風待人さんのクチコミ(20ページ)全415件

１月３０日は祖母の１３回忌の法要でした。
法要の後のお斎（おとき）は車で５分足らずの距離にある「焼鳥　居酒屋　亀亀」に行きました。
こちらは父母が老人会で訪れ、料理が美味しかったのでその場でお斎の予約を入れたお店です。
カウンターと座敷があり、最近出来たので初めて行くことになります。
道路沿いに有りますが駐車場は店の前側で少し狭くて出入りがし難いのが難点です。
車の通行量が少ない時を狙ってバック駐車した方が帰りに出やすいと思います。
今回の料理は事前注文で一人４０００円の料理でした。
来店すると座敷には刺身盛合せとしゃぶしゃぶが用意されていました。
刺し身は当然のことながら地物が中心らしく新鮮で歯ごたえがあり、萩特有の甘めの醤油によく合います。
うにやサザエ、ヒラメのエンガワも盛合せられていて美味でした。
しゃぶしゃぶは魚だったのですが、何かと思いきやこれもヒラメでした。
まあここまでは予想通りでしたが、続いて鯛のあら炊きが出てきました。
飴色に輝く魚体はよく煮こんであり、身もほぐれていて味が隅々まで染み込んでいました。
これに茶碗蒸しが出てもうお腹いっぱいと思っていたところにごはんが出てきて打ち止め状態に。
しかし、それに天ぷら、デザートと続き金額以上の至福感と満腹感を得られました。
お陰様で夕飯は食べずに済んだので食費が少し浮きました。
実際に注文して出てくるメニューは食べていないのですが、壁には魅力あふれるメニューが並んでいました。
量はわかりませんが結構リーズナブルな値段で驚きです。

部屋でご当地の魚介類をそのまま食べれるプランで泊まりましたが、これが大正解でした。
当初は、食事は近隣のお店で食べようと思っていましたが、お酒を飲むので車での外出が出来ず、やむなく宿で食べることにしたのですが、宿で出された食事の旨いこと旨いこと。
新鮮な魚介料理は刺し身もよし、焼き魚も、煮魚も、鍋も全て文句のつけようが無いほど完璧。
しかも、温泉付きで温まってまた部屋で地酒を飲みながら窓の外を見ると海に漁火が見えて綺麗でした。
夕方に着いた時は日本海に沈む夕日が綺麗で、男ばかりでむさ苦しい雰囲気でしたが誰もが感動しました。
今度は妻と一緒に来たいと思いました。
立地的には近隣に小店やコンビニも無く、唯一ホテル内の売店のみが飲食物を購入できる店でした。
ホテルに来るまでに何件かコンビニを見ましたが車で10分以上かかる距離だったと思います。
冬だったので外には出ませんでしたが、海の方を見ると釣り客がいたり、ヨットやクルーザーが留まっていてリゾート地のように感じました。
春から夏に釣り竿を持って来てみたいと思いました。

忘年会と慰安旅行を兼ねて宿泊しました。車で行ったのですが、急勾配の坂道を登って辿り着くホテルはスリル感満点。ジェットコースターの上りみたいでした。
駐車場には予め、ホテルマンの方がおられて誘導をしてくれました。
料理は忘年会メニューでしたが豪華で新鮮な魚介類が満載で、地酒も美味しかったです。
量は食べきれないくらいでしたし、ふぐ鍋を堪能できて大満足でした。
お風呂は広く快適でした。露天風呂は海に面していて半円状になっていて日本海を見下ろせるようになっています。夕方に入れば日本海に沈む夕日を満喫できます。
ホテルは世界最小火山の笠山の麓にあり、近所にドライブインやガラス工房、明神池、ゆずの加工場がありますが、夕方は早々と閉まるため、覗くことは出来ませんでした。
また、近くにコンビニ等がないので多少不便です。
部屋は、大人3人で眠りましたが清潔で広くて快適でした。
部屋も日本海側に面していてまるで天空の城に泊まっているように感じました。

