭(皇帝の庭園)の詳細(その2)』:第四庭園からの眺望:
〇第四の中庭へは、第三の中庭にある宝物展示室の脇道から入ることができます。
〇抜けた先は、海に臨むバルコニーのようになっていて、金閣湾やマルマラ海が一望できます。
〇対岸にあるイスタンブールの町並みも一望でき、ボスポラス海峡を通り抜ける大型船も目に出来ます。
〇ここ第四の中庭の眼下に広がる金閣湾の美しい景色の手前には、カフェレストランKONYALI CAFE&RESTAURANTがあります。金閣湾・ボスポラス・マルマラが交わる、アジアとヨーロッパの間を見ながらのカフェは最高です。(同上) -
イチオシ
『第四の中庭(皇帝の庭園)の詳細(その3)』:ソファ・キオスク:
〇中庭を左に進むと、白く大きな出窓が特徴的な建物があります。
〇1676~83年頃に建築されたもので、「トルコのロココ様式」と呼ばれる建築様式の最初の建物です。
〇18世紀以降に建築された、伝統的なトルコ家屋に大きな影響を及ぼしたとされています。
〇内部には、大きなソファ、金で装飾された備え付けの棚や天井があり、保存状態が良い美しいキオスクです。(同上)
*写真は、ソファ・キオスクの建物光景です。 -
『第四の中庭(皇帝の庭園)の詳細(その4)』:バーダッド・キオスク:
〇ソファ・キオスク脇の階段を上にあがると、右手に見えるのがバーダッド・キオスクです。
〇1638年4月に皇帝ムラド四世が、バグダッド遠征に行く直前に建築が開始されたとされ、再征服に成功した皇帝の、記念碑的な建物になっています。
〇八角形をした建物には、四つのソファコーナーがあり、美しいタイルの壁、鉛と金メッキの暖炉、そしてピンク色のドームと釣り下がった丸いボールがあります。〇どれもとても保存状態が良く、真ん中に設置されているシルバーの火鉢は、フランス国王ルイ14世からの贈り物とされます。(同上) -
『第四の中庭(皇帝の庭園)の詳細(その5)』:イフタリー・パビリオン:
〇金の天蓋が目をひく見晴らし台のような場所は、イフタリー・ガゼボと呼ばれる月光観測所です。1640年頃に皇帝イブラヒムの治世中に建てられました。
〇イスラム教の断食中、日没とともに夕食をいただく習わしですが、この場所でイフタルを待つ皇帝にちなんで名付けられたとされます。
〇この場所は、皇帝スレイマンと愛妻ヒュッレムとが愛を紡いだ場所としても有名です。マンガに出てくる場所のようです。(同上) -
『第四の中庭(皇帝の庭園)の詳細(その6)』:割礼室:
〇皇帝スレイマンの時代に建築されたこの建物は、夏に皇帝が眠るための部屋だったとされています。割礼のために利用されたのは、18世紀に入ってからです。
〇割礼室の目の前には、噴水や、美しいタイルで彩られた柱廊があり、絶好のフォトスポットにもなっています。(同上) -
『第四の中庭(皇帝の庭園)の詳細(その7)』:レバン・キオスク:
〇1636年、アルメニアとの戦いに勝利したことを記念して、皇帝ムラド四世が、コジャ・カスム・アーに命じて建てさせたものです。
〇八角形の形をしたキオスクは、マムルーク様式の大理石パネルを使っています。(同上、続く) -
『第四の中庭(皇帝の庭園)の詳細(その7)』:レバン・キオスク:
〇内部には、金メッキの暖炉があり、ドームとホールには、金箔で装飾された手書きの模様があります。
〇レバン・キオスクは、皇帝が儀式で身に付けるターバンの保管、ラマザン(断食月)に聖遺物の手入れ、原稿や貴重な本の保管と、多岐に亘り利用されていました。
〇バルコニーが、とてもかわいらしい建物です。(以上) -
〇推測になりますが、この辺りは『チューリップ庭園』がある第4庭園になるようです。今は春どきではありませんから、その花の姿を見ることはできません。トルコは、チューリップの原産国です。
〇次に、おさらいとして、外廷についても要点を紹介します。(同上) -
『第二庭園(外廷エリア)』:その1:(概要):
〇第二の庭は、送迎の門から先のエリアです。
〇この門に区切られたセクション内は「行政の広場」で、皇帝や大宰相・高官たちが行う政治的施設と、宮殿内の食を賄う大きなキッチン、財務省がありました。
