奈良市旅行記(ブログ) 一覧に戻る
1年365日の接客業、数年前から元旦は休みになったものの、1月2日からは定時営業となります。一応2日は休みが取れたものの3日から7日まで〝5連勤〟(泣)。かと言って泣き言から始まる1年より、前向きに考えて行こう…というコンセプトのもと、7日の夜行バスで出掛ける〝初詣〟の旅を急遽計画を立て実行します。候補地は福岡・広島・出雲・京都・奈良・東京・福井等々色々と挙がったものの、7日の夜行バスに確実乗れてかつ日帰りにはならないという理由から出雲・松江を中心としたものに決めました。<br /><br />実は1月9日をハッピーマンデーである〝成人の日〟だということに気付かずに連休を取ったので、平日休みのメリットが使えないことが判明し、おまけに3連休のデメリットでとにかく交通機関や宿泊先が〝ダダ混み〟の状態。ゆえに行きの1月7日の京都発出雲市行き〝出雲阿國7号〟を手配した後は、8日に昼行の出雲市・松江・米子発の大阪・京都行きと夜行の出雲市・松江発大阪・京都・神戸行きのいずれか…という〝壮大〟な計画にて出発することになりました。沖縄行きではほぼ決まっている飛行機を利用するため、現地の状況で判断して行程を変更する旅は実に〝数年ぶり〟となります。<br /><br />神話の国で〝縁結び祈願〟と〝合格祈願〟を済ませ、いろいろなハプニングも乗り越えて、無事帰路についたたかティムさん。予定通り浪速の国を経由して、南淡海の国にたどり着けたのでしょうか?そしていよいよ最終章、あまりにレギュラープランの行程を続けてきて、そのまま終わらせるつもりなのかどうなんでしょうか?<br /><br />【平成29(2017)年1月9日月曜日】<br />大山パーキングエリアを出発した後消灯ししばらくスマホをいじっていましたが、上野パーキングエリアに停車した0:30頃以降の意識がありません。気がついたのは車内に照明が点いた大阪市内に入ってからでした。う~んよく寝た・・・。<br /><br />阪急梅田に6:10、若干早着する形で到着しました。しか~しここで田舎者の悲しい性が出てしまいます。梅田=阪急梅田とは読んでいなかったため、場所がわかりません(泣)。かといって立ち止まっても先には進まないので、前進あるのみで闇雲に歩きます。どう歩いたのか・・・当の本人すらわかりませんが、気がついたら北新地の駅でした。<br /><br />ここからなら・・・と安心した途端、お腹がなります。確か出たところに〝吉野家〟があったような記憶があり、地上に出てみると・・・あっありました。吉野家桜橋店、そうなると定番メニューの〝納豆定食〟を選びます。少食の私が朝っぱらからごはん大盛りを注文してしまうのはなんででしょうか(笑)。<br /><br />お腹がいっぱいになるとフラット〝でない〟シートで2連泊した寝不足から、〝うちに帰って寝る〟という願望が普通ならば出てくるのでしょうが、自宅に戻る前に立ち寄る場所があり、それには時間的に少し早いという頃合いでした。ならば~っとどんどん精力的になれるのが今回の旅に於けるたかティムの七不思議。もう一ヶ所立ち寄ろうと欲が出ます。そして思い立った場所は未だ訪れたことのない奈良市の菅原天満宮。奈良市内だとそれ程不便さはないように考えていたところ、実際には1時間に1~2本のバス便頼みということを知ります。しかし松江の菅原天満宮のようにバス便すらないところを訪れ、合格祈願をしてくるとそのご利益も大きいのではと感じてしまったたかティムさんのスイッチはすでにON状態!〝為せば成るなさねばならぬなにごとも〟と、アドレナリン全開状態になって地下街へと戻って行きます。<br /><br />バスを降りてから今来た〝はず〟の道を地下鉄梅田駅へと向かい、御堂筋線に乗ってなんばへと向かいます。なんで四ッ橋線を使わない?というのは言わないでくださいね(笑)。そして慣れないミナミをささっと通過し、近鉄奈良線大阪難波から快速急行奈良行きに乗車します。初めてではないとは思うのですが阪神線直通電車の車両を見つけ、せっかくなら乗ってみたいな~なんても思いましたが、残念ながら奈良行きはいつものカラーリングでした。<br /><br />この近鉄線の急行等の呼称はいつもしっくりこないものがあります。快速急行ってなんやねん(怒)って感じです。でも日本橋・上本町・鶴橋・生駒の次が学園前になるのはちょっと優越感があったりもします。そんなこんなで数年ぶりの学園前駅に降り立ち、36系統菅原循環バスに乗車します。<br /><br />日野自動車の?〝ポンチョ〟?という小型バスは、こんな場所走れるの?なんていう細い道をどんどん走って行き、15分程で〝菅原神社前バス停〟に到着します。〝菅原天満宮〟と〝菅原神社バス停〟、なぜ標記に違いがあるのかというと、天満宮と改称されたのは平成14(2002)年ことであり、それまでは〝菅原神社〟という呼称だったそうです。<br /><br />式内社で旧郷社である菅原神社が、菅原天満宮と呼称変更したのは最近のことですが、未だ〝菅原神社〟という風に呼ばれることも多いようです。真新しい〝菅原天満宮〟と刻まれた石柱がその変遷を物語っています。<br /><br />そして入口で拝礼し中へと入ります。