日本海が一望できる景観が非常に素晴らしいホテルです。
リニューアルオープンされたとかで施設は新しく清潔で過ごしやすい環境でした。
部屋は思ったよりも広く、二人では持て余し気味でした。
夕方に宿に着き、他のお客も多かったようですが、スタッフの方々が機敏に動かれて待たされること無く、また丁寧に部屋まで案内されて満足の行く接客でした。
9月だったので海水浴客はいませんでしたが、子供つれやカップルが浜を散策していて日本海に沈む夕日を眺めていると妻と二人、若いころを思い出して少々ロマンチックな気分に浸れました。
温泉は少しヌルヌルしていて塩の混じった温泉だとかで普通とは違う感じが新鮮で良かったです。
食事の方は日本海に面した萩ということで期待していましたが、その期待を上回る味と品数、量でもう100点満点を付けたいくらいです。
立地的には萩城跡、萩博物館、菊屋横丁などの史跡に近く、歩いて回れる距離だったので観光がスムーズに行きました。

山から日本海側に降りる道を進むと、椿群生林に行き当たります。
以前は椿原生林と呼んでいて表記もそうなっていましたが、どこかから指摘があったのでしょうか。
元々、人の手が入っていて明治以降は畑作や牛の放牧が行われていたのですから原生林ではないですよね。
毎年、2月下旬から3月下旬まで「椿まつり」が開かれるのですが、ヤブツバキはもう今の時期から見れます。
テレビのローカルニュースで椿が咲き始めたとのことでしたので見に行ってきました。
咲き具合は3分咲きから5分咲きくらいでしょうか。
もちろん、品種によっては未だ蕾さえも見れない木もあります。
中央に設けられた広場に植えられた各地由来の椿はよく咲いていました、日当たりがいいせいもあるのでしょうか。

萩市の堀内地区は土塀と白壁、そして夏みかん、更には史跡や旧跡の宝庫です。
結構知られていないスポットも多いようです。
この旧福原家萩屋敷門もそのひとつ。
その名前の持つ意味は昔ここにあった福原家の萩に合った屋敷の門と言う意味で、福原家は元々山陽側の宇部に
住居を構えていますが萩の重臣である福原家は萩にも上屋敷、中屋敷、下屋敷を持ちその内の上屋敷が現在の旧福原家萩屋敷門のある敷地に建っていました。
時を経た今も朱色の大きな門は主の帰りを待っているかのようです。
門の形式は切妻造りで江戸中期に建てられたようです。
今尚、その姿を平成の世に表しています。
この門は多くのお屋敷の門とは違い、門番所のない珍しい長屋門となっています。
場所は萩市の堀内地区、山口県立萩高等学校の運動場のそばにあります。
現存しているのは門だけで裏側の屋敷部分は解かれて空き地になっています。　

萩市川島の橋本橋の袂にある冨田屋旅館を川島側に折れて数十メートル行くと元帥陸軍大将にして内閣総理大臣も務めた山縣有朋公の誕生地があります。
厳島神社宮跡之碑の鳥居を目印に行けば見つかりやすいです、山縣有朋誕生地はその裏手にあります。
本当に小さくて奥まった所にあるので注意して見なければ見過ごしてしまいそうなので注意が必要です。
特に目立った施設ではなく、大きな石碑が経っている以外は別段特筆すべきこともありません。
幕末ファンの方や山縣有朋を研究されている方には興味深いかもしれません。
山縣有朋と言えば戊辰戦争で功績を挙げ、後に日本の陸軍の基礎を作った方です。
未だに陸上自衛隊の言葉の端々に萩の方言や言い回しが用いられているのは山縣有朋公のお陰かもしれませんね。

私は平日の午前中に指月公園まで一人で花見に行ってきました。
平日だと花見客も少なくほとんど独り占めで桜をゆっくりと見ることが出来ますし、一人で行けば好きな時に帰れまから気兼ねなく桜を楽しめました。
お城の石垣の上から覗く桜の花は実に可憐で風流です。
お堀の水面に反射して映る桜も一緒に楽しめます。
緑の芝生の上に植えられた桜はその薄い桃色の花びらが映えてきれいです。
ここ指月公園の桜の木は古いものが多く、古の昔に萩藩のお殿様が見ていたのではないかと思うと何だか不思議な気分になります。
志都岐山神社までの道の両側にも桜が並木のように植えてあります。
桜の花を見上げて眺めていると時間がすぎるのを忘れてしまいそうです。
城の石垣と桜が見せるコントラストは春の風物詩として目に焼きつくようです。
仲間と一緒にワイワイガヤガヤと楽しく宴席を囲む花見もいいですが、ゆっくりと歩きながら愛でる桜も楽しいものです。
花より団子の言葉もありますが、春はやっぱり団子よりも花です。
団子はいつでも楽しめますが、桜が楽しめるのはほんの短い間だけ。
今日愛でる桜は今日しか咲いていないのです。
指月公園の花見では是非、お酒が入る前に石垣の上から四方を見下ろしながら見て下さい。
現代の毛利公になった気分に浸れるはずですよ。

