海外旅行再開はやっぱりチェコでしょ！17.ジュールで夜の散歩

2025/01/01 - 2025/01/01

帰国便が出るブダペストに行く前にジュールで１泊しました。以前、ウィーン空港から帰国する時になるべくオーストリア寄りのハンガリーの都市で前泊を検討したことがあり、その時にジュール駅そばのホテルに目を付けていました。今回そのことを思い出し、この機会にジュールの街も散策しました。
ところでこの町、このサイトでは「ジュール」と表記されていますがグーグルマップでは「ジェール」と表記されています。ハンガリー語では「Győr」、私は最初「ギョール」かと思いました。

〈この旅の旅程〉2024年12月26日　CA928　13:50関空－16:10北京首都空港　トランジットホテル泊
2024年12月27日　CA841 北京首都空港3:00－6:20ウィーン空港　バスでブラティスラバへ　ブラティスラバ観光、ブラチスラバ泊
2024年12月28日　鉄道でプラハへ　プラハ泊
2024年12月29日　プラハ観光　プラハ泊
2024年12月30日　バスでヤブロネツ・ナド・ニソウへ　ビーズショップ巡り　ヤブロネツ・ナド・ニソウ泊
2024年12月31日　トラムでリベレツへ　リベレツ観光　リベレツ泊
2025年1月1日　電車でパルドヴィツェへ　数時間観光後、電車でジェールへ　ジェール泊
2025年1月2日　ジェール観光後電車でブダペストへ　ブダペスト泊
2025年1月3日　CA720　ブダペスト空港11:25－機内泊
2025年1月4日　3:35北京首都空港　トランジットホテルで休憩　CA127　北京首都空港12:00－16:00関空

エリア ジュール(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 徒歩
• 航空会社: 中国国際航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

パルドビツェからブダペスト行きのレギオジェットに乗り込みました。この電車は多分、プラハが始発で、始発駅から大多数が乗っていた感じ。パルドビツェで私を含めた数名が乗り込んだらもう満席でした。
私は事前に公式HPでチケットを購入、その際に座席指定の画面も出てきたので座席指定していましたが、どういう買い方をしたのか座席がなくて車両の連結部近くに立っている乗客もいました。

私の席の隣の人が同行者と席が少し離れてしまっていたので席を変わってあげたらすごく喜んでくれました。

regio jetはスタンダードシートでも無料の水が配られました。カプチーノも無料でもらえると聞いていたのでお水を配ってたスチュワードさんに聞いてみると注文はアプリからのみ、と。チケットを購入した公式HPのアカウントからはできないかと確認してもウェブでも無理でアプリのみ、と。

通常の生活圏でこの先も使う予定があるならアプリをダウンロードしてもいいかと思いますが、この先また来ることあるかなあ。カプチーノ1杯のためならもうあきらめようか、とも思いましたが

車内のwifi環境を試してるうちに、ダウンロードしてみるかあ…と結局アプリをダウンロードしてカプチーノを頼みました。

そしてこのregio jet、噂には聞いてましたが車内販売が安い。この時だいたい1kc（チェココルナ）＝7円、おいしそうなチーズやハムを挟んだクロワッサンサンドが175円？

お寿司もあるよ！630円？
先ほどボリューム満点のニョッキを食べたところだったのでこの時はお腹いっぱいでしたが、下車直前に頼んでホテルで今日の晩御飯に食べようか･･･などと考えましたが

頼んだカプチーノもすごく時間がかかりました。
下車直前に受け取るように頼むのが無理っぽいのでお寿司は諦めました。

そしてこの車内でトラブルが2つ。
1つは私のスーツケースからまた液体が漏れてました。先ほど漏れ出したチェコの缶ビールを捨てたのに、これは大丈夫だと残していたものからまた漏れてたようで…。

rregio jetは飛行機の座席のように各席にモニターが付いていて、映画や音楽やゲームが楽しめます。こんなサービスがあるのに価格はチェコ鉄道やオーストリア鉄道よりも格安となると絶対こっちだと思うのですが…。

ウィーン中央駅で多くの人が降り、多くの人が乗ってきました。私はちょうど車両の端の方、スーツケースを置くスペースのそばの席でした。
めちゃくちゃ大きなスーツケースの人も何人か。スーツケース置き場も飽和状態で通路にはみ出し、自動ドアが閉まらない状態になっていました。すると…乗客のおじさんが怒り出しこのスーツケースは誰のだ？と大声で車内に訴えかけました。誰も名乗り出ないと叔父さんは余計にヒートアップ。そのうちそのスーツケースの持ち主だったのか、若い女性客と口論になり乗務員さんが止めに入ったりもしてました。
旅を重ねるほど化粧品などの消耗品は自分が使う量がわかっていき（意外と量は使わない）、私は冬のヨーロッパ10日間でも機内持ち込み可能な大きさのスーツケースで行けてしまうので大容量のスーツケースを持って旅行するのは自身も大変だと思うのですが…。移住する時とか帰省で地元の食材などそこでしか手に入らない物を持って帰る必要があるとかならあのバカでか荷物もわかるけど、そうじゃない人もたくさんいそう。

ウィーン中央駅 駅

昔パックツアーに参加した時に炊飯器持ってきてごはん炊いてる人がいましたが、旅行の時は荷物はミニマムにした方がいいと思う。そしてこれも昔の話、よく一緒に旅行に行っていた友人は日本から大量のお菓子を持ってきて私にもくれていましたが、私はどうせなら滞在先のお菓子を試したいし、荷物は最低限にした方が･･･。

