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<2006年9月27日(水)><br /><br /> 5時にホテルを出発するために、4時半にモーニングコールとなりました。朝食は弁当が用意されますので、その分の時間が省けるため、出発30分間の前となりました。それで、AU携帯目覚ましを、昨晩の内に4時にセットしておきました。昨晩の内に荷物も纏めておきましたから、少し早めに集合場所のロビーに向かいました。外は、真っ暗でした。<br /> 今日の予定は、1日かけて上海経由で名古屋のセントレア国際空港へ戻るだけです。(ウィキペディア)<br /><br /><早朝のホテル出発、空港で足止め><br /> ところが、太原空港へ到着し7時20分発の上海・虹橋往きの便が、機体整備不良とやらで、11時10分に出発が遅らされてしまいました。朝一番に、この便に搭乗するためにやってきた客との間で、押し問答が始まりました。私はその会話の内容は分かりませんから、大声や、険悪な雰囲気になったことだけか、理解できませんでした。後でお聞きした話では、「本当に機体整備不良なのか、間引き運行ではないのか?」を巡っての口論だったようです。<br /> こんな時が、添乗員である徐さんの活躍の場面です。予約の便が、11時10分以前には、飛べない事を確認した上で、それ以前の便に振替え交渉をしてくれました。窓口の担当者では、話がつかないと判断して、その場での責任者を呼んで交渉されたそうです。<br /> その結果、10時55分の便に振替ができました。それまでに待ち時間が4時間近くありますので、休憩用のホテルも、空港側で用意されたようです。こちらは中途半端な時間になりますので、お断りされたと、交渉の後でお聞きしました。上海でゆっくりする時間はなくなりましたが、予定の夕方の便には間に合う見通しになりました。<br /><br /><上海経由、無事帰国><br /> 徐さんの交渉で、何とか席が確保できました。その中にはビジネスクラスの席が二つ含まれていました。勿論、追加料金は要りませんが、ぎりぎりで席が確保されたことが分かりました。<br /> 上海までの飛行距離は、往きの大同より短いようですから、上海までは、約2時間のフライトでした。途中、揺れもなく、無事虹橋空港へ到着しました。上海へ到着すると、さすがに長袖では暑過ぎましたが、今回は半そでの用意をしていませんでした。虹橋空港で、S.P.先生達とお別れしました。<br /> 虹橋空港では、往きの時と同じ現地ガイドさんが、出迎えてくれました。車に荷物を積み込んで、浦東国際空港への移動です。道路が混んでいなければ、40分程の行程ですが、黄浦江に架かる橋の付近で自然渋滞が起きていました。トラックなどが勾配でスピードが鈍るのが原因のようでした。このところ、常態化しているようです。<br /> 結局、倍の時間の1時間半ほど掛かりましたが、まだ時間に余裕がありましたから、浦東空港近くのレストランで、遅い昼食を摂りました。機内の軽食を食べていましたので、ビールのツマミを少しだけ戴きました。<br /> 虹橋空港近くで食事をしなかったのは、道路の混み具合が予測し難かったためでした。遅い時間の昼食でしたから、レストランに他の客は無く、私達の到着を待っていてくれたようです。<br /><br /><おわりに><br /> 山西省の二つの世界文化遺産、雲岡石窟と平遥古城の旅は、十分に満足できるものでした。S.P.先生のお知り合いの関係で、普段の旅行では経験できない交流の場にも参加させて頂きました。殊に、S.P.先生のご生家訪問は、感激を超えた感動の場面を目の当たりにさせて頂きました。<br /> 崖にへばりついた懸空寺、世界で最高の高さの応県木塔、中国仏教の聖地、五台山も強く印象に残りました。憧れの北魏の仏像が、韓国を経由してシルクロードの東の終点、日本へ渡ってきた事を実感できる旅行でもありました。<br /><br /><謝辞><br /> この旅行が実現したのは、S.P.先生ご夫妻、お子さんのEnちゃんのお力に負うところが全てです。先生が主催された晩餐会にも、何度も出席させて頂き、またとなく楽しく時を過ごさせて頂きました。記して、厚くお礼を申し上げます。有難うございました。<br /> 末筆になりましたが、今回も旅行をご一緒させて頂いたYmさん、Ykさんご夫妻を始め、S.P.先生の妹さん方にも厚くお礼を申し上げます。旅行社の徐さんにも、本当にお世話様になりました。現地ガイドの王さんを始め、他にもお礼を申し上げる方がいますが、紙数が付きました。重ねて皆様にお礼を申し上げて、拙文の筆を擱きます。有難うございました。 謝謝

2006秋、中国旅行記10(17/17):9月27日:帰国、太原空港から上海経由セントレア空港へ

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2006/09/21 - 2006/09/27

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

<2006年9月27日(水)>

 5時にホテルを出発するために、4時半にモーニングコールとなりました。朝食は弁当が用意されますので、その分の時間が省けるため、出発30分間の前となりました。それで、AU携帯目覚ましを、昨晩の内に4時にセットしておきました。昨晩の内に荷物も纏めておきましたから、少し早めに集合場所のロビーに向かいました。外は、真っ暗でした。
 今日の予定は、1日かけて上海経由で名古屋のセントレア国際空港へ戻るだけです。(ウィキペディア)

