通りすがりで見た菊ヶ浜での地引き網体験は大漁でした
- 3.0
- 旅行時期:2014/05(約11年前)
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by 風待人さん(男性)
萩 クチコミ:217件
偶然、菊ヶ浜で地引き網体験をしている子供たちを見ました。
子供たちは一生懸命、地引き網を引っ張っていました。
「晩ゴハン」と連呼したり、「ファイト~イッパ~ツ」と叫んだりしながら引っ張っていて途中から「お刺身~」という声も上がっていました。
網は菊ヶ浜の遠浅の海に投げられ、子供たちの手によって引かれて行きます。
少しずつ魚が上がってきます。
上がった魚のうち、銀色に光る魚体のほとんどはコノシロです。
寿司ネタのコハダやシンコはこの魚の幼魚をいいます。
また、主に岡山で食べられ珍重されるママカリはコノシロの近似種のザッパと呼ばれる魚です。
この種は小骨が多いので小魚の方が食べやすいようです。
更に、内臓に独特の臭みがあるので酢漬けにした方が食べやすいようです。
網の中での大物はエラを持ち上げられているセイゴ(スズキの小さいやつ)です。
ルアーフィッシングの対象魚としても有名ですね。
エラには鋭い刺があり、釣り針が掛かるとエラでラインを切ったり、ジャンプして逃げたりと強い引きとファイトで人気が高いです。
釣りファンにはシーバスとして名が通っていますね。
女の子がセイゴを持って「取ったど~」ってやっていました。
セイゴは大きな口を開いて小魚を飲み込む海のハンターで獰猛なイメージがありますが、身は白身でその上品な味は鯛に似ていて新鮮であれば刺し身にしても美味しくいただけます。
この日は子供たちが苦労して頑張ったお陰で大漁だったようです。
この地引き網体験はどこが主催しているのか通りがかりの私にはわからなかったので帰宅してネットで調べてみると。
この浜のすぐ裏手にあるホテル千春楽でオプションとして行われていて、穫れた魚を料理して食べさせてくれるのだとか。
興味がある方は問合せて見てはどうでしょうか。
- 施設の満足度
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3.0
- 利用した際の同行者:
- 一人旅
- アクセス:
- 4.0
- 県道295号線を萩城跡方面へ行くと道沿いに駐車場があります
- 景観:
- 4.0
- 日本海は夏は静かで女性的、冬は荒々しく男性的です。
- 人混みの少なさ:
- 2.0
- 夏は芋を洗うくらいに人が多いです、秋から冬は人影もまばらです。
クチコミ投稿日:2014/12/16
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