まあ、何でも小さく区切れば日本一にはなるもので、萩にはかつて3つの世界一がありました。
ひとつは今はもうありませんが、旧市内の新川地区と鶴江・香川津地区を結ぶ世界最小の回転橋。
ふたつめは駅名で飯井（いい）はローマ字表記では英数字のIの上に棒線を引けばいいと英語の先生に教わりました。
みっつめは世界最小火山の笠山です。
みんな世界最小とか世界最短と小さい、短いですが、平成16年に復元された北の総門は日本最大級の高麗門ですから、ちょっとは誇れますね。
今年で築10年ってことですが、元々萩開府400年記念行事ということで作られたので今年で萩開府410年ってことですね。
さて、この北の総門は萩市内、所謂町人の街から上級武士や藩の重鎮が住んでいる堀内地区への出入りを監視する
関所のようなものだったようです。
今も堀内地区と萩市内の間には小さな堀がありますが、昔は40ｍもある堀で、その上にはあちこちに橋があるわけでは無く、北、中、平安古の３箇所の門からしか出入りが出来なかったようです。
テロ対策と他藩や幕府から攻められても敵を城内に入れない工夫がされていたんですね。
こちらを整備する時に江戸時代の庶民の暮らし向きがわかる生活道具がかなり出土したようです。
ちなみにこの堀の内側、つまり武士の街を堀内、外側は南側を南片河町、北側を北方河町と呼びます。
また周辺には問屋街や職人が住む地域が多く見られ、その職業により樽屋町、細工町、米屋町、油屋町、呉服町、塩屋町などがあります。

偶然、菊ヶ浜で地引き網体験をしている子供たちを見ました。
子供たちは一生懸命、地引き網を引っ張っていました。
「晩ゴハン」と連呼したり、「ファイト～イッパ～ツ」と叫んだりしながら引っ張っていて途中から「お刺身～」という声も上がっていました。
網は菊ヶ浜の遠浅の海に投げられ、子供たちの手によって引かれて行きます。
少しずつ魚が上がってきます。
上がった魚のうち、銀色に光る魚体のほとんどはコノシロです。
寿司ネタのコハダやシンコはこの魚の幼魚をいいます。
また、主に岡山で食べられ珍重されるママカリはコノシロの近似種のザッパと呼ばれる魚です。
この種は小骨が多いので小魚の方が食べやすいようです。
更に、内臓に独特の臭みがあるので酢漬けにした方が食べやすいようです。
網の中での大物はエラを持ち上げられているセイゴ（スズキの小さいやつ）です。
ルアーフィッシングの対象魚としても有名ですね。
エラには鋭い刺があり、釣り針が掛かるとエラでラインを切ったり、ジャンプして逃げたりと強い引きとファイトで人気が高いです。
釣りファンにはシーバスとして名が通っていますね。
女の子がセイゴを持って「取ったど～」ってやっていました。
セイゴは大きな口を開いて小魚を飲み込む海のハンターで獰猛なイメージがありますが、身は白身でその上品な味は鯛に似ていて新鮮であれば刺し身にしても美味しくいただけます。
この日は子供たちが苦労して頑張ったお陰で大漁だったようです。
この地引き網体験はどこが主催しているのか通りがかりの私にはわからなかったので帰宅してネットで調べてみると。
この浜のすぐ裏手にあるホテル千春楽でオプションとして行われていて、穫れた魚を料理して食べさせてくれるのだとか。
興味がある方は問合せて見てはどうでしょうか。

