【速報】リューデスハイムのＷｍ

2025/11/22 - 2025/12/03

2025年も押し詰まり、キリスト教圏での最大イヴェントであるクリスマスが近づいています。
ここドイツでは、クリスマスの４つ前の日曜日からが降臨節(ｱﾄﾞｳﾞｪﾝﾄ)というクリスマス期間とされ、その間にあちこちでヴァイナハツマルクト(ｸﾘｽﾏｽﾏｰｹｯﾄ)が開かれます。

そのたくさん開かれるマルクトのうち、ライン川観光の拠点であるリューデスハイムでのそれをご覧に入れます。

なお、この旅行記は、ネームも疎かに速報版として取り急ぎアップしますので、今後少しずつ修正・加筆するかも知れません。
この点をどうぞご理解ください。

なお、表題に用いた「Ｗm」とは、ヴァイナハツマルクト(Weihnachtsmarkt)の略です。
（ドイツで一般的に「ＷＭ」と記すと、それはサッカー等の世界杯(Weltmeisterschaft)を指します。）

(
AB: Y22-Z22(xY23)
DA: Y17-Z23(xY23)
DD: Y26-Z24
ES: Y25-Z22
F:　Y24-Z22
HD: Y24-Z22
HU: Y24-Z22
OF: Y17-Z29(xY23,Z24-26)
K:　Y17-Z23(xY23)
LM: Y28-Z23
MA: Y24-Z23
MZ: Y27-Z23
RUD:Y20-Z23
WI: Y25-Z23
)

エリア リューデスハイム(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 2.5
• グルメ: 3.0
• ショッピング: 2.5
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ここは、フランクフルトを含むヘッセン州の州都、ヴィースバーデンです。
そのマルクトプラッツの背後の市庁舎と教会。

マルクト教会 (ヴィースバーデン) 寺院・教会

ここ中央駅から列車でリューデスハイムに向かいます。

ヴィースバーデン中央駅 駅

途中のガイゼンハイムの手前に、ヨハニスベルク城が見えました。
しかし、こんな出来（泣）。

Schloss Johannisberg 城・宮殿

リューデスハイムに着きました。
右の丘は、銘醸とは言えずとも有名なぶどう畑、ベルク ロットラントです。
左にはライン川。

リューデスハイムには何度も来ているのですが、列車で来たのは初めて西ドイツを周遊した約40年前だけ。そのときのこの駅の様子は詳しく覚えていませんが、今この時代になっても駅のホームがすんごく貧！
いま立っているコブレンツ方面のそれは極めてマトモですが、ヴィースバーデン（－フランクフルト）方面用は、およそホームとは思えないもの。幅も狭いし。

リューデスハイム(ライン)駅 駅

駅から町の中心に身体を向けた絵です。
右から、ライン川、線路、国道、ぶどう畑とワイン博物館、城そしてゴンドラが設置されているワイン山(Weinberg)です。

ワイン博物館 博物館・美術館・ギャラリー

駅から東へ町の中心に国道(B42)を歩いて行くと、左手のぶどう畑の奥にボーゼンブルク城(Boosenburg)があります。

右門柱の能書きに依れば、屋敷が19世紀半ばのネオゴシック建築、塔は12世紀のものとのことです。

リューデスハイムの中心に近づきました。
道路の歩道が、ヴァイナハツマルクトの会場の一部です。

会場屋台の配置図。
©WM Weihnachtsmarkt der Nationen GmbH
本物というか、読める大きさのものは、
https://www.ruedesheimer-weihnachtsmarkt.de/wp-content/uploads/2025/11/Uebersichtsplan_2025.pdf
からご覧ください。

川沿いの国道の歩道に屋台が並んでいますが、元々細いんで通るのが大変です。

ライン通り 散歩・街歩き

お決まりの、グリューヴァインにソーセージ（他）屋。

ほぼ同じ場所の夜。

いろいろな屋台が出ていて、....

その中には、地場産業であるブランデー会社のものもあります。

ぶどう畑の方向に、洒落た門を擁するホテルがあります。

ホテル リンデンヴィルト ホテル

ここから主会場であるマルクトプラッツ方向に進みます。
向こうに、観覧車とピラミッドが見えてます。

ヴァイナハツマルクトでの本来の主役、クリッペが見えてきました。

ほぼ同じ場所の夕暮れどき。

暮れてから。

クリッペ前に来ました。
そこに露出を合わせると、陽を浴びている教会が飛んでしまいます。

マルクト広場 広場・公園

陽が落ちると、教会もすっきりと。
（以下、陽の具合違いを載せてます。）

聖ヤコブ教会 寺院・教会

お約束の、キリスト降誕場面を示したクリッペ。
クリッペの原義は、馬のエサ桶。

一般的に、母マリア、父ヨーゼフ、イエス、天使、羊飼い、東方の三博士、牛、（馬ではなく）ロバがいるそうですが、敬虔でない私は確認していません。

マルクト西側から。

観覧車も電飾でキレイ。
なお、この観覧車は大して多きものではありませんが、その袂には「Riesenrat（大観覧車）」とありました。
Riesen-とは、単なる「大きい(Groß)」ではなく、「デカい」感じの形容なんですが....

