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<行った所><br />トルファン:ベゼクリク千仏洞、吐峪溝、アスターナ古墳群、高昌故城(リベンジ)、台蔵塔、火焔山(リベンジ)、蘇公塔、交河故城。<br /><br /><br />★<br /><br />東京から、飛行機を使わず陸路・海路で、<br />シルクロード経由でユーラシア大陸を横断する旅行です。<br /><br />14日目は、ウルムチから再びトルファン(吐魯番)へ。<br />1年ぶりのトルファン、若干変わった部分があったそうなので<br />それも含めて、トルファンの主な見所(★)のうち<br />東郊外にあるものを中心に見てきました。<br /><br />15日目は、午前中はトルファン観光、<br />午後列車に揺られクチャへ向かいます。<br /><br />前回のトルファン(2013年訪問)はこちら。<br />12日目 中国・ウイグル トルファン<br />http://4travel.jp/travelogue/10797889<br /><br />13日目 中国・ウイグル ウルムチ<br />http://4travel.jp/travelogue/10798172<br />の続きです。<br /><br /><br />(★)トルファンの見所リスト<br /><市内&近郊><br />交河故城(世界遺産)、蘇公塔:今回訪問。<br />カレーズ民俗園:前回訪問。<br />トルファン博物館、カレーズ楽園、葡萄溝楽園、葡萄民俗園、砂山治療、ウイグル古村:未訪問。<br /><br /><東郊外><br />高昌故城(世界遺産)、火焔山:今回&前回訪問。<br />吐峪溝(村)、アスターナ古墳群、台蔵塔、ベゼクリク千仏洞、:今回訪問。<br />吐峪溝(千仏洞)、西州天聖園(火焔山万仏宮)、勝金口千仏洞、庫木塔格沙漠:未訪問。<br /><br /><南郊外><br />アイディン湖(艾丁湖):前回訪問。<br />砂漠植物園:未訪問。<br /><br /><br />----------------------------14日目(2014/08/06)---<br />ウルムチ<br /> ↓(バス)<br />トルファン<br /> ・ベゼクリク千仏洞(見学55分)<br /> ・吐峪溝(見学40分)<br /> ・アスターナ古墳群(見学25分)<br /> ・高昌故城【リベンジ】(見学55分)<br /> ・台蔵塔(見学10分)<br /> ・火焔山【リベンジ】(見学30分)<br /> ・蘇公塔(見学20分)   ≪トルファン泊≫<br />----------------------------15日目(2014/08/07)---<br />トルファン<br /> ・交河故城(見学70分)<br /> ↓(電車)<br />クチャへ続く<br /><br /><写真はベゼクリク千仏洞側の火焔山><br /><br />全体のルートはGoogle mapで↓<br />https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=z1Gu1WLgvovM.k5bW8XTFkRBI<br /><br />(※)<br />旅行記ではすべて北京時間で記載します。

ユーラシア大陸横断【陸路】14-15日目 中国・ウイグル トルファン(リベンジ!)

22いいね!

2014/08/06 - 2014/08/07

38位(同エリア158件中)

worldhusiast

worldhusiastさん

<行った所>
トルファン:ベゼクリク千仏洞、吐峪溝、アスターナ古墳群、高昌故城(リベンジ)、台蔵塔、火焔山(リベンジ)、蘇公塔、交河故城。




東京から、飛行機を使わず陸路・海路で、
シルクロード経由でユーラシア大陸を横断する旅行です。

14日目は、ウルムチから再びトルファン(吐魯番)へ。
1年ぶりのトルファン、若干変わった部分があったそうなので
それも含めて、トルファンの主な見所(★)のうち
東郊外にあるものを中心に見てきました。

15日目は、午前中はトルファン観光、
午後列車に揺られクチャへ向かいます。

前回のトルファン(2013年訪問)はこちら。
12日目 中国・ウイグル トルファン
http://4travel.jp/travelogue/10797889

13日目 中国・ウイグル ウルムチ
http://4travel.jp/travelogue/10798172
の続きです。


(★)トルファンの見所リスト
<市内&近郊>
交河故城(世界遺産)、蘇公塔:今回訪問。
カレーズ民俗園:前回訪問。
トルファン博物館、カレーズ楽園、葡萄溝楽園、葡萄民俗園、砂山治療、ウイグル古村:未訪問。

<東郊外>
高昌故城(世界遺産)、火焔山:今回&前回訪問。
吐峪溝(村)、アスターナ古墳群、台蔵塔、ベゼクリク千仏洞、:今回訪問。
吐峪溝(千仏洞)、西州天聖園(火焔山万仏宮)、勝金口千仏洞、庫木塔格沙漠:未訪問。

<南郊外>
アイディン湖(艾丁湖):前回訪問。
砂漠植物園:未訪問。


----------------------------14日目(2014/08/06)---
ウルムチ
 ↓(バス)
トルファン
 ・ベゼクリク千仏洞(見学55分)
 ・吐峪溝(見学40分)
 ・アスターナ古墳群(見学25分)
 ・高昌故城【リベンジ】(見学55分)
 ・台蔵塔(見学10分)
 ・火焔山【リベンジ】(見学30分)
 ・蘇公塔(見学20分)   ≪トルファン泊≫
----------------------------15日目(2014/08/07)---
トルファン
 ・交河故城(見学70分)
 ↓(電車)
クチャへ続く

<写真はベゼクリク千仏洞側の火焔山>

全体のルートはGoogle mapで↓
https://www.google.com/maps/d/viewer?mid=z1Gu1WLgvovM.k5bW8XTFkRBI

(※)
旅行記ではすべて北京時間で記載します。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
ホテル
2.5
交通
2.0
同行者
一人旅
一人あたり費用
3万円 - 5万円
交通手段
鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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  • ★☆★ここから3回目の旅行です★☆★<br /><br />14日目(2014/8/6)<br />8:44<br /><br />ウルムチの朝です。<br /><br />ウルムチは現代シルクロードの分岐点。<br />中央アジアに抜けるルートは2つあって<br />1つはイーニンからアルマティに行くルート、<br />もう1つはウイグル自治区からキルギスを通って行くルートです。<br /><br />早く抜けたい場合はイーニンコースがおすすめですが<br />見所に欠けるルートでもあり、<br />せっかくなので今回は後者をチョイス。<br /><br />後者だと一旦トルファンを通過するのですが<br />当初それを知らなかったこともあり<br />クチャまで一気に行ってしまうつもりでした。<br /><br />が。<br /><br />前回トルファンでは曇ったり雨が降ったり<br />騒乱があった関係で訪問できなかった所があったりと、<br />トルファンらしい観光ができなかったので<br />もう一度訪問してみることにしました。<br /><br />というわけで13日目に到着した<br />ウルムチの南郊客運駅(バスターミナル)から<br />トルファンまで逆戻りです!

    ★☆★ここから3回目の旅行です★☆★

    14日目(2014/8/6)
    8:44

    ウルムチの朝です。

    ウルムチは現代シルクロードの分岐点。
    中央アジアに抜けるルートは2つあって
    1つはイーニンからアルマティに行くルート、
    もう1つはウイグル自治区からキルギスを通って行くルートです。

    早く抜けたい場合はイーニンコースがおすすめですが
    見所に欠けるルートでもあり、
    せっかくなので今回は後者をチョイス。

    後者だと一旦トルファンを通過するのですが
    当初それを知らなかったこともあり
    クチャまで一気に行ってしまうつもりでした。

    が。

    前回トルファンでは曇ったり雨が降ったり
    騒乱があった関係で訪問できなかった所があったりと、
    トルファンらしい観光ができなかったので
    もう一度訪問してみることにしました。

    というわけで13日目に到着した
    ウルムチの南郊客運駅(バスターミナル)から
    トルファンまで逆戻りです!

  • トルファンまでのバス便はいっぱいあるので<br />飛び乗りでも全然余裕!<br /><br />8:50発券で、9:00の便がとれました。

    トルファンまでのバス便はいっぱいあるので
    飛び乗りでも全然余裕!

    8:50発券で、9:00の便がとれました。

  • 9:05<br /><br />バスは大型ではあるものの<br />若干年季が入っています。<br /><br />予定より5分遅れて出発。<br /><br /><br />バス<br />9:05 ウルムチ南郊バスセンター<br />→11:55 トルファン地区バスセンター<br />45元

    9:05

    バスは大型ではあるものの
    若干年季が入っています。

    予定より5分遅れて出発。


    バス
    9:05 ウルムチ南郊バスセンター
    →11:55 トルファン地区バスセンター
    45元

  • シートはこんな感じ。<br />前回乗ったのと大差ありません。<br /><br />ふかふかではないけど、柔らかチックな椅子。

    シートはこんな感じ。
    前回乗ったのと大差ありません。

    ふかふかではないけど、柔らかチックな椅子。

  • 途中、風車の大群や→

    途中、風車の大群や→

  • 長ぁ〜い橋などを見つつ→

    長ぁ〜い橋などを見つつ→

  • 11:55<br /><br />トルファンのバスターミナルに到着。<br />今回は警察がバスに入ってきて身分証のチェックをしていましたが<br />自分は日本のパスポートを見せたらスルーされて終了でした。<br /><br />で。<br />着いてみて、あれ?なんか見覚えないな・・・<br />と思ったら、どうやら2014年2月にバスターミナルが移転した模様。<br /><br />なにー!<br /><br />以前に比べると新しいバスターミナルは<br />中心地からちょっとだけ離れていますが<br />前のバスターミナルの位置から歩いても20分程度です。<br /><br />バスから降りると、日本語を話す怪しいウイグル人が<br />「遠くなったから歩いていけないよ!」などと言ってきますが<br />そんなことはありません。(真夏は暑くて歩きたくはないですが<br /><br />ちなみに<br />新しい場所はこのへん→42.938761, 89.171210<br />(Google mapの検索窓に上の数字をコピペすると場所がわかります)<br /><br />Google mapの衛星写真(2014/8/25現在)だと、<br />丸いのが乗ってる四角い建物が見えますが、それです。

    11:55

    トルファンのバスターミナルに到着。
    今回は警察がバスに入ってきて身分証のチェックをしていましたが
    自分は日本のパスポートを見せたらスルーされて終了でした。

    で。
    着いてみて、あれ?なんか見覚えないな・・・
    と思ったら、どうやら2014年2月にバスターミナルが移転した模様。

    なにー!

    以前に比べると新しいバスターミナルは
    中心地からちょっとだけ離れていますが
    前のバスターミナルの位置から歩いても20分程度です。

    バスから降りると、日本語を話す怪しいウイグル人が
    「遠くなったから歩いていけないよ!」などと言ってきますが
    そんなことはありません。(真夏は暑くて歩きたくはないですが

    ちなみに
    新しい場所はこのへん→42.938761, 89.171210
    (Google mapの検索窓に上の数字をコピペすると場所がわかります)

    Google mapの衛星写真(2014/8/25現在)だと、
    丸いのが乗ってる四角い建物が見えますが、それです。

  • バスを降りるなり、日本語で話してくる人が。<br /><br />やっぱり出た!日本語を話すウイグル人!<br /><br />日本語だと交渉がしやすいのと<br />昨今の日本人観光客激減の中でも日本語を使い続けるという<br />商魂のたくましさを買って<br />こちらとしても利用してやろうという気でいたので<br />1日ツアーの交渉。<br /><br />トルファンの東郊外にある主な見所と<br />カレーズの実物を見たいと相談して<br />750元で交渉成立。<br />1年ぶりというのに、相場があがっているのを感じます。<br /><br />ちなみに彼は日本語を解さないウイグル人ドライバー<br />アブラト・クイムさん。<br /><br />日本語できないくせに750元はちょっと高いんだよな・・・

    バスを降りるなり、日本語で話してくる人が。

    やっぱり出た!日本語を話すウイグル人!

