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新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します<br />平成29年 正月<br /><br />1年365日の接客業、数年前から元旦は休みになったものの、1月2日からは定時営業となります。一応2日は休みが取れたものの3日から7日まで?5連勤?(泣)。かと言って泣き言から始まる1年より、前向きに考えて行こう…というコンセプトのもと、7日の夜行バスで出掛ける?初詣?の旅を急遽計画を立て実行します。候補地は福岡・広島・出雲・京都・奈良・東京・福井等々色々と挙がったものの、7日の夜行バスに確実乗れてかつ日帰りにはならないという理由から出雲・松江を中心としたものに決めました。<br /><br />実は1月9日をハッピーマンデーである?成人の日?だということに気付かずに連休を取ったので、平日休みのメリットが使えないことが判明し、おまけに3連休のデメリットでとにかく交通機関や宿泊先が?ダダ混み?の状態。ゆえに行きの1月7日の京都発出雲市行き?出雲阿國7号?を手配した後は、8日に昼行の出雲市・松江・米子発の大阪・京都行きと夜行の出雲市・松江発大阪・京都・神戸行きのいずれか…という?壮大?な計画にて出発することになりました。沖縄行きではほぼ決まっている飛行機を利用するため、現地の状況で判断して行程を変更する旅は実に?数年ぶり?となります。<br />さあ?縁結び?と?合格祈願?を願うべく、南淡海の国を旅立った菅公、いや菅公?気取り?の?たかティムさん?をどんな?ハプニング?と?結果?が待ち受けているのでしょうか…。それではそれでは始まります(笑)♪<br /><br />【平成29(2017)年1月7日土曜日】<br />5勤明けの土曜日は17:30に仕事を終わらせ、さっさと帰宅します。ほとんど準備もしていないため、ちゃっちゃと荷物を作って行程を見直した後、夕食を食べて出発します。ど田舎ゆえ駅まで向かうバスの最終が早いため、かなり余裕のある出発を予定していましたが、毎度の如く送って貰います。駅に着いてコンビニに立ち寄って一服し、JR琵琶湖線ホームへと下りていきます。223系でオペレートされる高槻から快速の姫路行きに乗っかってしまえば15分で京の都に到着します。<br /><br />久しぶりの京都駅烏丸口の利用なので、付近を散策します。新聞に載っていた平安京の羅城門の縮小復元の模型、平安時代には勿論?ライトアップ?等はなかったものの、やはり現代の技術によってより良く見ることができます。その背景には京の蝋燭?京都タワー?が聳え、一枚の写真に写しこむとまたをかし…なんて単純な私は思ってしまいます(笑)。<br /><br />出発便ラッシュのこの時間帯、多くの夜行バスが色々な場所へと向かって行きます。多くの旅人の想いを乗せて目的地へと向かう様は、その昔集団就職で故郷を離れ、新天地である?都会?へと向かう?夜行列車?の現代版と言えるのかも知れません。まあ当然私もその風景を知っている訳ではありませんが…。そうこうしているうちに京都駅烏丸口JR1乗り場の表示が?出雲エクスプレス7号23:30発?へと変わり、中国ジェイアールバスのハイデッカー車両が入線します。ギリギリに手配をしたため8Cという中途半端な座席、2年前にあそ☆くま号で熊本へと行って以来の夜行バスは…やはり寝られません(泣)。京都駅を定刻23:30に出発し、京都南インターから名神高速道路へと入った後、高速大山崎・高速高槻と乗車を取り扱うとすぐに消灯になります。最近増えているバスの乗客の休憩のための乗降の取り扱いがない便なのでかなりしんどい…。何となく寝たような寝ていないような中途半端な状態が続いているうちに、バスはどんどん目的地である島根へと向かって行きます。そして車内で日が変わります…。<br /><br />【平成29(2017)年1月8日日曜日】<br />気が付くと車内の照明が点灯し、松江駅の到着がコールされました。