広島観光と言えば原爆ドームと広島平和記念資料館が鉄板ですが、ここ国立広島原爆死没者追悼平和祈念館も見逃す訳には行きません。
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館はひっそりとあります。
そして、入り口はグランドレベルより一段低いところにあります。
階段を降りて入り口に着くと更に螺旋状の階段を下に下ります。
行き着いた先は暗いドーム状の空間です。
目が暗がりに慣れてから周りを見渡すとそこには原爆により焼け野原となった広島の街が浮き上がります。
何も語らず何の説明もありませんがそれらが必要もないほどこちら側には伝わるものがあります。
この施設で写真撮影して良い場所は入り口とこのスペースのみ。
次の部屋は原爆死没者の写真と名前がランダムに表示される壁とデータベースで死没者の名前と写真が検索できるパネルがあります。
さらに、次の部屋は企画展「原爆の子」のスライドが上映されています。
同じフロアには原爆に関する図書やデータベースがあり自由に閲覧できます。
国立広島原爆死没者追悼平和祈念館を出て再び地上に出ると辺りは眩しい太陽の下でした。
まるで別世界のような空間です。
平和な毎日がどれだけ幸せか再認識しました。

女台場はその歴史というか生い立ちが分かっていないと、ただその場所に行っても何の感動もありませんし、分からない人には限りなくガッカリ名所になってしまいがちです。
ただの盛り上がりというか、丘か小さな高台と言った雰囲気で現代なら重機を使えば1週間やどこらで出来上がりそうな代物です。
現地に行かれた方のほとんどは、何？この崖？丘？って思うでしょうけれど、でもそれが女台場なんです。
今でこそ「おんなだいば」と呼びますが昔は「おなごだいば」と呼んでいました。
ここが民謡男ならの舞台です。
♪男なら　お槍担いでお中間となって付いて行きたや下関♪
♪国の大事と聞くからは 女ながらも武士の妻♪
女台場は長州藩が外国船に対して行った砲撃の余波で、萩の町を海からの攻撃から守るため萩の町人や武士の妻など身分や老若男女問わず尽力して土塁を築き上げたものです。
もちろん、男性も多く携わったのですが、そこはアピール度は女性の方が強いので、武士の妻や奥女中までが手伝ったその心意気を後世に伝えるための女台場と呼ばれるようになったようです。
今は人家が立っていて見渡し難いですが、江戸時代末期にはここから日本海が見渡せたことでしょう。
高さ3ｍ、幅12ｍ、長さ50ｍの土塁だそうです。
県道側から行けば民宿かどやさんを目印に行けばたどり着けます。
そのすぐ隣が女台場です。
菊ヶ浜側の海岸道路側から行けばバー「玉ねぎ畑」の横の道から登れば辿り着けます。

今年は戦後69年の夏を迎えました。
8月6日は広島の原爆記念日です。
世界で初めて、広島に原子力爆弾が落ちた全人類にとって悪夢の日が。
元安川と本川の分岐点にあるＴ字をした橋、相生橋付近を目印にその悪魔は解き放たれました。
1945年8月6日の午前8時15分、広島上空でエノラ・ゲイから撒かれたその悪魔は全てのものを焼き尽くし広島を焦土に変えました。
当時は水を求めて川へ飛び込み、死体で埋まったと言われる川も今は平静を取り戻しています。
原爆の投下目標のひとつとされた相生橋は今も同じ場所に残っていて、その相生橋の向こうに原爆の生き証人とも呼べる原爆ドームが佇んでいます。
T字型の相生橋は空中からの格好の標的となり広島の街は焼き尽くされました。
しかし、原爆ドームは多くの建物が倒壊し、焼き尽くされてもそこに残りました。
今は花咲く水の都、広島に悲惨な戦争を伝えるために崩れ落ちることを許されずに立っているかのようです。
原爆ドームは、被曝する前は広島産業奨励館と呼ばれる美しい建物でしたが、それが今はその無残な姿を晒して辛うじてそこにいます。
本来なら取り壊されて建て替えるか、他の建物になるかだが原爆ドームはそれさえも許されず、内部は補強だらけで、時が経てば経つほどその数を増しています。
原爆ドームに安らぎの時が来るとしたらそれは世界に紛争が無くなった時。
その日まで戦争の悲惨さを、原爆の悲惨さを伝えるためにそこに立ち続けるのでしょう。
原爆ドームの周辺には季節の花が綺麗に咲きます、その花は原爆投下時には考えられないものでした。
投下直後は、広島の地には今後70年は草木も生えないだろうと言われましたが広島の植物も人も見事、立ち上がり大輪の花を咲かせています。
多くの犠牲のもとに。
そんなことを考えながら今生きている意味と平和について考える良い教訓になると思います。