    日本語だと交渉がしやすいのと
    昨今の日本人観光客激減の中でも日本語を使い続けるという
    商魂のたくましさを買って
    こちらとしても利用してやろうという気でいたので
    1日ツアーの交渉。

    トルファンの東郊外にある主な見所と
    カレーズの実物を見たいと相談して
    750元で交渉成立。
    1年ぶりというのに、相場があがっているのを感じます。

    ちなみに彼は日本語を解さないウイグル人ドライバー
    アブラト・クイムさん。

    日本語できないくせに750元はちょっと高いんだよな・・・

  • 12:06<br /><br />ともあれ出発!<br /><br />前回(12日目)建設中の住宅がたくさんあり<br />誰が住むんだろうね?とか書きましたが、<br />たった1年ぶりなのに着実に増えているのを感じます。

    12:06

    ともあれ出発!

    前回(12日目)建設中の住宅がたくさんあり
    誰が住むんだろうね?とか書きましたが、
    たった1年ぶりなのに着実に増えているのを感じます。

  • 出発して約40分。<br />トルファンの郊外です。<br /><br />迫りくる赤い岩肌ときれいな水辺のコントラスト!

    出発して約40分。
    トルファンの郊外です。

    迫りくる赤い岩肌ときれいな水辺のコントラスト!

  • 12:55<br /><br />道のどん詰まりに到着。<br />ベゼクリク千仏洞です。<br />本によってはベゼクリク石窟ともありますが同じです。<br /><br /><br />ベゼクリク千仏洞(柏孜克里千佛洞旅游景区)<br />入場料 20元

    12:55

    道のどん詰まりに到着。
    ベゼクリク千仏洞です。
    本によってはベゼクリク石窟ともありますが同じです。


    ベゼクリク千仏洞(柏孜克里千佛洞旅游景区)
    入場料 20元

  • 中に入って階段を下りると→

    中に入って階段を下りると→

  • 崖っぷちに洞が。

    崖っぷちに洞が。

  • しかし、看板にもあるとおり<br />類似する千仏洞と同様、内部撮影は禁止。<br />ビデオもだめです。<br /><br />全83窟のうち、この日見学できたのは5つ。<br />ここの千仏洞は日本語・英語ガイドがいないので、<br />パネルを読みながら見ていくのですが、<br />木の板に薄い水色で書いてあり非常に読みにくいです。。<br />しかもパネルの撮影も禁止。きびしいなぁ。<br /><br />かわりにメモを取ったので残しておいてみます。<br /><br />第20窟:何も無いただの洞窟。洞の中は真ん中に大きな柱のようなものがあって、その周りを一周できるが、真っ暗すぎてよくわからない。<br /><br />第27窟:莫高窟(敦煌)のような小さな如来の絵(千仏)がいっぱい。顔は破壊されているのが多いが、若干残っているものも。全体の保存状態は比較的いいほう。

    しかし、看板にもあるとおり
    類似する千仏洞と同様、内部撮影は禁止。
    ビデオもだめです。

    全83窟のうち、この日見学できたのは5つ。
    ここの千仏洞は日本語・英語ガイドがいないので、
    パネルを読みながら見ていくのですが、
    木の板に薄い水色で書いてあり非常に読みにくいです。。
    しかもパネルの撮影も禁止。きびしいなぁ。

    かわりにメモを取ったので残しておいてみます。

    第20窟:何も無いただの洞窟。洞の中は真ん中に大きな柱のようなものがあって、その周りを一周できるが、真っ暗すぎてよくわからない。

    第27窟:莫高窟(敦煌)のような小さな如来の絵(千仏)がいっぱい。顔は破壊されているのが多いが、若干残っているものも。全体の保存状態は比較的いいほう。

  • 第31窟:ここも千仏の絵がある。33窟に近いようだが、ほぼ朽ちている。<br /><br />第33窟:洞窟の奥の壁に涅槃経変の絵。涅槃仏像があったらしいが壊れてしまい存在しない。沙羅双樹のもと涅槃仏を嘆く人の顔があるが、かなり独特な顔つき(トルコ系?)。壁はジャータカ(前世)とニダーナ(因縁)の話が書かれているが、あまり状態が良くない。<br /><br />第39窟:天井と壁に千仏、ほぼ顔は壊されている。入口の上の壁に採光窓のような穴があり、明るい。7体の仏陀があったらしいが壊れている。床には土の塊みたいなのがあるが、どうも説法用の台らしい。メインの絵の周りには、五台山が描かれている。<br /><br />五台山(世界遺産)は避暑地にあるため清涼山とも言われるのですが、パネルの英文では&quot;pure and cool&quot;と訳してて、ちょっとウケました。

    第31窟:ここも千仏の絵がある。33窟に近いようだが、ほぼ朽ちている。

    第33窟:洞窟の奥の壁に涅槃経変の絵。涅槃仏像があったらしいが壊れてしまい存在しない。沙羅双樹のもと涅槃仏を嘆く人の顔があるが、かなり独特な顔つき(トルコ系?)。壁はジャータカ(前世)とニダーナ(因縁)の話が書かれているが、あまり状態が良くない。

    第39窟:天井と壁に千仏、ほぼ顔は壊されている。入口の上の壁に採光窓のような穴があり、明るい。7体の仏陀があったらしいが壊れている。床には土の塊みたいなのがあるが、どうも説法用の台らしい。メインの絵の周りには、五台山が描かれている。

    五台山(世界遺産)は避暑地にあるため清涼山とも言われるのですが、パネルの英文では"pure and cool"と訳してて、ちょっとウケました。

  • 13:32<br /><br />駐車場に戻ってきました。<br /><br />駐車場の目の前にあるのは、あの火焔山!<br />火焔山の裏側にベゼクリク千仏洞があるんですね。

    13:32

    駐車場に戻ってきました。

    駐車場の目の前にあるのは、あの火焔山!
    火焔山の裏側にベゼクリク千仏洞があるんですね。

  • 西遊記的なオブジェもあったりします。

    西遊記的なオブジェもあったりします。

  • ドライバーいねぇじゃん、と思ったら<br />こんなものに乗って遊んでました。<br /><br />次行こうよ、と声をかけると<br />どこからともなく「乗ってみないか?」とお誘いが。<br />しかも「100元でどうだ?」とか言ってる。<br /><br />100元なんか払うか!と一蹴すると<br />「火焔山の中腹まで登っていくから何元だったら払う?」<br />と聞かれ、20元くらいかなーなどと言ってたのですが<br />結局40元で乗ってみることに。<br />なんかうまく乗せられちゃったな・・・<br /><br /><br />ゴーカート<br />40元(要交渉)

    ドライバーいねぇじゃん、と思ったら
    こんなものに乗って遊んでました。

    次行こうよ、と声をかけると
    どこからともなく「乗ってみないか?」とお誘いが。
    しかも「100元でどうだ?」とか言ってる。

    100元なんか払うか!と一蹴すると
    「火焔山の中腹まで登っていくから何元だったら払う?」
    と聞かれ、20元くらいかなーなどと言ってたのですが
    結局40元で乗ってみることに。
    なんかうまく乗せられちゃったな・・・


    ゴーカート
    40元(要交渉)

  • このゴーカート。<br /><br />上の写真だと今にも落ちそうなクッションが見えますが<br />そこにドライバーと二人で乗せられ、<br />急勾配の砂山を脅威のスピードで<br />激しく駆け上がったり、駆け下りたりする<br />”とんでもアクティビティ”でした。。<br /><br />振り落とされそうになるのですが<br />簡単な手すりを片手でしか掴めなくて超絶怖かった。。<br /><br />子供、老人、力の弱い人はやめといてください。まじで。

    このゴーカート。

    上の写真だと今にも落ちそうなクッションが見えますが
    そこにドライバーと二人で乗せられ、
    急勾配の砂山を脅威のスピードで
    激しく駆け上がったり、駆け下りたりする
    ”とんでもアクティビティ”でした。。

    振り落とされそうになるのですが
    簡単な手すりを片手でしか掴めなくて超絶怖かった。。

    子供、老人、力の弱い人はやめといてください。まじで。

  • まあでも、上まで上がってくると<br />やっぱり眺めはいいもんですね。<br /><br />写真中央の木が生えている辺りの<br />手前側の崖に千仏洞があります。

    まあでも、上まで上がってくると
    やっぱり眺めはいいもんですね。

    写真中央の木が生えている辺りの
    手前側の崖に千仏洞があります。

  • 上の写真の右方向。<br />この道を通って千仏洞に来ました。<br /><br />赤土の崖なのに、渓谷部分だけ緑があって<br />ちょっと不思議です。<br /><br />奥のほうに何か建物が見えますが<br />そこが西州天聖園で、<br />中国お得意のシルクロード関係の展示物が並んでいるところです。<br />ただの模造の展示なので、特に価値があるものではなく<br />車で通過するときに「へぇー」って見て終了でいいと思います。

    上の写真の右方向。
    この道を通って千仏洞に来ました。

    赤土の崖なのに、渓谷部分だけ緑があって
    ちょっと不思議です。

    奥のほうに何か建物が見えますが
    そこが西州天聖園で、
    中国お得意のシルクロード関係の展示物が並んでいるところです。
    ただの模造の展示なので、特に価値があるものではなく
    車で通過するときに「へぇー」って見て終了でいいと思います。

  • 14:05<br /><br />ウイグル時間ではお昼12時をまわったということで<br />ドライバーが食事をしたいと言い出しました。<br /><br />中央アジア全般にいえますが<br />結構ドライバーの都合を押し付けられることが多いです。<br /><br />自分だけ先に歩いていったかと思ったら<br />もうすでに座ってますw<br />ウイグル・ホスピタリティ!<br /><br />私はあまり食事をしないタイプなのですが<br />ちょっとだけおつきあい。

    14:05

    ウイグル時間ではお昼12時をまわったということで
    ドライバーが食事をしたいと言い出しました。

    中央アジア全般にいえますが
    結構ドライバーの都合を押し付けられることが多いです。

    自分だけ先に歩いていったかと思ったら
    もうすでに座ってますw
    ウイグル・ホスピタリティ!

