海外旅行再開はやっぱりチェコでしょ！15.リベレツの大晦日は最高すぎた

2024/12/31 - 2025/01/01

美しい建築群を見た後、ホテルにチェックインし、2024年最後の夜は美しい劇場でバレエ鑑賞。そして年越しは広場でリベレツの人々とともに、バンバン花火が打ちあがる中で迎えました。
何度か年越しをヨーロッパで過ごしていますが今までで一番良い年越しだったと思います。劇場にも広場にも徒歩3分のホテルが良かったのかな。
もし今、今年の年末の計画を立てている人がいればリベレツでの年越しを全力でおすすめします。

〈この旅の旅程〉
2024年12月26日　CA928　13:50関空－16:10北京首都空港　トランジットホテル泊
2024年12月27日　CA841 北京首都空港3:00－6:20ウィーン空港　バスでブラティスラバへ　ブラティスラバ観光、ブラチスラバ泊
2024年12月28日　鉄道でプラハへ　プラハ泊
2024年12月29日　プラハ観光　プラハ泊
2024年12月30日　バスでヤブロネツ・ナド・ニソウへ　ビーズショップ巡り　ヤブロネツ・ナド・ニソウ泊
2024年12月31日　トラムでリベレツへ　リベレツ観光　リベレツ泊
2025年1月1日　電車でパルドヴィツェへ　数時間観光後、電車でジェールへ　ジェール泊
2025年1月2日　ジェール観光後電車でブダペストへ　ブダペスト泊
2025年1月3日　CA720　ブダペスト空港11:25－機内泊
2025年1月4日　3:35北京首都空港　トランジットホテルで休憩　CA127　北京首都空港12:00－16:00関空

エリア その他の都市(チェコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.5
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 5.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

Hotel Liberec

チェックイン時間14：00をすぎたのでホテルリベレッツにチェックイン。

ホテル リベレツ ホテル

Hotel Liberec

ここのホテルは私の好きなクラシックな雰囲気ではないですが、これはこれでお洒落な感じ。

Hotel Liberec

写真はレセプション横のロビー。
特に問題もなくチェックイン。預けていた荷物を受け取り部屋へ。

Hotel Liberec

エレベーターを降りるとすぐの所に私の部屋がありました。カードキーで開けるとクローゼットの手前にこれだけで1部屋出来るのではというぐらいのスペースがありました。広い！

Hotel Liberec

部屋。チェコのリベレツに来ておきながら壁1面にサントリーニ島？の絵　苦笑
ベッドの上にタオル、シャンプー、ミニ石鹸がおいてありました。

Hotel Liberec

1人だけどツインルームでした。確か予約したのが間際だったのでシングルルームがもうなかったんだったと思います。こちら側の壁は落ち着いています。

Hotel Liberec

テーブルにはお茶セット。この日は大晦日で年越しそばを食べないといけないので湯沸かしポットが部屋にあってよかったです。

とりあえず緑茶で休憩しました。

Hotel Liberec

そして嬉しい！バスタブ！
冬のヨーロッパはバスタブに浸かってあったまりたい。

Hotel Liberec

洗面台はシンプル。鏡の位置が高くて顔しか映らない。そして気付きました。ドライヤーがない。

レセプションで貸してくれました。

Hotel Liberec
1時間ほど休憩してまた街にくりだしました。
前日のホテルのエレベーターもレトロで驚きましたがここのエレベーターもドアの開閉が手動でした。

Hotel Liberec
ただ、手動なエレベーターでもたいていは各階の扉+かごの扉、両方がちゃんと閉まったら動くという作りになっていることが多いような気がしますがここのエレベーターはかごの扉がありませんでした。なので乗っている中から各階の扉の裏側などが見えていて驚きました。この写真、エレベーターのかごの中の写真ですが、黄色と黒のシマシマの左側はエレベーターのかごではなくフロアのエレベーター扉の裏です。

思わず動画に撮ってしまった。動画載せてる旅行記を見たことがあるから乗せたかったのですが、やり方がわかりません。

Hostina obrů - Autobusová zastávka

先ほどホテルで休憩中にツーリストインフォメーションでもらった観光マップを見直し、まだ見ていないところをまず見学。
これはバス停留所ですがオブジェで飾ってあって観光名所になっている？のかな？

