2006/09/21 - 2006/09/27
22位(同エリア61件中)
旅人のくまさんさん
- 旅人のくまさんさんTOP
- 旅行記6398冊
- クチコミ0件
- Q&A回答0件
- 5,390,456アクセス
- フォロワー204人
<2006年9月24日(日)>
この日は8時30分のホテル出発でしたが、5時半にAU携帯の目覚ましをかけ、早朝の散歩を楽しみました。しかし、五台山の銀路山荘付近に散歩道らしいものは無く、自動車道路ばかりでした。早々に散歩を切り上げました。木々は黄葉し、それだけは見応えがありました。(ウィキペディア)
<五台山のホテル>
今回の旅行で、一番心配されたのが、五台山のホテルの設備でした。観光地としては、古くから有名ですが、海外からの観光客受け入れが遅れているようでした。そんなことで、ホテル紹介は省略です。予想していたレベルで、大きくそれを下回ることもありませんでした。
<五台山・菩薩頂>
先にインターネットに紹介されていた中国語のホームページから紹介します。上海、香港などに支店を持つ旅行社のようです。手元のガイドブックより、かなり詳しく載っていました。その文章の一部です。
「在五台山靈鷲峰上,相傳菩薩頂為文殊居處,故又名真容院,亦稱文殊寺。創建于北魏■;代重修,明永樂以後,蒙藏教徒進駐五台山,大喇嘛居于菩薩頂,于是菩薩頂成了五台山■;廟之首。清康熙、乾隆二帝幾次朝拜五台山,在菩薩頂住宿,並撰寫碑文,在東院過廳和後院,有兩座漢白玉四■;柱碑,碑身四面分別刻有漢、蒙、滿、藏四種文字所書的碑文,均為康熙帝手書。現存建築多建于清代,建築形制、手法及雕刻藝術,多參照皇宮」
私は、漢文が読めませんので、単語の拾い読みで内容を想定してみました。「(菩薩頂は)五台山の峰にあり、文殊(菩薩)により、菩薩頂と呼ばれ、古名は「真容院」、あるいは「文殊寺」。創建は北魏、その後何度も修復され、明の永楽の時、五台山へチベット仏教が入り、「菩薩頂」となり、五台山の黄廟(ラマ寺院?)の最高位になった。清朝の康熙、乾隆の二帝の時、何度か五台山を参拝され、菩薩頂に泊まられた。その時の碑文が東院の後ろの後院にあり、(中略)漢、蒙古、満州及びチベット語で記されている。(後略)」といったところでしょうか。余り当てにならない勝手訳です。確かに四つの言葉で書かれた石碑がありました。
<次のお寺へ、その前に休憩>
菩薩頂から次の顕通寺に向かう途中で、小休止となりました。その中間地点に休憩所があり、お土産の品を売っていたからです。私も、ここで小さな買い物をしました。手首に着けるブレスレットです。地元で採れる木や木の実を使った品があったためです。
買い求めたのは、薄い茶色に濃い斑点が入ったものと、濃い茶色の品でした。手帳に書きとめた材料は、濃い斑点の品が「菩提樹」、濃い茶色が「六道樹」でした。ところが、六道樹の方は、汗ですぐに色落ちしてしまいました。色落ちした後に、薄く6本の筋が入っていましたから、材料そのものは違っていませんでした。
<五台山・顕通寺>
先にインターネットに紹介されていた中国語のホームページから紹介します。菩薩頂の説明と同じ出典です。
「是五台山規模最大、■;史最悠久的一座寺院,俗稱“祖寺”。全寺占地面積43700平方米,現有大小房屋400多間,大多為明、清時期的建築。它和洛陽的白馬寺同為中國最早的寺廟」(携程旅行)
やはり、単語の拾い読みで、内容を推察してみます。「(顕通寺は、)五台山の中で最も古く、規模も最大、俗称を『祖寺』。敷地は4万3千平方メートル余、大小400の部屋数を持ち、その大部分は明と清朝時代に建築された。『它和洛陽』の白馬寺と同じ時代の、中国でも最も古い寺院です」と言ったところでしょうか。