数人のお客さんが下車しますが、やはり多くの方は出雲へと向かわれるようです。降車扱いのある玉造・宍道・斐川を通過し、終点の出雲市には若干早着する形で無事到着します。<br /><br />生憎なことに出雲は雨。いつも旅行先は晴れているジンクスから傘を持たない主義ですが、それにしてはちょっと辛いかな…。てなこともあり出雲での最初の買い物は?コンビニ傘?となりました(笑)。時間が限られている旅ゆえスピーディーに行動しなければならないのですが、そこはB型マイペース…。コーヒーを飲んで一服したり、改めて次の行程の時間を確認したりしていると…あらまあ…一畑電鉄の始発に乗り遅れちゃいました。いつもならば早速フォローのための行程作成に移るのですが、今回に限り?3本遅れ?までの時間取りをしています。結局バスを使うことにし、空が白み始めた出雲市駅を後にします。<br /><br />日御碕行きの一畑バスは30分程で出雲大社へと到着します。参拝のお客さんはほとんど?出雲大社前?で降りて?二の鳥居?から順に下って行かれますが、ヘタレな私はこんな時こそは!という変な意気込みで下から上るルートを取ります。出雲大社前の次の出雲大社連絡所前で下車し歩いて行くと、出雲大社教の祖霊社・千家國造館、高円宮典子様が結婚式を挙げられた神楽殿・おくにがえり館、出雲大社本殿・荒神社・天穂日命社・稲荷社・天神社・亀の尾の瀧・天満宮・真名井の清水・北島國造館・北島國造家四脚門・東十九社・釜社・御向社・天前社・文庫・素鵞社と参拝をした後、彰古館という資料館に立ち寄ります。色々なお姿の大黒天さまが並んでいるのは素晴らしいと同時になにか口元が緩んでくるようで和やかな気持ちになることができます。そして二階には出雲大社の精巧な模型が飾られており、神話の時代に作られたとされる広大で数々の素晴らしい建物群を見渡せることができます。そして参拝路へと戻り、氏社・西十九社と参拝し、御祭神大国主命は西側に向かって鎮座されていることから、特に本殿西側にある筑紫社には念入りにお参りをします。<br /><br />そして改めて本殿へ。一般では入れない神聖な場所ではありますが、お参りを済ませて写真を撮る数分間の間にめまぐるしく参拝客の数が変わっていることに気付きます。そして本殿参拝後にお守りと絵馬を頂きに行くことにします。縁結びの神様として有名な出雲大社ではあれど、なんにでもご利益のある八百万の神様でもあるため、お守りの種類もたくさんあります。迷った時のネタ作り、こういう時にはすぐに?ああ・・・出雲大社ね??とわかるものに限ります。という訳で頂いたものは?平成の御遷宮お守り?。勿論家族の分も頂いて来ました♪<br /><br />そしておみくじを引いて絵馬を頂きます。良いも悪いも書いていないのが格の高い神社のおみくじです。ちなみに凡人には理解できないため、絵馬と一緒に写メってみました(笑)。勿論絵馬は?縁結び?そのものですが、とりあえずの目標は試験なので、それもしっかりと祈願します!しか?しここで痛恨のミステイク(泣)。思い浮かんだことを列記したら、まさかの誤字が…。家内安全がなんと家内?案?全になっていました…(恥)。おまけに気がついたのは写真を確認した帰ってからのこと。う?ん…誰か行かれたら訂正しておいて欲しいです(願)!<br /><br />全てが逆の順序に参拝しているため、本殿の後に拝殿にお参りし、日本最古の銅の鳥居から参道を上って行きます。<br /><br />さすが大国主命を御祭神としているだけあって、色々なシチュエーションの大国主命の像が置かれています。?ムスビの御神像??御慈愛の御神像?等々…。ただ私は芸術には疎いため、なにが良いのかまではわからないものの、神話の世界に触れるには絶好の機会なようには思えました♪<br /><br />神様の通り道である参道の中心を外し、人の流れに沿って左右しながら歩いて行きます。写真を撮るときだけ頭を下げて、カメラに収めるとすぐ歩き出します。本来なら参拝前に必ず立ち寄る?祓社(はらいのやしろ)?が一番最後となり、二の鳥居でもって出雲大社参拝終了となりました。