【速報】ヴァイナハツマルクトセゾン始まる

2025/11/14 - 2025/11/19

2025年も11月中旬。キリスト教圏での最大イヴェントであるクリスマスが近づいています。
ここドイツでは、クリスマスの４つ前の日曜日からが降臨節(ｱﾄﾞｳﾞｪﾝﾄ)というクリスマス期間とされ、その間にあちこちでヴァイナハツマルクト(ｸﾘｽﾏｽﾏｰｹｯﾄ)が開かれます。

その昔は、アドヴェント初日直前の金、土曜日くらいから催されていましたが、商魂逞しく年々早まり、ことしは今日11月17日からダルムシュタットとオッフェンバッハで始まりました。
ここでは、その様子を急ぎご覧に入れます。

なお、この旅行記は、ネームも疎かに速報版として取り急ぎアップしますので、今後少しずつ修正・加筆するかも知れません。
この点をどうぞご理解ください。

エリア ダルムシュタット(ドイツ)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 2.0
• 交通: 2.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩

ここは、ヴァイナハツマルクトでは定番のフランクフルト・ロェーマーベルクです。
毎年旧市庁舎前に飾られる、ヴァイナハツバウム(ｸﾘｽﾏｽﾂﾘｰ)の装飾が施されていました。
この記の主題である、ダルムシュタットでもオッフェンバッハでもないところですが、ヴァイナハツマルクトを見に来る訪問者には、普通見られない光景。Ｕ４を降りてここを通り掛かった、11月14日のひとコマです。
ちなみに、ここフランクフルトは、11月24日が初日です。

レーマー広場 広場・公園

ここは、ロスマルクトの会場です。

トレーラーには、屋台設営に必要なものがきちんと無駄なく収容されています。
私が半世紀前に抱いていた、（今は多くが崩れている）ドイツの几帳面な一面。

んで、今日11月17日、ダルムシュタット中央駅に降り立ちました。

ダルムシュタット中央駅 駅

路面電車で街のへそ、ルイーゼンプラッツに面する商業施設の中。
すでにというか、もちろんクリスマスのデコがあります。

Luisencenter Darmstadt ショッピングセンター

エルンスト－ルードヴィヒス－プラッツの会場。

Reiterdenkmal für Großherzog Ludwig IV 建造物

上のコマの奥から逆方向。
左手はお城。

城の中に、初めて入ってみました。
中庭です。

城博物館（ダルムシュタット） 博物館・美術館・ギャラリー

内部回廊。

正面出入り口から、マルクトプラッツ。

ヴァイナハツマルクトのメイン会場です。

奥はラーツケラー。

Darmstädter Ratskeller Hausbrauerei バー

お約束のクリスマスピラミッド。
９ｍとのこと。

反対側から。
正面はお城です。

飲み物の屋台。

今年は２CLのグリューヴァインが3,50オイロ。
これは、数少ない廉価版で、主流は４,-オイロです。
高いねぇー！

一杯飲んでみました。
ここのはあんまり美味くない。安いから??

お城を西側から。

テロ対策のひとつの、侵入車を防ぐバリケード。
ここのそれは貧だなぁー！ その都度人力でやるんだから大変。

ルイーゼンプラッツ。ここにもいくつかの屋台があります。
ここから路面電車でダルムシュタット中央駅へ。

ちなみに、ここダルムシュタットは、11月23日を除く12月23日までの開催です。

フランクフルト中央駅に来ました。
ここで乗り換えてオッフェンバッハに向かいます。

フランクフルト中央駅 駅

オッフェンバッハ－マルクトプラッツの駅出入り口。

歩いて１分で、会場に到達できます。
市役所を背にしたステージでは、バンド演奏。

ステージの奥には、お約束のクリッペ。

これまたお約束の豆屋。

ここは、ムッツェ(Mutze)というライン地方の、カーニヴァルなどの喰いもん屋です。

揚げパンというか、某（男）ドーナツ屋のオールドファッションの丸い版です。
バニラとチョコレートで、一部はバニラクリームを注入しています。
６個６オイロで、クリーム注入が３個分50セント。

この街の会場は、市役所前から南に70ｍほどです。

なお、ここオッフェンバッハでは、11月23日と12月24～26日を除く12月29日までの開催です。

シュヴィプボーゲンを模したものを屋根に載せたヴルスト屋。

振れて廻る焼き台。

お決まりのドイツ物屋。

近年は、外国物が増えてきて数が少なくなっているような....

クリスマスピラミッド、なんですが、ここにはグリューヴァインピラミッドと書いてあります。

立ち飲みスタンドのほか、小屋もあります。

南側の入り口。
警備の警官は、紙コップ片手になんか呑んでいます。
まさかグリューヴァインじゃないと思いますが、寒いからコーヒーか紅茶でしょう。
日本じゃ、それだってあり得ない。
ちゃんと有事に出られれば、それまで温かいもので身体を温めていても構わないと思うんですが、日本は未だに精神論？

ヘンな色味デコのフォイヤーツァンゲンボウレ屋。

一杯4,-オイロ。

中の呑みスペース。

オーバーシュヴァーベン(
https://de.wikipedia.org/wiki/Oberschwaben#/media/Datei:Map_Upper_Swabia_(Oberschwaben).png
)のパン屋。

ここは、その地方のディンネデというピッツァ様パンを供しています。

品書き。

上のコマ一番上の「農民風」玉ねぎ、ベーコンとチーズ付き。
アルザスのタルト フロﾑベー(de:ﾌﾗﾑｸｰﾍﾝ)似ともいえる？
美味しゅうございましたよ！

この手前まで喰いもんばっかでしたが、元来のヴァイナハツマルクトはクリスマス用品を仕入れる（＝それを売る）場で、その店を掲げるのを忘れてました。

S-Bahnで帰ります。
（了）