手元のガイドブックには、国の重要文化財に指定されていることが記されていました。余り広く感じない境内ですが、これは建築物が密集しているためかも知れません。その境内に則天武后の無字碑がありました。西安の大きな無字碑と比べると、2回り以上小さいものです。西安では功績が書ききれずに無字碑になったとされますが、こちらは書ききれなかった罪過を示すようです。そのために小振りとなっています。
<五台山塔院寺>
塔院寺も、先に中国語で書かれた現地の案内文を紹介します。
■;有五台山的標志性建築一大白塔,塔高約50米,通體潔白,塔頂上懸有兩百多個銅鈴,聲音清脆悅耳。在白塔的東邊還有一座小白塔,相傳此塔■;藏有文殊菩薩顯聖時遺留的金發,所以又稱文殊發塔。藏經閣在大白塔北側,是一座木結構建築■;有用漢,蒙,藏多種文字所寫的經書兩萬多冊,其中宋至清乾隆年間兩千多冊經卷為善本」(携程旅行)
文字を拾うだけで、高さ50m、五台山のシンボル的建築である事や、塔頂に多数の堂鈴が懸かり、文殊菩薩が祀られていることなどが読み取れます。
他には、宋から清朝の乾隆帝の時代に蒐集された、漢、蒙古、チベット等の文字で記された蔵書が、万冊を超えること等が記されているようです。手元のガイドブックには、簡単なことか紹介されていませんでした。これ以外には、「4菩薩と釈迦像が祀ってある」ことや、「釈迦牟尼舎利塔」である事が紹介されているくらいでした。
シンボルタワーは、遠くからでも良く見え、その周りには沢山の回転経がありました。その回転経を回しながら一回りして、見学を終えました。
<雨の中を太原へ>
見学には有難くないことですが、この地方では、恵みの雨に違いありません。五台山の見学を終えて、次の見学地、太原へ向かう途中で、弱い雨になりました。車の中ですから、この場合は見学には差し支えありません。むしろ、埃が落ちて好都合です。
大同市から太原へ向かった時に比べ、見渡せる範囲で、緑は大分増えてきました。しかし、肥沃と言うには離れ過ぎていました。作られている作物も、玉蜀黍、高粱、向日葵など、乾燥に強いものに限られていました。ジャガイモも栽培されているようですが、確認できませんでした。
太原での晩餐会に備えて、17時の到着を目指しましたが、高速インターを降りて、太原に着いた時、丁度その時間になりました。雨は何時しか止んでいました。
<太原での晩餐会>
太原での晩餐会は、泊まったホテルとは別のホテルで行われました。やはり、孫濱先生が旅行社の夕食をキャンセルして、主宰されたようです。最初は限られた少人数のご親戚との晩餐の予定だったようですが、大テーブル2つの大宴会になっていました。
そのホテルまでは、宴会に参加されないご親戚の方の車で送って頂きました。後からお聞きしたお話では、旅行社では予約し難い、この地区で格式の高いホテルのようでした。
出席されたご親戚の方は、80歳の女性の長老を筆頭に、4歳のお子さんから中学生の方まで、非常に幅広い年代の方々でした。立ち居振る舞いで、この地区で活躍されているご家族のようにお見受けしました。中学3年生の男の子は、1年生の時に日本訪問の経験をされていました。将来、大物に成長されるような雰囲気を持ったお子さんでした。
食事の後はロビーで記念撮影をし、お開きとなりました。80歳のご長老が、平遥の孫濱先生のご生家を、水先案内されることが決まりました。
五台山、菩薩頂で
参道を下りつ拝む仏像は宗派混りし寺院の奥に
五台山、顕通寺で
西安の則天武后の大石碑対の無字碑も罪過記さず
五台山、塔院寺で
塔院の回転経を一回しご利益無くも罰は当らじ
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 観光バス
- 航空会社
- 中国国際航空
-
昨晩、五台山のホテルへ到着した時は、すっかり日が落ちていました。翌朝に早く起きて、ホテルや付近を撮影しました。泊まった銀都山荘です。