<br /><br />旅に出るとなぜか食欲のなくなる私ですが、今日に限ってお腹が鳴るほど減っています。そうなるとやはり?出雲そば?!一旦参道を戻って菅原道真公のご先祖様とされる野見宿禰神社に立ち寄り、大駐車場方向に出て来ました。ここでお店を探す訳ですが、昼時前とあってさほど混雑はしていません。フラリと入った八雲東店で?割子そば?を注文します。アルバイトの女の子がマニュアル通りの?割子そばには薬味以外は入っていません?と真剣に言っている姿に、老婆心から? 頑張れ?!?っと声を掛けたくなったのはなにを隠そう私です(笑)。<br /><br />薬味しかないので逆に蕎麦の美味さが堪能できました。お腹も膨れたので次の目的地へと向かうことにします。敢えて参道を通らずバス通りを歩き、二の鳥居から神門通りを歩いて行きます。大社神門簡易郵便局など、オヤジ殿が知ればヨダレが出そう…とも思いますが、あいにく日曜日ゆえ開いていません。そして行き着いた先は一畑電鉄の電鉄大社前駅。ここから一畑電鉄で松江しんじ湖駅に向かう予定なのですが、なにかがおかしい…。次の電車は12:21となっています。おや?っと思うのが遅かった、その前は11:12…。現在11:19…。あ?ぁ…やっちゃいました。<br /><br />まさかの?乗り遅れ?になってしまいましたが、1時間遅れの出発だと当然到着も1時間遅れます。その後の行程の関係でレンタカーを借りる必要があり、13:00からとは言っていたのですが、松江しんじ湖駅から松江駅に向かうバスの連絡が悪く1時間半程遅れる模様…。この時点ではまだ今日中の帰宅を考えていたため、少しでも先を急ごうとバスとJRを利用して松江へと向かうルートに変更します。<br /><br />とはいえ田舎のバスは本数もありません。もう乗り遅れも許されない状況でバスの待ち時間を利用して散策をすることにします。電鉄大社駅構内に留置されているデハニ52、昭和3(1928)年竣工のこの車両、扉は手動で開けるものになっており、現存する営業車両として最古のものだそうです。90年近く前の車両に触れ、感慨深いものもありましたが時間のこともあり先へと急ぎます。<br /><br />行きにバスで通った?一の鳥居?を潜り、出雲阿国像を眺め、開いていない大社荒木郵便局を見ながら歩いて辿り着いたのは?旧JR大社駅?。国鉄大社線の終着駅として明治45(1912)年に産声を上げた大社駅は、大正13(1924)年に2代目駅舎として現存する建物が完成しました。一時は東京や大阪からの参拝客を乗せてくる定期優等列車や団体列車も運行されていましたが、モーターリゼーションの波に飲み込まれ、JR西日本管轄となった後平成2(1990)年4月1日に大社線の廃止伴い営業を終了します。<br /><br />それから27年の月日が経った平成29(2017)年1月9日、訪れた旧大社駅は平成16(2004)年に国の重要文化財に指定され、その後平成21(2009)年には大社駅とは対照的なモダン建築である一畑電車出雲大社前駅とともに近代化産業遺産に認定されて、今日に至っています。実はこの大社駅が営業していた頃に訪れたことがあります。数十年前のことではあるのですが…。確かにローカル線の駅ではあるものの、とにかく今なお残るあの長?いホームが印象に残っています。出雲大社の玄関駅をそのまま駅舎にした想いも、子供心の中で感じた記憶が残っています。ガイドブックには載ってはいるものの、公共交通機関で来るには少し不便な場所ゆえ、訪問客がどれくらいいるのかはわかりませんが、今後も末永く歴史の生き証人となって貰いたいと思います。楽しい時間はすぐに過ぎるもの、乗り遅れがきっかけで、増えた立ち寄りポイントになった旧大社駅でしたが、時間が押してきたこともありそろそろ出発します。<br /><br />そして一畑バス?旧JR大社駅前バス停?を少し遅れて出発したバスは、ほぼ定刻に出雲市駅に到着します。夜行バスで到着してから6時間、出雲大社初詣?縁結び編?が終わりました。そして次は?合格祈願編?として松江市の菅原天満宮に行くため、松江駅を目指します。<br /><br />《次編に続く》

