午後はプラナカンハイティー♪花火に軍事パレード太っ腹な建国記念リハーサル ☆シンガポール留学の旅15

2025/06/14 - 2025/06/14

2025年6月14日（土）

シンガポール14日目、午前中は「空軍博物館」を見学しました。

15時に予約している「ハイティー」まで少し時間があるのでマリーナ・ベイに行こうとしたら、フラトン・ホテル前の道路が封鎖されていました。
この状況、以前にも体験しています。もしかして…。

その予感は的中！
夜8時から、独立記念日のリハーサルの花火があるとわかっただけでなく、思いかげず軍事パレードにも遭遇して、戦車も見たり♪

ハイティーはナショナル・ギャラリーに入っているプラナカン料理の「ヴァイオレット・オン」で。
久しぶりに素敵な内装を楽しみながら、一般的なアフタヌーンティとは異なる独特な料理やスィーツを堪能しました♪

いったんホテルに戻り、夕方、またまたマリーナ・ベイに出かけます。

（旅行期間：2025年6月1日～6月16日）

エリア シンガポール(シンガポール)

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

「軍事博物館」を見学後、トア・パヨ駅に隣接するフードコートでランチ。

「ぶっ飛びスープ」を食べて、トア・パヨからMRTでやってきたのは「ラッフルズ・プレイス駅」。
昨夜、マリーナ・ベイに向かった出口とは別の所から地上に出てみました。

すると、広場にカラフルなオブジェがいっぱい！
形がマトリョーシカに似ているような。なんのイベント？

ラッフルズ プレイスの高層ビル群 観光名所

ラッフルズ・プレイスは超高層ビルが立ち並ぶエリア。
空に突き刺さるようなビルの風景に惹かれ、いつも見上げてしまいます。（^^）

フラトン・ホテルの入口の前を通り、

ザ フラートン ホテル ホテル

大きな道にぶつかると、バリケードが設けられていました。

「しばらくこの道路は通れないので、横断歩道の方向に進んでください」と係りの人に促されます。

この状況、2023年6月17日に独立記念日リハーサルの花火があった時にも体験しています。

あの時は、リバー・クルーズで「ショップス・アット・マリーナ・ベイサンズ」前の桟橋で下船して噴水のショー「スぺクトラ」を観ようと思っていました。

ところが、その日だけはマリーナ・ベイには行かず手前で引き返すと言われ、クルーズは諦めて、マーライオン側から楽しもうとMRTで移動。

「ラッフルズ・プレイス」へ行くと、今回と同じ場所にバリケードがあるだけでなく、迷彩服を来た兵士もいて、な、なにがあるの？？？

それでもマリーナ・ベイには行けたので、「スぺクトラ」を湾越しに鑑賞。

ショーが終わっても周りの人たちは立ち去らず、不思議に思いながらも駅に向かって歩いていたら、後ろから花火が上がって、えっ？

引き返そうか迷ったものの、日本のように帰りに大混雑になったら…と思いとどまったのです。

あとから花火は「独立記念日」のリハーサルだったとわかりました。
今回も6月なので花火を観れるかもしれない。
サイトをチェックしていましたが、スケジュールは掲載されず…。

でも、でも、これはもしかして？

係りの人に「花火はありますか？」尋ねると、20時に行われることがわかりました。やったぁ～！！！

【スペクトラ観に行ってリバークルーズと花火に振り回され、ツイテナイだらけで羽田＊シンガポール下見の旅5】
https://4travel.jp/travelogue/11846434

