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オーバーグルグルの村は Oetztal(エッツタール)の奧のGurgletal(Tal=谷)の最奧の村、20世紀初頭の頃はたった14戸の農家があっただけだと云う。標高1930m。教会のある村としては墺太利で最も標高の高い場所にあるそうだ。<br /><br />訪れた山開きの日、チロールの山の大明神は素晴らしいスカテン(山仲間の用語で 快晴。スカットした天気)を恵んでくれた。<br /><br />ここをハイキングされるなら、「オーストリア・アルプス・ハイキング案内」小口和利著:山と渓谷社 をお薦めする。<br />

Obergurgl/ハイキング

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2001/06/27 - 2001/07/11

34位(同エリア37件中)

旅行記グループ オーストリア紀行 Nr.1

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Berg Heil

Berg Heilさん

オーバーグルグルの村は Oetztal(エッツタール)の奧のGurgletal(Tal=谷)の最奧の村、20世紀初頭の頃はたった14戸の農家があっただけだと云う。標高1930m。教会のある村としては墺太利で最も標高の高い場所にあるそうだ。

訪れた山開きの日、チロールの山の大明神は素晴らしいスカテン(山仲間の用語で 快晴。スカットした天気)を恵んでくれた。

ここをハイキングされるなら、「オーストリア・アルプス・ハイキング案内」小口和利著:山と渓谷社 をお薦めする。

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  • エッツタールを遡って行く途中にある「Soelden」の村、標高1368m 人口3500人ほどの村ではあるが、1150年の古文書には「Seldon」として記載されている。

    エッツタールを遡って行く途中にある「Soelden」の村、標高1368m 人口3500人ほどの村ではあるが、1150年の古文書には「Seldon」として記載されている。

  • この付近も山岳リゾートの地、スキー施設が完備されている。

    この付近も山岳リゾートの地、スキー施設が完備されている。

  • オーバーグルグルで宿泊したホテル「Edelweiss &amp;Gurgl」 とても快適であった。<br /><br />1889年創業(明治22年)<br />A-6456 Obergurgl. Tirol.Oesterreich (Austria)<br />Tel 05256-233〜234<br />Fax 05256-449<br />www.edelweiss-gurgl.com

    オーバーグルグルで宿泊したホテル「Edelweiss &Gurgl」 とても快適であった。

    1889年創業(明治22年)
    A-6456 Obergurgl. Tirol.Oesterreich (Austria)
    Tel 05256-233〜234
    Fax 05256-449
    www.edelweiss-gurgl.com

  • この人は銘板を読んでこなかったのでどんな人物か不明なれど、おそらくこの付近の山々の開拓者であろう。ザイルとストックを持って彼方の山脈を指さしている。

    この人は銘板を読んでこなかったのでどんな人物か不明なれど、おそらくこの付近の山々の開拓者であろう。ザイルとストックを持って彼方の山脈を指さしている。

  • 村の教会

    村の教会

  • この晩は山開きの前夜祭、夜、近くの会場で観光客歓迎の催しがあったのだが、カミサンが時差などでばててしまいベットでバタンキュウ!! 残念ながら参加出来ず。(ホテルのバーにて)

    この晩は山開きの前夜祭、夜、近くの会場で観光客歓迎の催しがあったのだが、カミサンが時差などでばててしまいベットでバタンキュウ!! 残念ながら参加出来ず。(ホテルのバーにて)

  • 村の若者達も民族衣装で。

    村の若者達も民族衣装で。

  • リフトから見たオーバーグルグルの村。<br />ここにはインスブルック大学の会議や行事に使われる「オーバーグルグル大学センター」がある。

    リフトから見たオーバーグルグルの村。
    ここにはインスブルック大学の会議や行事に使われる「オーバーグルグル大学センター」がある。

  • リフトをBrggboden(2064m)で乗り継いで、Hohe Nut(2566)迄、実に快適 その景色のすばらしさ!!<br />スキー・シーズンにはさぞ賑わう事であろう。

    リフトをBrggboden(2064m)で乗り継いで、Hohe Nut(2566)迄、実に快適 その景色のすばらしさ!!
    スキー・シーズンにはさぞ賑わう事であろう。

  • 二番目のリフト、目的地のホーエ・ムートに向かう。

    二番目のリフト、目的地のホーエ・ムートに向かう。

  • ホーエムートのテラス。Oetztaler Alpen とStubaier Alpen の山並みが見渡せる。これから上は登山の世界。

    ホーエムートのテラス。Oetztaler Alpen とStubaier Alpen の山並みが見渡せる。これから上は登山の世界。

  • わが家に長年鎮座する「山の神」も登山気分を味わった。少々オッカナビックリではあるけれど(ストックを持参して正解)

    わが家に長年鎮座する「山の神」も登山気分を味わった。少々オッカナビックリではあるけれど(ストックを持参して正解)