《2017.January》ChapterⅠ,あみんちゅやはり暴走弾丸初詣の旅~出雲良縁祈願の巻~

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2017/01/07 - 2017/01/08

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たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

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新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い致します
平成29年 正月

1年365日の接客業、数年前から元旦は休みになったものの、1月2日からは定時営業となります。一応2日は休みが取れたものの3日から7日まで?5連勤?(泣)。かと言って泣き言から始まる1年より、前向きに考えて行こう…というコンセプトのもと、7日の夜行バスで出掛ける?初詣?の旅を急遽計画を立て実行します。候補地は福岡・広島・出雲・京都・奈良・東京・福井等々色々と挙がったものの、7日の夜行バスに確実乗れてかつ日帰りにはならないという理由から出雲・松江を中心としたものに決めました。

実は1月9日をハッピーマンデーである?成人の日?だということに気付かずに連休を取ったので、平日休みのメリットが使えないことが判明し、おまけに3連休のデメリットでとにかく交通機関や宿泊先が?ダダ混み?の状態。ゆえに行きの1月7日の京都発出雲市行き?出雲阿國7号?を手配した後は、8日に昼行の出雲市・松江・米子発の大阪・京都行きと夜行の出雲市・松江発大阪・京都・神戸行きのいずれか…という?壮大?な計画にて出発することになりました。沖縄行きではほぼ決まっている飛行機を利用するため、現地の状況で判断して行程を変更する旅は実に?数年ぶり?となります。
さあ?縁結び?と?合格祈願?を願うべく、南淡海の国を旅立った菅公、いや菅公?気取り?の?たかティムさん?をどんな?ハプニング?と?結果?が待ち受けているのでしょうか…。それではそれでは始まります(笑)♪

【平成29(2017)年1月7日土曜日】
5勤明けの土曜日は17:30に仕事を終わらせ、さっさと帰宅します。ほとんど準備もしていないため、ちゃっちゃと荷物を作って行程を見直した後、夕食を食べて出発します。ど田舎ゆえ駅まで向かうバスの最終が早いため、かなり余裕のある出発を予定していましたが、毎度の如く送って貰います。駅に着いてコンビニに立ち寄って一服し、JR琵琶湖線ホームへと下りていきます。223系でオペレートされる高槻から快速の姫路行きに乗っかってしまえば15分で京の都に到着します。

久しぶりの京都駅烏丸口の利用なので、付近を散策します。新聞に載っていた平安京の羅城門の縮小復元の模型、平安時代には勿論?ライトアップ?等はなかったものの、やはり現代の技術によってより良く見ることができます。その背景には京の蝋燭?京都タワー?が聳え、一枚の写真に写しこむとまたをかし…なんて単純な私は思ってしまいます(笑)。

出発便ラッシュのこの時間帯、多くの夜行バスが色々な場所へと向かって行きます。多くの旅人の想いを乗せて目的地へと向かう様は、その昔集団就職で故郷を離れ、新天地である?都会?へと向かう?夜行列車?の現代版と言えるのかも知れません。まあ当然私もその風景を知っている訳ではありませんが…。そうこうしているうちに京都駅烏丸口JR1乗り場の表示が?出雲エクスプレス7号23:30発?へと変わり、中国ジェイアールバスのハイデッカー車両が入線します。ギリギリに手配をしたため8Cという中途半端な座席、2年前にあそ☆くま号で熊本へと行って以来の夜行バスは…やはり寝られません(泣)。京都駅を定刻23:30に出発し、京都南インターから名神高速道路へと入った後、高速大山崎・高速高槻と乗車を取り扱うとすぐに消灯になります。最近増えているバスの乗客の休憩のための乗降の取り扱いがない便なのでかなりしんどい…。何となく寝たような寝ていないような中途半端な状態が続いているうちに、バスはどんどん目的地である島根へと向かって行きます。そして車内で日が変わります…。

【平成29(2017)年1月8日日曜日】
気が付くと車内の照明が点灯し、松江駅の到着がコールされました。数人のお客さんが下車しますが、やはり多くの方は出雲へと向かわれるようです。降車扱いのある玉造・宍道・斐川を通過し、終点の出雲市には若干早着する形で無事到着します。

生憎なことに出雲は雨。いつも旅行先は晴れているジンクスから傘を持たない主義ですが、それにしてはちょっと辛いかな…。てなこともあり出雲での最初の買い物は?コンビニ傘?となりました(笑)。時間が限られている旅ゆえスピーディーに行動しなければならないのですが、そこはB型マイペース…。コーヒーを飲んで一服したり、改めて次の行程の時間を確認したりしていると…あらまあ…一畑電鉄の始発に乗り遅れちゃいました。いつもならば早速フォローのための行程作成に移るのですが、今回に限り?3本遅れ?までの時間取りをしています。結局バスを使うことにし、空が白み始めた出雲市駅を後にします。