アクセサリを売る店も。

マルクトシュトラーセのワイン醸造所(Zum kleinen Ortsgericht)です。

入り口から中庭を覗くと、中は賑やか！

アウスシャンク（ってなんと訳す？）のカウンタの周りにすごい人！

陽が暮れると、さらに「人」！

人出が少ない別の日の様子。
ヴァイナハツマルクトに欠かせないものの（わたし的）第一位である、グリューヴァイン(Glühwein)をここで一杯。4,-。

普通の店のそれは、安い赤ワインに香料（シナモン、チョウジ、レモンの皮やスターアニスなど）を入れて造りますが、ここはワイン醸造所ゆえベースのワインが違います。そのようなものを、「Winzerglühwein」といいます。
店に依り、Winzer～は価格を高く設定していますが、ここは並級と同じ値段でした。

ヴァイナハツマルクトに欠かせないものの（同）第二位である、豆屋です。

スタンダードものである、普通味付けのマンデルン(Mandeln)が、4,-/100g。

ヴァイナハツマルクトに欠かせないものの（同）第三位である、ブラートヴルスト(Bratwurst)屋です。
ブロェートヘンに挟まれたものが、5,-。（4,50の店もありました。）

ヴルストに飽きた私の目に留まったのが、スピースブラーテン(Spießbraten)。
串に刺した肉の意で、ここのはなんか旨そうに見えました。

焼いた肉の薄切りと玉葱を....

よ～～～～く煮込んだものを....

ブロェートヘン(Brötchen)に挟んで、7,-。
これは予想通り旨かったなぁー！

カルトッフェルプッファーの店。
摩り下ろしたジャガイモを油で揚げただけの、超ー身体に悪い喰いもん。油分はロクロク切らなくて、モノに依ってはかなり塩っぱいし。
でも、ドイツ人は好きだよねー！
食べなかったんだけど、バターが北極海の氷の塊のように浮いていたので、撮りました。

飲み物屋。
グリューヴァインが一杯４オイロですが、邦貨に換算すると約700円。
オイロ生活者にとっても高くなったと感じますが、日本からの旅行者にはさらに堪えますね！

ここでは未だ飲んだことなかった、アイヤープンシュ＋ザーネ(4,-)にしました。
卵黄と砂糖のリカー、白ワインとバニラで作られたもので、20度くらいのものです。

ところで、どーでもいいことですが、日本の衛材で「ザーネクリーム」ってのがありますが、面白いですね。「クリームクリーム」！

スープ屋。

豆、ジャガイモ、グｰラーシュなどの....

スープが、パンを器に注がれます。
くり抜いた中身はご自由に。

んで、私はチリ コン カルネ(Chili con Carne)を。10,-。
氷点下の寒い中、身体が温まりました。辛さは感じなかったけどね。
アイヤープンシュも良かったけど、クリームは要らなかったね。そこだけ冷たい。

木組みの家の、良さげな食堂。

ここはいつ来ても入ろうかなと思うのですが、店の名前を見て毎回やっぱり止めてしまいます。リューデスハイムに来て、フランクフルトはねーだろうと。
どうして、それが「Stadt Frankfurt（フランクフルト市）」なんですかね？

とんちゃん健康一番さん、知ってますか？

上の道に出ました。
「フェル>ゼ<ンケラー」の前。

ホテル フェルセンケラー ホテル

奥に、冒頭のボーオゼンブルクの塔が見えてます。

オーバー通リ 旧市街・古い町並み

右前にはロープウェーの乗場がありますが、それは「セイル」でなく、ザイルバーンと言います。（ちょっと煩いですかね？）

セイルバーン リューデスハイム その他の交通機関

反対方向。

上の道
Brömserhof(?)
Siegfried’s Mechanisches Musikkabinet

ブレムザー館 博物館・美術館・ギャラリー

そこ前からの東方向。

オーバーシュトラーセ西端の会場口。

そのオーバーシュトラーセからのドロッセルガッセ。

つぐみ横丁 散歩・街歩き

その中程からオーバーシュトラーセ方向。

ほぼ同じ位置の夜。

ワインハウス ドロッセルホフ 地元の料理

ワインを飲ませる食堂が犇めいています。

定期的に鐘の演奏がなされる塔。
位置情報の「ルーデスハイム」は、リューデスハイムです。

ブロイアース ルーデスハイマー シュロス ホテル

同じ位置の日暮れ時。
警官がパトロールしています。

駅に向かう途中。
左斜めに見える対岸は、ビンゲンです。

列車でヴィースバーデンに戻ります。
細いホームにはすごい人！ 左手の線路を貨物列車でも通過したエラいこと？

リューデスハイム(ライン)駅 駅