2025/07/17 - 2025/07/20
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binchanさん
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台湾で「台鐵全駅訪問」というチャレンジをしているのですが、同時に「全縣政府撮影」(外観を撮影すればよい)というのもやっています。こちらも始めて15年になりますがコンプリートしていません。
が、今回新竹縣政府を撮影したことにより本島にある縣は撮影完了し、残るは離島県の連江縣のみとなりました。
2010-02宜蘭・南投
2010-07台北・台中・台南・高雄(いずれも現在は市)
2011-10金門
2012-04台東
2013-07桃園(現在は市)
2014-07苗栗
2014-10屏東
2015-07嘉義
2016-04花蓮
2017-07雲林
2018-12彰化
2019-07澎湖
2025-07新竹
連江縣撮影と同時に、今後は台灣省政府と直轄/省轄市政府の撮影も進めようと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
7月19日土曜日 旅行三日目
8:30、竹北口バス停へやってきました。走った甲斐あって代替案のバスには間に合ってそうです。
が、なんかおかしい。バスの方向が逆じゃん。反対側のバス停で待たなきゃ。 -
信号待ちももどかしく、大急ぎで反対側のバス停へ。
あれ?すぐ来るはずの快捷8號の案内がない。また間違ってる!!?
おそらく始発バス停を発車してないからでしょう。発車しててもバスが発する信号をキャッチしなければやっぱり反映されない。快捷8號は始発からここまで一区間しかないのでまだ表示されていないのかも。こういった情報はあくまでもバスの到着予測であって時刻表ではないのです。ということで一応バスアプリを開いて確認しました。 -
8:34、バス乗車。
よかった、予定のバスに乗れました。
乗り込もうとすると運転手さんに「どこまで?」とぶっきらぼうに聞かれました。「快捷8號ですよね?」と答えると「そうだ」と返事がありました。なんだか不機嫌そうな運転手さんだなあ。
バス停が立て込む市街地をぶっ飛ばしていくバスでは、下車ボタンを押しても「どこで降りるんだ」と聞かれることがあります。あまりにも不機嫌そうな運転手さんだったので、ボタンを押した上で自主的に「縣政府で降ります」と申告しました。ところが返事なし。声量が足りなかったのかなと、「縣政府で~」と大声で繰り返そうとしたら、「わかってます!」とぶっきらぼうに返事されました。
新竹は縣のバス、新竹市のバス、竹北市のバスと管轄が分かれている上、参入しているバス会社が何社もあります。管轄ごとにバス停が違うし、会社ごとにバスの仕様も違い、車内の電光表示のない車両だったり、アナウンスの音量が極小の車両だったりすると乗っていて安心できません。都会のバスは難しい。 -
8:41、縣政府で下車。
-
縣政府撮影。これで本島の縣政府はコンプリート。
土曜日だけど人の出入りがあるし、中に入れるかなと近づいてみたのですが、すぐ前にいた人が守衛さんに「どの部署にいきますか?」と聞かれていたので断念。一人一人チェックしているみたいです。防空演習も強化されたし、いろいろセキュリティが厳しくなってるのかも? -
次の見どころへと歩きます。路上に爆竹のあと?
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豆子埔溪の河川敷。
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大きな公園がありますね。この門とかも古いものかな?