日御碕行きの一畑バスは30分程で出雲大社へと到着します。参拝のお客さんはほとんど?出雲大社前?で降りて?二の鳥居?から順に下って行かれますが、ヘタレな私はこんな時こそは!という変な意気込みで下から上るルートを取ります。出雲大社前の次の出雲大社連絡所前で下車し歩いて行くと、出雲大社教の祖霊社・千家國造館、高円宮典子様が結婚式を挙げられた神楽殿・おくにがえり館、出雲大社本殿・荒神社・天穂日命社・稲荷社・天神社・亀の尾の瀧・天満宮・真名井の清水・北島國造館・北島國造家四脚門・東十九社・釜社・御向社・天前社・文庫・素鵞社と参拝をした後、彰古館という資料館に立ち寄ります。色々なお姿の大黒天さまが並んでいるのは素晴らしいと同時になにか口元が緩んでくるようで和やかな気持ちになることができます。そして二階には出雲大社の精巧な模型が飾られており、神話の時代に作られたとされる広大で数々の素晴らしい建物群を見渡せることができます。そして参拝路へと戻り、氏社・西十九社と参拝し、御祭神大国主命は西側に向かって鎮座されていることから、特に本殿西側にある筑紫社には念入りにお参りをします。

そして改めて本殿へ。一般では入れない神聖な場所ではありますが、お参りを済ませて写真を撮る数分間の間にめまぐるしく参拝客の数が変わっていることに気付きます。そして本殿参拝後にお守りと絵馬を頂きに行くことにします。縁結びの神様として有名な出雲大社ではあれど、なんにでもご利益のある八百万の神様でもあるため、お守りの種類もたくさんあります。迷った時のネタ作り、こういう時にはすぐに?ああ・・・出雲大社ね??とわかるものに限ります。という訳で頂いたものは?平成の御遷宮お守り?。勿論家族の分も頂いて来ました♪

そしておみくじを引いて絵馬を頂きます。良いも悪いも書いていないのが格の高い神社のおみくじです。ちなみに凡人には理解できないため、絵馬と一緒に写メってみました(笑)。勿論絵馬は?縁結び?そのものですが、とりあえずの目標は試験なので、それもしっかりと祈願します!しか?しここで痛恨のミステイク(泣)。思い浮かんだことを列記したら、まさかの誤字が…。家内安全がなんと家内?案?全になっていました…(恥)。おまけに気がついたのは写真を確認した帰ってからのこと。う?ん…誰か行かれたら訂正しておいて欲しいです(願)!

全てが逆の順序に参拝しているため、本殿の後に拝殿にお参りし、日本最古の銅の鳥居から参道を上って行きます。

さすが大国主命を御祭神としているだけあって、色々なシチュエーションの大国主命の像が置かれています。?ムスビの御神像??御慈愛の御神像?等々…。ただ私は芸術には疎いため、なにが良いのかまではわからないものの、神話の世界に触れるには絶好の機会なようには思えました♪

神様の通り道である参道の中心を外し、人の流れに沿って左右しながら歩いて行きます。写真を撮るときだけ頭を下げて、カメラに収めるとすぐ歩き出します。本来なら参拝前に必ず立ち寄る?祓社(はらいのやしろ)?が一番最後となり、二の鳥居でもって出雲大社参拝終了となりました。

旅に出るとなぜか食欲のなくなる私ですが、今日に限ってお腹が鳴るほど減っています。そうなるとやはり?出雲そば?!一旦参道を戻って菅原道真公のご先祖様とされる野見宿禰神社に立ち寄り、大駐車場方向に出て来ました。ここでお店を探す訳ですが、昼時前とあってさほど混雑はしていません。フラリと入った八雲東店で?割子そば?を注文します。アルバイトの女の子がマニュアル通りの?割子そばには薬味以外は入っていません?と真剣に言っている姿に、老婆心から? 頑張れ?!?っと声を掛けたくなったのはなにを隠そう私です(笑)。

薬味しかないので逆に蕎麦の美味さが堪能できました。お腹も膨れたので次の目的地へと向かうことにします。敢えて参道を通らずバス通りを歩き、二の鳥居から神門通りを歩いて行きます。大社神門簡易郵便局など、オヤジ殿が知ればヨダレが出そう…とも思いますが、あいにく日曜日ゆえ開いていません。そして行き着いた先は一畑電鉄の電鉄大社前駅。ここから一畑電鉄で松江しんじ湖駅に向かう予定なのですが、なにかがおかしい…。次の電車は12:21となっています。おや?っと思うのが遅かった、その前は11:12…。現在11:19…。あ?ぁ…やっちゃいました。

