ポジーさんのクチコミ(14ページ)全299件

年末のテレビ中継では定番のように安売りの光景が中継され、最近ではNHKの朝ドラ「あまちゃん」のロケ地としても有名なアメ横。一見安いものがたくさん売っていますが、出所は怪しげなものも多数。でもそんな怪しさ、胡散臭さもまるっと含めて楽しむことが醍醐味の商店街です。
いつ行ってもものすごい人混みで、それに疲れてしまうのが玉にきず。

京葉線の越中島が最寄の東京海洋大学敷地内に保存される日本最古といわれる鉄製の船です。現在の船は鋼鉄製が主流ですので、木造船から鋼鉄船に移り変わる過渡期をしのぶことができる貴重な船として国の重要文化財に指定されています。
ただ、大学の敷地内に静態保存はされていますが、はっきり言って野ざらし状態でかなり老朽化も進んだ状況。その歴史的価値も半減しているように感じられます。
整備できない事情もあるかもしれませんが、もう少し何とかならないものかと思います。

東京都台東区、上野の不忍池付近にある三菱を創業した岩崎家の旧宅が一般公開されています。庭園とはなっていますが、見どころは庭園よりも岩崎家が住居として使っていた洋館。ジョサイア・コンドル設計の洋館は東京の洋館建築を代表する見事なもので、豪華な外装内装にため息が出続けます。
国の重要文化財に指定されるほどの洋館建築を見れば、当時の岩崎家の財力をうかがい知ることができます。なお、洋館内部は撮影禁止なので写真は外観だけになります。

永代通りの語源となる江戸時代から架かる隅田川を代表する橋です。もちろん今の橋が江戸時代にあったわけではありませんが、赤穂浪士の討ち入り時に浪士たちが吉良上野介の首を掲げながらこの橋を渡り泉岳寺に向かうなどの歴史を見つめてきました。
現在の橋は関東大震災後の復興事業の一環として建設されたアーチ橋で、日本の近代土木遺産として国の重要文化財に指定されています。

隅田川は川沿いを遊歩道として整備されていますので、近くの勝鬨橋や清洲橋とセットで隅田川の橋巡りを楽しむことができますよ。

門前仲町にある富岡八幡宮の近くにひっそりとたたずむ鉄橋です。あまりにひっそりとしているので気づきにくいのですが、実はとても貴重な鉄橋。
元々は京橋周辺に架けられていた橋で、鉄を主材料とした橋では日本最古のものと言われ、国の重要文化財に指定されています。日本が近代に向けて発展する過程を示す貴重な生き証人として、この地に移築され保存されています。

江戸時代から深川の八幡様として庶民に親しまれていた神社です。徳川幕府からの篤い保護を受けていただけあり境内はなかなかの広さ、見どころもたくさんあります。
江戸相撲勧請の地として大相撲の原点となる場所でもあり、横綱力士碑など相撲関連の史跡が多く残ることも特徴です。
また、8月に行われる深川祭は江戸三大祭の一つとして多くの神輿が街を練り歩く夏の一大イベントです。
近くにある深川不動とセットで江戸の情緒に触れてみてはいかがでしょうか。

アベノミクス関連のニュースでも何かと話題に上がる日銀の本店は日本橋にあります。東京駅を設計した辰野金吾設計の明治期を代表する近代建築として、国の重要文化財に指定されています。ベルギーの国立銀行を参考に設計されたというこの重厚な建築物は、日本橋周辺の凛とした景観に一役買っています。
事前予約すれば内部も見学できますので、日本橋観光の際には是非。

日本橋の近く、日本橋川にかかる風格のある石橋です。日本橋と同様に首都高速が上を通っているため景観はよくありませんが、明治時代に建てられた貴重な石橋です。
近くには日本銀行本店など歴史的な建造物が点在していますので、セットで訪れてみるといいでしょう。

東照宮といえば日光・久能山。この2か所が定番ですが、上野公園にも東照宮があるんです。上野周辺に江戸屋敷を構えた藤堂高虎が自らの敷地内に創建したことが始まりです。
（ついでに言えば上野の地名は藤堂高虎の本拠地、伊賀上野に由来しています）
日光ほどの規模ではありませんが、唐門、本殿は東照宮らしい権現造で、さらに改修工事によってその輝きを取り戻しています（改修工事は2013年いっぱいで完了）。
全国の大名から奉納された200基もの石灯籠も見ごたえのひとつですよ。