昨夜と同じルートで「フラトン・ワン」を抜けます。
正面に「マリーナ・ベイサンズ」がど～ん！

シェントン・ウェイのビル群が青空に映えています。

S夫妻に「マーライオン」をお見せすることができました♪

マーライオン公園 広場・公園

ご主人は、仕事でシンガポールに来た時にマーライオンを見たことがあるそう。
「世界3大がっかり名所」と言われていた頃です。

今のマーラインは見ごたえありでしょう？

マーライオン公園 広場・公園

絵になりますよね～！

マーライオン公園 広場・公園

マーライオンの後ろ、木立のせいで見落とされがちな「ちびマーライオン」にもご対面。

マーライオン公園 広場・公園

「ハイティー」の予約は15時。
レストランの入る「ナショナル・ギャラリー」に向かいましょう。

歩行者専用の「ジュビリー橋」を渡ります。

ジュビリー ブリッジ 観光名所

振り返ると「ラッフルズ・プレイス」のビル群、この景色もいいね～！

ジュビリー ブリッジ 観光名所

「ジュビリー橋」の先にマーライオンがいるこの風景もお気に入り。

橋の終わりに「エスプラネード・ドライブ」をくぐる通路があって、そこから「ナショナル・ギャラリー」行くルートを考えていたのに、そこも通行できないようになっていました…。

ジュビリー ブリッジ 観光名所

遠回りになるけれど「エスプラネード・シアター」近くから地下に入り「ラッフルズ・シティ」を抜けていくしかない。

その時、封鎖されているはずの「エスプラネード・ドライブ」を通っていくものが。

独立記念日リハーサルの「軍事パレード」でした。
道路封鎖はこのためだった。

白バイ隊がやってきました！

手を振ってくれる人もいて、嬉しくなります♪

消防関係？

杖に巻きつく蛇が描かれたマークのある青い車、医療関係なのは想像つくけれど、何をする車両なのだろう。

パトカーのペイントが歌舞伎調。

思いがけずパレードに出会えて、ラッキーでした♪

「エスプラネード・シアター」の壁に見覚えある顔。
久石譲さんのコンサート予告を眺めながら、

エスプラネード シアターズ オン ザ ベイ 劇場・ホール・ショー

シアター近くから地下通路に入ります。

エスプラネード シアターズ オン ザ ベイ 劇場・ホール・ショー

「シティ・リンク・モール」を通って「ラッフルズ・シティ」の地下を抜け、「キャピタル・シンガポール」から地上に上がりました。

すると、先ほどのパレードの車両がノース・ブリッジロードに移動したよう。

戦車も見ることができました♪

それは嬉しいものの、道を渡ることができない…。
予約の15時が近づいて、焦る～！

結局、シティ・ホール駅まで戻り、道の反対側に出られる出口から地上へ。
「ナショナル・ギャラリー」に急ぎ足。

どうにか15時前に「ナショナル・ギャラリー」に到着。
ホッとしたのもつかの間、入口で「今日は休館です」と。えぇっ！

レストランを予約していると言うと中に入れてもらえました。
これもパレードの影響か？

「ナショナル・ギャラリー」は旧市役所と裁判所の2つの建物組み合わせた構造で、目的のお店は旧市役所の一角にあります。
壁や柱に使われているのは大理石？

シティ ホール(旧市庁舎) 建造物

「ナショナル・キッチン・バイ・ヴァイオレット・オン（National Kitchen by Violet Oon）」に来ました。ふぅ。

このレストランは料理家・ヴァイオレット・オンさんのプラナカン料理の店で、シンガポールに展開している3店舗のうちのひとつ。
2018年9月にランチしたことがあります。

【絵画鑑賞して、ニョニャ料理食べて、夕方はチャイニーズ・ガーデンに行ってみました　懲りずにシンガポール2018年9月の旅2-2】
https://4travel.jp/travelogue/11422731

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

アイオン店では、去年の11月にお茶しました。
泊まっている「ホリディ・イン」から近いので、アイオン店に行こうと思っていたら、この時なぜか臨時休業。

それでナショナル・ギャラリー店を予約した次第。

【絶品の焼豚！廃駅行ったら海南チキン＠文東記、オーチャードでツリー巡り☆シンガポールXmasの旅2】
https://4travel.jp/travelogue/11947414