  • 山を眺めながらのんびり草をはむ羊たち。背後の山は「Hochfirst」3405m

    山を眺めながらのんびり草をはむ羊たち。背後の山は「Hochfirst」3405m

  • 背後の山は「Kirchenkogel」3282m<br /><br />Kogel・コーゲルとはドーム→円頂丘→山の意味、(オーストリア地方)

    背後の山は「Kirchenkogel」3282m

    Kogel・コーゲルとはドーム→円頂丘→山の意味、(オーストリア地方)

  • Rotmoostal 氷河 (赤い苔の谷)

    Rotmoostal 氷河 (赤い苔の谷)

  • バックの中央の二つのピークは<br />右・Grosser Ramolkogel 3550m<br />左・Anichsptze 3428m

    バックの中央の二つのピークは
    右・Grosser Ramolkogel 3550m
    左・Anichsptze 3428m

  • 途中で千葉県にお住いで、山好きの単独行の娘さんが登ってきた。数年前、ここを訪れてすっかりこの地にはまってしまい、それにペンションのオカミに気に入られ、毎年来ているそうだ。この年は 数日滞在し、伊太利側まで行って来ると云っていた。独逸語もNHKのラジオ講座で勉強している由。(写真はうちのカミサン)

    途中で千葉県にお住いで、山好きの単独行の娘さんが登ってきた。数年前、ここを訪れてすっかりこの地にはまってしまい、それにペンションのオカミに気に入られ、毎年来ているそうだ。この年は 数日滞在し、伊太利側まで行って来ると云っていた。独逸語もNHKのラジオ講座で勉強している由。(写真はうちのカミサン)

  • 途中で可愛いポニーの群に出会う

    途中で可愛いポニーの群に出会う

  • 出会ったミュンヘンからハイキングに来たご夫妻。かって、日本の富士五湖を巡ったと云っていた。<br /><br />山で会う人は みんな友達!!

    出会ったミュンヘンからハイキングに来たご夫妻。かって、日本の富士五湖を巡ったと云っていた。

    山で会う人は みんな友達!!

  • ハイキングコースの標識もガスにまかれた時、迷わない様にしっかりしている。

    ハイキングコースの標識もガスにまかれた時、迷わない様にしっかりしている。

  • 最初の目的地 Schoenwieshuette:シェーンヴィースヒュッテ 2266m ここでいっぷくしてオーバーグルグルまへ下山

    最初の目的地 Schoenwieshuette:シェーンヴィースヒュッテ 2266m ここでいっぷくしてオーバーグルグルまへ下山

  • アイスマン<br />Der Mann im Eis (Homo Tyrolensis):絵葉書<br /><br />1991.9.19 エッツタール・アルペンの Similaunhuette の近くの Hauslabjoch(ハウスラプヨッホ) 3200m で 墺太利の新聞記者によって発見された。エッツタールに因んで「Oetzi」エッツイと命名された。ただし発見地がわずかに伊太利側であったため、伊太利に渡され「ボルツアーノ郷土考古学博物館に展示され、伊太利では「ヒベルナトウス」というそうである。(絵葉書の説明とWikipedia 百科事典より)<br /><br />5121〜5342年前の男と推定されるこの男はこの村の最古の住民として丁重に扱われているそうだ。それにしても、5000年後に、エジプトの王族並に扱われ、あの世で驚いているに違いない。おまけに絵葉書になんかなって!!<br />

    アイスマン
    Der Mann im Eis (Homo Tyrolensis):絵葉書

    1991.9.19 エッツタール・アルペンの Similaunhuette の近くの Hauslabjoch(ハウスラプヨッホ) 3200m で 墺太利の新聞記者によって発見された。エッツタールに因んで「Oetzi」エッツイと命名された。ただし発見地がわずかに伊太利側であったため、伊太利に渡され「ボルツアーノ郷土考古学博物館に展示され、伊太利では「ヒベルナトウス」というそうである。(絵葉書の説明とWikipedia 百科事典より)

    5121〜5342年前の男と推定されるこの男はこの村の最古の住民として丁重に扱われているそうだ。それにしても、5000年後に、エジプトの王族並に扱われ、あの世で驚いているに違いない。おまけに絵葉書になんかなって!!

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  • 4nobuさん 2007/04/30 12:24:21
    有難うございます。かってのハイクを思い出す記事を懐かしく拝見しました
    出ました!待望のオーストリア編。山のベテランの記事ですからキット楽しいだろうと期待してましたが。ズバリ!