日本でも新幹線の荷物で問題になってる投稿なんかもよく見かけるし、ほんとなんとかならないものか。

ジュールに到着し、電車から降りる時に急な段差があって、小さいと言えスーツケースを下ろしにくかったですが、先ほど席を変わってあげた人たちもここで下車してて手伝ってくれました。

駅構内を出て、ライトアップされた市庁舎の前を横切ったら

もうそこに予約していたホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rábaがあります。
1Fの電気が煌々とついているところはレストランですが、ホテル予約サイトに掲載されていたレストランの写真の雰囲気がアンティークな雰囲気で惹かれていました。ダニュービス系列のホテルは2019年にブダペストのホテルゲッレルートに宿泊したことがあり、その時の良くも悪くもクラシックなイメージも引きずっていましたが

Danubius Hotel Raba ホテル

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába
フロント
意外とシンプル＆モダンな感じ。
フロントはスタッフ一人で対応しておられ待たされました。後ろにほかのスタッフがデスクワークをしてるのが見えていましたが、出てくることはありませんでした。

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába
フロント横にレストランへの入口がありました。クリスマスツリーも。

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába
レストラン前の階段はまだちょっと雰囲気ある感じですが

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

他はクラシックな雰囲気はありませんでした。でも清潔感ある綺麗さでよかった。
ロビーのこの絵はジュールの夜景かな？

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

私の部屋はエレベーターからはけっこう遠かった。でも、これが良かったです。

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

部屋に入って左手のドアがバスルーム。もちろん予約時にバスタブ付きの部屋をリクエストしていました。

ドキドキしながらバスルームの扉を開けたらちゃんとバスタブありました。良かった。今日はお風呂に浸かること以外にもしないといけないことがあるので！！

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

部屋の中は清潔＆シンプルな感じ。ツインルームのシングルユースでした。
鏡がついているタンスを開けると

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

ハンガーと荷物置き。

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

ベッドサイドの机に電話とメモ、ペン

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

冷蔵庫と金庫もありました。冷蔵庫には無料のお水サービスが入っていました。

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

ガラス戸も開きました。
そして窓からの景色は・・・

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

正面にうっすら雪化粧の公園

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

ライトアップされた市庁舎が見えました。
エレベーターから遠かったですが、こちら側の部屋で良かった！

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

もう19時を過ぎているのでさっさとジュールの夜景を見に行きたいところですが、明日の朝までに乾いていないと！
スーツケースの中で漏れたビールが付いた服の洗濯が先です。このバスタブでセーターもコールテン素材のズボンもパジャマ代わりに来てた長袖Tシャツも、じゃぶじゃぶ洗い流しました。

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

バスルーム情報その他：ドライヤーもバスルームにありました。

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

シャンプー、シャワージェルは備え付けの物がありました。
ハンガリーのフルーツからできたホテルオリジナルの物？

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

脱水機が無いのが辛いですが、洗濯物をバスタオルに巻き込んで青竹踏みの要領で水切りして（この方法は昔HNKで狂言の茂山宗彦と黄川田将也さんがチェコを自転車で旅する番組の中で茂山さんが披露してて、やってみたらほんとに乾くのでそれ以来私も旅先では必ずこの方法で洗濯物を乾かします）、暖房器具のそばに干しました。

ホテル ラバ シティ センター Danubius Hotel Rába

洗濯でちょっと疲れましたが、ジュールの夜景が見られるのはこの時だけ、19:56、夜の散歩に出発。
右下にある電光掲示板、1℃てなってます。

バロッシ・ガーボルの像から始まるバロッシ・ガーボル通りを北へ歩いていきました。

バロッシ・ガーボル通り

クリスマスマーケットだったのか？屋台もこの日は全部閉まってました。

バロッシ・ガーボル通り

通り沿いの建物がここもまた美しい。ガラス戸のウネウネのアイアンも、ドア周りの漆喰の装飾も。

バロッシ・ガーボル通り

割と人通りも多く夜でも怖い雰囲気はありませんでした。

Szabadsajtó St

路地も良い雰囲気
イルミネーションが心踊らせるのか･･･

キラーイ通り　Király u.

木の枝に津いている丸いぼんぼりがかわいい
この三叉路どっち行こうか迷う！

イェドリク・アーニョシ通り　Jedlik Ányos u.
適当に歩いていると

セーチェニ広場　Széchenyi tér
大きな教会がある広場に出ました。
ベネディクト会修道士教会

セーチェニ広場 (ジュール) 広場・公園

カルメル教会　Győri Kármelhegyi Boldogasszony templom

この街も教会がたくさんありました。こちらはカルメル教会

カルメル教会 寺院・教会

カルメル教会　Győri Kármelhegyi Boldogasszony templom

この角度から見ると全然違う建物に見えますが、上の写真と同じカルメル教会。

右が大聖堂　Basilica of Győrの塔

左が司教の塔かな

司教の塔 建造物

カスィンツィフェレンツ通り　Kazinczy Ferenc utca
この通りのイルミネーションはツリーやベルや星

Aradi vértanúk útja
ここも！
どこも開いていない正月の夜ですがライトアップを見てるだけでも楽しめました。

Virágpiac tér

ハンガリー語の読み方が良くわからない。ヴィラーグピアーツ広場でいいのかな？
大きなクリスマスツリー

ジュール駅前の公園
ここにも写っていますがGyőrのネオンサインが街の何カ所かにありました。

ホテルに帰る前に、明日のブダペスト行きの切符を調べに駅に寄りました。

ジュール駅で明日のブダペスト行の電車確認

passemger trainなら1時間に1本あって2520フォリントか～。時間気にして行動するより、明日乗る時に買おうかなとこの時は購入せず。

また市庁舎の前を横切ってホテルに戻りました。
ホテルの部屋のドアを開けたらビール臭かった。明日までに乾くかな。