まさかの?乗り遅れ?になってしまいましたが、1時間遅れの出発だと当然到着も1時間遅れます。その後の行程の関係でレンタカーを借りる必要があり、13:00からとは言っていたのですが、松江しんじ湖駅から松江駅に向かうバスの連絡が悪く1時間半程遅れる模様…。この時点ではまだ今日中の帰宅を考えていたため、少しでも先を急ごうとバスとJRを利用して松江へと向かうルートに変更します。

とはいえ田舎のバスは本数もありません。もう乗り遅れも許されない状況でバスの待ち時間を利用して散策をすることにします。電鉄大社駅構内に留置されているデハニ52、昭和3(1928)年竣工のこの車両、扉は手動で開けるものになっており、現存する営業車両として最古のものだそうです。90年近く前の車両に触れ、感慨深いものもありましたが時間のこともあり先へと急ぎます。

行きにバスで通った?一の鳥居?を潜り、出雲阿国像を眺め、開いていない大社荒木郵便局を見ながら歩いて辿り着いたのは?旧JR大社駅?。国鉄大社線の終着駅として明治45(1912)年に産声を上げた大社駅は、大正13(1924)年に2代目駅舎として現存する建物が完成しました。一時は東京や大阪からの参拝客を乗せてくる定期優等列車や団体列車も運行されていましたが、モーターリゼーションの波に飲み込まれ、JR西日本管轄となった後平成2(1990)年4月1日に大社線の廃止伴い営業を終了します。

それから27年の月日が経った平成29(2017)年1月9日、訪れた旧大社駅は平成16(2004)年に国の重要文化財に指定され、その後平成21(2009)年には大社駅とは対照的なモダン建築である一畑電車出雲大社前駅とともに近代化産業遺産に認定されて、今日に至っています。実はこの大社駅が営業していた頃に訪れたことがあります。数十年前のことではあるのですが…。確かにローカル線の駅ではあるものの、とにかく今なお残るあの長?いホームが印象に残っています。出雲大社の玄関駅をそのまま駅舎にした想いも、子供心の中で感じた記憶が残っています。ガイドブックには載ってはいるものの、公共交通機関で来るには少し不便な場所ゆえ、訪問客がどれくらいいるのかはわかりませんが、今後も末永く歴史の生き証人となって貰いたいと思います。楽しい時間はすぐに過ぎるもの、乗り遅れがきっかけで、増えた立ち寄りポイントになった旧大社駅でしたが、時間が押してきたこともありそろそろ出発します。

そして一畑バス?旧JR大社駅前バス停?を少し遅れて出発したバスは、ほぼ定刻に出雲市駅に到着します。夜行バスで到着してから6時間、出雲大社初詣?縁結び編?が終わりました。そして次は?合格祈願編?として松江市の菅原天満宮に行くため、松江駅を目指します。

《次編に続く》

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
5.0
ショッピング
3.0
交通
4.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス JRローカル 自家用車 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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この旅行記へのコメント (3)

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  • Mauricioさん 2017/01/22 12:50:07
    日御碕・・・
    たかティムさん、こんにちは。

    日御碕行きのバスにてクラクラしてしまいました。
    出雲大社とかすっ飛ばして・・。

    そう、ここはカメノテが大量に獲れることで有名・・
    サッと塩茹でして食べると最高の・・

    次回、是非!(笑)

       Mauricio

  • わんぱく大将さん 2017/01/16 01:34:51
    昔の大社駅
    たかティムはるついおままゆさん

    明けましておめでとうさんです。 いきなり姫路行きの電車で、おっ、ひめじに?と思ったら夜行バスでした。

    しかし、昔の大社駅、趣ありますねえ。 実は出雲何度も行ってるのですが、駅は見たことがないように???
    成人式、昔は15日だったのに、変わってしまいましたね。

     大将

    たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

    たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん からの返信 2017/01/20 11:43:11
    RE: 昔の大社駅
    大将どん

    今更ですがあけおめでごわす。

    姫路行きには乗りますが、あの時間から行くと泊まりになっちゃいますよ(笑)。うちはど田舎ですから。

    旧大社駅は意外と交通の便が悪いんですよね。車利用ならば大したことはありませんが、出雲大社から歩くにしては距離もあるし・・・。

    でもあの駅舎は素晴らしいです!

    趣きは勿論威圧感すら感じました。次回出雲大社に行かれたなら是非とも立ち寄って下さいまし。

    たかティム。

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さんのトラベラーページ

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