飛行機代約11万円（＋JAL25,000マイル）世界一周の旅5日目　ニューヨーク散策

2015/09/14 - 2015/09/14

一日かけてニューヨーク、マンハッタンの中を散策してきました。

都心のオアシス「セントラルパーク」と9・11のテロから復活した「ワン・ワールド・トレードセンタービル」を中心に観光。

その後、ロンドン行きのLCCに乗るためにニューヨークJFK空港へ向かったのですが・・・


9/10木 成田11:05＝(JAL 日付変更線通過)＝9:06シカゴ
9/11金 シカゴ18:40－(アムトラック)－
9/12土 －13:53ワシントンD.C.
9/13日 ワシントンD.C.16:25－(アムトラック)－19:42ニューヨーク
★9/14月 ニューヨーク滞在
9/15火 ニューヨーク19:55＝(ノルウェー・エアシャトル 機材はハイ・フライ)＝
9/16水 ＝8:35ロンドン12:24－(ユーロスター)－16:30パリ
9/17木 パリ11:25－(タリス)－12:52ブリュッセル16:52－(タリス)－18:55アムステルダム
9/18金 アムステルダム20:48－(シティ・ナイト・ライン)－
9/19土 －8:17チューリッヒ11:32－(ユーロシティ)－15:45ミラノ
9/20日 ミラノ11:20＝(ターキッシュエアラインズ)＝15:35イスタンブール
9/21祝 イスタンブール滞在
9/22祝 イスタンブール1:05＝(ターキッシュエアラインズ)＝17:45関空

★・・・今回の旅行記

エリア ニューヨーク(アメリカ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 3.0
• 交通: 4.0

• 交通手段: 鉄道
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルをチェックアウトし、マンハッタンから東に川を一本隔てたブルックリン地区のポーランド人街、グリーンポイントから

ナッソー アベニュ－駅 駅

地下鉄に乗りまして、マンハッタンの中心部、42丁目駅で下車し、

グランドセントラル 42丁目駅 駅

まず訪れたのが、「LUGGAGE KEEPER」という名の私設荷物預かり所です。

マンハッタンにはテロ対策のためか駅にコインロッカーがないので、このような民間の施設を利用せざるを得ないのが、ちょっと不便。

スーツケース1個預けて1日10ドルでした。

重いスーツケースから解放されると、身も心も途端に軽くなるもので、公園に行って散歩でもするか、と前向きな気持ちになり、ふたたび地下鉄に乗りこみます。

今回利用した地下鉄には、驚いたことに自転車も普通に乗っていました。

そして、59丁目駅で降りて

59丁目 コロンバス サークル駅 駅

この入口（コロンバス・サークル）から

コロンバス サークル 広場・公園

セントラルパークの中に入ります。

面積3.4平方キロの広大な公園。

大都会の喧騒を忘れさせてくれる気持ちの良い場所です。

セントラルパーク 散歩・街歩き

木陰に座り、チーズバーガーでブランチ。

先ほど入口のところで、元気の良いおばちゃんたちがやっている移動販売車から購入したのですが、カリカリのパンにアツアツのジューシーなハンバーグがマッチして、絶妙な旨さ。

ボリュームもあって満足でした。

青空の下、食後の散歩をしていたら、

専用の道を自転車や馬車が走っていました。

とにかく広いので貸自転車などで園内を廻るのも効率的で良いかもしれませんね。

レトロな回転木馬や

広場を眺めながらあてもなく歩いていると

「The Lake」というわかりやすい名前の湖に出ました。

森を背景に湖面に浮かぶボートが数艘。

その南西部一帯が、ビートルズの曲にちなんで、「ストロベリーフィールズ」と名付けられており、「お静かに」の看板が出ていました。

銃弾に倒れたジョン・レノンを追悼するため、彼の奥さんのオノ・ヨーコが費用を負担して造成されたのだそうで。

ストロベリー フィールズ モニュメント・記念碑

「IMAGINE」と書かれたモザイクが路面に。

大勢の人がこれを撮影していました。

ジョンとヨーコの住まい「ダコタハウス」が、セントラルパークから道を一本隔てた向かいにそびえています。

ダコタ ハウス 建造物

今は外壁に足場が組まれ、残念ながら工事中。

外壁に用いられている石は、軽石のような手触りでした。

その玄関。

常に守衛が目を光らせています。

ここはマンハッタンの中でも北に位置するアップタウンなのですが、これより北側はあまり治安がよろしくないそうなので、この後は、72丁目駅から地下鉄に乗り、一気に南に向かって海沿いのダウンタウンを目指します。