境内はそれ程広くはありませんが、付近一帯の〝氏神さま〟の意味合いもあるようで、散歩がてら参拝されている方の姿を見ることができます。しかしメインはやはり天満宮、納められている絵馬に書かれている〝合格祈願〟は勿論のこと、近々入試を受けるであろうと思われる学生さんたちが、親御さんに連れられて参拝しています。<br /><br />日本最古の天満宮と謳っている菅原天満宮ですが、〝お守り〟の種類が大変豊富です。当たり前と言えばそうですが合格祈願といっても人それぞれで、学校入試もあれば資格取得もある。疑問に思わなかったことだけですが今までになかったその展開には、なにか新鮮味すら感じます。そんなこともあり、資格取得の〝好みの色〟で選んだ 〝お守り〟と〝絵馬〟を頂き、今回の旅のファイナルを飾るべく〝ボケた頭〟と〝疲れた体〟を張って〝渾身の力〟をふり絞り〝合格祈願〟の言葉を絵馬に認めます。ひとつの〝良縁祈願〟とふたつの〝合格祈願〟の絵馬がそれぞれ私の代わりに〝ご祈祷〟を受けてくれ、その恩恵+自分自身の努力で目的達成することを心に秘めて、初詣として巡った三ヶ所の〝Final Destination〟として締めくくります。<br /><br />行きに見ておいたバスの時刻より少し遅れて学園前駅行きのバスが到着します。帰りは少しルートを変えようとあやめ池駅前で下車します。都会のど真ん中とは言えなくても、街中の駅ゆえ何も考えず駅舎へと入ります。奈良方面ホームに〝喫煙コーナー〟を見つけると、別に一服するつもりがなくても吸ってしまいます。そして奈良方面へのプラットホームに向かう通路を探すのですが・・・これがまさか???の展開になってしまいます。地下通路の新設なのか改修なのかはわかりませんが、実はこの菖蒲池駅上下線の改札口が分かれており、相互に行き来することができません。やってしまった・・・と思った時にはすでに遅しだったので、仕方なしにインターホンで係員を呼び出し出して貰います。しかし再入場が必要なことぐらいわかりそうなものですが、もう一度同じことをしなければならないことには正直閉口しました。<br /><br />閉まる自動改札のドアを強引にやり通過し、入線してきた区間準急大和西大寺行きに乗り込みます。乗ってしまえば次の駅である大和西大寺までは僅か2分です。ここで京都線に乗り換えますが先に特急が先発します。近鉄線に乗ること自体数年に一度のことゆえ、確実に座って行ける特急もありかな~なんて思いましたが、あいにく三連休の最終日なので、特急の方が混雑しているように見えました。まあ交通費も使ったことなので、510円とはいえ払うのをやめて、2分後に出発する急行を利用することにしました。近鉄丹波橋しか停まらない特急と、高の原・新祝園・新田辺・大久保・桃山御陵前・近鉄丹波橋・竹田・東寺と停まる急行の所要時間の差は僅かに6分・・・。ならばやはり急行利用ですね♪<br /><br />私は近鉄沿線にある高校へ通っていたこともあり、東寺を出て大きく右へとカーブして京都駅に入って行く様は本当に懐かしい光景です。そんな光景に学生時代の思い出を重ねながら車窓を眺めていた近鉄急行は、徐行しながら近鉄京都駅へと到着します。<br /><br />37時間前に神話の国へと旅立ちましたが、なんせ夜だったためそれなりの写真しか撮れませんでした。そんなこともありもう一度烏丸口へと出て、羅城門の復元模型の写真などを撮りなおします。そして地下中央口からホームへと入り、2番線の快速米原行きに乗車します。いつもなら石山で下りるのですが、今日限って野暮用があるため瀬田まで行きます。<br /><br />計画性のない弾丸旅行に加え、大きく遠回りをして南淡海の国へと戻って来たならさっさと帰れ~っていつもの私ならば言うはずですが、もう脱線しっぱなしの旅路ゆえ、瀬田に着いてまずは腹ごしらえをします。駅前の〝餃子の王将瀬田店〟に入って、またイレギュラーメニューで〝チャーハンコンビ+餃子〟にします。変わりばえのないメニューですが、グルメでない私には至極のいっときです(笑)。<br /><br />お腹がいっぱいになってから野暮用を済ませ、いよいよ南淡海の国の首都(?)へと向かいます。普通にJRに乗ればひと駅ですが、また〝旅の行程〟をひとつ増やそうと考えます。JRでひと駅をバスに乗ります。これもまたあまり使わない近江バス、瀬田駅から神領団地経由石山駅行きです。西武バスのお下がりであろうボロバスですが、ローカルなバス旅はなかなかの趣があります。JRならば3分のところを18分かけて田舎駅に到着し、8分の乗り継ぎで田舎の赤バスに乗り換えます。14:18発は国分バイパス経由です。見慣れた景色を眺めながら15分程でど田舎バス停に到着し、14:36に40時間ぶりに田舎の我が家に無事到着します。<br /><br />久しぶりのバス旅は、寝られないからこりごりだと思いきや、またそれはそれで楽しさもありました。ということは〝厚かましいお願い〟を多くの神様達が聞いて下さって願いが〝全て叶った〟とき、なによりも先に〝お礼参り〟に行かねばならない・・・。それはやはりバス旅かな~なんて思ったたかティムでした♪<br /><br />年明け早々長文旅行記にお付き合い頂きましてありがとうございました。これにて〝《2017.Jan》ChapterⅢ,あみんちゅやはり暴走弾丸初詣の旅~奈良合格祈願の巻~〟は終わります。

