zyxさんのクチコミ(3ページ)全348件

モスタルの旧市街・古橋地区は世界遺産に登録されています。
スターリー・モストと呼ばれる美しい橋を中心に広がっており、オスマン朝時代の影響が色濃く残っています。
クロアチアのドブロヴニクからはバスで３時間ほどですが、アドリア海沿岸の町から来ると、全く異なる世界に来たという印象を受けます。
狭いエリアなので、２時間ほどの散策で主要な見どころは回れます。
オリエントの香り漂う独特の雰囲気を味わうことが出来ます。

モスタルを象徴する橋で、ネレトヴァ川の両岸からアーチ状にかかっています。
見た目も美しいのですが、橋脚を用いない当時の建築技術の高さには驚かされます。
紛争中の1993年に一部破壊されてしまったようですが、ユネスコの協力もあり、2004年に復元されました。
この橋の一帯はオリエントの香りが漂い、独特の雰囲気があって素晴らしい所です。
なお、ボスニア語で「モスタル」とは「橋の守り人」という意味だそうです。

スヴェタ・ニコラ広場には２つの教会（聖ニコラ、聖ルカ）がありますが、そのうち広場の北側にある大きい方が聖ニコラ教会です。外観はどっしりとしていて、比較的新しい教会に見えます。殆どの教会が西向きなのに対し、この教会は珍しく東南向きとのことです。
なお、教会内部はあまり大したことはありませんでした。

正門から旧市街に入ると「武器の広場」といわれる広場があり、広場の先の正面には時計塔があります。高さはあまりなく、大したものではありませんが、古くて雰囲気がある塔です。いまでも時計は動いているようで、私の腕時計と時間を比較・チェックしたところ、殆ど一致していました。

コトル代表する教会で、正門を入って右手の方にずっと進んでいくと教会前の広場に着きます。随分古い教会のようですが、外見は比較的新しい教会のように見えます。
私はメインの城壁入口から入って城壁に登り、帰りはもう１つの城塞入口の方を目指して降りてきましたが、ちょうど聖トリプン大聖堂の裏手に出ました。
降りる途中、大聖堂を裏から眺めることが出来て良かったです。

この城壁は、コトル旧市街の背後にそびえる山に沿って築かれています。
聖ニコラ教会を通り過ぎて更に旧市街の奥へ進むと城壁の入口があります。
入口の係の女性に入場料を払った際、頂上までの所要時間を訪ねたところ「２０分」と言われました。実際登ってみると、とても２０分では着けません。普通のペースで３０～４０分はかかると思います。
ただ、頂上からの眺めは格別で、やはり登る価値は十分あります。

コトルはコトル湾の最奥に位置し、複雑な海岸線と山々に囲まれた天然の要塞地です。旧市街は文化歴史地区として世界遺産に指定されており、教会や石畳の路地など美しい景観を保っています。
背後の山には城壁があり、頂上まで行かなくても中腹から旧市街とコトル湾の素晴らしい景色を一望することができます。

ボ−ボリ庭園は、ピッティ宮殿の裏側に広がる典型的なイタリア式庭園です。
なだらかな丘を美しく区画して作られた園内には、円形劇場のほか、噴水や彫刻などが点在し、なかなか楽しめる所です。
ただ、登り降りがあり暑い時期には結構疲れますので飲みのも持参をお薦めします。
庭園の上にあるベルヴェデーレ要塞にも行きましたが、改修中か何かでクローズとなっていました。

アマルフィ海岸については、もちろん陸路（バス）からの眺めも良いのですが、やはり海上（海）からの眺めをお薦めします。
特にアマルフィやポジターノなどの街並みは、海からでないと全体を見渡すことが出来ません。それから、特に夏のシーズンは陸路は渋滞します。
私は、アマルフィ～ポジターノ～カプリ島、と船で回りましたが、最高の景観を楽しむことができました。

バスで行く方が面倒くさそうなので、アマルフィから船で行きました。
往復１０ユーロ、洞窟の入場料５ユーロでした。
洞窟の見学時間を入れて１時間ほどで戻ってこれます。
この洞窟は大きな空洞で鍾乳洞のような感じでした。
期待したエメラルドの色は、広い洞窟の中の、ほんの一部分だけでした。
まあ、これは時間帯にもよるのかも知れません。

「午前に陸路で」と「午後に海から」の２回ためしに行ってきました。
結果として分かったことは、
・光の加減で午前中の方が美しい、と言われますが、私が行った限りはあまり変わりなかった。
・時間帯にもよりますが、陸路で行く方が断然待ち時間が少ないです。海から行った際には洞窟の前で船に揺られて５０分も待ちました。陸路で行った際には待ち時間５分でした。