    私はあまり食事をしないタイプなのですが
    ちょっとだけおつきあい。

  • シシカバブ(羊肉)を焼いている!<br />これなら食べられそう。<br /><br />1本3元らしいのですが、<br />1本だけでいいと言ったら<br />ドライバーが払ってくれました。<br />ウイグル・ホスピタリティ!<br />ごちなりまーす。<br /><br />案外ピリ辛なんですね。<br />唐辛子がかかってました。

    シシカバブ(羊肉)を焼いている!
    これなら食べられそう。

    1本3元らしいのですが、
    1本だけでいいと言ったら
    ドライバーが払ってくれました。
    ウイグル・ホスピタリティ!
    ごちなりまーす。

    案外ピリ辛なんですね。
    唐辛子がかかってました。

  • 14:15<br /><br />ドライバーは麺類を食べていたのですが<br />秒速wで食べるので、結局ランチストップは10分だけ。<br /><br />途中、よくこういう建物を見ました。<br />一見物騒な感じに見えますが、<br />たしか葡萄を干す建物だったと思います。<br /><br />風通しが良くて、干しやすいんでしょうけど<br />土ぼこりとかどうなんでしょう。。

    14:15

    ドライバーは麺類を食べていたのですが
    秒速wで食べるので、結局ランチストップは10分だけ。

    途中、よくこういう建物を見ました。
    一見物騒な感じに見えますが、
    たしか葡萄を干す建物だったと思います。

    風通しが良くて、干しやすいんでしょうけど
    土ぼこりとかどうなんでしょう。。

  • 土レンガのウイグル式建物が立ち並ぶ一角にさしかかり→

    土レンガのウイグル式建物が立ち並ぶ一角にさしかかり→

  • 14:35<br /><br />吐峪溝(とゆく)に到着。<br /><br />「ウイグル最古の村」だそうで、普通に人が住んでいますが<br />しっかり観光客からは金を取ります。<br /><br /><br />吐峪溝(吐峪溝旅游景区)<br />入場料 30元

    14:35

    吐峪溝(とゆく)に到着。

    「ウイグル最古の村」だそうで、普通に人が住んでいますが
    しっかり観光客からは金を取ります。


    吐峪溝(吐峪溝旅游景区)
    入場料 30元

  • 駐車場の一角から吐峪溝の村が見渡せます。<br /><br />生活感があっていいですね。

    駐車場の一角から吐峪溝の村が見渡せます。

    生活感があっていいですね。

  • 案内板がありました。<br />結構広いっぽい。<br /><br />千仏洞は複数あるみたいなので<br />マザールの奥にある一番近い所に行ってみようかな。

    案内板がありました。
    結構広いっぽい。

    千仏洞は複数あるみたいなので
    マザールの奥にある一番近い所に行ってみようかな。

  • 結構朽ちてる家が多く、<br />この後見に行く「故城」シリーズを彷彿とさせます。<br /><br />もしかしたら故城に行く前に吐峪溝に寄った方が<br />在りし日の故城をイメージしやすいのかもしれません。

    結構朽ちてる家が多く、
    この後見に行く「故城」シリーズを彷彿とさせます。

    もしかしたら故城に行く前に吐峪溝に寄った方が
    在りし日の故城をイメージしやすいのかもしれません。

  • ドイツ人探検家(ビール工場経営者)の<br />アルベルト・フォン・ル・コックの<br />旧居跡がありました。<br /><br />コイツがウイグルの遺跡から壁画や仏像を<br />ベルリンに持ち帰った「ヤカラ」です。<br />しかも第二次大戦で一部が燃えてしまったというおまけ付き。<br /><br />遺跡を持ち帰りたいという気持ちは<br />どうしても理解できません。

    ドイツ人探検家(ビール工場経営者)の
    アルベルト・フォン・ル・コックの
    旧居跡がありました。

    コイツがウイグルの遺跡から壁画や仏像を
    ベルリンに持ち帰った「ヤカラ」です。
    しかも第二次大戦で一部が燃えてしまったというおまけ付き。

    遺跡を持ち帰りたいという気持ちは
    どうしても理解できません。

  • 吐峪溝のモスク(清真寺)です。<br /><br />外から見ていたところ<br />入口にいたムスリム老人に<br />「シッ、シッ」と追いやられてしまいました。<br /><br />お祈りの時間というわけではなさそうだったので<br />普通のモスクと同様、中に入るのはだめっぽいです。

    吐峪溝のモスク(清真寺)です。

    外から見ていたところ
    入口にいたムスリム老人に
    「シッ、シッ」と追いやられてしまいました。

    お祈りの時間というわけではなさそうだったので
    普通のモスクと同様、中に入るのはだめっぽいです。

  • マザールに行く途中の階段に<br />「長寿樹」なるものを発見。<br /><br />樹齢600年以上で、<br />老人がこの木の下に座って<br />”霊気”を吸い取ると老衰が遅くなったり<br />触ると100年生きられる、といわれることから<br />「長寿樹」とよばれるんだとか。<br /><br />ソンナコトアルワケナイジャンネ

    マザールに行く途中の階段に
    「長寿樹」なるものを発見。

    樹齢600年以上で、
    老人がこの木の下に座って
    ”霊気”を吸い取ると老衰が遅くなったり
    触ると100年生きられる、といわれることから
    「長寿樹」とよばれるんだとか。

    ソンナコトアルワケナイジャンネ

  • この階段をのぼりきって<br />人が座っている部分から右に行くと<br />マザールがあるのですが、<br />なんとここも異教徒立入禁止。<br /><br />えー

    この階段をのぼりきって
    人が座っている部分から右に行くと
    マザールがあるのですが、
    なんとここも異教徒立入禁止。

    えー

  • マザールを近くで見るのは無理だけど<br />もしかして向かいの高台から見えるんじゃね?<br />と思ったら、案の定くっきりはっきり見えました。

    マザールを近くで見るのは無理だけど
    もしかして向かいの高台から見えるんじゃね?
    と思ったら、案の定くっきりはっきり見えました。

  • 千仏洞にも行けないということで<br />結局ここから村を眺めておしまい。<br /><br />村の散策だったら、わざわざここじゃなくてもいい気もしますが<br />一応「最古の村」を見たということで。。<br />普通のウイグルの村だったなーという印象ですが。。

    千仏洞にも行けないということで
    結局ここから村を眺めておしまい。

    村の散策だったら、わざわざここじゃなくてもいい気もしますが
    一応「最古の村」を見たということで。。
    普通のウイグルの村だったなーという印象ですが。。

  • なんかさっきから足がペコペコいうなーと思ってたら<br />あれ、靴底がほぼとれてる!?<br /><br />!!<br /><br />数年履いた靴だったので、傷んでたのかもしれませんが<br />灼熱地獄に焼かれて逝ってしまわれたようです。。<br /><br />郊外だし、すぐには直せないので<br />とりあえず靴底なしで一日やりきることに。<br /><br />命にかかわる問題ではないとはいえ、ついてないなー。。

    なんかさっきから足がペコペコいうなーと思ってたら
    あれ、靴底がほぼとれてる!?

    !!

    数年履いた靴だったので、傷んでたのかもしれませんが
    灼熱地獄に焼かれて逝ってしまわれたようです。。

    郊外だし、すぐには直せないので
    とりあえず靴底なしで一日やりきることに。

    命にかかわる問題ではないとはいえ、ついてないなー。。

  • 突然ですがこれ。<br />ここ吐峪溝からの出土品です。<br /><br />大谷探検隊がウイグル自治区を探検し<br />遺跡などから持ち帰ったものがあり<br />一部が上野の東京国立博物館東洋館に展示されています。<br /><br />シルクロードを通しで行く方は<br />先に上野に寄っておいた方がよいと思います。<br /><br />蓮華文方磚(れんげほうもんせん)というそうです。<br />焼成粘土だそうですが<br />日干し煉瓦が多い地域だけありますね。<br /><br />8世紀(唐)のものだそうですが、<br />かなり状態よさげですね。

    突然ですがこれ。
    ここ吐峪溝からの出土品です。

    大谷探検隊がウイグル自治区を探検し
    遺跡などから持ち帰ったものがあり
    一部が上野の東京国立博物館東洋館に展示されています。

    シルクロードを通しで行く方は
    先に上野に寄っておいた方がよいと思います。

    蓮華文方磚(れんげほうもんせん)というそうです。
    焼成粘土だそうですが
    日干し煉瓦が多い地域だけありますね。

    8世紀(唐)のものだそうですが、
    かなり状態よさげですね。

  • 組紐模様タイル。<br /><br />これも大谷探検隊によるもので、<br />8世紀のもの。<br /><br />全体像が気になります。

    組紐模様タイル。

    これも大谷探検隊によるもので、
    8世紀のもの。

    全体像が気になります。

  • こちらは手押型つき長方磚。<br /><br />粘土が乾燥しないうちに手形を押してから<br />焼き上げたものだそう。<br /><br />旅順博物館や韓国国立中央博物館にも<br />類似品があるとのことで<br />結構メジャーな出土品ぽいですね。

    こちらは手押型つき長方磚。

    粘土が乾燥しないうちに手形を押してから
    焼き上げたものだそう。

    旅順博物館や韓国国立中央博物館にも
    類似品があるとのことで
    結構メジャーな出土品ぽいですね。

  • 15:41<br /><br />中国旅行に戻って、吐峪溝から走ること25分。<br /><br />アスターナ古墳群に到着です。<br />この後向かう高昌故城の住人等のお墓です。<br /><br /><br />アスターナ古墳群(阿斯塔那古墓)<br />入場料 20元

    15:41

    中国旅行に戻って、吐峪溝から走ること25分。

    アスターナ古墳群に到着です。
    この後向かう高昌故城の住人等のお墓です。


    アスターナ古墳群(阿斯塔那古墓)
    入場料 20元

  • 上のゲートをくぐると<br />このように変なオブジェがお出迎えなのですが<br />無視して右方向を見ると、墓場への入口があります。

    上のゲートをくぐると
    このように変なオブジェがお出迎えなのですが
    無視して右方向を見ると、墓場への入口があります。

  • 墓場の入口をくぐったところです。<br /><br />古墳群として来たから、お墓なんだろうなと思いますが<br />そうでなかったらただの砂地にしか見えません。

    墓場の入口をくぐったところです。

    古墳群として来たから、お墓なんだろうなと思いますが
    そうでなかったらただの砂地にしか見えません。

  • お墓はいくつかあるのですが、<br />実際見学できるのは3つだけです。<br /><br />3つともお墓の中への入口はこのような感じ。<br /><br />この「73TAM210」という名前のお墓には<br />夫婦のミイラが2体、ショーケースに入れられて<br />横たわっています。<br />結構リアルさが残っていました。<br /><br />お墓の中は、壁は土をくりぬいたままのような感じで<br />床は土レンガのようなもので出来ていました。<br />涼しいのですが、あまり長居するのも微妙な感じです。

    お墓はいくつかあるのですが、
    実際見学できるのは3つだけです。

    3つともお墓の中への入口はこのような感じ。

    この「73TAM210」という名前のお墓には
    夫婦のミイラが2体、ショーケースに入れられて
    横たわっています。
    結構リアルさが残っていました。

    お墓の中は、壁は土をくりぬいたままのような感じで
    床は土レンガのようなもので出来ていました。
    涼しいのですが、あまり長居するのも微妙な感じです。

  • 残りの「72TAM215」「72TAM216」というお墓には<br />ミイラすらおらず、壁に絵が描いてあるのみ。<br /><br />が。<br /><br />この絵が、下手くそな簡易スケッチ(落書き?)な感じ。<br />しかも鮮やかさや線のタッチから<br />古さがまったく感じられないもので、<br />いい加減に復元したかレプリカなのではと思うほど。<br /><br />これで20元というのは、人によって価値が分かれるところかも。<br />個人的には、ミイラは他の地区や博物館でも見られるし<br />わざわざ炎天下の中20元出して見に来るのはどうかなと思います。<br /><br />ちなみに写真撮影は「73TAM210」には禁止とはありませんでしたが<br />「72TAM215」「72TAM216」は禁止だそうです。<br />撮りたい人がいるのか微妙なところですが。。

