エンドレスジャーニーさんのクチコミ(6ページ)全284件

台南市内中心部からほんの少し離れているせいか、
パックツアーだとスキップされてしまいがちです。
ですが、安平樹屋と合わせてタクシーで来る価値が
あります。

元々は1７世紀にオランダ人が、防御要塞として建てた
ゼーレンディア城の跡だそうです。 周りに高い建物が
ないので、灯台のような望楼が目立ちます。

館内の説明で日本人とは縁浅からぬ史跡であることが
わかります。

１７世紀台南の長官のオランダ人は不当な関税を強いていて、
これに反対した日本人武士浜田弥兵衛はゼーランディア城を
急襲し関税を撤回させた。 西洋の火器にもひるまない武士道
精神は現地の語り草として記憶されているのだとか。

日本国内ではほぼ無名でも、海外でその名を残す日本人の活躍を
知るのは誇らしいですね。

うっとうしい梅雨の時期。でも、この時期だから
出会える美しいものもあるんです。　
花菖蒲と百合、この二つがほぼ同じ地域で堪能できます。
　
花菖蒲は東村山の北山公園が有名です。　ですが今年は
できが悪いとのこと。　ということで、所沢の西武球場
となりのゆり園へ行ってきました。

庭園として過度に整備しすぎない、狭山丘陵の自然の地形
をうまく利用した園内の造りです。山里を散策する気分で、
美しく色とりどりの百合を堪能できます。　

百合は姿かたちだけでなく、香水のような豪華な香りも
圧巻です。

駅から３分というのもいいですね。　雨の時期だって
外に出れば気も晴れるというものです。

吉野山のシンボルであり、修験道の総本山です。

吉野山から大峯山山上ケ岳にかけての一帯は古くは金峯山
（きんぷせん）と呼ばれ、古代から広く知られた聖域でした。　
この金峯山に役行者が白鳳年間に修行に入り、修験道の本尊・
金剛蔵王大権現を感得されました。この姿を山桜に刻んで、
山上ケ岳（大峯山寺本堂）と山麓の吉野山（金峯山寺蔵王堂）
にお祀りしたそうです。これが金峯山寺の開山となった
とのことです。

今回訪れた時はご本尊の御開帳はありませんでした。　
以前御開帳で目にしたお姿は青く彩色されて大迫力でした。

江戸時代、文化・文政期に骨董商の佐原鞠塢
（さはらきくう）が開いたお庭だとか。
　
当初は梅が主体のお庭でしたが、後に交友のあった
文人・墨客の協力を得て、四季の草花を観賞する
花園としたとのことです。

菊、芍薬、牡丹、こういう大輪豪華な花でなく、
すすき、萩、ヒトリシズカ、こうした野の草木を
主体にしたことで落ち着きと風流を得たお庭で
した。

外を走るトラックの騒音が時折響くのは、場所柄
しかたないですね。　明治通りがすぐ脇を通って
いるのだから。

花小金井・小平の中間あたりの緑道にあります。
突然見事な竹林があらわれますので、見落とす
ことはありません。
　
付近を走る西武新宿線の車窓からもその竹林が
望めます。

わざわざ遠くから訪れるほどではないかも
しれませんが、近くにある小平ふるさと園と合わせて、
遠足風にお出かけもよいですね。

顔振峠には数軒の茶屋があります。

この顔振茶屋の裏から峠の頂上まで１０分程度で登れます。

こちらの茶店で素晴らしい眺望を楽しみながら、しばし
休憩していると、昔の峠越えの雰囲気を想像できて
よいものです。

とろろそばはとてもおいしかった。 サービスで出してくれた
タケノコの煮物もけっこうなお味でした。

きさくなご主人夫婦と峠や奥武蔵の話をするのは楽しいです。

筆者の世代は、小学生の社会科で必ず、
玉川上水と野火止用水を習ったものです。

武蔵野の地は元々水源が乏しく、ススキ野原が
広がっていたのだそう。　そこへ松平信綱が
玉川上水を開削し、野火止用水を分水したことで、
地域は大きく発展したのだそうです。　

