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新宿御苑の散策を終え、次の目的地神楽坂へ・・・と思いきやまたまた目的地変更。せっかく千駄ヶ谷で降りたのならやっぱり神宮外苑を散歩しないてはないよなあ・・・ということで、これも前から入ってみたかった聖徳記念絵画館へと向かいます。

神宮外苑散策

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2007/05/03 - 2007/05/03

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ぬいぬい

ぬいぬいさん

新宿御苑の散策を終え、次の目的地神楽坂へ・・・と思いきやまたまた目的地変更。せっかく千駄ヶ谷で降りたのならやっぱり神宮外苑を散歩しないてはないよなあ・・・ということで、これも前から入ってみたかった聖徳記念絵画館へと向かいます。

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  • 千駄ヶ谷駅前の東京体育館 学生の頃良く早朝からこの裏側にテニスの壁打ちにきました。この一角は神宮外苑のスポーツ施設が集中しているゾーンで裏に国立競技場、スケート場、神宮球場、ゴルフ練習場、屋内プール、秩父宮ラグビー場、テニスコートがあり、スポーツならほとんど何でもOKの施設が集中しています。

    千駄ヶ谷駅前の東京体育館 学生の頃良く早朝からこの裏側にテニスの壁打ちにきました。この一角は神宮外苑のスポーツ施設が集中しているゾーンで裏に国立競技場、スケート場、神宮球場、ゴルフ練習場、屋内プール、秩父宮ラグビー場、テニスコートがあり、スポーツならほとんど何でもOKの施設が集中しています。

  • ここはスケート場<br />今だから言えますが20台前半のころ、渋谷に会社の事務所があったころ同僚と仕事をサボって、青山のアンナミラーズでお茶を飲んでここにあるジムで運動に行きました。<br />

    ここはスケート場
    今だから言えますが20台前半のころ、渋谷に会社の事務所があったころ同僚と仕事をサボって、青山のアンナミラーズでお茶を飲んでここにあるジムで運動に行きました。

  • ここ国立競技場は、ここに来るといつも今から30年前に国の名前の付いたマンモス大学で学んでいた頃、学部対抗の陸上競技会で400mを走りましたが、最初の300mで体力を使い果たし,残りの100m酸欠状態で足も上がらず最下位でゴールした、かっこわり〜記憶が蘇ってしまいます。

    ここ国立競技場は、ここに来るといつも今から30年前に国の名前の付いたマンモス大学で学んでいた頃、学部対抗の陸上競技会で400mを走りましたが、最初の300mで体力を使い果たし,残りの100m酸欠状態で足も上がらず最下位でゴールした、かっこわり〜記憶が蘇ってしまいます。

  • 御鷹の松と石碑<br />三代将軍徳川家光が鷹狩りの途中、ここにあった鏡妙寺で休息していたところ、江戸城より愛鷹「遊女」が飛来し、境内前庭の松に止まったという言い伝えがあります。<br />家光はこれを大いに喜び、この松を「遊女の松」と名付けたとか。後にそれにちなんで御鷹の松と呼ばれるようになりました。<br />

    御鷹の松と石碑
    三代将軍徳川家光が鷹狩りの途中、ここにあった鏡妙寺で休息していたところ、江戸城より愛鷹「遊女」が飛来し、境内前庭の松に止まったという言い伝えがあります。
    家光はこれを大いに喜び、この松を「遊女の松」と名付けたとか。後にそれにちなんで御鷹の松と呼ばれるようになりました。

  • 外苑のいちょう並木の正面に見える絵画館は神宮外苑の中心的な建物です。ここの正式名称は聖徳記念絵画館といって、幕末から明治時代までの明治天皇の業績を描いた歴史的・文化的にも貴重な絵画を展示している美術館です。

    外苑のいちょう並木の正面に見える絵画館は神宮外苑の中心的な建物です。ここの正式名称は聖徳記念絵画館といって、幕末から明治時代までの明治天皇の業績を描いた歴史的・文化的にも貴重な絵画を展示している美術館です。

  • 1926年(大正15年)10月 に小林正紹、佐野利器、小林政一 <br />らの設計と大倉土木の施工により竣工した鉄筋コンクリート造2階建て、地下1階 の建物です。<br />

    1926年(大正15年)10月 に小林正紹、佐野利器、小林政一
    らの設計と大倉土木の施工により竣工した鉄筋コンクリート造2階建て、地下1階 の建物です。

  • いちょう並木からの写真がありませんが、青山通りからこの建物を見ると、イチョウの並木が絵画館が中心になるように沿って植えられており、遠近法を用いて実際の距離より絵画館が遠方にあるように表現されているのも特徴のひとつになっています。<br />

    いちょう並木からの写真がありませんが、青山通りからこの建物を見ると、イチョウの並木が絵画館が中心になるように沿って植えられており、遠近法を用いて実際の距離より絵画館が遠方にあるように表現されているのも特徴のひとつになっています。