Moskevská

あとはぶらぶら、心配性なので翌朝いく鉄道駅を確かめに行きましたが、途中まで行って後は多分まっすぐ行くだけだからと引き返しました。トラムで行くし…。
またトラム内の券売機でカードがエラーになったら困るのでトラムのチケットを事前に買っておこうかとも思いましたが、まあ乗る前にトラム停の自販機で買えばいいかと買いませんでした。

ぶらぶらしていたら大分暮れてきました。

Restaurace Plzeňka - Duli

モスケブカー通りを歩いているとこれも綺麗な建物。旧市街広場のすぐそばのせいか、大晦日でもレストラン営業していました。

Hotel Radnice

旧市街広場を囲う建物のアーケード。ホテルラドゥニチェ（市庁舎）部屋から市庁舎と広場が見えるんだろうなあ。
このホテルも良さそうです。

ラドニツェ ホテル ホテル

Liberec Town Hall / Liberecká radnice

多分この角度で見えるんだと思います。

Liberec Town Hall / Liberecká radnice

ライトアップすると更に美しい広場。
旧市庁舎、クリスマスツリー、噴水。この後、多分ここでみんなが花火をあげるだろうと期待。

Hotel Liberec

16:54、ホテルに戻ってきました。
写真はホテルの廊下からの景色。私の部屋から見える景色とは反対方面。

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy
18:25、劇場へ向かいました。劇場（右の建物）はランチを食べた市庁舎レストラン（左の建物）のすぐそば。

この日の公演チケットは公式HP
https://www.saldovo-divadlo.cz/
で買おうとしましたが、このHPチェコ語とドイツ語のみで英語すらない

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy

決済するのにわからない言語でするのも不安だったので、Emailで希望の座席を書いて、チケットを取り置きしておいてもらえないか問い合わせしました。返事がなかったので当日券買おうか、残ってるかなと思いかけた5日後、「予約しておきました」とシンプルな英語の返信がありました。

そのチケットを無事に受け取り、劇場内に入場。入り口のドアが2重扉になっているのは寒さ対策でしょうか。その扉も趣があります。

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy
エントランスホール。

メールに気づいてもらうまでに売れたのか、希望の座席より2席ぐらいずれていましたがそれぐらいなら問題ありません。
エントランスホールも美しい。

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy
エントランスホールのシャンデリア

まばゆい…。

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy
壁や天井の装飾も綺麗です。
ここでチケットのもぎりがあり、座席の場所（そこの階段で上に上がって～）や、クロークは上の階にあるなどの説明を受け、

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy

ウェルカムシャンパンとフォーチュンクッキー、売店で使える割引券をいただきました。2018年の大晦日、クロアチア、ザグレブでバレエを見た時も幕間でシャンパンを無料でふるまってました。ヨーロッパは大晦日はシャンパンサービスされるのかな？

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy

柱も天井も階段も美しい･･･

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy

シャンパンを飲み終わって、座席にむかうため階段を上っていきました。

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy

2階以上は結構シンプルな内装でした。窓から周囲の建物のライトアップが見えていました。郵便局かな？

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy

上の階にバーもありました。こちらでは多分販売していたのだと思います。で、さっきもらった割引券なんかも使えてたんだと思います。

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy

クロークにコートを預けて席に向かいました。

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy

一番上のブロックの席です。割とこじんまりとした印象。

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy

上のブロックなので天井が近いです。綺麗です。

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy
この日の演目は「ZKROCENÍ ZLÉ ŽENY」
自動翻訳するとどうもシェイクスピアの『じゃじゃ馬ならし』みたい。

始めてみる演目でしたがバレエダンサーの皆さん、叫び声など声をだす演出で驚きました。

F. X. Šalda Theater / Divadlo F. X. Šaldy

日本人のダンサーさんも活躍されていてこちらまで嬉しくなりました。良いもの見せていただきました。

21:10、劇場から徒歩3分でホテルに戻りました。劇場に近いホテルって良いわ～。この時点ですでにそこらへんで花火が上がっている音がバンバンしていました。

Hotel Liberec

24時前には市庁舎前広場に行きたいのでこの2時間半でお風呂、晩御飯（年越しそば）。
ホテルの部屋の窓からは住宅街ビューでしたがここからでも花火が所々あがっていました。向かいのマンションの屋上でもあげてる人がいました。

あまり早く行っても寒さに耐えられるか、トイレに行きたくなって肝心のカウントダウンの瞬間を待たずにホテルに戻ってくることになってもいけないので25分前、23：35にホテルを出ました。