    すぐにお返事すべきが遅れてすみません。連休明けにアメリカ国立公園に出かけるのでそれまでにせねばならぬことにかまけて遅れました。
    貴君の行かれた年の前年(2000年)にここを訪れましたが日頃の行いの報いで山が見えず、それではと峠の向こうのイタリアを期待して移動を始めたが峠でイタリア側も曇なので引き返し、ピッツタールへむかいました。それに引き換えこの素晴らしい天気は羨ましい。それに詳しいご説明で山の名前も始めて知ったのが多いです。

    今年の夏はドロミテです。ミュンヘンでレンタカーを借り、これも前に曇で上るのを諦めたツークシュピッツに寄ってインスブルックあたりで泊り、ドロミテに入ります。
    家内はピッツタールが気に入っており、またそこの氷河ツアーも楽しそうなので寄ろうかなと思案中です。
    ドロミテで10日ぐらいの後ベネルックスで5日ほどb述間巡りをやろうかなと考え中です。

    横道にそれますが・・・
    アマゾンからKompass社のWanderbuchのDolomiten編を2冊入手しました。日本支社、ドイツ支社共に品切れでしたがUKのWorldBook社から新古本を取り寄せてくれました。送料約300円追加だけでした。便利ですね。
    体力が衰えて大したところには行けないのですが見て楽しんでます。ドロミテやチロルはシニア向きなんですね。スケールが少し小さくて、リフトがある、日帰りハイクのルートが多いところが。

    Berg Heil

    Berg Heilさん からの返信 2007/05/01 16:21:02
    RE: 有難うございます。かってのハイクを思い出す記事を懐かしく拝見しました
    お便り有り難うございます。

    4/29日は当地の「ラグビーフェスティバル」でメイン・ゲームはM大と母校の第70回定期戦、残念ながらフォワードのボール支配率が8割がたM大で 完敗でした。校友会県支部でもチケット販売に協力、受付テント設営。県内は申すに及ばず、東京 横浜 京都からも遠くから熱心な卒業生が沢山応援に駆けつけました。

    山は本当に天候に依って左右されます。たった一晩のオーバーグルグルでしたが、幸運に恵まれ、沢山の写真が撮れました。瑞西も 南チロルも行きたいのですが、なかなか懐が許しません! 時間だけはたっぷりありますが。
    あと 墺太利紀行では 最高峰のグロースグロックナーを中心とした山の写真を投稿する予定です。ここもスカテンで自称「傑作」が撮れました。

    小生の末妹(シングルで塾経営)は4月にブータンへ行って来ました。毎年辺境の地ばかり行っています。 墺太利のアルバムは2001年・5冊と2004年・2冊 ありますので順々に投稿予定です。
  • utamiumiuさん 2007/04/27 13:02:20
    エッツイ アイスマン!
    最初に写真が目に飛び込んだときの衝撃!!

    まるでハイキングしている最中に行き倒れてミイラになっちゃた人に遭遇したのかと思いました。
    絵葉書と書いてあって、ほっとしました。

    写真の倒れ方はどう見ても行き倒れに見えますね。
    歩いている時躓いて倒れ、そのまま逝ってしまったかのようです。
    リアルな絵葉書でした。

    結婚20周年のスイス旅行が思い出されます。風景はスイスに近いですね。

    夫が定年したら今度はオーバーグルグルに歩きに行きたいです
    私一人でほっつき歩いたらウッツィになるので・・

    1票!

    Berg Heil

    Berg Heilさん からの返信 2007/04/28 08:13:51
    RE: エッツイ アイスマン!
    お便り有り難うございます。

    オーバーグルグル お目に止まって恐縮です。
    私は瑞西を全く知りませんが、おそらく瑞西の山の方がスケールの点では大きさがかなり違うと思います。 しかしこの地 お薦めです。こんな好天に恵まれるのは稀でしょうが、全体に穏やかの感じがします。スキーシーズンでなくてもこの長いリフトで、山々を眺めながらの登高は快適です。是非背の君とご一緒に訪ねて下さい。けっして山々は Frau Uta を落胆させません!!   山は写真より実物で実感する方が、その感激性は格段の差があります。半世紀前、大学の講義の出席よりも、北アルプスに夏冬問わず入っていた事が多かった青春時代の日々の感激が蘇ってきます。是非長いレンズ持参で、軽い三脚もお忘れなく(私は1本脚を持っていきました)

    稜線や岩場を眺めながら登攀ルートをあれこれ想像するなんて久しぶりに学生時代の気持ちになりました。今や年老いた駄馬になってはどうにもなりませんが・・・・・・(自分では年寄りと全く思っていない このズウズウシサ、年金を貰っているくせに) 「アイスマン」 こんな事に巡り会いたいもの、狐狸妖怪のたぐい大好き!! 独逸ならなんといっても魔女でしょう。  我が家にも 見ず知らずの他人であったはずの魔女の親戚みたいのが40年以上前から どうゆうわけか住み着いています。出ていく気配もなさそうです!!

    オーバーグルグル迄はインスブルックより直通バスがあるそうです。

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