Graz Nr.3/市街散策

2001/06/27 - 2001/07/11

第２次世界大戦中、この街の建物の16％が爆撃に依って破壊された。
旧市街は爆撃の被害から免れたが、Tummelplatz区域はオペラ座をも含めて激しく爆撃を受けた。攻撃の中心は街の西部　南部の工業地帯と中央駅であった。

この街の出身者には　1914年サラエボで暗殺され、第１次大戦のきっかけとなったフランツ・フェルディナント大公、アメリカへ渡り　映画俳優からカルフォルニア州知事となった　アーノルド・シュワルツネッカー（グラーツ近郊）　世界的に有名な指揮者　カール・ベームなどがいる。

エリア グラーツ(オーストリア)

一番のメインストリート・Herrengasse
トラムが行き交い、土曜日であったので買い物客で賑わっていた。おそらく自動車は通行禁止で歩行者天国。

Herrengasse：南西から東北方面を見る。
ヘレン・ガッセ（紳士達の小路　或いは支配者達の小路と訳すべきか？）

Stadtpfarkirche：市教区教会

Herrngasse　の西南の端付近

市教区教会の塔：街のランドマークになる。

Jacominiplatz　にある何かの記念塔　銘板を読んで来なかったので、由緒来歴不明。ヘレンガッッセの西南のつきあたりの広場。

塔の上に王冠を乗せた女性は誰？

Francisco １世　
下の銘文　ラテン語で読めず。

Sacksstrasse ： Hauptplatz　付近

西洋人は顔の彫りが深いからサングラスが似合う。でもサングラスをはずしたら？？？？？　ザックス通で。

Luegg 詳細は判らないが　これもユーゲントシュティール（アールヌーボー）か？

Hauptplatz 付近

こんなおしゃれな塔のある邸宅を独逸でも良く見かけた。何時の時代にこのスタイルが流行したのか、建築には全く疎いので判らないが、私の卒業した大学には　これに似た塔のある建物（1894年献堂　重要文化財　煉瓦建築）が現存すが、説明に依れば　「独逸復古様式」となっている。

ここには自転車がいっぱい。たしか向かえの赤い旗の沢山並んでいる建物はデパート？

一寸した小路にもおしゃれな建物が。

Annenstrasse

Heilige Geistkirche

後期ルネッサンス様式　1634年「旧郵便局」

建物の一角によく見られるマリア像

Hauptbahnhof：グラーツ中央駅

この旅行記へのコメント （2）

• sate8さん 2007/07/27 20:34:15

  こんばんは。新着メールから来ました。

  ヨーロッパへ行くと、紋章に興味を惹かれます。
  
  Berg Heilさんの旅行記を拝見したら、
  グラーツ、なにかの旅の途中で寄ったことがあることを思い出しました。
  添乗員さんつきのツアーで、お昼だけのために寄ったのが、グラーツだったような。
  
  

  Berg Heilさん からの返信 2007/07/27 21:28:57

  RE: こんばんは。新着メールから来ました。

  ご訪問深謝します。欧羅巴では「紋章学」という伝統のある学問があります。我が国でも研究されておられる方がおり、又世界の「紋章切手」を専門に収集されておられる方もおります。
  もし紋章に興味が有りましてら下記のブログを覗いてみて下さい。
  
  Deutsche Wappen（Gemeindewappen Kreiswappen）
  www.ngw.ne/int/dld/germany.htm