濃いグリーンを基調にしたレストラン、素敵です♪

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

広く見えますが、奥のカウンターがお店のスペースのエンド。
規模は小さい。

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

インテリアに「プラナカン・タイル」が使われています。

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

入口のファンはお花のよう。

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

ショーケースの中にはプラナカンのカラフルな食器。

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

上品でシック♪

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

雰囲気が、いいね、いいね！

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

3段のティー・スタンドが運ばれてきました。
「ヴァイオレット・オン」に来た目的は、このプラナカン料理の「ハイティー・セット」。

アイオン店でお茶した時、近くのテーブルに運ばれていくティー・スタンドに目が釘づけ。
食べたいけれど2人前から…。（T-T）

それで、ぜひにとS夫妻にお付き合いをお願いしたのです。

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

一番下の段はチャーシューまんで、ティー・スタンドの手前に置かれていたのは「ドライ・ラクサ」。

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

2段目の料理は…、
・Coronation Chicken on Wanton Skin：黄色く見えるのはワンタン。その上に冷製の鶏肉料理

・Otak on Belgium Endive：お皿代わりのエンダイブにのっているのはココナッツ・クリームを使った魚の練り物

・Kuay Pie Tee：カップ状の上部にエビも。「チャイナタウン・コンプレックス」の屋台のものより格段に美味しかった！

・Chilli Crab in Crispy Shell：クエ・パイ・ティの手前、小さいカップに入ったチリ・クラブの料理

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

一番上の段は、プラナカン・スィーツ「クエ」を始めとしたデザートの数々。

どれも美味しかった～！　お腹いっぱ～い！
頑張って食べたけれど、チャーシューまんは手を付けられず…。

ハイティーは2人前が66ドル。3人ならプラス33ドル。
コースで選べるお茶は限られていましたが、追加料金8ドル払えば、それ以外のお茶もOK。

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

お店の人が撮ってくれました～♪

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

食べきれなかった料理をお持ち帰りにしてもらいます。

ハイティーは15時～17時半まで。
ナショナル・ギャラリー店は小さいので、ランチの時も予約をオススメします。

ちなみにアイオン店はナショナル・ギャラリー店より広いせいか、平日の15時半に予約なしで座れました。

ナショナル キッチン バイ ヴァイオレット オン 地元の料理

満足してお店を出ると、壁に開催中の展覧会のポスターが。
「藤田嗣治」の絵が観れるんだ。
でも、今日は休館。残念…。

ナショナル ギャラリー シンガポール 博物館・美術館・ギャラリー

では、ホテルにいったん戻りましょう。
「シティ・ホール駅」からMRTで「サマセット駅」へ。

お土産チェックをしたいとのS夫人の希望で、ホテル近くのショッピングモール「パラゴン」の地下に入っているスーパー「コールド・ストレージ」にちょっと寄り道。

パラゴン ショッピングセンター

ひと休みしたら、花火を観に再び「マリーナ・ベイ」へと向かいます。

先ほどの逆コース、「サマセット駅」からMRTに乗り「シティ・ホール駅」で下車し、「シティ・リンク・モール」を通って「エスプラネード・シアター」に出ました。

時刻はまもなく19時半、夜のとばりが降り始めました。