《2017.January》ChapterⅢ,あみんちゅやはり暴走弾丸初詣の旅~奈良合格祈願の巻~

38いいね!

2017/01/09 - 2017/01/09

945位(同エリア5994件中)

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。

たかちゃんティムちゃんはるおちゃん・ついでにおまけのまゆみはん。さん

1年365日の接客業、数年前から元旦は休みになったものの、1月2日からは定時営業となります。一応2日は休みが取れたものの3日から7日まで〝5連勤〟(泣)。かと言って泣き言から始まる1年より、前向きに考えて行こう…というコンセプトのもと、7日の夜行バスで出掛ける〝初詣〟の旅を急遽計画を立て実行します。候補地は福岡・広島・出雲・京都・奈良・東京・福井等々色々と挙がったものの、7日の夜行バスに確実乗れてかつ日帰りにはならないという理由から出雲・松江を中心としたものに決めました。

実は1月9日をハッピーマンデーである〝成人の日〟だということに気付かずに連休を取ったので、平日休みのメリットが使えないことが判明し、おまけに3連休のデメリットでとにかく交通機関や宿泊先が〝ダダ混み〟の状態。ゆえに行きの1月7日の京都発出雲市行き〝出雲阿國7号〟を手配した後は、8日に昼行の出雲市・松江・米子発の大阪・京都行きと夜行の出雲市・松江発大阪・京都・神戸行きのいずれか…という〝壮大〟な計画にて出発することになりました。沖縄行きではほぼ決まっている飛行機を利用するため、現地の状況で判断して行程を変更する旅は実に〝数年ぶり〟となります。

神話の国で〝縁結び祈願〟と〝合格祈願〟を済ませ、いろいろなハプニングも乗り越えて、無事帰路についたたかティムさん。予定通り浪速の国を経由して、南淡海の国にたどり着けたのでしょうか?そしていよいよ最終章、あまりにレギュラープランの行程を続けてきて、そのまま終わらせるつもりなのかどうなんでしょうか?