  • 外壁と階段は岡山県内の万成産の花崗石を使用、壁、中央ドームの壁及び床等はすべて国産天然大理石と一部タイルを使用しています。大理石は大半を岐阜県美濃赤坂産でその他山口、愛媛、群馬、福島、岡山の各県、及び朝鮮から集められた石を使っています。<br />

    外壁と階段は岡山県内の万成産の花崗石を使用、壁、中央ドームの壁及び床等はすべて国産天然大理石と一部タイルを使用しています。大理石は大半を岐阜県美濃赤坂産でその他山口、愛媛、群馬、福島、岡山の各県、及び朝鮮から集められた石を使っています。

  • 入口部分の天井

    入口部分の天井

  • このボリューム感のある格子のデザインも素敵です。

    このボリューム感のある格子のデザインも素敵です。

  • ステンドグラスや壁の石の貼り分けのデザイン天井の装飾、どの部分を見ても見ごたえのあるもので、長時間眺めていても飽きないですね。

    ステンドグラスや壁の石の貼り分けのデザイン天井の装飾、どの部分を見ても見ごたえのあるもので、長時間眺めていても飽きないですね。

  • 中央のドームの内側はこんな感じです。

    中央のドームの内側はこんな感じです。

  • 中央のドーム部分は天井までの大型の吹き抜けになっていて日本の建物と思えないような素晴らしい装飾になっています。

    中央のドーム部分は天井までの大型の吹き抜けになっていて日本の建物と思えないような素晴らしい装飾になっています。

  • 展示されている絵画は当代一流の画家らによる明治天皇の業績を描いたもので入口を背にして右側が日本画(40点)・左側が洋画(40点)あわせて80点が常設展示されています。日本史の教科などにも載っているおなじみの絵画が何点もあります。

    展示されている絵画は当代一流の画家らによる明治天皇の業績を描いたもので入口を背にして右側が日本画(40点)・左側が洋画(40点)あわせて80点が常設展示されています。日本史の教科などにも載っているおなじみの絵画が何点もあります。

  • 80枚1点、1点見ていきましたが、すべ名の通った貴族や企業から奉納(母体が明治神宮なので寄贈でなく奉納?)されたもので、日本の近代史にとってとても興味深い絵が数多くありました。

    80枚1点、1点見ていきましたが、すべ名の通った貴族や企業から奉納(母体が明治神宮なので寄贈でなく奉納?)されたもので、日本の近代史にとってとても興味深い絵が数多くありました。

  • 1番から80番まで番号が振られていて順番に物語風になっています。これを見ると歴史に残る事件の状況や皇室の生活や行事や活動状況が良くわかります。

    1番から80番まで番号が振られていて順番に物語風になっています。これを見ると歴史に残る事件の状況や皇室の生活や行事や活動状況が良くわかります。

  • それぞれの作品の前に描かれた人物の名前や場面の説明が書かれていて、それも読んでから絵を眺めるととてもわかり易く絵を見ることができます。

    それぞれの作品の前に描かれた人物の名前や場面の説明が書かれていて、それも読んでから絵を眺めるととてもわかり易く絵を見ることができます。

  • 先日国会議事堂を見学に行った際も感じたことですが、国産の石もこんなに種類があるんですね。

    先日国会議事堂を見学に行った際も感じたことですが、国産の石もこんなに種類があるんですね。

  • 入口扉の取手部分

    入口扉の取手部分

  • なんじゃもんじゃの木<br />この木は2代目で親木は幕末の頃、現在の場所から南へ約400mの六道の辻にあったので、「六道木」とも呼ばれた珍しい木です。<br />和名「ひとつばたご」俗名「なんじゃもんじゃ」と呼ばれる名木で、今頃、白い清楚な花を咲かせ、このようにあたかも雪が降ったように見え、神宮外苑の名物のひとつとなっています。

    なんじゃもんじゃの木
    この木は2代目で親木は幕末の頃、現在の場所から南へ約400mの六道の辻にあったので、「六道木」とも呼ばれた珍しい木です。
    和名「ひとつばたご」俗名「なんじゃもんじゃ」と呼ばれる名木で、今頃、白い清楚な花を咲かせ、このようにあたかも雪が降ったように見え、神宮外苑の名物のひとつとなっています。

  • この建物は、赤坂に仮皇居が設けられた際、別殿の「ご会食所」として明治14年に完成したもので、その後、伊藤博文公に下げ渡され、品川大井にあった伊藤邸へ「恩賜館」として移築されました。 1918年 大正7年4月伊藤家より明治神宮へ奉献され、移築後「憲法記念館」と 改称されました。 <br />

    この建物は、赤坂に仮皇居が設けられた際、別殿の「ご会食所」として明治14年に完成したもので、その後、伊藤博文公に下げ渡され、品川大井にあった伊藤邸へ「恩賜館」として移築されました。 1918年 大正7年4月伊藤家より明治神宮へ奉献され、移築後「憲法記念館」と 改称されました。