野火止用水だけを見に行くのは少々物足りないかも。
だから名刹平林寺を散策し、境内を流れる野火止用水を
見学するのがおすすめです。

北区の王子・東十条・赤羽は京浜東北線に沿って、
武蔵野台地が急な崖に落ち込んで終焉する場所です。

あえて単純に言うと、駅の東側は崖の下、西側は崖の上
になっています。

王子稲荷の坂はまさしく、その崖にある急で長い坂です。
お年寄りや体調の悪い方なら、登るのもけっこうきついです。

筆者が子どもの頃、冬の都内は今より多く降雪がありました。
そんな時、このあたりの坂は子どものそり遊びの格好の
スポットでした。

こちらのお店は山本やです。　けれど、のれんや看板には桜餅
と大書してあるものの、店名はごく小さくあるだけです。

明治時代にこちらの二階に正岡子規が仮寓していたらしい。

有名な墨田堤の花見でぶらぶら散歩して、いい香りの桜餅と
お茶。 しみじみといいかんじですよ。

通りの向かいには、これも有名な言問団子のお店がありますよ。

京都へ行くたびにこの通りでうまいものを買い物
するのが楽しみです。　普通の商店街とはお店の
種類が全然ちがう。

例えば、魚屋さん。川魚専門の魚屋さんは他では
めったに見ません。 季節の京野菜もいいなあ。　
丹波産の見事な栗、数万円の松茸などなど。

毎日の食材ではなく選び抜いた高級品が主体ですから、
お値段はね。

東京の水源確保のために、羽村堰から取り入れた
多摩川の水を貯水しておくための人造の湖です。

湖とその周辺は狭山公園として整備されています。　
お弁当をもってピクニックに好適です。

周辺には高い建物がなく、開けた眺望が気持ち
いいですよ。　奥多摩の山々やその向こうには
富士山も望めます。

レトロな取水塔がよい雰囲気です。

東京都東村山市と埼玉県所沢市の境あたりにある雑木林が、
公園緑地として整備されています。　この緑地は東村山市
側にあります。

トトロの森にでてくる七国山の森のモデルになった場所
ですね。 眺望がよいわけでもなく、ただ武蔵野の雑木林が
そこにあります。

かの映画ではサツキとメイのお母さんが入院していた病院は
この林に抱かれる場所に設定されています。七国山病院という
名称でしたね。　

手軽にハイキング気分を味わえるスポットです。

上野駅や御徒町駅から散歩しても、ちょうどよい
距離にあります。

男坂と女坂、どちらで行くか年齢も考えましょうね。　
お年寄りは女坂が安心かもしれません。　

天神下あたりはおいしい食べもの屋さんも多いので、
お参りしてからの楽しみがありますね。

東西線門前仲町駅から徒歩数分で到着。 お年寄りの足でも
散歩に安心な距離です。

参道は多くの飲食店で賑わい、お祭り気分でうきうきします。
こちらは成田山別院深川不動堂で、都内寺院でも人気のある
お寺のひとつです。

お不動さんて願い事ある時にさっと行って、お願いして、
さっと帰ってくるイメージですかね。 虫のよい不信心者
ですが、お不動様のファンではあります。

隣りに鎮まる富岡八幡宮とともに当地の精神的支柱として
かけがえのない存在となっていますね。

ともかく広い。　園内には梅園、桜並木、
ＢＢＱエリア、ドッグラン、江戸東京たてもの園など
様々なエリアがあって、徒歩で回るのはかなり
時間がかかります。

車に自転車積んでくる人も多いです。

この公園の一番おすすめは、なんにもない芝生の
広場かもしれません。

ブランケットにコーヒー持参。あるいは簡単なテントと
フリスビー、サッカーボールなど外遊び道具一式持参で
遊びましょ。

こちらは秋の彼岸花が有名で、その時期は満員に
なりますね。　それさえ除けばのどかな場所です。

現場からは巾着型の全景は見えません。だから、
美しい巾着形を堪能するのであれば、絶対に
俯瞰・鳥瞰をおすすめします。

すぐそばの日和田山は１時間程度で登れます。
そこからの眺めは実に最高ですよ。

JR高尾駅は京王線への乗り換えが南口で、
駅前も南口の方が開けていますね。

でも、マイナーな北口はのんびりしてよい
風情です。　大きなビルもなく、駅前の
バス停留所は系統も数多い。　バス便が
重要な交通手段である地域なのがわかります。　

脇には高尾名物と書いたそば屋も数件ありました。

高尾に来ながら高尾山ではなく、裏高尾の陣馬山へ
行くなら高尾駅北口からバス利用となります。
　
それにしても途中にＸＸＸ霊園の多いこと。　
そういえば昭和天皇の武蔵野御稜もこのあたり
でしたね。

初代天皇である神武天皇をお祀りするため、
明治時代に建てられた神社です。
建物は明治時代建築ですから古くはないですが、
清々しい気に充ちています。　深呼吸したく
なります。

日本建国の父である神武天皇が、九州は日向の地から
大和へ東遷した移動記録なども、わかりやすく解説され
ています。

吉野山の尾根道を歩きながら、南朝がなぜここ
吉野山に置かれたのか考えていました。

それにはいくつか理由があったのでしょう。　
頼りとする伊勢の北畠氏、河内の楠木氏に近く、
奈良・吉野の寺院、神社の協力も期待できる位置
は好適だったのでしょう。

けれど吉野といっても不便な山の上の吉野山になぜ。

想像ですが、戦争を背景とするなら、守るに堅く
攻めるに困難な要塞（城）が必要だったからと
思えるのです。

歩いてみて、そこが天然の要塞を成しているのが
瞭然でした。　つまりはここは南朝の都というのではなく、
あくまで仮の戦闘キャンプ地だったのではと考えました。　

桜もなく紅葉でもない。　そんな時期でも充分
楽しめました。

こちらの神社は子授け・子育ての神様ということ
ですが、子どもたちも成人した私にはピンときません。　
ですが、無事育ってくれたお礼をしてきました。

奥千本から西行庵まで足をのばした帰りに当社に
よりました。　神さびた趣ある神社でした。