旅行記グループ
奥の細道をめぐる
全19冊
2020/10/03 - 2021/09/30
- 平泉
- 多賀城・塩釜・利府
- 両国
- 春日部
- 日光
- 那須
- 須賀川
- 飯坂温泉
- 岩沼
- 山形市
- 羽黒・余目
- 本荘・象潟
- 弥彦
- 糸魚川
- 滑川
- 小松・加賀温泉郷
- 敦賀
- 大垣
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「奥の細道」を巡る‐1:「五月雨の 降りのこしてや 光堂」平泉の中尊寺と毛越寺
2020/10/03~
平泉(岩手)
旅好きの方々にとっては、「おくのほそ道」はバイブルのはずだ。「月日は百代の過客にして、行きかふ年も又旅人也、、、道祖神のまねきにあひて取るもの手につかず、もも引きの破を...
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「奥の細道」を巡る‐2:「松島は扶桑第一の好風、洞庭・西湖を恥じず」瑞巌寺と塩竃神社
2020/10/03~
多賀城・塩釜・利府(宮城)
「おくのほそ道」をたどる旅-1で平泉を訪れた後、南へ下って日本三景の一つ、松島に立ち寄った。芭蕉も絶景に感嘆して「松島は扶桑第一の好風にして、およそ洞庭・西湖を恥じず。...
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「奥の細道」を巡る-3 : 「草の戸も 住替る代ぞ ひなの家」深川芭蕉記念館と千住
2020/11/25~
両国(東京)
奥の細道の最初の句「草の戸も 住替る代ぞ ひなの家」は深川の芭蕉庵を人に譲って、旅立つ時に作られたようだ。芭蕉は1680年頃江戸日本橋から深川の草案に移り住み、新しい俳...
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「奥の細道」を巡る-4 : 「やうやう草加といふ宿にたどり着き」草加、春日部と室の八島
2021/01/10~
春日部(埼玉)
千住で船を降りて芭蕉と曾良は北上する。「その日やうやう草加といふ宿にたどり着きにけり」、草加と言えば草加せんべいが名高いが、芭蕉は草加について詳しくは書いていない。それ...
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「奥の細道」を巡る-5:日光東照宮「あらたうと 青葉若葉の 日の光」は芭蕉の賛辞か皮肉か
2021/03/06~
日光(栃木)
「奥の細道」巡りのため、実に久しぶりに日光東照宮を訪れた。芭蕉は1689年にここを訪れ、「今この御光一天にかかやきて、恩沢八荒にあふれ、四民安堵の栖穏なり。」と家康の御...
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「奥の細道」を巡る-6 : 雲巌寺、殺生石から「白河の関にかかりて旅心定まりぬ」
2021/03/07~
那須(栃木)
「奥の細道」を巡る旅で、日光に続き芭蕉と曾良が足を運んだ雲巌寺を訪れた。バスが走ってはいるが、非常に不便であるので、福島から車で約3時間走った。そして殺生石、白河関跡と...
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「奥の細道」を巡る‐7:須賀川、安積山、黒塚から信夫の里「早苗とる 手もとや昔 しのぶずり」
2021/03/07~
須賀川(福島)
福島市に滞在することになって、奥の細道を辿る旅を続けている。今回は福島から車で訪れることのできる須賀川、安積山、黒塚から信夫の里を巡った。芭蕉と曾良は白河の関を越えて、...
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「奥の細道」を巡る‐8:医王寺「笈も太刀も 五月に飾れ 紙幟(のぼり)」と飯坂温泉
2021/03/08~
飯坂温泉(福島)
福島に滞在するようになって「奥の細道」を順に辿っている。芭蕉と曾良は1689年5月(新暦の6月)、福島市の信夫の里を発って北に向かい、源義経の側臣として忠義をつくした佐...
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「奥の細道」を巡る‐9:「笠島は いづこさ月の ぬかり道」笠島、武隈の松から壺の碑へ
2021/03/20~
岩沼(宮城)
福島市に滞在するようになって、「奥の細道」を辿る旅を続けている。芭蕉と曾良は福島市の飯坂温泉を発って、宮城県との境に近い桑折(こおり)に立ち寄っている。桑折駅から徒歩5...
