ちょこっと紅葉散策清水寺 2009

2009/11/25 - 2009/11/25

日中は奈良公園を散策し、次に向かったのは京都。

先日の紅葉ハイクでは高台寺のライトアップに行ったものの、あまりの混雑ぶりに消化不良の感が残っていたので、リベンジすべく今回は清水寺を攻めてみようかと・・・

エリア 東山・祇園・北白川(京都)

• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄

奈良から近鉄、京阪を乗り継いで京都に向かったものの、丹波橋駅で入手したちらしでは、清水寺の夜の特別拝観は18：30から開始と記載してありました。
このまま清水寺に向かったのではかなり待つことになりそうだなと思っていると、東福寺天得院の夜の特別拝観が17：00からとグッドタイミング、急きょ東福寺駅で下車。

天得院に向かう途中、東福寺通天橋を望める橋を渡ります。
無料でこの光景を拝めるとは、ちょっと得した気分です。

17：00前の夕暮れ時だったのでやや暗い状態ではありますが・・・

東福寺駅から徒歩約10分。
天得院は桃山時代に作庭された庭園が見所の寺院です。
夜の特別拝観は500円。

30人も入れば混雑するほどこじんまりとしているので、この拝観料の割高感は否めません。

17：00過ぎに入場したので混雑は避けることができ、落ち着いて観賞することができました。

日没後間もないブルーモーメントの空の色は、まるでスタジオ撮影かと錯覚する程です。

樹の上に輝く月

拝観者の中には外国人もいて、この異国の情景を静かに感慨深く味わっている姿は印象的でした。

紅葉をバックに石灯籠

京阪電車で東福寺駅から二駅、清水寺に到着したのは18：00過ぎ。

「本日の夜の特別拝観は17：30より開始」の表示に、「だったら、まっすぐ来れば良かったじゃん・・・」と拍子抜けするも、混雑ぶりは思ったほどではなく、待ち時間なしで入場できました。

拝観料400円はかなりのお得感。

ライトアップの紅葉

三重塔

紅葉真っ盛り

紅葉越しの京都の夜景

清水の舞台から奥の院方向を望みます。

ひっきりなしにフラッシュが光っています。

清水の舞台上

混雑状態はそれほどでも。
メインは夜景。スローシャッターで撮影してるので人物はぶれていますが・・・

一番の人気スポット「奥の院」から清水の舞台を望みます。

京都の夜景をバックに、ライトアップされた紅葉と舞台の眺めはまさに絶景。

三脚は使用禁止なので（という前に持参していない）、高感度にして手すりにひじをついて極力動かないように我慢して、セルフタイマーで撮影。

感度はISO1600とISO800で撮ってみましたが、ISO1600では空の質感が粗く、ISO800の方がいい感じでした。
ただし、ISO800の方がシャッタースピードが長くなるので、手振れしやすくなるためそのへんは運まかせでもあります。

奥の院から南に下って行くと、三重塔が見えてきます。

このあたりからの光景も奥の院には引けをとらないので、奥の院がどうしようもなく混雑している時は、このあたりから眺めるのもいいかもしれません。

京都の夜景と三重塔

○重塔という建築は日本特有の建築美ですよね。
ついつい写真を撮ってしまいます。

山側の木々もライトアップされていました。

下から見上げる清水の舞台。

そりゃ〜あの上から飛び降りるとなると・・・「思い切ってすること」というよりも、自殺行為としか思えない。

三重塔の下まで来ました。

三脚なしでも、手振れしないように適当なところにカメラを置いて撮影すると、そこそこの写真は撮れるものだなと、我ながら感心。

清水寺でも池に映る紅葉が楽しめるのです。

でも、「池に映る紅葉」に限ると、高台寺のほうが感動的。

しかし、ここでは三重塔という豪華な共演者がいたりします。なんと贅沢なんでしょう。

それにしても我がルミックスくん、現場作業で過酷な扱いをされているにも関わらずタフで、コンパクトカメラの割にはなかなかの写りをしてくれます。
とは言っても、電源オフにしてもちゃんとレンズが閉まらなくなってるし、もうそろそろ寿命かな？
誰だろうね、手荒な扱いをするのは・・・はい、私です。

紅葉越しの三重塔。

好む好まざるに関わらず、サーチライトもちょっとした演出になっています。

本日の清水寺の夜の特別拝観は、混雑度もほどほどでじっくり楽しむことができました。

先日の高台寺のリベンジしてやったり！と満足感にひたりながら帰路につくのでした　〜　めでたしめでたし。