  • 現在は、明治神宮直轄の結婚式場「明治記念館」として利用されています。

    現在は、明治神宮直轄の結婚式場「明治記念館」として利用されています。

  • この車寄せは、建築された当初は、高貴な方の交通手段が馬車が主流だった頃で、馬車が横付けされたそうです。

    この車寄せは、建築された当初は、高貴な方の交通手段が馬車が主流だった頃で、馬車が横付けされたそうです。

  • 車寄せの天井の菊のご紋の照明

    車寄せの天井の菊のご紋の照明

  • ちなみに25年前に自分の結婚が決まった時に、式場探しで訪れた時の印象がとても強く、最終的に自宅の近所の八方園を選んでしまいましたが、最後までどちらでやるか悩んだ場所でもありました。

    ちなみに25年前に自分の結婚が決まった時に、式場探しで訪れた時の印象がとても強く、最終的に自宅の近所の八方園を選んでしまいましたが、最後までどちらでやるか悩んだ場所でもありました。

  • 本館の裏側は日本庭園になっていて結婚の記念写真の撮影場所になっています。

    本館の裏側は日本庭園になっていて結婚の記念写真の撮影場所になっています。

  • その後、義弟と友人2度こちらでの披露宴に出席しましたが歴史の重みを感じさせる重厚感のある披露宴会場は素晴らしい。披露宴開催中で見れなかったのが残念です。

    その後、義弟と友人2度こちらでの披露宴に出席しましたが歴史の重みを感じさせる重厚感のある披露宴会場は素晴らしい。披露宴開催中で見れなかったのが残念です。

  • 東宮御所は江戸時代には紀州徳川家の下屋敷だったところで、明治時代になって皇室に献上されたものです。中には現在、東宮御所の他、秋篠宮邸、三笠宮邸、仁親王邸、高円宮邸、並びに赤坂東邸があります。<br />

    東宮御所は江戸時代には紀州徳川家の下屋敷だったところで、明治時代になって皇室に献上されたものです。中には現在、東宮御所の他、秋篠宮邸、三笠宮邸、仁親王邸、高円宮邸、並びに赤坂東邸があります。

  • 明治記念館と東宮御所の脇の道を東に行くと迎賓館があります。いつも車の移動中横を通る時横目で眺める程度でしたので美しい建物をじっくり眺めてみたくて行ってみました。残念なことに改修工事中で入口のゲート部分から仮囲いに覆われてしまい全く見ることができませんでした。

    明治記念館と東宮御所の脇の道を東に行くと迎賓館があります。いつも車の移動中横を通る時横目で眺める程度でしたので美しい建物をじっくり眺めてみたくて行ってみました。残念なことに改修工事中で入口のゲート部分から仮囲いに覆われてしまい全く見ることができませんでした。

  • 来年3月末まで改修工事中とのこと。<br />見るのを楽しみに歩いてきたのに残念・・・<br />内部の見学は年に1回抽選があり、当たった人しか見れないそうです。海外のVIP用の迎賓館のため、工事中でも警備が厳しくて入口ゲートの前にはパトカーが止まってました。建物までの距離がかなりあるため、フェンスの間にカメラのレンズを入れて写真を撮ろうとしたらにらまれてしまいました。建物がシートがかぶった状態なので写真も撮りようがないのにね。

    来年3月末まで改修工事中とのこと。
    見るのを楽しみに歩いてきたのに残念・・・
    内部の見学は年に1回抽選があり、当たった人しか見れないそうです。海外のVIP用の迎賓館のため、工事中でも警備が厳しくて入口ゲートの前にはパトカーが止まってました。建物までの距離がかなりあるため、フェンスの間にカメラのレンズを入れて写真を撮ろうとしたらにらまれてしまいました。建物がシートがかぶった状態なので写真も撮りようがないのにね。

  • いつもならこの角度で迎賓館の瀟洒な建物が見れるのですが重ね重ね残念。<br />さあ、いよいよ四谷から電車にのって神楽坂にいこう・・・<br />また、余計なものが目に入ってしまいました。<br />線路の向こうに聖イグナチオ教会。上智の横を下りていくと赤坂プリンスがあるよな・・・久しぶりに旧館を見ていこう。ということでまたもや寄り道で紀尾井町の赤坂プリンスへと向かいます。<br />神楽坂にいったいいつ着くのやら・・・・。<br />

    いつもならこの角度で迎賓館の瀟洒な建物が見れるのですが重ね重ね残念。
    さあ、いよいよ四谷から電車にのって神楽坂にいこう・・・
    また、余計なものが目に入ってしまいました。
    線路の向こうに聖イグナチオ教会。上智の横を下りていくと赤坂プリンスがあるよな・・・久しぶりに旧館を見ていこう。ということでまたもや寄り道で紀尾井町の赤坂プリンスへと向かいます。
    神楽坂にいったいいつ着くのやら・・・・。

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