    残りの「72TAM215」「72TAM216」というお墓には
    ミイラすらおらず、壁に絵が描いてあるのみ。

    が。

    この絵が、下手くそな簡易スケッチ(落書き?)な感じ。
    しかも鮮やかさや線のタッチから
    古さがまったく感じられないもので、
    いい加減に復元したかレプリカなのではと思うほど。

    これで20元というのは、人によって価値が分かれるところかも。
    個人的には、ミイラは他の地区や博物館でも見られるし
    わざわざ炎天下の中20元出して見に来るのはどうかなと思います。

    ちなみに写真撮影は「73TAM210」には禁止とはありませんでしたが
    「72TAM215」「72TAM216」は禁止だそうです。
    撮りたい人がいるのか微妙なところですが。。

  • 最初の入口から真正面に見えたこの階段。<br /><br />せっかくなので上ってみます。

    最初の入口から真正面に見えたこの階段。

    せっかくなので上ってみます。

  • 手前は特になにもない感じ。<br />奥にはウイグル族の村。<br /><br />フェンスの向こうに何やら見えますが・・・

    手前は特になにもない感じ。
    奥にはウイグル族の村。

    フェンスの向こうに何やら見えますが・・・

  • たぶんお墓かな。<br /><br />これはアスターナ古墳とは関係ないのですが<br />古墳群の横に現代のお墓があるというのも<br />おもしろいっちゃおもしろいですね。

    たぶんお墓かな。

    これはアスターナ古墳とは関係ないのですが
    古墳群の横に現代のお墓があるというのも
    おもしろいっちゃおもしろいですね。

  • 一見あやしいものに見えますが<br />これも上野の東京国立博物館東洋館で展示されていた<br />アスターナ古墳群(※)から出土したアイマスク。<br />先ほどと同じく大谷探検隊が持ち帰ったものなんだとか。<br /><br />これも状態がかなりいいですね。<br /><br />麹氏高昌国〜唐らへんの時代に<br />金属製のアイマスクがあったとは。<br /><br />(※)博物館のパネルには<br />「アスターナ・カラホージャ古墳群」とありましたが同じ場所です。

    一見あやしいものに見えますが
    これも上野の東京国立博物館東洋館で展示されていた
    アスターナ古墳群(※)から出土したアイマスク。
    先ほどと同じく大谷探検隊が持ち帰ったものなんだとか。

    これも状態がかなりいいですね。

    麹氏高昌国〜唐らへんの時代に
    金属製のアイマスクがあったとは。

    (※)博物館のパネルには
    「アスターナ・カラホージャ古墳群」とありましたが同じ場所です。

  • 化粧箱。大谷探検隊による、6世紀(麴氏高昌国)のもの。<br /><br />木でできていますが、白い部分は象牙。<br />象なんてこのあたりに今も昔もいないはず。。<br /><br />アフガニスタンやトルクメニスタンでも<br />象牙でできたものが出土しており<br />(象牙のリュトンを後にアシガバッド編で見学しました)、<br />インドから持ち込まれたものと聞いたことがあるので<br />おそらくこれもインドからの輸入かもしれません。<br /><br />ちょっとしたものからいろんなつながりを感じられておもしろいですね。

    化粧箱。大谷探検隊による、6世紀(麴氏高昌国)のもの。

    木でできていますが、白い部分は象牙。
    象なんてこのあたりに今も昔もいないはず。。

    アフガニスタンやトルクメニスタンでも
    象牙でできたものが出土しており
    (象牙のリュトンを後にアシガバッド編で見学しました)、
    インドから持ち込まれたものと聞いたことがあるので
    おそらくこれもインドからの輸入かもしれません。

    ちょっとしたものからいろんなつながりを感じられておもしろいですね。

  • 宝珠形飾板(ほうじゅがたかざりいた)。<br />8世紀(唐)のもの。<br /><br />解説がなく何に使ったのかよくわかりません。。<br />何かの一部でしょうか。

    宝珠形飾板(ほうじゅがたかざりいた)。
    8世紀(唐)のもの。

    解説がなく何に使ったのかよくわかりません。。
    何かの一部でしょうか。

  • 梯形標的。これも8世紀(唐)のもの。<br /><br />真ん中に鹿が描いてありますね。<br />鹿を標的にするってことは、このあたりに鹿がいたんですかね。<br /><br />四隅描いてあるのは霊芝だそうです。<br />なんとなく中国的w<br /><br />そして、なぜこれがこんなところから出土したんだろう。。

    梯形標的。これも8世紀(唐)のもの。

    真ん中に鹿が描いてありますね。
    鹿を標的にするってことは、このあたりに鹿がいたんですかね。

    四隅描いてあるのは霊芝だそうです。
    なんとなく中国的w

    そして、なぜこれがこんなところから出土したんだろう。。

  • 16:23<br /><br />アスターナ古墳群から車で10分ほど。<br />高昌故城に到着です。<br /><br />ここは12日目にも来ましたが<br />雨が降ってきたのと、当時はロバ車しかなかったのが<br />今年からゴルフカートになって一周できるようになった<br />と聞きつけ、リベンジ!です。<br /><br />そして左側の石碑には世界遺産の文字が。<br />2ヶ月前(2014年6月)に登録されたばかりだというのに<br />さすが中国、こういう仕事だけは早いですね。<br /><br /><br />高昌故城<br />入場料 40元<br />ゴルフカート 35元

    16:23

    アスターナ古墳群から車で10分ほど。
    高昌故城に到着です。

    ここは12日目にも来ましたが
    雨が降ってきたのと、当時はロバ車しかなかったのが
    今年からゴルフカートになって一周できるようになった
    と聞きつけ、リベンジ!です。

    そして左側の石碑には世界遺産の文字が。
    2ヶ月前(2014年6月)に登録されたばかりだというのに
    さすが中国、こういう仕事だけは早いですね。


    高昌故城
    入場料 40元
    ゴルフカート 35元

  • 全体像はこちら。<br /><br />前回は「北部建築遺址区」付近の簡素な門から<br />入ったんだと思いますが<br />この看板には門が書いてありません。<br />なくなったのかな?<br /><br />今回は南門に到着したようです。

    全体像はこちら。

    前回は「北部建築遺址区」付近の簡素な門から
    入ったんだと思いますが
    この看板には門が書いてありません。
    なくなったのかな?

    今回は南門に到着したようです。

  • これが噂のゴルフカート!<br /><br />もはやロバ車などはいません。<br /><br />日本語の出来るウイグル人に<br />ロバはどこ行ったの?食べちゃった?と聞いたら<br />「ウイグル族はロバを食べないよ<br /> 漢民族が食べたかもね」というお答え。<br />ちょっとした皮肉が混じっていそうです。<br />いろいろ食い物にする民族ですからね。。

    これが噂のゴルフカート!

    もはやロバ車などはいません。

    日本語の出来るウイグル人に
    ロバはどこ行ったの?食べちゃった?と聞いたら
    「ウイグル族はロバを食べないよ
     漢民族が食べたかもね」というお答え。
    ちょっとした皮肉が混じっていそうです。
    いろいろ食い物にする民族ですからね。。

  • ゴルフカートだと何がいいって<br />やっぱり簡単に見所が回れるところです。<br />ただ、ロバ車の方が風情はあったと思います。<br />でもカートの方が都合が良いのでしょう。<br /><br />このカート、観光ポイントで勝手にストップしてくれます。<br /><br />これは東南小寺。パネルによると12〜3世紀のもので、<br />南側に窟的なのがあり、<br />北側に塔的なのがあるとのことです。<br /><br />こちらは塔的なやつ。<br />英語パネルでは6.5m、<br />中国語・ウイグル語パネルでは5.4mとなっています。

    ゴルフカートだと何がいいって
    やっぱり簡単に見所が回れるところです。
    ただ、ロバ車の方が風情はあったと思います。
    でもカートの方が都合が良いのでしょう。

    このカート、観光ポイントで勝手にストップしてくれます。

    これは東南小寺。パネルによると12〜3世紀のもので、
    南側に窟的なのがあり、
    北側に塔的なのがあるとのことです。

    こちらは塔的なやつ。
    英語パネルでは6.5m、
    中国語・ウイグル語パネルでは5.4mとなっています。

  • ただ、塔に近づいてみると<br />現代人の落書きが。。<br /><br />この落書きは、<br />名前から察するにウイグル人のものと思われます。<br /><br />残念ですね。

    ただ、塔に近づいてみると
    現代人の落書きが。。

    この落書きは、
    名前から察するにウイグル人のものと思われます。

    残念ですね。

  • 窟的な方の中には、<br />カートのドライバーが鍵を持っているので<br />開けてもらって入ります。<br /><br />写真OKとのことだったので撮影。<br /><br />壁画があったっぽいですがはがれてしまっています。

    窟的な方の中には、
    カートのドライバーが鍵を持っているので
    開けてもらって入ります。

    写真OKとのことだったので撮影。

    壁画があったっぽいですがはがれてしまっています。

  • なんとなく千仏っぽい雰囲気?<br /><br />はっきりとはわかりません。。

    なんとなく千仏っぽい雰囲気?

    はっきりとはわかりません。。

  • 続いて3号建築遺址。<br />大部分は地面を固めたもので、<br />部分的に日干し煉瓦が使われているようです。<br /><br />仏教寺院1宇、日干し煉瓦の住宅2軒、<br />レンガ床(?)の住宅1軒、他の住宅2軒<br />で構成されているんだとか。<br />(※)レンガ床の原文は「brick-floored」<br /><br />陶製の壷、ボウル、甕などの生活用品や<br />唐代のお金も出土したそうです。<br /><br />でも、見学できるのはこの範囲だけ。<br />ここから寺や住宅が何軒もあったとよく解釈できるなー。<br />正直、言われても全然わかりません。

    続いて3号建築遺址。
    大部分は地面を固めたもので、
    部分的に日干し煉瓦が使われているようです。

    仏教寺院1宇、日干し煉瓦の住宅2軒、
    レンガ床(?)の住宅1軒、他の住宅2軒
    で構成されているんだとか。
    (※)レンガ床の原文は「brick-floored」

    陶製の壷、ボウル、甕などの生活用品や
    唐代のお金も出土したそうです。

    でも、見学できるのはこの範囲だけ。
    ここから寺や住宅が何軒もあったとよく解釈できるなー。
    正直、言われても全然わかりません。

  • なんか見覚えがあるな、と思ったら<br />これは前回も見たハーン・フォート(可汗堡遺址)。<br />王宮か政府の建物ではないかと考えられています。<br /><br />ここにもお寺があったようで<br />仏教が当時の指導者にもかなり浸透していたことが<br />わかります。<br /><br />ちなみに写真の横長の土の塊は<br />ハーン・フォートの外側の壁。<br />中を覗いてみます。

    なんか見覚えがあるな、と思ったら
    これは前回も見たハーン・フォート(可汗堡遺址)。
    王宮か政府の建物ではないかと考えられています。

    ここにもお寺があったようで
    仏教が当時の指導者にもかなり浸透していたことが
    わかります。

    ちなみに写真の横長の土の塊は
    ハーン・フォートの外側の壁。
    中を覗いてみます。

  • 上の写真の中(壁の向こう側)です。<br />右端に写ってる土壁が、上の写真の壁の反対側です。<br /><br />こう見るとかなり大きい!<br /><br />ただ、ハーン・フォートの内部は空っぽで<br />想像することすらできません。。

    上の写真の中(壁の向こう側)です。
    右端に写ってる土壁が、上の写真の壁の反対側です。

    こう見るとかなり大きい!