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野外イベントを行う公園みたいです。門は多分新しい建物。
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地下道の入口があったので入ってみます。道路の向こう側に行きたいので。
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なんだ、駐車場の入口か。
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9:03、道を渡って目的地到着。
新竹縣文化局の施設が集まる場所です。 -
文化広場、美術館、縣史館(歴史資料館)、図書館、劇場などがあります。
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美術館(無料)。
一瞬入ろうかと思いましたが、ここに来た目的を果たしてからにすることに。(結局入ることはありませんでした。) -
目的地はこちら「縣史館」。
清代の石碑を探しています。文化資産局のHPによるとここにあるらしいのです。 -
適当に展示を見て回ります。目はひたすら石碑を探していますが、こんなところにはなさそう。
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石碑があるっぽい展示は見当たらず。
諦めようと思ったところで、暇そうな(失礼!)学芸員さん(らしき人)を発見。石碑の写真を見せながら「これを探しているんですけど」と聞いてみました。 -
ありました~。めっちゃわかりにくいところにあった!聞いてよかった。
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「湳子河義渡碑」というこの石碑は、渡し船の利用ルールと由来が記されたもので、1809年に建てられたものだそうです。
今ほど橋が多くなかったころ人々は渡船で河を渡るのが日常で、このような石碑はそう珍しくなかったのではないでしょうか。そんなありふれたものが、今まできれいに残っているところが貴重なのだと思います。 -
碑文はかなり薄れていますが「義渡碑」の三文字ははっきりと読めます。
案内してくれた方がいろいろ説明してくれました。「義渡」と呼ばれる渡し船は料金が必要なかったとか、その方が幼いころはまだこのあたりに渡し船があったとか。昔の河川はもっと水深があったので渡し船だけでなく荷物を運ぶ船も通っていたそうです。 -
真ん中の小さな扉の向こうに石碑があります。鍵がかかっているので、開けてもらわないと近くでは見られません。普段はガラス越しに見るんだそう。
石碑については予習がしてあるので、学芸員さんの説明もおおよそ理解できました。説明のお礼を言いがてら日本人だと言うと、日本語の記事がある冊子をくれました。 -
館内の展示の説明もしてくれました。
新竹は風が強いことを利用した産品が有名とのこと。ビーフンはその代表格ですね。右下のはカラスミ。 -
これまで見てきた地域で登場する歴史人物はみんな客家人だったし、これから見て回る地区も主たる住民は客家人(広東省から台湾に渡った人々)。でも海に近いほうの平地には閩南人(福建省から台湾に渡った人々)が多いんですね。そして客家人より古くから住んでます。
学芸員さんが「科技人」が入ってくるまでは新竹は田舎だったと言っていました。IT産業で働く人々を一民族のように「科技人」と表現しているところが面白いです。 -
昨日見てきたあたりのことも紹介されてます。
-
大覇尖山。
新竹縣から見える有名な山だそうです。台湾好行(観光用の路線バス)の観霧線に乗って山奥まで行くと見られるとのこと。 -
右の方が学芸員さん。お世話になりました。
手に持っているのがもらった冊子。 -
出土物とかも説明してもらいたかったけれどバスの時間が…
9:32、縣史館を出てバス停へ。 -
9:40、地政所バス停到着。
シミュレーションでは9:49頃に5621番バスが来るはずなのです。iBUSアプリを開いて確認。9:30に新竹を発車しているはずなので運行が確認できるはず。
が、アプリ上を運行しているバスがない。
なんで?
グーグルマップの路線情報を見てみると、そのバスは着々とこのバス停を目指して動いているんですけど?アプリの方に何か通信障害でも?
気になるのはここに5621の站牌がないこと。もしかしてバス停位置を間違えてる? -
アプリのバス停位置を見ましたが間違ってません。
しかもグーグル上のバスはすでにこのバス停の前を通り過ぎたことになっています。
なぜ?
地図上の15が地政所。バスはこのように回り込んで来るため進行方向は目的地とは逆になります。待っている側を間違ってる?いやいや、たとえ反対方向だとしてもバスが通り過ぎていけばわかるはず。 -
バス会社が人員不足のため間引き運行をしているという情報がありますが、このバスは該当じゃないはず。
-
9:54、仕方ないので(懲りずに)グーグルで代替プランを検索。行けと言われたバス停へ歩きます。
-
9:56、到着したのは仁義路口のバス停。
ここに間もなく5620バスが来るとグーグル様はおっしゃるのですが…。やはりグーグル上を架空のバスが通り過ぎるだけ。なにこれ?私の頭がおかしいの? -
そんな時やるべきことはただ一つ。同じバスを待っている人に聞く。
しかも待っていたのはおばさん。これは幸運です。
この方も当初私と同じように、バス来ないわねえ~という風情で道路を見ていたのですが、ある時スマホを確認するとあきらめたように座ったのでした。何か情報があったのかな?
話しかけてみると私と行き先が同じとのこと。状況はわかりませんが、この人についていけば大丈夫と言うことで一安心です。本当に助かった。おばさんって神。 -
10:12、ようやくバスがやってきました。
そのバスは5621番バス。どーゆーこと?
確かに5621バスもここを通る。通るけど、9:30新竹発の次は11:20のはず。考えられるのは9:30発がかなり遅れてやってきたということ。市街地ならそれくらいあり得るかなと納得できるものの、じゃあ地政所で待っていた時グーグル上を走っていったあのバスは?
推測ですが、グーグルの路線情報で利用している運行データは、出発地の時刻表から計算して生み出したもので、実際に運行しているバスのGPS情報ではないのかもしれません。なので大幅に遅れた場合は現実との乖離が激しいのかも。
そしてバスアプリに表示されなかったのは、始発地の新竹に着く前の運行から遅れており、9:40頃でも新竹を出発できておらず運行情報がなかったのではないでしょうか。しらんけど…。
波乱のバス旅はこれにてひと段落。この後は順調に移動します。
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