ただ、自動音声で延々と流れ続けるアナウンスは雰囲気を壊すのでやめたほうが・・・。

江戸城の表玄関といえば今も昔も大手門。江戸城(皇居)観光にこられる方も多くの方が大手町経由で来るんじゃないでしょうか？
対してこの平川門は大手町と江戸城の本丸を挟んだ竹橋付近にあります。地下鉄の駅からは近いのでアクセスは悪くないですが、わざわざこの門を目当てに訪れる方は少ないと思います。
そんな裏口チックな平川門、江戸時代も大奥から最も近い入口ということで女中さんの通用口でした。
ただ、天下の名城である江戸城だけあり正門じゃなくとも相当に立派な門構え、城郭ファンはお見逃しなく。

忠臣蔵で有名な松の廊下は江戸城の本丸にあります。ただし当時の建築物は何も残っておらず、石碑がひっそり残ってるのみです。
廊下の長さは江戸城内でも最長の部類に入るほどの長さだったそうです。
忠臣蔵ファンの方は当時の思いを想像しながら訪ねてみては？

増上寺と並ぶ徳川家の菩提寺として、かつては栄華を極めたお寺ですが
戊辰戦争、太平洋戦争といった戦乱に巻き込まれて、その面影は今はありません。
でも、今の上野公園の敷地全域が当時の寺の境内であったことを考えると
その繁栄振りがしのばれるでしょう。
ちなみに現在の寛永寺はどこにあると言われると、上野公園周辺に点在しているので
どことも言えないもどこかしさがあります。

上野公園にある東京都美術館の裏側あたりに、木立に囲まれてひっそり佇んでいます。
もともとはその名の通り現在の芸大にありましたが、取り壊しの危機を逃れながら
現在は上野公園内に移築復元されました。
昔は内部の見学も出来ましたが、現在は行っていません。ただ、上野公園の散策がてらに建物を眺めるだけでも癒される雰囲気のある場所ですよ。

上野公園はかつては全域が寛永寺の境内でしたが、戦争などで寺勢も衰え今に至っています。
その当時の面影を残す建築物のひとつがこの五重塔。寛永寺が徳川家の菩提寺として栄えていたことをしのばせる遺構です。
ただ、ひとつ注意しなければいけない点は、五重塔を間近に見るためには上野動物園に入らなければいけないということ。上野東照宮からでも見えるのですが、フェンス越しで雰囲気はいまいちでした。

上野公園を入り、西郷さんの銅像を横目に進むと清水観音堂が見えてきます。
この観音堂は不忍池方面に舞台が張り出しており、京都の清水寺にある舞台をモチーフにしたので清水観音堂と呼ばれています。
公園入り口から近いこともあり、観光客でとても賑わっていました。
安産祈願としても由緒があるようですので、向かいの弁天堂とセットでお参りも良さそうですね。

都心の真ん中にこんなに広い池があるんだー、って思える開放的な場所です。
上野公園の隣にある不忍池はボート乗り場もあり、都民の憩いの場所。
夏になると池一面をハスの花が覆いつくし、かなりの絶景ポイントにもなります。
ただ、一部怪しげな場所もあるところが、上野クォリティかな。

上野公園を離れ、寛永寺の霊園方面に歩くとそれはありました。
ネオ・ルネサンス様式と呼ばれる19世紀に流行した建築様式で建てられたこの図書館、
もともとは帝国図書館として開館しただけあり、風格たっぷりです。
見つけたときは思わず声を上げて、カメラのシャッターを押していました。

なお、あくまで外観のみの口コミですので、館内の様子は分かりません。あしからず。

上野公園内にある上野東照宮に行くと、お化け灯篭なる巨大な灯篭があるとパンフレットに書いてありましたので、東照宮内を探してみましたがなかなか見当たりません。うろうろして少し離れた場所まで歩くと見つけました。東照宮には各地の大名から寄進された多くの灯篭があり、一つ一つもかなり立派なものなのですが、お化け灯篭はそのはるか上を行きます。高さは６ｍを優に超え、日本三大灯篭の名に恥じぬ大きさです。

ってかでかすぎです。多分大きすぎて置く場所に困り、ひとつぽつんと離れた場所に置いたと思われます。

下呂温泉に宿泊するに当たり、今回は以前から何度か御厄介になった花水亭さんを選びました。比較的ゆったりとした敷地にわずかな客室数で構成されていますので、ほかのお客さんを気にすることなくのんびり過ごすことができました。
料理も一品一品丁寧なつくりで本当に大満足。温泉は源泉かけ流しで、下呂温泉特有の美人の湯を楽しむことができます。
ホスピタリティも高く、誰にでもお勧めできる良い旅館でした。

二条城は徳川家康が征夷大将軍の宣旨を受け、徳川慶喜が大政奉還を行った場所で、徳川幕府の始まりと終わりを見つめた場所でもあります。豪華な御殿はただただ感嘆するばかりで豪華そのもの！狩野派によって描かれたさまざまな障壁画は本当に見ごたえがあります。
また庭園も特別名勝に指定される立派なもので、御殿内から眺めると将軍気分を味わえます。