<早朝のホテル出発、空港で足止め>
 ところが、太原空港へ到着し7時20分発の上海・虹橋往きの便が、機体整備不良とやらで、11時10分に出発が遅らされてしまいました。朝一番に、この便に搭乗するためにやってきた客との間で、押し問答が始まりました。私はその会話の内容は分かりませんから、大声や、険悪な雰囲気になったことだけか、理解できませんでした。後でお聞きした話では、「本当に機体整備不良なのか、間引き運行ではないのか?」を巡っての口論だったようです。
 こんな時が、添乗員である徐さんの活躍の場面です。予約の便が、11時10分以前には、飛べない事を確認した上で、それ以前の便に振替え交渉をしてくれました。窓口の担当者では、話がつかないと判断して、その場での責任者を呼んで交渉されたそうです。
 その結果、10時55分の便に振替ができました。それまでに待ち時間が4時間近くありますので、休憩用のホテルも、空港側で用意されたようです。こちらは中途半端な時間になりますので、お断りされたと、交渉の後でお聞きしました。上海でゆっくりする時間はなくなりましたが、予定の夕方の便には間に合う見通しになりました。

<上海経由、無事帰国>
 徐さんの交渉で、何とか席が確保できました。その中にはビジネスクラスの席が二つ含まれていました。勿論、追加料金は要りませんが、ぎりぎりで席が確保されたことが分かりました。
 上海までの飛行距離は、往きの大同より短いようですから、上海までは、約2時間のフライトでした。途中、揺れもなく、無事虹橋空港へ到着しました。上海へ到着すると、さすがに長袖では暑過ぎましたが、今回は半そでの用意をしていませんでした。虹橋空港で、S.P.先生達とお別れしました。
 虹橋空港では、往きの時と同じ現地ガイドさんが、出迎えてくれました。車に荷物を積み込んで、浦東国際空港への移動です。道路が混んでいなければ、40分程の行程ですが、黄浦江に架かる橋の付近で自然渋滞が起きていました。トラックなどが勾配でスピードが鈍るのが原因のようでした。このところ、常態化しているようです。
 結局、倍の時間の1時間半ほど掛かりましたが、まだ時間に余裕がありましたから、浦東空港近くのレストランで、遅い昼食を摂りました。機内の軽食を食べていましたので、ビールのツマミを少しだけ戴きました。
 虹橋空港近くで食事をしなかったのは、道路の混み具合が予測し難かったためでした。遅い時間の昼食でしたから、レストランに他の客は無く、私達の到着を待っていてくれたようです。

<おわりに>
 山西省の二つの世界文化遺産、雲岡石窟と平遥古城の旅は、十分に満足できるものでした。S.P.先生のお知り合いの関係で、普段の旅行では経験できない交流の場にも参加させて頂きました。殊に、S.P.先生のご生家訪問は、感激を超えた感動の場面を目の当たりにさせて頂きました。
 崖にへばりついた懸空寺、世界で最高の高さの応県木塔、中国仏教の聖地、五台山も強く印象に残りました。憧れの北魏の仏像が、韓国を経由してシルクロードの東の終点、日本へ渡ってきた事を実感できる旅行でもありました。

<謝辞>
 この旅行が実現したのは、S.P.先生ご夫妻、お子さんのEnちゃんのお力に負うところが全てです。先生が主催された晩餐会にも、何度も出席させて頂き、またとなく楽しく時を過ごさせて頂きました。記して、厚くお礼を申し上げます。有難うございました。
 末筆になりましたが、今回も旅行をご一緒させて頂いたYmさん、Ykさんご夫妻を始め、S.P.先生の妹さん方にも厚くお礼を申し上げます。旅行社の徐さんにも、本当にお世話様になりました。現地ガイドの王さんを始め、他にもお礼を申し上げる方がいますが、紙数が付きました。重ねて皆様にお礼を申し上げて、拙文の筆を擱きます。有難うございました。 謝謝

同行者
その他
交通手段
観光バス
航空会社
中国国際航空

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  • 太原空港ターミナルビル内の旅行社カウンターです。27日の朝一番の便で上海の虹橋空港へ向かう予定でしたが、機材の整備不良で、半日程遅れました。カウンターではかなり混乱が起きていました。

    太原空港ターミナルビル内の旅行社カウンターです。27日の朝一番の便で上海の虹橋空港へ向かう予定でしたが、機材の整備不良で、半日程遅れました。カウンターではかなり混乱が起きていました。

  • 何となく、撮影するのが憚れる雰囲気でしたから、歩きながらフラッシュ無しでの撮影です。案の定、ピンと外れでした。到着コンコースです。

    何となく、撮影するのが憚れる雰囲気でしたから、歩きながらフラッシュ無しでの撮影です。案の定、ピンと外れでした。到着コンコースです。

  • 太原空港ターミナルビルの正面玄関です。長い待ち時間がありましたから、付近を撮影して回りました。まだ新しい空港のようです。

    太原空港ターミナルビルの正面玄関です。長い待ち時間がありましたから、付近を撮影して回りました。まだ新しい空港のようです。

  • 太原空港ターミナルの前からの眺望です。建設用のタワークレーッが何本も建っていました。空港関連の工事のようでした。

    太原空港ターミナルの前からの眺望です。建設用のタワークレーッが何本も建っていました。空港関連の工事のようでした。

  • 虹橋(ホンチャオ)空港から国際線の浦東(プードン)空港へ向かう途中です。途中の渋滞が予想されましたので、昼食前の移動です。

    虹橋(ホンチャオ)空港から国際線の浦東(プードン)空港へ向かう途中です。途中の渋滞が予想されましたので、昼食前の移動です。

  • 遅れましたが、何とか上海からセントレア往きの便には間に合いました。浦東空港近くで、遅い昼食も済ませてきました。

    遅れましたが、何とか上海からセントレア往きの便には間に合いました。浦東空港近くで、遅い昼食も済ませてきました。

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2006秋、中国旅行記10

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