ホテルを出た瞬間からバンバンすごい音がしていました。

市庁舎前広場に行き、市庁舎も見えるベストポジション？ゲット！

24時になる前から、バンバン花火が上がっていました。
これ動画載せたかったな～。たくさんの人に見てもらいたい。

プラハで年越しする予定が予算の都合でリベレツの年越しになりましたが、人が多すぎず少なすぎず、ホテルはすぐそばでリベレツにして却ってよかったんじゃない？

ヨーロッパの年越しの花火はたいてい市民が勝手にあげてます。
個人が買ってにやる花火がこんなレベルってすごい。
花火が近すぎて火の粉とか飛んできそうで怖いぐらい　笑

カウントダウンがあったわけではなく、24時を迎える前から派手に花火が上がっていたので正直いつが年を越した瞬間だったのかわかりませんでしたが動画見返したらみんながヒューヒュー言い出してた瞬間があったのでそこだったのかな。

2025年1月1日　0:20
まだまだ花火は勢いも衰えず続いていたので後ろ髪引かれましたが明日も朝早いのでホテルに戻りました。

道中、あげた花火の残骸

ホテルにもどり、自分の部屋の階へ。私の部屋はエレベーターのすぐそばの部屋だったのですが、もしかして…と部屋の前を通り過ぎ、廊下を奥の方まで進むとその先には市庁舎の塔と花火が目の前に見えるガラス張りのスペースがありました。ほかの宿泊客お二人がここで花火見物。

なんだ、ここで見たら温かい中見ることができたんじゃない。
ちょっと手前の建物が邪魔する部分はありますが、なかなかの特等席。
明日も早いからと切り上げて帰ってきたのにここで5分ぐらいまた見てました。

Šaldovo Náměstí

おはようございます＆あけましておめでとうございます。
2025年のスタートは5:30起床、7:00チェックアウトしてトラム停に行ってみると予期せぬ事態が。トラムが全然ない。一番早いので30分後。

電車は8:05発。ホームの確認もしたいから10分前には駅に着きたい。ここから確かトラムで15分、徒歩だと30分ぐらい？
30分後にほんとに来るかもわからない。もしここで7:30になってもバスが来なかったらそれこそ泣く！

よし、歩くか！とスーツケースを引きずりながらガラガラと歩きました。トラムのチケット買ってなくてよかった。無駄にするところだった。
街には一晩中花火＆飲んでたんだろうなあという人もチラホラ。
前日念のため途中まで歩いて下見に行っていたにもかかわらず、不安になって途中で駅はこの方向であってるかと聞いてしまいました。その時の男の子がこれがまた親切で、翻訳アプリで訳してまで教えてくれました。
途中から結構な登り坂。写真は駅の近くにあった建物。入り口辺りがアールヌーボーで綺麗です。

リベレツ駅　nádraží Liberec

リベレツ駅に到着したのは7:20。意外と早く着きました。

リベレツ駅　nádraží Liberec

リベレツ駅の中に入るとクリスマスツリーもまだあって、人もチラホラいるし明るい雰囲気で安心。電車が何番ホームに入ってくるかの表示を見ても私が予約してる電車は出てませんでした。

リベレツ駅　nádraží Liberec
切符は旅行前に私がwebで購入してプリントアウトして持ってきてました。
ここから次の街Parudbiceまで予約したのはチェコ鉄道ではなくARRIVAという私鉄。切符売り場がチェコ鉄道とは別にありましたが

リベレツ駅　nádraží Liberec
5:30から、早！多分、電車が動いてる時間に合わせて開いてるんだろうけどさすがに正月は7：30～で開いてない。
7:30まではおとなしく待ってましたが7：30になっても開かなかったので

リベレツ駅　nádraží Liberec
「それはあっちで聞いて」と門前払いされるかなと思いながらも、向かい側にあったチェコ鉄道の窓口でチケットを見せてこの電車は何番ホームに入ってくるのか聞くと「まだ早いから表示されてない、表示されるのを待って。」との返事。

リベレツ駅　nádraží Liberec
7:45、ようやく表示されました。私が乗る電車は4番ホーム！

リベレツ駅　nádraží Liberec
線路の下の地下道を通ってホームに向かいます。4番ホームはエレベーターがなかったので土産のビールが入ったスーツケースを持って上がるはめに。

リベレツ駅　nádraží Liberec
ホーム。8時前、ようやく明るくなってきました。

リベレツ駅　nádraží Liberec
この電車でパルドビツェまで移動します。

次の旅行記は、乗り継ぎの時間を利用してパルドビツェ観光です。