毎年、原爆の日（原爆投下の日）が来ると平和記念公園に集まる人達がテレビに映し出される。
そこには平和への想いと人間の愚かさを象徴する灯火がある。
世界平和を祈り、絶やすこと無く受け継がれている灯火。
ここに来る度、平和な世の中を有難く想います。
しかし、ここにはたくさんの犠牲者の名前が刻まれた名簿が眠っています。
原爆の日に、日本国の首相を始め、お偉いさん方が並びますが、彼らが本当に先人の死を悼み、平和な世の中を築こうとしているのか、甚だ信じられないところがあるのも事実です。
人が人を死に至らしめる兵器は廃絶すべきです。
正義の名のもとに行われる殺人はあってはならない。
いつもその犠牲者は優しく、弱い人達ばかり。
折鶴の塔の少女をもうこれ以上出してはいけません。
それれを阻止するのが今に生きる私達の仕事ではないでしょうか。
私が行った5/3はフラワーフェスティバルということも有り、付近は花で飾られていました。
しかし、それは犠牲者の方々の生命の灯火のようにも思えました。
巨大な折鶴の模型が並んでいてそのモニュメントが平和を祈る気持ちを静かに伝えていました。
原爆の日のみならず毎日、いつも平和について考えたいものです。
平和公園はそのためのシンボルだと思いました。

平和記念公園を抜け、平和大通りへ向かいました。
初めて見る、広島フラワー・フェスティバルです。
花が咲き乱れる広島の街で年に１回行われる広島市を挙げてのお祭りですね。
これは元々は広島東洋カープが初優勝した1975年の優勝パレードに端を発したお祭りと聞いています。
カープには是非優勝してもらって秋には優勝パレードをしてもらいたいものです。
パレードでは各学校やグループ単位で編成された楽団や演舞のチームがそれぞれの衣装を来て行進します。
学生さんから社会人まで色々な年齢層の参加者がおられます。
他にも随所にステージが組まれ演奏やパフォーマンスを披露されていました。
この日は原爆資料館付近のステージでは歌手の一青窈さんが歌っておられて観客が多かったです。
平和大通りは歩行者天国になっていてたくさんの人出で賑わっていました。
元安川周辺でも原爆ドームの対岸にステージを設けて、歌の演奏やフラのステージが行われていました。
約2時間位歩きまわりましたが、それでは時間が足りないくらい濃い内容のお祭りでした。

松陰神社といえば松下村塾と神社が有名ですが、実は他にも色々史跡があるんです。
中でも中々気づかずに通り過ぎてしまう史跡が薩長土連合密議之處（さっちょうとれんごうみつぎのところ）の碑です。
碑と書いてあるからにはそこにはもう建物などは残ってはいませんが、ここは歴史が動いたまさにその場所でした。
類は友を呼ぶの諺通り、同じ志の人間は互いに寄り添うものです。
この碑がある場所にはかつて旅館が建っていました。
この旅館に泊まったのが萩藩士、久坂玄瑞を訪ねた土佐藩士、坂本竜馬、それに薩摩藩士、田上藤七の両名、これに久坂玄瑞が加わりここに薩長土の若き革命家たちが一堂に会したわけです。
ここで3名はそれぞれの思想に通ずるものがあり、後の薩長連合を予感させるものであったようです。
この碑は松陰神社の入り口の向かって左側、トイレの横に鎮座しています。
幕末の偉人たちがこの場所に居たと想像して目を閉じると吹いていく風さえ別の時代へと誘うような不思議な気分になります。

山口県から九州あたりの方ならご存じの方も多いと思いますが、高速道路中国道の上り、下関付近で食事をするなら王司PAのうどんがオススメです。
中国道は下りにも王司PAはあるのですが、提供している店が違うのか上りPAのうどんが美味しいと言われます。
今回は福岡に行った帰りに寄りました。
食事時は、仕事中や仕事帰りのサラリーマンや観光バスの乗客でごった返すことも多いのですがこの日は偶然なのかお客さんが少なくて助かりました。
食券を買ってスタッフさんに半券を渡して待ちます。
カウンターで自分の番号が呼ばれたら注文したメニューを取りに行きます。
客席はテーブル間が広くとってあり、ゆったり座れる椅子席で落ち着いた印象です。
私はふく天うどんを注文しました。
山口では河豚は「ふぐ」とは発音せずに福に引っ掛けて「ふく」と発音します。
妻は肉ごぼう天うどんを注文しました。
ここのうどんは麺が美味しいのはもちろんですが、出汁もあっさりした味ですがしっかりとした味がついていて喉越しも滑らかです。
冬はなによりも温まります。
PAのフードコートなので早い安い旨いで一石三鳥です。
中国道の上りで食事をするなら王司PAのうどんはオススメですよ。

