風林火山さんのクチコミ全369件

　出雲大社を参拝して神門通りに出ました。名物のそばとぜんざいを昼食にしたかったのですが、通りの左側を下っていくとすぐにこのお店がありました。メニューに、そばとぜんざいのセットがあるので、店内に入りました。
　店内には、大国主命や神器をモチーフにしたものが飾られてあり、大社観光に来ている雰囲気がありました。
　また、割子そば発祥の由来や食べ方の説明もメニューと一緒に置かれていました。どうやら、冷たい割子そばが本来名物だったようです。

　因幡の白兎をお助けになった大国主大神のやさしさを讃えるかのように、出雲大社の参道の右手にこの像がありました。この像は神話の一場面を表していますが、大国主大神を慕う白兎の像は、本殿の裏側などに散在していました。

　バスなどの大きな駐車場からの入り口に、君が代に出てくる「さざれ石」が展示されていました。奥に進むと、大きな大きな日の丸の旗が見えてきます。そのお庭と奥の建物「神楽殿」で結構式や祭典などが催されるそうです。
　神楽殿の前方の屋根からつるされているしめ縄は、これまで見たこともない大きさで、縁を結ぶ大きな力を感じさせます。
　ここでも、２礼４拍手１礼しました。

　出雲大社の本殿を裏手に回ると、大国主命の父神である、スサノオノミコトが祀られた社があります。父神様は、ヤマタノオロチを退治されたことでも有名です。参拝された方々はこの社の裏側に回られるのでついていくと、石垣のような岩壁になっていました。後から分かったのですが、ここはパワースポットだったようです。

　令和になって、初めて出雲を訪れました。
　神門通りから「出雲大社」と書かれた」石碑と立派な黒い鳥居を越えると、下り参道とやばれる参道があります。まっすぐ進み2つの川を越えると本殿などの社殿が建ちならぶところに着きます。だんだんと身が清められる感じがします。
　拝殿で、２礼４拍手１礼をして、奥の本殿へむかいました。参拝後、本殿を囲む塀の横を通り裏に回りました。本殿の奥の高いところには、大国主命の父神である素戔嗚尊（すさのおのみこと）を祀る社がありました。
　どこも、神聖なところで身が引き締まり、社の前方につるされている大きなしめ縄を見ると、いろんな方々とご縁が結ばれるご利益がありそうな気持ちになれました。

　皆生温泉は海に面しています。温泉街の海沿いの小道は、美しい海を眺めながら散策できました。その両側には、夏に海水浴ができる砂浜や、防波堤の間から入り込む波打ち際、それから、温泉を見つけられた方の像、竜神さんが祀られたスペースなどがありました。
　この遊歩道を歩くのも皆生温泉を味わう一つだと思います。

　お土産屋さんだと思い入りました。店内は、やはりたくさんのお土産が売ってありました。鳥取のお菓子をはじめ、ちくわなどの海産加工物、限定販売の名酒「海に降る雪」などの地酒、それに、近くの境港の鬼太郎グッズが豊富にあり、その数は、温泉街で随一だったように思います。
　宿泊した松濤園から歩いてすぐのところだったので、チェックアウト前に、再度行き、たくさん買い込みました。Paypay払いができました。

　海浜公園から海岸を東へ行き、温泉街を囲むように神社経由で観光センターに立ち寄りました。ここは、主道路に面していて温泉街の入り口にあるようです。
　中には、限定販売の名酒「海に降る雪」をはじめいくつかのおみやげ物が売っていたり、観光案内のマップが置いてあったり（係りの方が待機しておられ必要に応じて説明してくださるようです）、バスの待合室があったりと名前の通り、皆生温泉の観光のセンター的な役割を果たしている施設でした。
　前の広場では、足湯もできます。

　皆生温泉の宿に早めについたので、部屋で休んでいる妻を残してぶらり一人散策しました。温泉中央通りを西に向かうと左手に「潮風の足湯」が見えてきました。その奥には、グランドゴルフができそうな広場が広がり、通りを挟んで向かい側には、日本海へと遊歩道が続いていました。どうやらここが「皆生海浜公園」のようです。
　温泉街をぶらりあるくには、癒される公園です。

　宿泊したホテルに、おすすめの観光地を聞くと、海とこの神社を紹介してもらいました。いただいた地図を頼りに歩いていくと、小道の角に鳥居が見えてきました。「皆生温泉神社」という名前の通り、温泉を守ってくださっているようです。鳥居から祠を結ぶ小さな参道の右手には、赤い鳥居がずらーと並んでいました。寄進される方も多いようです。

　皆生温泉の老舗旅館でしょうか。メインストリートのほぼ中央に建ってあります。海側に新しいホテルがあり景観は落ちているようです。それでも、屋上の露天風呂からは。日本海が見えてきれいでした。温泉は、露天のほかに、1階にもあり、美肌効果のある温泉で気持ちよくつかれました。
　夕食は、ゆでガニ、カニ刺し、焼きガニ、甲羅焼、茶わん蒸し、天ぷら、カニすきとフルコースといってよいほどの豪華でとてもおいしかったです。朝食のハーフバイキングも、その場で焼かれたかれいや卵焼きなどほかほかでおいしかったです。
　スタッフの対応も最高級で、ペイペイの支払いに戸惑う私に我慢強く笑顔で応対してくださったり、部屋に忘れたものを後日自宅まで送ってくださったりと心温まりました。
　建物の外観や客室の古さで安めの料金を設定されているのでしょうが、料理、温泉、おもてなしでカバーいやそれ以上の満足感を与えてくれる旅館でした。