    ただ、ハーン・フォートの内部は空っぽで
    想像することすらできません。。

  • ふと目をやると火焔山が。<br /><br />今日は前回と違ってちゃんと赤く見える!<br />暑くて死にそうだけど、景色はきれい。

    ふと目をやると火焔山が。

    今日は前回と違ってちゃんと赤く見える!
    暑くて死にそうだけど、景色はきれい。

  • いよいよ高昌故城の最大のハイライト<br />西南大仏寺。<br />玄奘三蔵が説法を行ったとされる場所です。<br /><br />大仏寺エリアに入って右側に見えるのがこれ。<br />大仏寺講経堂遺址というそうです。<br /><br />唯一ほぼ完全形で残っているものだそうですが<br />さすがにちょっときれい過ぎて、補修しすぎな感が。

    いよいよ高昌故城の最大のハイライト
    西南大仏寺。
    玄奘三蔵が説法を行ったとされる場所です。

    大仏寺エリアに入って右側に見えるのがこれ。
    大仏寺講経堂遺址というそうです。

    唯一ほぼ完全形で残っているものだそうですが
    さすがにちょっときれい過ぎて、補修しすぎな感が。

  • 中はこんな感じ。

    中はこんな感じ。

  • 屋根はなくなっています。

    屋根はなくなっています。

  • 大仏寺中心塔殿。<br />大仏寺エリアに入ると真正面に見えます。<br /><br />残った部分だけで10mもあるんだとか。

    大仏寺中心塔殿。
    大仏寺エリアに入ると真正面に見えます。

    残った部分だけで10mもあるんだとか。

  • 塔の後ろ側はこんな感じ。<br /><br />ちょっと・・・いや、<br />さすがにかなりキレイすぎますね。<br /><br />補修を完璧にしたいとか思っているのでしょうが<br />中国人にはロマンとかノスタルジーとかいう概念が<br />ないんだろうな、と思ってしまいます。

    塔の後ろ側はこんな感じ。

    ちょっと・・・いや、
    さすがにかなりキレイすぎますね。

    補修を完璧にしたいとか思っているのでしょうが
    中国人にはロマンとかノスタルジーとかいう概念が
    ないんだろうな、と思ってしまいます。

  • 僧坊もありましたが、これはかなり朽ちていました。<br /><br />これで高昌故城一周!<br />約40分で一周できるのも、悪くはありません。

    僧坊もありましたが、これはかなり朽ちていました。

    これで高昌故城一周!
    約40分で一周できるのも、悪くはありません。

  • 南門のあたりに戻ってきました。<br /><br />炎天下の中、土壁の補修をしていました。<br />これも妙にきれいに仕上がったりするんでしょうね。<br />お疲れ様です。

    南門のあたりに戻ってきました。

    炎天下の中、土壁の補修をしていました。
    これも妙にきれいに仕上がったりするんでしょうね。
    お疲れ様です。

  • 17:32<br /><br />続いて台蔵塔にやって来ました。<br /><br />地球の歩き方にも<br />ロンリープラネットにも<br />旅行人ガイドブックにも載っていませんが<br />世界遺産申請のときに中国がリストに載せていたものです。<br />登録にはなりませんでしたが、一応寄ってみました。<br /><br />場所は、このへん→42.868628, 89.518265<br />Google mapの衛星写真モードで確認してください。<br />(地図だとずれます)<br />アスターナ古墳群と高昌故城の中間にあります。<br /><br /><br />台蔵塔<br />入場無料(?)←チケット売り場が見つからなかった

    17:32

    続いて台蔵塔にやって来ました。

    地球の歩き方にも
    ロンリープラネットにも
    旅行人ガイドブックにも載っていませんが
    世界遺産申請のときに中国がリストに載せていたものです。
    登録にはなりませんでしたが、一応寄ってみました。

    場所は、このへん→42.868628, 89.518265
    Google mapの衛星写真モードで確認してください。
    (地図だとずれます)
    アスターナ古墳群と高昌故城の中間にあります。


    台蔵塔
    入場無料(?)←チケット売り場が見つからなかった

  • でーん!<br /><br />写真で見ると、なんだ?という感じですが<br />残った部分だけで20mあるそうで、<br />結構大きく見えます。<br /><br />麹氏高昌国の時代(6〜7世紀)のものだが<br />14世紀にチャガタイ・ハン国が住民をイスラム化した際に<br />放棄されたんだとか。<br /><br />門構えから察するに、かなり大きな仏塔だったのかもしれません。

    でーん!

    写真で見ると、なんだ?という感じですが
    残った部分だけで20mあるそうで、
    結構大きく見えます。

    麹氏高昌国の時代(6〜7世紀)のものだが
    14世紀にチャガタイ・ハン国が住民をイスラム化した際に
    放棄されたんだとか。

    門構えから察するに、かなり大きな仏塔だったのかもしれません。

  • 上の写真の真ん中に立つと<br />こんな感じに見えます。<br /><br />伝わりづらいですが、、<br />塔は四角柱のような感じで<br />真ん中が空洞になっており、<br />正面は中央に入口が、<br />背面はやや左寄りに出口があります。<br /><br />現在修復中のようですね。

    上の写真の真ん中に立つと
    こんな感じに見えます。

    伝わりづらいですが、、
    塔は四角柱のような感じで
    真ん中が空洞になっており、
    正面は中央に入口が、
    背面はやや左寄りに出口があります。

    現在修復中のようですね。

  • 中に入って左側に窓みたいなのがありました。<br /><br />悪い予感がしてたけど<br />ここもかなりキレイ過ぎだな・・・

    中に入って左側に窓みたいなのがありました。

    悪い予感がしてたけど
    ここもかなりキレイ過ぎだな・・・

  • 反対側の外壁は修復が済んでいるようですが<br />このありさま。<br /><br />もう新しく仏塔を作っちゃったらいいんじゃないかなっ

    反対側の外壁は修復が済んでいるようですが
    このありさま。

    もう新しく仏塔を作っちゃったらいいんじゃないかなっ

  • 17:57<br /><br />台蔵塔から車で15分。<br /><br />火焔山に到着。<br />今回はバリバリの晴天なので<br />大したことないと噂の内部に入ってみちゃいます。<br /><br /><br />火焔山<br />入場料 40元

    17:57

    台蔵塔から車で15分。

    火焔山に到着。
    今回はバリバリの晴天なので
    大したことないと噂の内部に入ってみちゃいます。


    火焔山
    入場料 40元

  • こんな通路を通っていくと→

    こんな通路を通っていくと→

  • ちょっとした展示室に出ます。

    ちょっとした展示室に出ます。

  • ややブレてしまいましたが<br />我らが日本の大谷探検隊のリーダー<br />大谷光瑞の像がありました。<br /><br />さっきも書きましたが<br />発掘品は上野の東京国立博物館で見ることができます。<br />(一連の旅行記でも随所で掲載しようかなと思っています)

    ややブレてしまいましたが
    我らが日本の大谷探検隊のリーダー
    大谷光瑞の像がありました。

    さっきも書きましたが
    発掘品は上野の東京国立博物館で見ることができます。
    (一連の旅行記でも随所で掲載しようかなと思っています)

  • 千仏洞の中の壁画を再現(?)したものも<br />何点か掲載がありました。<br />本物は撮影不可だし、しかも概ね朽ちていますが<br />これだと一応のイメージはしやすいかと思います。<br /><br />これは「毘沙門天国」の一部だそうですが<br />何千仏洞の何番の窟かは案内がなく不明です。

    千仏洞の中の壁画を再現(?)したものも
    何点か掲載がありました。
    本物は撮影不可だし、しかも概ね朽ちていますが
    これだと一応のイメージはしやすいかと思います。

    これは「毘沙門天国」の一部だそうですが
    何千仏洞の何番の窟かは案内がなく不明です。

  • さらに進むと、でかい気温計がお出迎え!<br /><br />やたら暑いんだけど、今何度なのよ?

    さらに進むと、でかい気温計がお出迎え!

    やたら暑いんだけど、今何度なのよ?

  • え??<br /><br />えええ???<br /><br />58度になってるーーー<br /><br />そりゃ靴底もとれちゃうわさ。<br /><br /><br />などと感心していたら<br />背後からシンゾーが云々といってるコスプレ野郎が。<br /><br />最初分からなかったのですが、どうも<br />シンゾウ・アベ!と言ってますね、彼。<br /><br />プライム・ミニスターね。なぜそれをここで・・・

    え??

    えええ???

    58度になってるーーー

    そりゃ靴底もとれちゃうわさ。


    などと感心していたら
    背後からシンゾーが云々といってるコスプレ野郎が。

    最初分からなかったのですが、どうも
    シンゾウ・アベ!と言ってますね、彼。

    プライム・ミニスターね。なぜそれをここで・・・

  • 広場に出るとやはり暑い!<br /><br />ここはオブジェエリア。<br />いろんなオブジェが置いてあり<br />火焔山をバックに記念撮影ができたりします。

    広場に出るとやはり暑い!

    ここはオブジェエリア。
    いろんなオブジェが置いてあり
    火焔山をバックに記念撮影ができたりします。

  • こんな感じとか。

    こんな感じとか。

  • こんな感じとか。

    こんな感じとか。

  • もちろんオブジェを入れないで撮ることも出来ますが<br />ちょっと通路を外れないといけません。<br /><br />この角度の火焔山、<br />赤というよりちょっと黒いですよね?<br />そういうもん?<br /><br />ベゼクリク千仏洞とか高昌故城の方が<br />赤い感じでいかにも火焔山らしかったかも・・・<br /><br />でも前回よりは全然赤くて、個人的には満足です。

    もちろんオブジェを入れないで撮ることも出来ますが
    ちょっと通路を外れないといけません。

    この角度の火焔山、
    赤というよりちょっと黒いですよね?
    そういうもん?

    ベゼクリク千仏洞とか高昌故城の方が
    赤い感じでいかにも火焔山らしかったかも・・・

    でも前回よりは全然赤くて、個人的には満足です。

  • あ、ロバ車発見!<br /><br />ここではまだ現役な模様。

    あ、ロバ車発見!