エスプラネード シアターズ オン ザ ベイ 劇場・ホール・ショー

「マリーナ・ベイ」に向かう途中、またまた「軍事パレード」に遭遇。
夜にもパレードがあるんだ。

早めに来てよかったですね～！

「ラッフルズ・プレイス」方向から、車両がどんどんやってきます。

顔まで緑の人が乗ったジープが通過。

わぁ、ミサイルを積んでいる。（･o･）

迫力ある～！

パレードの車両が通る「エスプラネード・ドライブ」の歩道は腰をかけられるようになっていました。
3人並んで座れそうな場所を探しながら進みます。

思っていたより人出は多くなく、いったん座って場所を確保して、先のほうに空いた場所を見つけたらまた移動を繰り返しました。

だんだん暗くなり、「マリーナ・ベイサンズ」のライトアップも綺麗になってきます♪

エスプラネード橋 建造物

パレードがストップして、待機モード。

シンガポールの「独立記念日」は8月9日で、6月中旬からリハーサルが始まります。
たぶんこの日が2025年のリハーサル初回。

このゆるい感じがまたいいね！（^^）

夜になっても気温が高いシンガポール、その恰好、暑いだろうにご苦労さまです。

2023年6月のリハーサルの花火は、噴水のショー「スぺクトラ」が終わった後でした。
「スぺクトラ」は20時から。　あと15分ある…。

と思っていたら、いきなり花火が上がりました！

わ～い！

花火が水面に映っています♪

でも、花火はさほど上がらずに終了。
リハーサルだから仕方がない…。

1991年、2度目のシンガポールで「独立記念日」の花火を観たことがあります。
「ガーデン・バイ・ザ・ベイ」は埋め立て前で、「マリーナ・ベイ」がまだ海だった頃。

意図していなかったのですが、偶然「独立記念日」に当たりました。

あの時は「マンダリン・オーチャード（現：ヒルトン）」に泊まっていたおかげで、独立記念日のイベントがあることを知りました。

にぎわうオーチャード通りをそぞろ歩いている時に大きな花火が上がって、感激！
花火と一緒に映っているのがマンダリンなので、通りの近くであげたのでしょう。

そして翌朝、またまたビックリ！
通りにゴミがひとつもなく、その徹底ぶりにさすがシンガポールと感心したことを覚えています。

パレードが再び動き始める気配。

動き出してほどなく、後ろに続く車両が見えなくなりました。
パレードはこれで終わりかな。

「マリーナ・ベイ」に目を移すと、可愛らしいイルミネーションの船が現れました。

なんて思っていたら、また花火！

船は湾をグルグル。

20時、ベイサンズとショップスの屋根の色が変わって「スぺクトラ」が始まりました！

なんと「スぺクトラ」の最中にも花火が。（･o･）

雰囲気がよくわかるので、動画をぜひご覧ください。
https://youtu.be/MoC2S0dSYCw

20:15、スぺクトラが終了。
花火だけでなく、パレードも観て、大満足！
では、帰りますか。

と思ったら、また花火！

2025年は建国60周年に当たり、かなり力を入れていることが伝わってきます。
日本人にはわからない「独立」への想い。

後ろを振り返ると、ビルにプロジェクション・マッピング？
シンガポールに本社を置く金融グループ「UOB」のビルでした。

色が変わっていく様子をしばし楽しみました。

プロジェクション・マッピングも観たし、今度こそ帰りましょう。
20時半、マリーナ・ベイをあとにします。

「エスプラネード・シアター」が「シティ・リンク・モール」につながっている気がして、地階に下りてみます。

思ったとおり、ほかの人についていくと、駐車場の脇から地下道に出ることができました。新しい発見♪

この時は混雑もなく帰れましたが、この2週間後のリハーサルではかなり混み合ったそう。
日本ほどではないようですが、ご注意ください。

エスプラネード シアターズ オン ザ ベイ 劇場・ホール・ショー

21時前、オーチャードに戻ってきました。

ホリデイ・インもライトアップ。

ホリデイ イン エクスプレス シンガポール オーチャード ロード バイ IHG ホテル

夕飯はお持ち帰りのチャーシューまんで済ませます。
ハイティー、食べたからね。

午前中は「空軍博物館」に行って、午後、軍事パレードに遭遇。
ハイティーを楽しんで、花火が目的で行ったマリーナ・ベイでまたまた軍事パレードを観て、充実の1日でした♪

明日はS夫人の希望で「ラン園」からスタートします。
またまた盛りだくさんの1日になる予定。

ホリデイ イン エクスプレス シンガポール オーチャード ロード バイ IHG ホテル