-
銀都山荘の入口です。今回の旅行で、ホテル設備では一番心配な五台山でした。お湯の出も悪く、予想通りでしたが、予想以下ではありませんでした。
-
昨晩遅く、宿を探して走った時、殆ど明かりが無くて、運転手さんも気を遣われていたようです。今朝の景色を見て、その様子が分かりました。付近に民家やホテル等は見当たりませんでした。
-
付近に被写体になり様なものは、余り見かけませんでした。車道を歩きますと、たまに通る車にはねられそうでしたから、近場だけを散策しました。僅かばかりのコスモスの花です。
-
そんな理由で、最後の一枚です。少しだけ黄葉が始まった並木と、その背後の山です。この舗装された通りを歩くのを敬遠しました。
-
ホテルは満員でした。五台山では、これでも設備がいいホテルだったようです。欧米客も大勢宿泊していました。
-
付近の散策の後、1階の食堂で朝食を摂りました。バイキング方式でしたが、席を確保するのが一苦労でした。玄関横の飾り塀です。出発間際の撮影です。
-
五台山では1泊だけですから、荷物を纏めての出発です。相当の冷え込みを覚悟しましたが、これは予想外れで、大したことはありませんでした。
-
長い階段を登るのは大変ですから、最初に一番高いところまで車で登り、下りながら見学するコースを選びました。最初の見学のお寺、菩薩頂です。
-
最初は仏教のお寺だったようですが、後年、チベット仏教(ラマ教)が入り、その後は2つの宗教が共存するお寺となったようです。外壁の装飾です。
-
境内に咲いていた花です。真っ赤なダリアです。ダリアはキク科の植物で別名をテンジクボタン(天竺牡丹)と言います。お寺に相応しい花です。
-
建物の間の通り道です。全て石畳になっていました。菩薩頂は、次第と混み合い始めました。
-
厨房にあった大釜の1つです。おそらく千人単位での煮炊きが出来る大きさでしょう。現地ガイドさんが説明してくれたかも知れませんが、記憶にはありません。
-
詳しいことは分かりませんが、木魚の1種のようです。今の木魚は座布団の上に置いて、棒で叩くとポクポクと柔らかい音を出します。
-
楊先生とミミさんがポーズをとられた所へもう二人やってきました。ポーズが決まる前にまずは1枚撮影です。
-
手造り旅行記では割愛した写真が続きます。2頭の龍が描かれた飾りです。6つの部分に分けて製作された焼物のようです。
-
屋根の上の飾りのアップです。ラマ教の時代に乗せられた飾りでしょう。色彩そのものが、チベット仏教の世界です。
-
「T」を4つ組み合わせた面白い文様です。中心に「卍」が浮かびあがったようにも見えます。バックの青色の花の文様と言い、稚拙な感じがしますが、表現を変えれば、おおらかな造りです。
-
大文殊殿の立派な額がかかっています。仏教の文殊菩薩が安置されているのでしょう。屋根の中央に乗っている飾りは、明らかにチベット仏教の影響です。
-
1回まわすと、1回お経を読んだことになる、便利なドラムです。これが置いてあるのは、チベット仏教のお寺である事の証左です。
-
軒先の造作のアップです。先端が龍の顔をした支え木が中心にあります。雨に濡れる部分は、龍のお面が被せてあるようです。
-
屋根の先端を下からのアップです。リズミカルな木組みと、極彩色がうまくマッチしているようです。
-
高さが60センチほどの鐘です。こんな形で吊り下げてあるのは、初めて見ました。錆具合から見ますと、普段、撞かれてはいないようです。
-
独特の屋根の曲線と飾りです。屋根瓦はオレンジ色で、垂木の先端も同じ色に彩色されています。横壁には極彩色の模様も描かれています。
-
目立たない場所でしたが、いかにも信心深そうにお線香を上げる人達がいました。地元か、近隣の方々の風にも見えます。
-