　見晴らしの丘から砂丘を展望した後、砂丘との往復に利用しました。
　砂丘へ行くときは、ゆるやかな下り坂で、日本海とちょっぴり見える砂丘を鑑賞しました。距離は短いけど、ゆっくり進むので、じっくり味わいました。
　帰りのリフトでは記念写真のサービスもありました。

　砂丘の手前、砂丘美術館の横の道を小高い丘のほうへ行くと、見晴らしの丘があります。中に入ると、食堂や、お土産やソストクリームなどの売店がありました。2階に上がると、日本海や砂丘を展望できるスペースがありました。
　砂丘側に出ると、砂丘展望のスペースが広がり、砂丘へ直行できるリフトもありました。
　砂丘の観光にはとても良いセンターだと思いました。

　出雲大社からの帰り道に寄りました。
　着くまで本当のお城と思っていました。米子城をモデルに作られたそうですが、米子城から石垣を移転するほど本格的だったようです。
　1階は、とち餅，ナシのゼリーなどのお菓子、お漬物やいそ天、地酒などのお土産が品数多く並んでいました。すなば珈琲のお店もありました。
　2階は、食堂と、食品以外のお店、4階へ行くエレベーターがありました。どうやらここは、お城の中に入っていたようです。
　天守からは、大山や米子市内、遠くのほうに砂丘も展望できます。
　旅程に余裕があり、訪れることができてよかったです。

　本丸の中にあるこの茶室は、千利休の子が父処刑の際に匿ってくれていた蒲生氏郷のために作られたようです。現在では、茶室や内庭を見学するには２００円必要です。お茶をいただく茶室までには、着替えたり、待ったりする小さなたてものがありました。現在、茶釜などの展示された茶室には外から見るだけで、入ることができず、お茶をいただく場合は、入場料を払うときに、６００円のお茶券を別に申し込み、内庭か冷房の効いた別の棟でいただくことになってます。
　作られたのは、三千家を興す前だから、お茶もスタッフの方が食堂のようにお盆ごとポンと出されたから、「伝統」かどうかはわかりませんが、歴史的な茶室を見学した直後に赤い傘の下、天守閣を見ながらお茶をいただくのは、趣があると感じました。

　ツアーで鶴ヶ城観光の際、観光バスが駐車したところです。
　ここで、ツアー団体で昼食をとりました。名物の「会津ソースカツ丼」「会津わっぱ飯」を税込み1000円で注文できたのですが、どちらも捨てがたし、同行の妻と二つを分け合いました。どちらもおいしかったです。団体客だったからか、２階の大広間でいただきました。
　１階は、お土産品がたくさん売っていて、お城観光から戻ってきた後、お菓子屋民芸品を買いました。
　会館の裏からお城まで１本道で近かったので、いろんな意味でべんりな会館でした。

　天守閣の前の庭園の奥、茶室で一服したあと、戻りはじめたころに目に留まりました。
　案内板には、「御三階跡（おさんがいあと）」と書かれていました。大名が治めていたころに、この本丸内に天守とは別に三重塔のような建物があったそうです。ここには、限られた人しか入れなかったとか。有名な建物のようで、現在は市内のお寺に移築され、この跡地では、当時の様子を知る手がかりとして発掘調査が行われているそうです。
　

　戊辰戦争の白虎隊、大河ドラマの「八重の桜」等で知っていた会津のお城は、「鶴ヶ城」という名前でした。鶴ヶ城会館から石垣に挟まれた道を天守閣へと向かいました。ゆかりの方々の碑や稲荷神社、「武者走り」と呼ばれる階段などを見学しながら、天守閣前の庭につきました。天守閣は、珍しい赤色の瓦と真っ白い壁がうまく調和され、ずっと見ていても飽きないくらい美しいものでした。このお城をモチーフにしたゆるキャラもありました。
　景観もすごいが、歴代の城主もすごい！黒川城時代の蘆名氏、伊達氏、改名後初代の蒲生氏郷、上杉景勝、松平氏と歴史上有名な名将が歴任していました。
　私の大好きなお城の一つとして心に刻み込まれました。
　

　会津藩の紋の提灯のある入り口から天守閣に向かう途中に「おいなりさん」がありました。「正一位鶴ヶ城稲荷大明神」らしき文字が彫られた２つの石碑の間を通り、石鳥居、赤鳥居、石鳥居とくぐると、両側に狐さんが狛犬のように並んでいる階段がありました。そこを上ると、小さな社殿があります。
　天守閣に目が行きがちですが、稲荷の神様や狐さんを拝むのもよいものだと思いました。

　江戸時代の人たちはこのように旅をしていたんだなあと実感しながら大内の宿場町を散策しました。そばなどが食べられる茶屋や雑貨屋などたくさんのお店として茅葺屋根が並んでいましたが、真ん中の道は舗装ではなく当時を思わせる土の道が通り、車がなく、のどかでゆったりと時間が過ぎていくように感じました。
　象徴である屋根の葺き替えが大変らしく、ここの方々が協力して伝統を維持されているようです。