〇即位式や祝祭等の国主催の行事・式典は、この広場で行われていました。(同上) -
『第二庭園(外廷エリア)』:その2:概要(続き):
〇3か月に一度、この庭でイエニチェリ(オスマントルコ軍)の給与支払いも行われていました。
〇給与支払い時には、豪華な食事とスープが振舞われましたが、もし兵たちが手を付けなかった場合、それは国に対する不満の現れで、うまくいっていないことを示したとされます。
〇各国の大使は、この先にある謁見の間に通されますが、この中庭に集い祝う様子を見た各国大使は、帝国の軍事力を見せつけられる、という仕組みでした。
〇豪華な細工や飾りのある建物で、国の豊かさを各国に示す目的もあったようです。(同上)
*写真は、第4庭園の庭園と建物の光景です。 -
写真は、第4庭園の光景です。左手前の看板が、トプカプ宮殿の中のレストラン・コンヤルの案内でした。手元のガイドブックには、『1897年創業、トルコで最も古いレストランの一つ』、と紹介されていました。庭園(第四庭園)の一番奥に位置し、オスマン帝国時代の宮廷料理を、今でも守り続けているようです。(同上)
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『第二庭園(外廷エリア)』:その3:正義の塔(御前会議の場):
〇正義の塔は、イスタンブールのあらゆる場所から見ることができる塔です。オスマン王家の威厳を示す高さで作られました。
〇したこの場で行われる国政会議の正義と公正さを示すものでしたが、町中で起きる暴動や異変を感知するという役割も担っていました。(同上) -
『第二庭園(外廷エリア)』:その4:正義の塔(御前会議の場):続き:
〇この建物内で、大宰相を中心とした高官(パシャ)らが会議を行っていました。
〇皇帝は直接その場には参加せず、上階にある格子状の窓から覗き見ていたとされます。
〇皇帝は、ハレムから格子窓がある部屋までこっそりと来ることができましたが、高官たちはそれを知っていたため、御前会議はまじめに執り行われたと伝わります。
〇御前会議は、週4回のペースで行われ、重要な事項については議事録に記されました。(同上) -
『第二庭園(外廷エリア)』:その5:財務省(武器博物館):
〇「正義の塔」の隣には、レンガ色のドームがある建物があります。
〇オスマン帝国のお金や貴重品類はここに保管されていたとされ、財務省の役割を担っていました。
〇聖地メッカへの奉納金や、皇帝即位に伴う民への祝い金、イエニチェリへの給与支払い分もここから出していたようです。
〇現在は、世界有数の武器博物館となっています。(同上) -
『第二庭園(外廷エリア)』:その6:宮殿のキッチン:
〇石畳の長い通路、煙突のあるドームが特徴的な建物はキッチンです。
〇宮殿内での数千人分もの大量の食事を賄っていました。
〇1451年から1481年の間に建てられ、皇帝スレイマンにより増築されました。
〇1574年に火災にあい、建築士ミマール・シナンによって再建された。
〇10の煙突つきドームがあり、インペリアルキッチン、ロイヤルキッチン、製菓ハウスの三つに分かれています。
〇製菓部門だけで6人のシェフと100人の見習いがいたようです。
〇スルタンへの食事は、常時60種類以上が用意されていたとされます。
〇毒見はまず料理人が自ら行い、次に内廷の味見係が行ったとされます。
〇すべての料理について毒見を行っていたわけではないようです。(同上) -
『第二庭園(外廷エリア)』:その7:ズリュフリュ警備隊の詰所:
〇ズリュフリュ警備隊は、トルコ語で「毛の番人」の意味を持ち、長い毛のついた頭飾り、長い襟の制服であったことからこの名前がついたようです。
〇宮廷内の警備の他に、戦の際には進軍が容易にできるよう、道を開拓することや、コーランを唱和するなどの役目があったとされます。(同上、以上)
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