石碑が林立していました。近寄って文字を読んだわけではありませんが、漢字、蒙古文字、チベット文字、満州文字等が記されているようです。
-
少し線香の煙に霞んだ大雄宝殿の4文字です。お堂の中は、参拝の方で人いきれになっていました。
-
大雄宝殿の軒下辺りの光景です。青色を基調にしていますが、赤、緑、黄色等の極彩色も使われています。
-
3層の楼閣を模した線香立てです。蝋燭立の方だったかも知れません。このお寺の格式を感じさせる立派な造りです。
-
大雄宝殿から次の場所へ向かう途中の門です。普通の参拝コースですと、この門を潜ってから、大雄宝殿にお参りすることになります。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2006秋、中国旅行記10
-
前の旅行記
2006秋、中国旅行記10(7/17):9月23日(3):山西省、傾きが目視できる応県木塔
2006/09/21~
大同
-
次の旅行記
2006秋、中国旅行記10(9/17):9月24日(2):山西省、五台山、菩薩頂、山門
2006/09/21~
五台山
-
2006秋、中国旅行記10(1/17):9月21日~27日:『雲岡石窟、平遥古城の旅』、はじめに
2006/09/21~
上海
-
2006秋、中国旅行記10(2/17):9月21日:上海、セントレア空港から上海へ
2006/09/21~
上海
-
2006秋、中国旅行記10(3/17):9月22日:山西省、大同市内、絹工場、華厳寺
2006/09/21~
大同
-
2006秋、中国旅行記10(4/17):9月22日(2):山西省、大同市内、華厳寺
2006/09/21~
大同
-
2006秋、中国旅行記10(5/17):9月23日(1):山西省、大同、雲岡石窟
2006/09/21~
大同
-
2006秋、中国旅行記10(6/17):9月23日(2):山西省、雲岡石窟、懸空寺
2006/09/21~
大同
-
2006秋、中国旅行記10(7/17):9月23日(3):山西省、傾きが目視できる応県木塔
2006/09/21~
大同
-
2006秋、中国旅行記10(8/17):9月24日(1):山西省、仏教の聖地の五台山
2006/09/21~
五台山
-
2006秋、中国旅行記10(9/17):9月24日(2):山西省、五台山、菩薩頂、山門
2006/09/21~
五台山
-
2006秋、中国旅行記10(10/17):9月24日(3):山西省、五台山、巨大な線香立て、黄葉の山
2006/09/21~
五台山
-
2006秋、中国旅行記10(11/17):9月24日(4):山西省、五台山、石炭街道を太原へ
2006/09/21~
五台山
-
2006秋、中国旅行記10(12/17):9月25日(1):山西省、泊まった愉園大酒店、僑家大院
2006/09/21~
平遙
-
2006秋、中国旅行記10(13/17):9月25日(2):平遥、平遥古城、清朝時代らしい大砲、中国将棋
2006/09/21~
平遙
-
2006秋、中国旅行記10(14/17):9月25日(3):平遥、平遥古城、盛大な晩餐会
2006/09/21~
平遙
-
2006秋、中国旅行記10(15/17):9月26日:平遥、平遥古城近郊、黒酢工場見学
2006/09/21~
平遙
-
2006秋、中国旅行記10(16/17):9月26日(2):太原、晋祠、顕霊昭済聖母の大額、力士像
2006/09/21~
太原
-
2006秋、中国旅行記10(17/17):9月27日:帰国、太原空港から上海経由セントレア空港へ
2006/09/21~
太原
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 2006秋、中国旅行記10
0
30