内灣線と新竹縣02　新莊站・千甲站

2025/07/17 - 2025/07/20

台湾では台鐵の全ての駅を訪問するというチャレンジをしています。
停車時間にホームに下りるだけでなく駅自体を利用することを要件としていて、駅名標（站牌）と駅外観の撮影を必須にしています。現在台鐵の旅客駅数は242。そのうち今回の訪問終了時で140を完了しています。コツコツやってるつもりですが、台鐵もコツコツと駅数を増やしておりまして…。コンプリートできる気がしません。（初期の訪問駅では撮影要件を満たしていないところもありますが、140には算入しています。）
昨年の台湾旅行では駅訪問数を稼ぐことに集中するあまり、周囲の観光がおろそかになりがちでした。今回は訪問先が観光路線の内灣線でもあるので、ちゃんとした観光にも努めました。そのつもりではあったものの、結局詰め込みすぎて心残りだらけなのですが。

内灣線のうち、縦貫線と共通の２駅（新竹と北新竹）はすでに訪問済みなので今回は行きません。再訪の六家站を含め、12駅を訪問しました。

エリア 新竹(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: 鉄道 徒歩

7月17日木曜日　旅行一日目

16:02、この後は新竹側にある二つの駅を巡ります。
まずは新莊站の外観です。

新荘駅 駅

鉄道を通勤用に利用しやすくする（捷運化）計画の下で、2011年に新設された駅です。開業当時は新竹科學園區に近いということで「竹科（新莊）」という駅名でしたが、2013年に地名由来の「新莊」に改めたのだそうです。

新荘駅 駅

駅前にはちょっと不気味なオブジェ。

高架下を利用した駅舎。

コインロッカーがあります。
内灣線でコインロッカーがあるのはここと新竹站だけ。

駅構内。

改札。
内灣線で乗降客数トップスリーの駅です。

ホームへと向かいます。

站牌撮影。
新竹縣ではなく新竹市東區に位置しています。

ホームの様子。

駅の西側は高層ビルが林立する風景ですが、

東側は田園風景。こっち側は新竹縣なのよ。

16：09の區間車1747でお隣の千甲站へと向かいます。

16：13、千甲站。
この駅も2011年に新設され、駅名は当初「世博（千甲）」でした。由来は2010年に開催された上海万博の台灣館が近くにあったからだそうです。そして2013年に地名由来の「千甲」に改められました。

それにしても、2010年当時（馬英九政権時）は、中国の万博に台湾が参加してたんですね。

千甲駅 駅

この駅も新莊と同じく新竹市東區にあるのですが、こちらは周囲すべて田園風景。新竹市だからといって全域に高層ビルがあるわけじゃないんですね。

乗降客数は新莊の７分の1くらいしかありません。ホームも閑散としてます。

反対方向。

改札などは下（地上階）にあります。構造は新莊と同じ。

アート作品が展示してありますが、これは台湾夢工場計画とは関係ないもの。

作品名は「枕石漱流　磊」。
客家の堅実な精神を表しているようです。

駅の外に出てみました。

無人駅ではないけれど、コンビニや自販機などはナシ。ベンチでお年寄りが集まって詩吟のようなものを練習していました。

大きな通りにも面していません。夜とか怖そうですね。

この後は周辺を観光します。