Salzburg/市街散策　Nr.1

2001/06/27 - 2001/07/11

Salzburg：ザルツ=塩　ブルク=山城・城塞

名前の通り　塩の交易でこの地に冨をもたらした。紀元前1800年以前の石器時代には人間の住んだ跡が見られ、鉄器時代には既にケルト人がハルシュタットで岩塩の採掘を行っていたという。

現在人口150000人余、1996年市内歴史地区が世界遺産に登録。
川崎市と姉妹都市。音楽の街としてあまりにも有名だが、日本では宮本恒靖　サントス・アレサンドロがサッカーのレッドブル・ザルツブルクで活躍中の事はこの街を更になじみにした。

エリア ザルツブルク(オーストリア)

Schloss Mirabell：ミラベル宮殿
大司教が愛人の為に1606年建設、1818年焼失、再建。
それにしてもとんでもない坊主がいたものよ！！
現在は市庁舎として使われている。

宮殿の入り口、土産物屋が並ぶ。庭もそれほど広くは無いが、よく手入れされて美しい。

ミラベル宮殿から望むホーエンブルク城。

Dreifaltigkeitskirche：三位一体教会（1694〜1703）

Mozart Wohnhaus：モーツアルトの住居
別名 Tanzmeisterhaus：舞踏マイスターの家とも呼ばれる。モーツアルト一家が1773〜1787年迄住んだ。現在博物館。

市内を流れる　Salzach：ザルツアッハ川
こちらの河畔の道は　Elisabethkai （Kai=埠頭　桟橋
波止場）

Festung Hohensalzburg ：ホーエンザルツブルク要塞

1077年に造られ、1495〜1519年にかけて拡張　さらに工事は続き、1681年に今日の形となる。城へのケーブルカーは1892年（Ｍ25）開通。

山の中腹のビアーガルテンで夕食　夏の空は日が落ちてもいつまでも明るい。

Steigel Keller：シュティーゲル・ケラー（Keller=地下室　ワイン酒場）

一寸した建物の一角に、イエスに素朴な花を添えて。

古都の風景　古いヨーロッパの歴史を感じさせる一齣

暮れなずむザルツブルクの街を眺めながらの食事、楽しそうな語らい。

大勢の気のあった仲間との食事、コックの丹精をを込めた料理の美味さが倍増する。しかもこんな古都の風景を眺めながらの食事、本当の贅沢！！　どんな高級な料理でも一人でボソボソ食べるとき程味気ないものは無い。

ボク　お父さんやお母さんにほっとかれちゃった。大人ってずるいぞ！！

レストランで一緒になったシカゴから来た生徒達。子供達の笑顔って良いね。１ヶ月に及ぶプログラムらししい。彼等にとっては本当に良い経験になることであろう。

この屈託の無い笑顔　何時までも。

君達　若者になっても決して他の国の若者達と銃を向き合わせないでね。

引率の先生方。飲み物は生徒達と一緒のコカコーラ。
ビールもワインもなしとはさすが。

写真の送付を約束。頂いた名刺には

People to people / Student ambassador program/ Delegation leader としてあった。

花屋の店先で売っていたエーデルヴァイス、持ち帰るわけにもいかず残念、その代わり花好きのカミサンの友人への土産に種を買っていったがはたして吾が温暖の街でうまくいったかどうか？その後の話は聞かないから失敗したのかも？

Cafe Streif：縞模様　古都を歩き疲れて、カッフェへ

曲木の椅子と、しゃれた電灯　蛍光灯ではこのクラシックな風情は出ない。

レストラン　Tomaselli：1705年創業（徳川綱吉の時代）

Fuerst：侯爵　名物モーツアルト・クーゲル（Kugel=球・ボール・弾丸）の元祖とか？　1890年創業（Ｍ23年）

独逸でも墺太利でもよくみかけるクラシックを演奏する若者達。日本の地下道なんかで小汚い格好をしてギターを奏でながら下手な、わけのわからん歌をがなりまくる若者とはえらい違いだ。（この中の女性　おふくろさんかな？？）