【平成29(2017)年1月9日月曜日】
大山パーキングエリアを出発した後消灯ししばらくスマホをいじっていましたが、上野パーキングエリアに停車した0:30頃以降の意識がありません。気がついたのは車内に照明が点いた大阪市内に入ってからでした。う~んよく寝た・・・。

阪急梅田に6:10、若干早着する形で到着しました。しか~しここで田舎者の悲しい性が出てしまいます。梅田=阪急梅田とは読んでいなかったため、場所がわかりません(泣)。かといって立ち止まっても先には進まないので、前進あるのみで闇雲に歩きます。どう歩いたのか・・・当の本人すらわかりませんが、気がついたら北新地の駅でした。

ここからなら・・・と安心した途端、お腹がなります。確か出たところに〝吉野家〟があったような記憶があり、地上に出てみると・・・あっありました。吉野家桜橋店、そうなると定番メニューの〝納豆定食〟を選びます。少食の私が朝っぱらからごはん大盛りを注文してしまうのはなんででしょうか(笑)。

お腹がいっぱいになるとフラット〝でない〟シートで2連泊した寝不足から、〝うちに帰って寝る〟という願望が普通ならば出てくるのでしょうが、自宅に戻る前に立ち寄る場所があり、それには時間的に少し早いという頃合いでした。ならば~っとどんどん精力的になれるのが今回の旅に於けるたかティムの七不思議。もう一ヶ所立ち寄ろうと欲が出ます。そして思い立った場所は未だ訪れたことのない奈良市の菅原天満宮。奈良市内だとそれ程不便さはないように考えていたところ、実際には1時間に1~2本のバス便頼みということを知ります。しかし松江の菅原天満宮のようにバス便すらないところを訪れ、合格祈願をしてくるとそのご利益も大きいのではと感じてしまったたかティムさんのスイッチはすでにON状態!〝為せば成るなさねばならぬなにごとも〟と、アドレナリン全開状態になって地下街へと戻って行きます。

バスを降りてから今来た〝はず〟の道を地下鉄梅田駅へと向かい、御堂筋線に乗ってなんばへと向かいます。なんで四ッ橋線を使わない?というのは言わないでくださいね(笑)。そして慣れないミナミをささっと通過し、近鉄奈良線大阪難波から快速急行奈良行きに乗車します。初めてではないとは思うのですが阪神線直通電車の車両を見つけ、せっかくなら乗ってみたいな~なんても思いましたが、残念ながら奈良行きはいつものカラーリングでした。

この近鉄線の急行等の呼称はいつもしっくりこないものがあります。快速急行ってなんやねん(怒)って感じです。でも日本橋・上本町・鶴橋・生駒の次が学園前になるのはちょっと優越感があったりもします。そんなこんなで数年ぶりの学園前駅に降り立ち、36系統菅原循環バスに乗車します。

日野自動車の?〝ポンチョ〟?という小型バスは、こんな場所走れるの?なんていう細い道をどんどん走って行き、15分程で〝菅原神社前バス停〟に到着します。〝菅原天満宮〟と〝菅原神社バス停〟、なぜ標記に違いがあるのかというと、天満宮と改称されたのは平成14(2002)年ことであり、それまでは〝菅原神社〟という呼称だったそうです。

式内社で旧郷社である菅原神社が、菅原天満宮と呼称変更したのは最近のことですが、未だ〝菅原神社〟という風に呼ばれることも多いようです。真新しい〝菅原天満宮〟と刻まれた石柱がその変遷を物語っています。

そして入口で拝礼し中へと入ります。境内はそれ程広くはありませんが、付近一帯の〝氏神さま〟の意味合いもあるようで、散歩がてら参拝されている方の姿を見ることができます。しかしメインはやはり天満宮、納められている絵馬に書かれている〝合格祈願〟は勿論のこと、近々入試を受けるであろうと思われる学生さんたちが、親御さんに連れられて参拝しています。

日本最古の天満宮と謳っている菅原天満宮ですが、〝お守り〟の種類が大変豊富です。当たり前と言えばそうですが合格祈願といっても人それぞれで、学校入試もあれば資格取得もある。疑問に思わなかったことだけですが今までになかったその展開には、なにか新鮮味すら感じます。そんなこともあり、資格取得の〝好みの色〟で選んだ 〝お守り〟と〝絵馬〟を頂き、今回の旅のファイナルを飾るべく〝ボケた頭〟と〝疲れた体〟を張って〝渾身の力〟をふり絞り〝合格祈願〟の言葉を絵馬に認めます。ひとつの〝良縁祈願〟とふたつの〝合格祈願〟の絵馬がそれぞれ私の代わりに〝ご祈祷〟を受けてくれ、その恩恵+自分自身の努力で目的達成することを心に秘めて、初詣として巡った三ヶ所の〝Final Destination〟として締めくくります。