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「奥の細道」を巡る‐10:「蚤虱 馬の尿する 枕もと」尿前の関、封人の家から尾花沢へ
2021/04/03~
山形市(山形)
奥の細道を辿る旅を始めて半年になる。ドライブと、青春18切符を使った週末トリップで1ヶ所ずつゆっくりと北上してきたが、今回やっと尿前の関にたどり着いた。さらに「蚤虱 馬...
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「奥の細道」を巡る‐11:「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」傑作を生んだ立石寺
2021/04/04~
山形市(山形)
「奥の細道」の句の中でどれが最高傑作だろうか?「夏草や、、」、「五月雨を、、」、「荒海や、、」などいずれ劣らぬ傑作の中でやはり「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」を上げる人...
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「奥の細道」を巡る‐12:「五月雨を 集めて早し 最上川」新庄から乗船し羽黒山へ向かう
2021/04/11~
羽黒・余目(山形)
奥の細道を辿る旅を続けており、福島から車で最上川乗船の地と下船の地、羽黒山出羽三山、羽黒山五重塔を訪れた。まずは「五月雨を 集めて早し 最上川」で名高い最上川乗船の地を...
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「奥の細道」を巡る‐13:「暑き日を 海にいれたり 最上川」酒田、象潟と蚶満寺
2021/04/11~
本荘・象潟(秋田)
奥の細道を辿る旅をを続けている。芭蕉と曾良は羽黒山、月山、湯殿山の三山を詣でたあと、鶴岡を経て「川船に乗って酒田の湊に下る」と記し、酒田では「暑き日を 海に入れたり 最...
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「奥の細道」を巡る‐14:「荒海や 佐渡に横たふ 天の川」鼠ヶ関から出雲崎へ
2021/06/05~
弥彦(新潟)
芭蕉の「奥の細道」巡りを続けており鼠ヶ関を訪れた。福島から車で約4時間、長い新潟県を北上し山形県との県境を越えた所にある。国道7号線に看板は出ているが、うっかりすると通...
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「奥の細道」を巡る‐15:「一つ家に 遊女も寝たり 萩と月」親不知から市振の関へ
2021/07/03~
糸魚川(新潟)
奥の細道巡りを続けており、梅雨空の下、福島市から車で約6時間走って直江津市に到着した。奥の細道の全行程としては新潟県に入った時点でほぼ半分を超えた。奥の細道本文では芭蕉...
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「奥の細道」を巡る‐16:「早稲の香や 分入る右は 有磯海」越中路から倶利伽羅峠へ
2021/09/11~
滑川(富山)
「奥の細道」巡りを続けている。この日は車で富山県を走った。芭蕉と曾良は市振の関を越えて越中(富山県)に入り、黒部川を越え、那古の浦に到着。「翁(芭蕉)気色不勝(すぐれず...
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「奥の細道」を巡る‐17:「あかあかと 日はつれなくも 秋の風」加賀の国へ
2021/09/23~
小松・加賀温泉郷(石川)
「奥の細道」巡りを続けている。芭蕉と曾良は日本海側の新潟県、富山県はかなり端折って、急ぎ足で金沢に到着、この町には俳人も多く数日滞在したようだ。「あかあかと 日はつれな...
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「奥の細道」を巡る‐18:「名月や 北国日和 定めなき」永平寺から気比神社へ
2021/09/28~
敦賀(福井)
「奥の細道」巡りを続けている。芭蕉は新潟県、富山県、石川県を急ぎ足で歩んで、福井県に入った。永平寺について「道元禅師の御寺なり。邦機千里を避けて、かかる山陰に跡を残し給...
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「奥の細道」を巡る‐19:「蛤の ふたみにわかれ 行く秋ぞ」奥の細道結びの地大垣へ
2021/09/30~
大垣(岐阜)
2年がかりで続けてきた「奥の細道巡り」も結びの地大垣を訪ねて一区切りつけることにする。実は大垣は地元名古屋から近いこともあり、何度も訪れている。時期的にも少し前後してお...