Sankt Gilgen

2001/06/27 - 2001/07/11

ザンクトギルゲンはヴォルフガング湖畔（Wolfgangsee：オオカミの道）にあって、人口3800人ほどのモーツアルトゆかりの村。

ここの地名は　St.Gillet 聖人ギレット（独逸語圏では　Gilg 又は　Gilgian　とも呼ばれた）に由来する。

エリア ザンクト・ギルゲン(オーストリア)

Rathaus：市庁舎/ Mozartplatz：モーツアルト広場

ヴァイオリンをひく少年時代のモーツアルト像

小さな村なれども、花壇の手入れも美しく。是も住んでいる人達が　ここを訪れる人々の為のみならず、自分たちの為にも、住民達の美意識は羨ましい！！

Mozart Gedenkstaett：モーツアルト記念展示室

モーツアルトの母の家
彼の姉　ナンネルはここで生まれた　1784〜1801
（1906年　製作）

Sparkasse：貯蓄銀行もこんなおしゃれな建物

Cafe Nannel：モーツアルトの姉さんも200年後にカフェの名前に利用されようとは思わなかったであろう。

村の教会　何処でも教会は中心部にある。

村の伝説・１　Ochsenkreuz
ファルケンシュタインの近くに「Ochsenkreuz：雄牛の十字架」がある。ある時、一人の農夫が雄牛を連れて湖を渡って市場に出かけた。冬だったので湖は所々凍っていた。舟が転覆し、農夫は溺れかけた。ところが、雄牛は農夫を助け、小さな島に運んだ。神への感謝の印として、農夫はこの小さな島に十字架を建てた。

村の伝説・２　Hochzeitkreuz

「雄牛の十字架」の近くに「結婚式の十字架：Hochzeitkreuz」がある。16世紀以来のこの地の言い伝えに依れば、冬の結婚式の時、凍った湖の上で一人の婚礼の仲間が踊った。そのとき突然　氷が割れ、大勢の人々が大量の水の中に沈んだ。ただ、新郎新婦だけは岸辺へ逃れた。二人は感謝の印として、「結婚式の十字架を」建てた。

こんな伝説が　Wikipedia・独逸版の　Sankt Gilgen　の項に載っていた。この十字架の場所　もしご存じの方がいらっしゃったらお教えを。