72丁目駅 駅

中心部から離れ、海に近づくにつれ、車内はガラガラに。

ニューヨークの地下鉄は路線や本数が多く便利なのですが、頻繁に運休や停車駅の変更が行われており、利用する際は掲示に注意する必要があるようです。

そして、ダウンタウンのキャナル・ストリート駅から地上に出てみると、

カナル ストリート駅 駅

世界貿易センタービルの跡地「グラウンド・ゼロ」に建つ「ワン・ワールド・トレードセンタービル」が南の方に。

ソーホーやトライベッカといったおしゃれな街並みの中を散策しつつ、そちらの方へ。

ダウンタウンのこの辺は治安が良いので、存分に街歩きを楽しめます。

そしてグラウンド・ゼロに到着。

目の前には、ニューヨーク市消防局のはしご車が停まっていました。

その近くには、9・11のテロによる犠牲者を追悼する巨大な「プール」と名付けられた施設。

中央の四角い穴の中に、四方から水が流れ込んでいます。

あらゆるものを飲み込んでしまうブラックホールのようなイメージ。

抽象的ですが、そこに込められたメッセージは強烈。

失われた日常、財物、そしてたくさんの命。

グラウンドゼロ 9/11メモリアル モニュメント・記念碑

その周囲には犠牲者の方々の名前を刻んだ銘板がありました。

紅色の花が・・・

9・11のテロについては、日本で被害の映像を見ても、いま一つ実感が湧かなかったのですが、ここに来てこの施設をしばらく眺めていると、思いがけず胸を締め付けられるような気持ちになって、自分でもちょっと驚きました。

アメリカが凄いのは、人々の感情に直接訴えかける演説をしたり施設を造ったりすることに優れていることで、それは大統領選のたびに切磋琢磨してきたからなんでしょうけど、そこが日本とは違うなぁ、と。

目の前にそびえるのは、先ほど地下鉄の駅前から眺めた「ワン・ワールド・トレードセンタービル」。

今のところ全米第一位の高さ（先端部541m）を誇り、2015年5月に展望台がオープンしたのだそうで。

二度とテロで壊させないぞ、という強い意志の表れでしょうか。キャッチフレーズは「See Forever」。

少し並べば当日券が買えそうだったので、展望台に上がってみることにしました。

ワン ワールド展望台 建造物

入口の列に30分ほど並んで32ドル（約3,900円）のチケットを購入し、空港と同じような手荷物検査を受けてエレベーターへ。

102階まで高速エレベーターで一気に上がるので、気分が悪くならないようにという配慮でしょうか？窓はありませんでした。

が、その代わりに、この場所から見た（想像上の）昔の風景がエレベーターの壁面に映像で映し出されていました。

上昇するにつれ、映像の年代も上がり、

現在の姿は、エレベーターを出てからのお楽しみ、ということで映像が途切れ、エレベーターの扉が開くと、見事な光景が眼下に。

南側の海には自由の女神。

その手前には、ハドソン川をさかのぼる船。

反対の北側は、マンハッタンの中心部。

よく見ると、エンパイア・ステートビルが正面に。

展望台の内部。わりとゆとりがありました。

真下の様子。何やら工事をしているようで。

最後にマンハッタンの南端を眺めて見学終了。

土産物を買って下に降ります。

出口から見たビル。

待ち時間を節約するため、あらかじめインターネットから時間を指定してチケットを購入することもできるようなのですが、雨天で雲の中だったりすると展望台まで上がる意味がないので、その辺がなかなか難しいようで。

出て来てみたら、当日券用の列が入るときよりも延びており、200人くらいの方が並んでいました。

展望台から眺めた景色の余韻に浸りながら、ビルの前の道路を渡って、ハドソン川の河口に出てみます。

先ほど上から見た自由の女神が、かなたに。

対岸のビルの間にギンギンギラギラと沈む夕日。

NYPDと書かれたニューヨーク市警の船が浮かんでいました。

ハドソン川 滝・河川・湖

その後はブロードウェーを北上し

ニューヨーク市庁舎の近くから地下鉄に乗って

ニューヨーク市庁舎 建造物

暗くなってからの定番「タイムズスクエア」へ。

タイムズスクエア 散歩・街歩き

ああ、これでアメリカ東海岸の旅も終わり、と感慨に浸りながら、広告の灯りの洪水にしばし見惚れます。


明日は昼前にロンドンに着いてそのまま観光し、ロンドン泊。

その翌日は朝のユーロスターでドーバー海峡をくぐってパリ泊、とタイトな日程が続きます（ホテル・鉄道とも予約済）。

そんな風に今後の予定を確認しながら地下鉄E号線に40分間ほど揺られ、ジャマイカ駅からエアトレインに乗って

エアトレインJFK 鉄道系（地下鉄・モノレールなど）

ニューヨークJFK空港の第1ターミナルに21:10到着。

出発便の案内表示を見ると、これから乗る予定の23:00発ロンドン行きノルウェー・エアシャトルの便は、「搭乗手続き保留中」の表示が出ています。

が、まあいいや、来るのがちょっと早すぎたのかな？と思いつつチェックイン・カウンターに行ってみたら・・・



「すいません。この便は欠航です」と。



長くなりましたので、この顛末は次回に。

最後までご覧くださいましてありがとうございました。




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世界一周の旅5～7日目　ニューヨーク→ロンドン　ノルウェー・エアシャトル欠航＆ハイ・フライ搭乗


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世界一周の旅4日目　国立航空宇宙博物館別館見学とAMTRAKワシントンD.C.→ニューヨーク

ジョン F ケネディ国際空港 (JFK) 空港