行きに見ておいたバスの時刻より少し遅れて学園前駅行きのバスが到着します。帰りは少しルートを変えようとあやめ池駅前で下車します。都会のど真ん中とは言えなくても、街中の駅ゆえ何も考えず駅舎へと入ります。奈良方面ホームに〝喫煙コーナー〟を見つけると、別に一服するつもりがなくても吸ってしまいます。そして奈良方面へのプラットホームに向かう通路を探すのですが・・・これがまさか???の展開になってしまいます。地下通路の新設なのか改修なのかはわかりませんが、実はこの菖蒲池駅上下線の改札口が分かれており、相互に行き来することができません。やってしまった・・・と思った時にはすでに遅しだったので、仕方なしにインターホンで係員を呼び出し出して貰います。しかし再入場が必要なことぐらいわかりそうなものですが、もう一度同じことをしなければならないことには正直閉口しました。

閉まる自動改札のドアを強引にやり通過し、入線してきた区間準急大和西大寺行きに乗り込みます。乗ってしまえば次の駅である大和西大寺までは僅か2分です。ここで京都線に乗り換えますが先に特急が先発します。近鉄線に乗ること自体数年に一度のことゆえ、確実に座って行ける特急もありかな~なんて思いましたが、あいにく三連休の最終日なので、特急の方が混雑しているように見えました。まあ交通費も使ったことなので、510円とはいえ払うのをやめて、2分後に出発する急行を利用することにしました。近鉄丹波橋しか停まらない特急と、高の原・新祝園・新田辺・大久保・桃山御陵前・近鉄丹波橋・竹田・東寺と停まる急行の所要時間の差は僅かに6分・・・。ならばやはり急行利用ですね♪

私は近鉄沿線にある高校へ通っていたこともあり、東寺を出て大きく右へとカーブして京都駅に入って行く様は本当に懐かしい光景です。そんな光景に学生時代の思い出を重ねながら車窓を眺めていた近鉄急行は、徐行しながら近鉄京都駅へと到着します。

37時間前に神話の国へと旅立ちましたが、なんせ夜だったためそれなりの写真しか撮れませんでした。そんなこともありもう一度烏丸口へと出て、羅城門の復元模型の写真などを撮りなおします。そして地下中央口からホームへと入り、2番線の快速米原行きに乗車します。いつもなら石山で下りるのですが、今日限って野暮用があるため瀬田まで行きます。

計画性のない弾丸旅行に加え、大きく遠回りをして南淡海の国へと戻って来たならさっさと帰れ~っていつもの私ならば言うはずですが、もう脱線しっぱなしの旅路ゆえ、瀬田に着いてまずは腹ごしらえをします。駅前の〝餃子の王将瀬田店〟に入って、またイレギュラーメニューで〝チャーハンコンビ+餃子〟にします。変わりばえのないメニューですが、グルメでない私には至極のいっときです(笑)。

お腹がいっぱいになってから野暮用を済ませ、いよいよ南淡海の国の首都(?)へと向かいます。普通にJRに乗ればひと駅ですが、また〝旅の行程〟をひとつ増やそうと考えます。JRでひと駅をバスに乗ります。これもまたあまり使わない近江バス、瀬田駅から神領団地経由石山駅行きです。西武バスのお下がりであろうボロバスですが、ローカルなバス旅はなかなかの趣があります。JRならば3分のところを18分かけて田舎駅に到着し、8分の乗り継ぎで田舎の赤バスに乗り換えます。14:18発は国分バイパス経由です。見慣れた景色を眺めながら15分程でど田舎バス停に到着し、14:36に40時間ぶりに田舎の我が家に無事到着します。

久しぶりのバス旅は、寝られないからこりごりだと思いきや、またそれはそれで楽しさもありました。ということは〝厚かましいお願い〟を多くの神様達が聞いて下さって願いが〝全て叶った〟とき、なによりも先に〝お礼参り〟に行かねばならない・・・。それはやはりバス旅かな~なんて思ったたかティムでした♪

年明け早々長文旅行記にお付き合い頂きましてありがとうございました。これにて〝《2017.Jan》ChapterⅢ,あみんちゅやはり暴走弾丸初詣の旅~奈良合格祈願の巻~〟は終わります。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
高速・路線バス JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

この旅行記のタグ

関連タグ

38いいね!

利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。 問題のある投稿を連絡する

コメントを投稿する前に

十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?

サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)

報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。

この旅行で行ったスポット

旅の計画・記録

マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?

フォートラベル公式LINE@

おすすめの旅行記や旬な旅行情報、お得なキャンペーン情報をお届けします!
QRコードが読み取れない場合はID「@4travel」で検索してください。

\その他の公式SNSはこちら/

タグから国内旅行記(ブログ)を探す

この旅行記の地図

拡大する

価格.com旅行・トラベルホテル・旅館を比較

PAGE TOP