    ここではまだ現役な模様。

  • 800m進めば海抜0mのところに行けるんだって。<br /><br />こんな暑くちゃ800mも歩けないっす。。<br />行っても石碑があるだけだろうし<br />しかもその石碑の写真が載ってるし。。<br /><br />春や秋に来た人なら行けるかもしれないですね。

    800m進めば海抜0mのところに行けるんだって。

    こんな暑くちゃ800mも歩けないっす。。
    行っても石碑があるだけだろうし
    しかもその石碑の写真が載ってるし。。

    春や秋に来た人なら行けるかもしれないですね。

  • 火焔山を後にして市内の方向に向かいます。<br /><br />ここは前回も見た火焔山的な赤い山と<br />黒い山の境目。<br />晴れてると違いがわかりやすいですね。<br /><br /><br />この後、カレーズの本物が見たいと言ったのに<br />カレーズ楽園へ連れて行かれてしまい、<br />「違うよ!畑の方に行って!」などと言ったのですが<br />カレーズ民俗園へ連れて行かれてしまい、<br />「違うってば!」と言ったのですが<br />遅い時間になってしまったので、<br />蘇公塔に行ってもらうことでなんとか双方合意。<br /><br />現地チャーターだとこういうのがめんどくさいんだよな。。

    火焔山を後にして市内の方向に向かいます。

    ここは前回も見た火焔山的な赤い山と
    黒い山の境目。
    晴れてると違いがわかりやすいですね。


    この後、カレーズの本物が見たいと言ったのに
    カレーズ楽園へ連れて行かれてしまい、
    「違うよ!畑の方に行って!」などと言ったのですが
    カレーズ民俗園へ連れて行かれてしまい、
    「違うってば!」と言ったのですが
    遅い時間になってしまったので、
    蘇公塔に行ってもらうことでなんとか双方合意。

    現地チャーターだとこういうのがめんどくさいんだよな。。

  • 19:40<br /><br />蘇公塔の駐車場の前数百メートルのところで車が止まり<br />「今日はもう遅いからツアーはもう終わり、<br /> ここから歩いて行って。<br /> ホテルへは自分で行って。バスがあるから」<br />と言い残し、あっという間にドライバーは帰ってしまいました。。<br />ごねたもののホテルまでのチャーターは無理でした。。<br />ウイグル・ホスピタリティ!!

    19:40

    蘇公塔の駐車場の前数百メートルのところで車が止まり
    「今日はもう遅いからツアーはもう終わり、
     ここから歩いて行って。
     ホテルへは自分で行って。バスがあるから」
    と言い残し、あっという間にドライバーは帰ってしまいました。。
    ごねたもののホテルまでのチャーターは無理でした。。
    ウイグル・ホスピタリティ!!

  • 蘇公塔チケット売り場に到着。<br /><br />うわーすごい逆光!<br /><br /><br />蘇公塔<br />入場料 30元

    蘇公塔チケット売り場に到着。

    うわーすごい逆光!


    蘇公塔
    入場料 30元

  • 1777年に、トルファンの王様だったスレイマンが<br />父イミン(エーミン)・ホージャのために建てたもので<br />「スレイマンのミナレット」とか<br />「イミン(エーミン)・ミナレット」とも言われます。<br /><br />逆光の彼が父イミン(エーミン)・ホージャです。

    1777年に、トルファンの王様だったスレイマンが
    父イミン(エーミン)・ホージャのために建てたもので
    「スレイマンのミナレット」とか
    「イミン(エーミン)・ミナレット」とも言われます。

    逆光の彼が父イミン(エーミン)・ホージャです。

  • 塔に近づいてきました。<br /><br />隣にモスクがあるので先にそっち行ってみます。

    塔に近づいてきました。

    隣にモスクがあるので先にそっち行ってみます。

  • モスク内部はこんな感じ。<br /><br />木の柱に地味めな絨毯という<br />意外と(?)簡素なつくり。

    モスク内部はこんな感じ。

    木の柱に地味めな絨毯という
    意外と(?)簡素なつくり。

  • 続いて塔の中へ。<br />でもただ空洞になっているだけで大したものはありません。<br />螺旋階段もあるようですが、<br />塔が傾いてきており上れないんだとか。<br /><br />唯一大事そうに置いてあったのがこれ。<br />でもよくわからない。。

    続いて塔の中へ。
    でもただ空洞になっているだけで大したものはありません。
    螺旋階段もあるようですが、
    塔が傾いてきており上れないんだとか。

    唯一大事そうに置いてあったのがこれ。
    でもよくわからない。。

  • ミナレットの近影もいくつか撮ってみたのですが<br />撮った中ではこれが一番模様が分かりやすいかも。<br /><br />相当こまかく細工されていて、<br />これはこれできれいなのですが<br />どうやら数年前に修復されたらしい。<br /><br />やはり現代中国人の仕業か。。

    ミナレットの近影もいくつか撮ってみたのですが
    撮った中ではこれが一番模様が分かりやすいかも。

    相当こまかく細工されていて、
    これはこれできれいなのですが
    どうやら数年前に修復されたらしい。

    やはり現代中国人の仕業か。。

  • ミナレットとモスクの周辺には<br />たくさんのお墓が並んでいました。

    ミナレットとモスクの周辺には
    たくさんのお墓が並んでいました。

  • 中にはこんな大きなものも。

    中にはこんな大きなものも。

  • 20:23<br /><br />20時すぎたということで<br />14日目の観光はここで終了。<br /><br />ホテルにチェックインです。<br /><br />結局、ホテルへはたまたま通りかかったタクシーに<br />便乗させてもらって行くことが出来ました。<br /><br /><br />タクシー(便乗)<br />蘇公塔→ホテル 5元(要交渉)<br /><br />ホテル 西州大酒店<br />スタンダードルーム<br />1泊300元(朝食付)

    20:23

    20時すぎたということで
    14日目の観光はここで終了。

    ホテルにチェックインです。

    結局、ホテルへはたまたま通りかかったタクシーに
    便乗させてもらって行くことが出来ました。


    タクシー(便乗)
    蘇公塔→ホテル 5元(要交渉)

    ホテル 西州大酒店
    スタンダードルーム
    1泊300元(朝食付)

  • やはりトルファンのホテルは古いのが多いからか<br />このホテルもたばこの臭いがするにはしますが<br />吐魯番大飯店よりは全然ましです。<br /><br />ベッドとかは普通。<br />ティッシュや冷蔵庫はなく、<br />冷房も効きにくい感じ。

    やはりトルファンのホテルは古いのが多いからか
    このホテルもたばこの臭いがするにはしますが
    吐魯番大飯店よりは全然ましです。

    ベッドとかは普通。
    ティッシュや冷蔵庫はなく、
    冷房も効きにくい感じ。

  • 水周りも普通。<br />シャワーを浴びるだけだったからかもしれませんが<br />特に問題なしでした。

    水周りも普通。
    シャワーを浴びるだけだったからかもしれませんが
    特に問題なしでした。

  • そんなことより靴を修理。<br />町のスーパーでボンドを購入し(1個1元)<br />靴の裏を貼り付けますが、<br />さすがに表面積が大きくて3個ぐらい使ったかな。<br /><br />とりあえず大丈夫そう。。<br /><br /><br /><br />★☆★トルファン泊★☆★

    そんなことより靴を修理。
    町のスーパーでボンドを購入し(1個1元)
    靴の裏を貼り付けますが、
    さすがに表面積が大きくて3個ぐらい使ったかな。

    とりあえず大丈夫そう。。



    ★☆★トルファン泊★☆★

  • 15日目(2014/8/7)<br />8:25<br /><br />おはようございます。<br /><br />今日は午前中はトルファンのもう一つの目玉<br />交河故城を見学します。<br />午後からはひたすらクチャを目指します。<br /><br />ホテルのプランでは朝食付だったのですが<br />ご覧のように品数は多くありません。

    15日目(2014/8/7)
    8:25

    おはようございます。

    今日は午前中はトルファンのもう一つの目玉
    交河故城を見学します。
    午後からはひたすらクチャを目指します。

    ホテルのプランでは朝食付だったのですが
    ご覧のように品数は多くありません。

  • 味もまあ普通。<br /><br />このホテルはどこをとっても普通なので<br />安全パイとして宿泊を検討してもいいのかも。

    味もまあ普通。

    このホテルはどこをとっても普通なので
    安全パイとして宿泊を検討してもいいのかも。

  • 9:41<br /><br />9時過ぎにチェックアウトをして<br />タクシーを拾い、価格交渉して乗り込みます。<br /><br />15分ちょっとくらいで交河故城に到着。<br /><br /><br />タクシー<br />ホテル(西州大酒店)→交河故城<br />25元(要交渉)<br /><br />交河故城<br />入場料 40元

    9:41

    9時過ぎにチェックアウトをして
    タクシーを拾い、価格交渉して乗り込みます。

    15分ちょっとくらいで交河故城に到着。


    タクシー
    ホテル(西州大酒店)→交河故城
    25元(要交渉)

    交河故城
    入場料 40元

  • 2014年に世界遺産に登録されたばかりですが<br />ここもすでに石碑が用意されています。<br />

    2014年に世界遺産に登録されたばかりですが
    ここもすでに石碑が用意されています。

  • ここも高昌故城と同じく都市の廃墟のため<br />かなりの大きさがありますが<br />カートやロバ車はなく、<br />自分の足で歩かなければいけません。<br /><br />暑いし、今日は荷物もあるしで<br />結構疲れそう・・・

    ここも高昌故城と同じく都市の廃墟のため
    かなりの大きさがありますが
    カートやロバ車はなく、
    自分の足で歩かなければいけません。

    暑いし、今日は荷物もあるしで
    結構疲れそう・・・

  • 9:51<br /><br />まず最初に通過するのが南門遺址。<br /><br />かなり大きな門だったと思われます。<br />

    9:51

    まず最初に通過するのが南門遺址。

    かなり大きな門だったと思われます。

  • 10:01<br /><br />道なりにずっとまっすぐ歩いていくと<br />観景台なるものが現れます。

    10:01

    道なりにずっとまっすぐ歩いていくと
    観景台なるものが現れます。

  • おおー!たしかに眺めはすごい!<br /><br />高昌故城よりは<br />なんとなく都市だった頃を想像しやすいですね。<br /><br />

    おおー!たしかに眺めはすごい!

