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日本の南極観測に際し、雪上での物資輸送に犬ぞりが用いられました。そのとき、活躍した樺太犬たちが、８カ月におよぶ訓練を受けたのが、この稚内公園周辺だったそうです。その功績をたたえてこの碑が建てられました。そりを引くたくましい犬の像の台座には、持ち帰った南極の石が埋め込まれているそうです。

稚内市の西側丘陵の上にたつ８０メートルの記念塔です。塔の１，２階部分は、北方記念館として、この地域や旧樺太に関する展示などが行われています。エレベーターで展望台にのぼると、海抜２４０メートルから南のサロベツ原野、西の利尻・礼文、北の宗谷海峡の素晴らしい景色を堪能できます。また、天気が良ければ、サハリンの島影を眺めることもできるようです。

稚内北防波堤ドーム西側にのびる護岸遊歩道です。道路から階段をのぼったところにあり、海沿いにまっすぐのびています。海の景色をながめ、潮風を感じながら快適に散策を楽しむことができました。北防波堤ドームを訪れたときには、こちらにも足を運んでください。

稚内北防波堤ドーム近くにあります。大正１２年から終戦の時まで、稚内と樺太（サハリン）大泊を結ぶ連絡航路がありました。そのことを記念した碑です。比較的最近、ハートランドフェリー（東日本海フェリー）がこの区間を就航していたのですが、それも現在は、なくなったようです。サハリンを一度訪れてみたいと思いますが、その時は、この稚泊航路が再開されていればいいなと思います。

旧樺太（サハリン）へ渡る航路の出航地点にたち、ここに通じる鉄道などを波の飛沫から守っていたドームです。当時は、樺太へ渡る多くの人々でにぎわっていたのでしょう。今は、延々と続く巨大なドームが当時の様子を伝えているように思います。老朽化にともない、補修され、現在は、北海道遺産に登録されているそうです。

久しぶりに稚内駅を訪れ、ちょっと驚きました。１０年ほど前に来た時と様子がすっかり変わり、とても新しくなっていました。JR稚内駅と一体となった「キタカラ」には、飲食店や土産物店、コンビニなどが入り、すっかり生まれ変わった感じでした。

サフィールホテル稚内にあるカフェレストランです。ここで、朝食をとりました。ここでの朝食はセットメニューで生ハムサラダ、ポーチドエッグ、パンと飲み物という内容でした。結構、おいしくいただきましたが、ANAホテル時代の朝食の方が充実していたようにおもいます。

サフィールホテル稚内にある和食ダイニングです。宿泊した日の夕食にここを利用しました。レストラン内は、落ち着いた和風のテーブル席ですが、洋風のメニューもあり、結構、にぎわっていました。この時は、ハンバーグステーキと生ビールをオーダーし、おいしくいただきました。

稚内全日空ホテル時代には何度か利用しましたが、サフィールホテル稚内にかわってからは初めて泊まりました。ANAホテルの頃と比べて特に変わりはありませんでした。ツインの部屋は、やや広めで窓から外の景色をながめることもでき、落ち着いた雰囲気でゆったりと過ごせました。朝食は、セットメニューでしたが、おいしくいただきました。

日本最北端の宗谷岬と並んで、このノシャップ岬もとても魅力的なスポットだと思います。ここからは、利尻富士や礼文島をのぞむこともでき、夕方には、海に沈む真っ赤な夕日を眺めることができます。岬近くには、ノシャップ寒流水族館や、青少年科学館、日本で２番目の高さを誇るといわれる稚内灯台もあります。

ノシャップ寒流水族館を見学した後、行ってみました。よく整備された公園で、日本海に沈む夕日を眺める人たちでにぎわっていました。日本に有名な夕日スポットはほかにもありますが、そのなかでも、ここはおすすめの場所だと思います。沈みゆく真っ赤な美しい夕日をながめることができました。

ノシャップ岬近くにたつ灯台で、赤白のツートンカラーにぬられています。結構、背の高い灯台だと思いましたが、日本では、日御碕灯台に次ぐ高さだそうです。日御碕灯台のように、灯台の中に入ることはできませんが、ノシャップ岬のシンボル的存在となっています。

稚内灯台近くにあり、ノシャップ寒流水族館とほぼ一体になっているように感じます。館内は、海洋科学や、天体観測などのコーナーがありますが、特に、南極観測関係のコーナーが充実しているように思いました。南極越冬隊資料展示館では、雪上車や越冬隊の居住棟などが展示され、居住棟の内部も見ることができました。

ノシャップ岬近くの稚内灯台に隣接してあります。おそらく、日本最北の水族館で、規模はそれほど大きくはありませんが、毛ガニやタラバ蟹をはじめ、北の海の生き物などが飼育・展示されています。また、フンボルトペンギンや、ごまふあざらしも飼育されていますが、今回、アザラシを見ることはできませんでした。

下サロベツの幌延ビジターセンターから、稚内ノシャップ岬へむかう途中に通った海岸です。道路の西側には、砂丘が続き、利尻富士の美しい姿を眺め、東側は、サロベツ原野の雄大な自然を堪能しながらドライブすることができました。稚咲内集落には、整備された漁港があり、立ち寄ってみました。

稚内市の南、日本海側に位置する広大な湿原です。６月中旬から７月にかけての頃が、ニッコウキスゲなどの花が咲き乱れ、原生花園の景観を楽しむことができるそうです。訪れた１０月は、それらの花はありませんでしたが、雄大な大自然の魅力を満喫することができました。

幌延町にある環境省設置のビジターセンターです。山小屋風のしゃれた建物で、２階の窓からは、野鳥観察や利尻富士の景観などを楽しむことができます。また、このビジターセンター横から、下サロベツ原野探勝路という木道がのびており、長沼やサロベツ原野の自然を楽しみながら、散策することができます。

幌延ビジターセンター脇から、下サロベツ原野へのびる木道です。途中、東側に長沼を眺めながら散策を楽しむことができます。雄大なサロベツ原野の大自然を感じながら、木道を１周することができました。訪れる人も比較的少なく、サロベツ原野の魅力を満喫できるお勧めスポットです。

サロベツ原野にたつ環境省の案内施設です。予想外に大きな施設で、館内ではサロベツ原野の動植物などの自然、人々のくらし、泥炭採掘についてなどの展示がおこなわれています。また、この建物から、サロベツ原野内に１周約１キロの木道が整備され、サロベツ原野の大自然を感じながら、散策を楽しむこともできます。

国道４０号線から西へ入り、宗谷本線の線路を越えた先にあります。サロベツ原野最大の沼で、沼のほとりに立つと、静かで豊かな自然を実感できます。沼の東岸は、パンケ沼園地として、木道も整備され、散策を楽しむこともできます。