参考までに、マリーナグランデから陸路で行く場合、バスでマリーナグランデ→アナカプリ→青の洞窟、というようにアナカプリでバスを乗り継ぐことになります。
アナカプリ→青の洞窟へのバスは、約２０分間隔でありました。
参考までに時刻表の写真を付けます。

シニョりーア広場にいくと、まず素晴らしい噴水が目に入ります。
これが、ネプチューンの泉です。
馬の上に乗っているブロンズ像がコズモ一世で、彼が海軍を創設した記念に、この噴水が作られたと言われています。
大理石でできた躍動感ある彫刻の数々が見事で、見ていて飽きません。

フィレンツェを訪れる観光客は、まずドゥオモ広場を目指すと思います。
そう、この広場は、ルネサンス期建築の傑作群が集まる「花の都」の中心なのです。
ドゥオモ、ジョットの鐘楼、サン・ジョバンニ洗礼堂、ドゥオモ美術館など。
周辺には更に色々な見所があります。
この広場には、昼のみならず是非、夜にも訪れてください。
また違った雰囲気を味わうことができます。

ヴェッキオ橋を渡ってそのまま真っ直ぐに進むと、重厚感ある壮大な宮殿が見えてきます。これが、ピッティ宮殿です。
ルネサンスの豪商ピッティが建てた宮殿ですが、後年メディチ家が買い取り、何度かの改修を経て現在の姿になったとのことです。
宮殿の内部には、パラティーナ美術館やボ−ボリ庭園などがあり、結構楽しめる所です。

フィレンツェの真ん中を通っている川で、有名なヴェッキオ橋も、この川に架かる橋です。
特に夕暮れ時の雰囲気が良く、川沿いの散策は最高です。
実は、このアルノ川を眺めるポイントが、ウフィツィ美術館内にあります。
館内の南西の角の所に大きな窓があり、人だかりができており、何かなと近づいてみると、皆、窓からアルノ川の景色を写真に撮っていました。
手前のヴェッキオ橋をはじめ、その後ろに連なる橋を眺めることができます。
ウフィツィ美術館では是非このポイントをチェックしてみてください。

ナポリ中央駅に一番近い所にある教会で、もともとドメニコ派の修道院つき教会として建てられたとのことです。
教会前は大きな広場になっており、地元の人達の憩いの場所になっています。
実はこの教会、あまり日本のガイドブックには掲載されていないようですが、教会内部は、いくつかの礼拝堂や有名芸術家の作品が充実しており、なかなか見ごたえがあります。
フィレンツェでは、日本人観光客の比較的少ない穴場と言えるでしょう。

守護聖人ジョヴァンニに捧げるために建てられた八角形の洗礼堂で、ドゥオモ広場にあります。青銅の３つの門扉のレリーフが有名ですが、その中でも特に東の門扉は、ミケランジェロが「天国の門」と絶賛したとのことです。
私が訪れた時も、東の門扉の前に人だかりができており、皆、写真を撮っていました。確かに良く見ると、とても繊細で美しい門扉です。

シニョリーア広場に面して建つ宮殿で、今でも建物の一部は市庁舎として使われてるようです。結構高い鐘楼を持つゴシック建築で、簡素ながら力強い外観です。
宮殿の内部も、５００人広場をはじめ、絵画や彫刻、織物等の装飾があり、素晴らしい内装ですので、時間があれは見学することをお薦めします。

ヴェッキオ宮殿の前にある大広場で、中世の頃には政治家や哲学者等が集まり議論を戦わせできた場所のようです。
ネプチューンの噴水やダヴィデ像のコピーのほか、いくつかの彫刻作品が並べられており、結構楽しめる所です。
ただ、ウフィツィ美術館もすぐ近くにあるので、いつも人が多く、人混みのきらいな人は、人の少ない朝早くに訪れた方が良いでしょう。

ドゥオモの横に建つ、高さ８４メートルの鐘楼です。
大理石で出来ているので、外観を見ると、ドゥオモとセットのような建物に見えます。
東側の入口から入って、早速４１４段あるという階段を登りました。
結構疲れますので、途中休みながら登りました。
屋上のテラスからの眺めは本当に最高でした。
ミケランジェロ広場からの眺めは、遠目に全体を見渡す感じになりますが、鐘楼からの眺めは、ドゥオモの雄姿と街並みが眼下に見えますので迫力があります。
時間があれば、是非鐘楼を登ることをお薦めします。