    高昌故城よりは
    なんとなく都市だった頃を想像しやすいですね。

  • 観景台より奥が住居区。<br /><br />建物と建物の間が狭くて、道が細いのは<br />ヨーロッパあたりの旧市街とかとも共通しますね。

    観景台より奥が住居区。

    建物と建物の間が狭くて、道が細いのは
    ヨーロッパあたりの旧市街とかとも共通しますね。

  • 10:10<br /><br />しばらく道なりに進むと<br />東門があるのですが、閉鎖されています。<br /><br />東門のそばには哨所という見張り台が。<br />そう言われればそんな気もするかも。

    10:10

    しばらく道なりに進むと
    東門があるのですが、閉鎖されています。

    東門のそばには哨所という見張り台が。
    そう言われればそんな気もするかも。

  • 10:17<br /><br />さらにまっすぐ進んでいくと<br />旧市街のような風景がなくなり急に開けて<br />東北仏寺があります。<br /><br />大きいので全体像を撮ろうとすると<br />このくらいまで引かないといけないのですが<br />そうすると電灯が入ってしまうという。。<br /><br />そういえばここは今中国でした・・・

    10:17

    さらにまっすぐ進んでいくと
    旧市街のような風景がなくなり急に開けて
    東北仏寺があります。

    大きいので全体像を撮ろうとすると
    このくらいまで引かないといけないのですが
    そうすると電灯が入ってしまうという。。

    そういえばここは今中国でした・・・

  • 10:22<br /><br />東北仏寺の奥は行き止まりになり<br />その先に塔林なるものがあります。

    10:22

    東北仏寺の奥は行き止まりになり
    その先に塔林なるものがあります。

  • 残った部分の高さは8m。<br /><br />まわりにも土の塊が規則正しく並んでおり<br />もしかしたらこれらも塔だったのかもしれません。

    残った部分の高さは8m。

    まわりにも土の塊が規則正しく並んでおり
    もしかしたらこれらも塔だったのかもしれません。

  • 10:29<br /><br />東北仏寺に向かって左側には<br />西北仏寺があります。<br /><br />お寺が並んでいたんですね。

    10:29

    東北仏寺に向かって左側には
    西北仏寺があります。

    お寺が並んでいたんですね。

  • 10:32<br /><br />西北仏寺の南側にあるのは大仏寺。<br />お寺はまとめて建てていたっぽいですね。<br /><br />横幅59mもあるそうで<br />こんな角度じゃないと全部入りきりません。

    10:32

    西北仏寺の南側にあるのは大仏寺。
    お寺はまとめて建てていたっぽいですね。

    横幅59mもあるそうで
    こんな角度じゃないと全部入りきりません。

  • 中はこのような感じ。<br />相当広いのが分かると思います。<br /><br />残念なことに、内部は何も残っておらず<br />ほぼ空き地状態。。

    中はこのような感じ。
    相当広いのが分かると思います。

    残念なことに、内部は何も残っておらず
    ほぼ空き地状態。。

  • だんだん来た方向に戻っていっているので<br />順番がおかしい気もしますが<br />大仏寺の前にあるこれが中央大塔。<br /><br />残った高さは8.5m。<br />塔の廃墟ってだいたい8mくらいしか残ってない気がしますが<br />なんでですかね。

    だんだん来た方向に戻っていっているので
    順番がおかしい気もしますが
    大仏寺の前にあるこれが中央大塔。

    残った高さは8.5m。
    塔の廃墟ってだいたい8mくらいしか残ってない気がしますが
    なんでですかね。

  • さらに入場口の方へ戻ります。<br /><br />通路の右に見えるのが居住区。<br />ごみごみしてて、やはり旧市街を思わせます。

    さらに入場口の方へ戻ります。

    通路の右に見えるのが居住区。
    ごみごみしてて、やはり旧市街を思わせます。

  • あ!ここでも修復工事!<br /><br />やりすぎ禁物でお願いしたいところです。

    あ!ここでも修復工事!

    やりすぎ禁物でお願いしたいところです。

  • 10:44<br /><br />なぜか南側にもお寺の遺跡が。<br />南部仏寺というそうです。<br /><br />よくよく案内パネルを見返すと<br />官署区と居住区を凵の字で囲むように<br />お寺が建っていたようです。<br /><br />かなりの面積を寺が占めているというのは<br />どういう町なんだろう・・・

    10:44

    なぜか南側にもお寺の遺跡が。
    南部仏寺というそうです。

    よくよく案内パネルを見返すと
    官署区と居住区を凵の字で囲むように
    お寺が建っていたようです。

    かなりの面積を寺が占めているというのは
    どういう町なんだろう・・・

  • 上の写真はこの右側から撮ったものです。<br /><br /><br />このとき、中国(だと思う)のテレビ局が<br />この遺跡の収録に来ているところに遭遇。<br /><br />カメラマンは通路をはずれ<br />遺跡のかなり近くまで行き接写で撮影。。<br /><br />そういうのどうなのかなー<br />望遠で撮るんじゃだめなのかなー<br /><br />そのうち上ったりしそうですよね。<br /><br />マスコミ関係にモラルがないのは日本も一緒ですが。。

    上の写真はこの右側から撮ったものです。


    このとき、中国(だと思う)のテレビ局が
    この遺跡の収録に来ているところに遭遇。

    カメラマンは通路をはずれ
    遺跡のかなり近くまで行き接写で撮影。。

    そういうのどうなのかなー
    望遠で撮るんじゃだめなのかなー

    そのうち上ったりしそうですよね。

    マスコミ関係にモラルがないのは日本も一緒ですが。。

  • 10:54<br /><br />なんとなく後味悪く交河故城を出て<br />今回のトルファン観光は全部終了です。<br /><br />バスターミナルまで行かなきゃ!<br />なのにタクシーがいない!!<br /><br />1台奥のほうに停まっているのを発見。<br />声をかけると、チャーターされて待っている所だから<br />50元じゃなきゃだめよ、という話。<br /><br />つまり断っているわけですが、<br />他をあたるにも他がいないし<br />いつ来るかも分からないし・・・<br /><br />迷いに迷って15秒考えた結果<br />行ってもらっちゃうことに。<br /><br />チャーターした人、ごめんなさい!<br /><br /><br />タクシー<br />交河故城→トルファン地区バスターミナル<br />50元(特別価格w)

    10:54

    なんとなく後味悪く交河故城を出て
    今回のトルファン観光は全部終了です。

    バスターミナルまで行かなきゃ!
    なのにタクシーがいない!!

    1台奥のほうに停まっているのを発見。
    声をかけると、チャーターされて待っている所だから
    50元じゃなきゃだめよ、という話。

    つまり断っているわけですが、
    他をあたるにも他がいないし
    いつ来るかも分からないし・・・

    迷いに迷って15秒考えた結果
    行ってもらっちゃうことに。

    チャーターした人、ごめんなさい!


    タクシー
    交河故城→トルファン地区バスターミナル
    50元(特別価格w)

  • 11:10<br /><br />トルファン新バスターミナルに到着。

    11:10

    トルファン新バスターミナルに到着。

  • クチャまでは電車で移動するので<br />市内から約60km離れた駅までバスで移動しないといけません。<br />どういう線路の引き方をしているんだか・・・<br /><br />まあ人民の移動を念頭に置いた鉄道ではないので<br />仕方ないといえばそうなのですが。。<br /><br /><br />11:35(5分遅れ)トルファン地区バスターミナル<br />→12:33 大河沿バスターミナル<br />11元

    クチャまでは電車で移動するので
    市内から約60km離れた駅までバスで移動しないといけません。
    どういう線路の引き方をしているんだか・・・

    まあ人民の移動を念頭に置いた鉄道ではないので
    仕方ないといえばそうなのですが。。


    11:35(5分遅れ)トルファン地区バスターミナル
    →12:33 大河沿バスターミナル
    11元

  • 12:33<br /><br />大河沿バスターミナルに到着。<br /><br />前回は真っ暗闇の中でなんだかわかりませんでしたが<br />こういう建物だったんですね。

    12:33

    大河沿バスターミナルに到着。

    前回は真っ暗闇の中でなんだかわかりませんでしたが
    こういう建物だったんですね。

  • 12:45<br /><br />トルファン駅に到着。<br /><br />まさかまた来ることになるとは思わなかったw

    12:45

    トルファン駅に到着。

    まさかまた来ることになるとは思わなかったw

  • トルファン駅の待合室は1つしかなく<br />写真の範囲がほぼすべて。<br /><br />駅員のアナウンス、人民の電話など<br />みんな叫びまくっている様子。<br /><br />7557という列車を待っていた人民たちが<br />かなり長い列を作っていたのですが<br />「晩点未定」(遅延して到着時刻未定)とのアナウンスがあると<br />がやがや大混乱。。

    トルファン駅の待合室は1つしかなく
    写真の範囲がほぼすべて。

    駅員のアナウンス、人民の電話など
    みんな叫びまくっている様子。

    7557という列車を待っていた人民たちが
    かなり長い列を作っていたのですが
    「晩点未定」(遅延して到着時刻未定)とのアナウンスがあると
    がやがや大混乱。。

  • 幸い、私の予約していた列車K1661は<br />時間通りに到着の模様。<br /><br />今回も事前に切符購入を現地旅行会社に依頼し<br />日本にEMSで送ってもらいました。<br />やはりこれが一番確実でしょう。<br /><br />手配協力:楽旅中国(日本語可)<br />http://www.rakutabichina.com/<br /><br />(注)写真は名前・パスポート番号部分を修整しています。

    幸い、私の予約していた列車K1661は
    時間通りに到着の模様。

    今回も事前に切符購入を現地旅行会社に依頼し
    日本にEMSで送ってもらいました。
    やはりこれが一番確実でしょう。

    手配協力:楽旅中国(日本語可)
    http://www.rakutabichina.com/

    (注)写真は名前・パスポート番号部分を修整しています。

  • 15:40 改札オープン<br />15:50 乗車<br />乗ってしまえばとりあえず安心です。

    15:40 改札オープン
    15:50 乗車
    乗ってしまえばとりあえず安心です。

  • 今回は硬臥。3段ベッドです。<br /><br />前回硬臥だったときに<br />夜明かりがまぶしくて一睡も出来なかった反省を踏まえ(※)<br />中段を購入。<br /><br />今回は大丈夫だろうか。。<br /><br />(※)11日目 中国 敦煌<br />http://4travel.jp/travelogue/10797592<br />の最後のほうです。

    今回は硬臥。3段ベッドです。

    前回硬臥だったときに
    夜明かりがまぶしくて一睡も出来なかった反省を踏まえ(※)
    中段を購入。

    今回は大丈夫だろうか。。

    (※)11日目 中国 敦煌
    http://4travel.jp/travelogue/10797592
    の最後のほうです。

  • 程なくして車掌が切符とプラカードを交換しに来ました。

    程なくして車掌が切符とプラカードを交換しに来ました。

  • 17:07<br /><br />この列車、冷房がなくて<br />扇風機が申し訳程度にまわっているだけのため<br />超絶暑くて熱中症になりえます。<br />窓を開けられますが熱波しか入って来ず<br />余計暑いですが、人民たちは満足気です。<br /><br />発車してしばらくは<br />このような砂漠の景色が延々続きます。

    17:07

    この列車、冷房がなくて
    扇風機が申し訳程度にまわっているだけのため
    超絶暑くて熱中症になりえます。
    窓を開けられますが熱波しか入って来ず
    余計暑いですが、人民たちは満足気です。

    発車してしばらくは
    このような砂漠の景色が延々続きます。

  • 17:45に一旦停車。<br />魚児溝という駅で、機関車を2両接続し<br />この先の天山山脈の峠越えに備えます。<br />魚児溝。ピンインだとYuErGou(イーアーゴウ)。<br /><br />この列車は停車はするものの<br />停車駅の扱いではないので、<br />乗客は外に降りられません。<br /><br />魚児溝は、もとからあった町ではなく<br />鉄道建設のために造られたもの。<br />駅周辺だけ無骨な建物が不自然に立ち並んでいます。<br />ちょっと怖い感じ。。<br /><br />17:52 作業が終わったのか、ゆっくりと動き出しました。<br />その後もスピードを上げることなく<br />かなりゆっくり走ります。<br /><br />写真は17:55のもの。山がかなり近くなってきました。

    17:45に一旦停車。
    魚児溝という駅で、機関車を2両接続し
    この先の天山山脈の峠越えに備えます。
    魚児溝。ピンインだとYuErGou(イーアーゴウ)。

    この列車は停車はするものの
    停車駅の扱いではないので、
    乗客は外に降りられません。

    魚児溝は、もとからあった町ではなく
    鉄道建設のために造られたもの。
    駅周辺だけ無骨な建物が不自然に立ち並んでいます。
    ちょっと怖い感じ。。