広島に遊びに行き、本通り商店街方面で買い物をした後、昼食を食べようということになりました。
この辺りには名が知れた新天地のお好み共和国ひろしま村が有りますが、それには目もくれずに辿り着いたのはお好み共和国ひろしま村の前に店を構える『元祖へんくつや新天地店』です。
店外でお客さんが待っていましたがその数は３人でしたのでお店の回転率からすると１０分も待てばOKなはず。
その思惑通り、５分後には妻と二人中に入ることが出来ました。
このお店、実は今は成人した子供たちが広島風お好み焼きデビューをしたお店でして。
１６～７年前に一度訪れています。
個人的にはお好み共和国ひろしま村に出店ぜずにその前で商いをしている心意気が好きなんです。
この日は妻がそば抜きのお好み焼き、私が肉玉そば入りを注文しました。
お店に中はお客さんがいっぱいでしたが注文してから１０分も待たずにお好み焼きが出てきました。
ふっくら焼けたお好み焼きに定番のオタフクソースは最高の組み合わせです。
うまいのに８００円前後で食べられる幸せ、広島ソウルフードはやっぱり最高でした。
場所は広島パルコの裏手側、お好み共和国ひろしま村やドン・キホーテのずぐ近くです。

萩市のお祭りと言えば夏の萩夏祭り、秋の萩時代祭と二つ大きな祭りがあるのですが、そのどちらも神社の祭りに端を発しています。
萩夏祭りは浜崎地区の住吉神社のお祭りが元になっており、片や萩時代祭は金谷地区（椿地区）の金谷神社（かなやじんじゃ）の秋の大祭が元になっています。
旧萩市内の子供たちはこの秋の大祭の時に金谷天神で七五三のお参りをするのが一般的でした。
以前はこのお祭りは１１月１５日でしたがいつの頃からか、１１月の第二土・日になりました。
この秋の大祭の頃にはよく雪が舞い、冬が来るな～と感じたものでした。
金谷神社はその由来は古く鎌倉時代の初め、１１８６年に長門守護の佐々木高綱が大宰府より勧請したといわれ、今の椿地区に遷宮されたのが１７２０年と言われています。
神社の鳥居をくぐると石橋と朱色の門が迎えてくれます。
門の天井には十二支など動物や鳥が描かれています
本殿に至る右隣には牛の像が鎮座しています。
本殿に至るまですべての建物は綺麗な朱色に染められています。
境内の通路の上には偉人たちの肖像画が掲げられています。
秋の大祭の折にはこの通路の壁に市内の学校から応募された習字の書が貼り出され優秀作品には金、銀、赤の札が貼り付けられます。
金谷神社へのアクセスは萩市御許町の国道191号から分岐し、萩駅方面へと向かう県道64号線を萩駅方面に走り、橋本橋を渡り坂道を下った左手にあり、右手に駐車場スペースもありますが、部分的に駐車禁止スペースがあるので注意が必要です。

20014年2月16日の日曜日に萩椿まつりに行ってきました。
肝心の椿の花の方は2分咲きから3分咲きと言った感じでした。
毎年、花の見頃は2月下旬から3月初旬となっています。
さて、日曜日ということもあってステージでは山口県立大学のよさこいサークル奄美連合萩組による可憐で力強い演舞が行われていました。
文字通り、椿まつりに花を添えてくれました。
エリア内では地元の海産物や食べ物が売られていました。
萩のゆるキャラのひとつ、萩にゃんも来ていて場を和ませてくれました。
土日祝日は無料の椿見どころ案内人も大活躍、平日は有料で要予約とのことです。
椿まつりと萩しろうおまつりが萩の観光シーズンの幕開けですが、また春の兆しが見え始めるのもこの頃ですね。
シャトルバスは萩しーまーとを経由していますので合わせて楽しんでみてはどうでしょうか。
萩椿まつりの場所は、笠山登山口の途中、ドライブイン笠山の先の左に折れる道を下ってその先のT字路を右に折れて細い海岸沿いの道を道なりに行けばあります。
まつりの時期には有料駐車場が用意されますが、道が狭く徒歩で会場に向かう人もいるので注意が必要です。