    17:52 作業が終わったのか、ゆっくりと動き出しました。
    その後もスピードを上げることなく
    かなりゆっくり走ります。

    写真は17:55のもの。山がかなり近くなってきました。

  • 18:00<br /><br />トルファンからクチャまでの間は<br />ループが多いのですがここが最初のループ。<br />といってもこの写真では伝わりませんが・・・<br /><br />魚児溝から南に向かっていた線路が<br />円を描くように北へ向かい<br />しばらくするとまた輪っかを作って南へ向かい<br />しばらくするとまた北へ向かう、<br />という場所です。<br /><br />このループを超えると断続的にトンネルが続きます。<br /><br />Google mapの衛星写真だとこのへん<br />→42.795579, 87.826052<br />縮尺大きめにしてみると線路のループ具合が<br />わかると思います。

    18:00

    トルファンからクチャまでの間は
    ループが多いのですがここが最初のループ。
    といってもこの写真では伝わりませんが・・・

    魚児溝から南に向かっていた線路が
    円を描くように北へ向かい
    しばらくするとまた輪っかを作って南へ向かい
    しばらくするとまた北へ向かう、
    という場所です。

    このループを超えると断続的にトンネルが続きます。

    Google mapの衛星写真だとこのへん
    →42.795579, 87.826052
    縮尺大きめにしてみると線路のループ具合が
    わかると思います。

  • 18:41<br />トンネルを抜けると、列車とそれに併走する道路は<br />阿拉(アラ)渓谷という谷間に沿って走ります。<br />ここは春秋戦国時代にできたシルクロードなんだとか。<br /><br />水辺ということもあり草や木などが見え<br />所々にゲルや日干しレンガの建物(廃墟っぽいのが多い気が・・・)が見えます。<br /><br />このあたりは遊牧民の土地っぽいです。<br /><br />18:45頃、示し合わせたかのように<br />人民たちはみな夕食の時間。<br />カップ麺の化学調味料的な臭いが車内に広がります。<br /><br />19:00前、星源という<br />大人計画を思い出させる駅を通過。

    18:41
    トンネルを抜けると、列車とそれに併走する道路は
    阿拉(アラ)渓谷という谷間に沿って走ります。
    ここは春秋戦国時代にできたシルクロードなんだとか。

    水辺ということもあり草や木などが見え
    所々にゲルや日干しレンガの建物(廃墟っぽいのが多い気が・・・)が見えます。

    このあたりは遊牧民の土地っぽいです。

    18:45頃、示し合わせたかのように
    人民たちはみな夕食の時間。
    カップ麺の化学調味料的な臭いが車内に広がります。

    19:00前、星源という
    大人計画を思い出させる駅を通過。

  • 19:13 こんなふうに草原はきれい。<br /><br />19:25 ちょっと長めのトンネルを通過。<br />トンネルの中でループしていたらしいが、気付かず。。<br />乗ってると案外わからないものなのかな。。<br />たぶん夏爾溝(カルコウ)トンネル。<br />長さ2kmで、ロープしながら高度を60mあげてたそうです。<br /><br />19:40<br />徳代溝駅を通過。<br />Google mapの衛星写真だとこのへん<br />→42.849986, 87.387215

    19:13 こんなふうに草原はきれい。

    19:25 ちょっと長めのトンネルを通過。
    トンネルの中でループしていたらしいが、気付かず。。
    乗ってると案外わからないものなのかな。。
    たぶん夏爾溝(カルコウ)トンネル。
    長さ2kmで、ロープしながら高度を60mあげてたそうです。

    19:40
    徳代溝駅を通過。
    Google mapの衛星写真だとこのへん
    →42.849986, 87.387215

  • 19:44<br />徳代溝駅を通過してすぐ。<br /><br />さっきから似たような景色が続き<br />写真だともういいやと思うかもしれませんが<br />実際は絶景の連続で全然飽きません。

    19:44
    徳代溝駅を通過してすぐ。

    さっきから似たような景色が続き
    写真だともういいやと思うかもしれませんが
    実際は絶景の連続で全然飽きません。

  • 20:03<br /><br />線路の南側に続く山脈。<br />あーすごいきれーだなー<br /><br />などと眺めていると→

    20:03

    線路の南側に続く山脈。
    あーすごいきれーだなー

    などと眺めていると→

  • 20:04<br /><br />あれ、ループを描く橋を渡ってる!?<br />どうやらこれが噂のハルダハト橋っぽいです。<br /><br />この写真は進行方向逆向きに撮ったもので<br />もうすでに橋を渡ってたっぽいです。

    20:04

    あれ、ループを描く橋を渡ってる!?
    どうやらこれが噂のハルダハト橋っぽいです。

    この写真は進行方向逆向きに撮ったもので
    もうすでに橋を渡ってたっぽいです。

  • 20:06<br /><br />キレイなカーブを描くハルダハト橋ですが<br />径が大きすぎて、あまりカーブしてる感はありません。

    20:06

    キレイなカーブを描くハルダハト橋ですが
    径が大きすぎて、あまりカーブしてる感はありません。

  • 20:08<br />貨物列車が遠めに見えますが、<br />これがハルダハト大橋に入る手前のカーブ。<br />みごとな曲線美・・・!<br />草原は、ハラゴントンという名の遊牧地。<br /><br />20:25<br />またも長めのトンネル。<br />たぶんこれが奎先(ケイセン)トンネル。<br />なんでも永久凍土をくりぬいて作ったそうで<br />全長6km、標高3000mの峠越えなんだとか。<br />あるブログで、トンネルの壁が白かったとあったので<br />かなり期待していたのですが<br />普通に黒かったです。夏だから?<br />20:32 トンネルを抜けました。<br /><br />本当はこの後、右拉斯台(ウスラダイ)渓谷に沿って<br />どんどん高度を下げていってたようですが<br />・・・すみません、21:00頃寝落ちしてましたw<br />なんかこの日は、敦煌のときと違い<br />車内が比較的静かで、しかも暗かったせいもあり、<br />普通に寝られました。<br /><br />★☆★車中泊★☆★<br /><br />というわけでまとめ。<br /><br /><トルファン><br />ベゼクリク千仏洞<br />・案外悪くないと思う。<br />・ガイドがいないため事前に窟の内容を把握しておくと良い。<br />・ゴーカートはスリリングでおもしろいが、勧められない。<br />・ここから見る火焔山は見事。<br /><br />吐峪溝<br />・情勢のせいか、散策はできたが建造物は入れず不明。<br />・故城に行く前に寄ると故城が朽ちる前の姿が想像しやすいかも。<br />・ただ散策だけなら行く必要なし。<br /> お店が並び活気のある普通の町の方がおもしろい。<br /><br />アスターナ古墳群<br />・なんだこりゃ・・・<br /><br />高昌故城(リベンジ)<br />・カートで一周できるようになり便利。<br />・修復がすぎる面もあるが、やはり西南大仏寺は<br /> 見ておいてよかった。<br /><br />台蔵塔<br />・これも修復しすぎ感がある。<br />・相当大きかったと思われる。妄想すべし。<br />・高昌故城のすぐそばなのでついでに寄るだけでよい。<br /> 単品で寄る価値はない。<br /><br />火焔山(リベンジ)<br />・中に入らなくても火焔山自体は楽しめる。<br />・孫悟空の像の前で写真がとりたい場合は要入場。<br />・建物内部の見学は軽くでOK。温度計は真偽不明。<br /><br />蘇公塔<br />・ミナレットはきれいだが、これも修復しすぎ感ありあり。<br />・市内に戻るついでに寄るだけでよい。単品で寄る価値なし。<br /><br />交河故城<br />・故城の在りし日の姿を想像しやすい。<br />・お寺の廃墟が目立つが、それぞれ形が違ってて興味深い。<br />・歩かなければいけないのが難点。<br /><br />南疆鉄道<br />・春秋戦国時代のシルクロードに沿って進む。<br /> シルクロードを旅行するなら一度は乗っておきたい。<br />・迫り来る岩山、万年雪の山、草原、渓谷、橋など<br /> すべてが絵になる。<br /><br /><br />---------------------------<br />16日目 中国・ウイグル クチャ<br />http://4travel.jp/travelogue/10921754<br />へ続く→→→

    20:08
    貨物列車が遠めに見えますが、
    これがハルダハト大橋に入る手前のカーブ。
    みごとな曲線美・・・!
    草原は、ハラゴントンという名の遊牧地。

    20:25
    またも長めのトンネル。
    たぶんこれが奎先(ケイセン)トンネル。
    なんでも永久凍土をくりぬいて作ったそうで
    全長6km、標高3000mの峠越えなんだとか。
    あるブログで、トンネルの壁が白かったとあったので
    かなり期待していたのですが
    普通に黒かったです。夏だから?
    20:32 トンネルを抜けました。

    本当はこの後、右拉斯台(ウスラダイ)渓谷に沿って
    どんどん高度を下げていってたようですが
    ・・・すみません、21:00頃寝落ちしてましたw
    なんかこの日は、敦煌のときと違い
    車内が比較的静かで、しかも暗かったせいもあり、
    普通に寝られました。

    ★☆★車中泊★☆★

    というわけでまとめ。

    <トルファン>
    ベゼクリク千仏洞
    ・案外悪くないと思う。
    ・ガイドがいないため事前に窟の内容を把握しておくと良い。
    ・ゴーカートはスリリングでおもしろいが、勧められない。
    ・ここから見る火焔山は見事。

    吐峪溝
    ・情勢のせいか、散策はできたが建造物は入れず不明。
    ・故城に行く前に寄ると故城が朽ちる前の姿が想像しやすいかも。
    ・ただ散策だけなら行く必要なし。
     お店が並び活気のある普通の町の方がおもしろい。

    アスターナ古墳群
    ・なんだこりゃ・・・

    高昌故城(リベンジ)
    ・カートで一周できるようになり便利。
    ・修復がすぎる面もあるが、やはり西南大仏寺は
     見ておいてよかった。

    台蔵塔
    ・これも修復しすぎ感がある。
    ・相当大きかったと思われる。妄想すべし。
    ・高昌故城のすぐそばなのでついでに寄るだけでよい。
     単品で寄る価値はない。

    火焔山(リベンジ)
    ・中に入らなくても火焔山自体は楽しめる。
    ・孫悟空の像の前で写真がとりたい場合は要入場。
    ・建物内部の見学は軽くでOK。温度計は真偽不明。

    蘇公塔
    ・ミナレットはきれいだが、これも修復しすぎ感ありあり。
    ・市内に戻るついでに寄るだけでよい。単品で寄る価値なし。

    交河故城
    ・故城の在りし日の姿を想像しやすい。
    ・お寺の廃墟が目立つが、それぞれ形が違ってて興味深い。
    ・歩かなければいけないのが難点。

    南疆鉄道
    ・春秋戦国時代のシルクロードに沿って進む。
     シルクロードを旅行するなら一度は乗っておきたい。
    ・迫り来る岩山、万年雪の山、草原、渓谷、橋など
     すべてが絵になる。


    ---------------------------
    16日目 中国・ウイグル クチャ
    http://4travel.jp/travelogue/10921754
    へ続く→→→

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