2025/06/06 - 2025/06/06
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kirinbxxさん
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虎丘観光の次は、蘇州四大庭園の中で最大規模の拙政園の見学です。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
地下鉄6号線の「拙政園博物駅」の2番出口を出るとすぐに蘇州博物館があります。午後4時近くですがまだすごい行列です。明日の朝また来ます。
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ここから拙政園まで150メートル。
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拙政園の入園料は、
・ハイシーズン(4~5月、7~10月):90元
・オフシーズン(1~3月、6月、11~12月):70元
60歳代は半額で、70歳以上は無料。
「入場券は現地では販売されておらず、インターネットから時間指定入場券を購入する必要がある。」という情報がありましたが、普通に窓口で買えました。 -
拙政園は、明代(1505~1566年)に建造された広大な中国庭園で、その面積は5ha以上に及び、多くの庭園が所在する蘇州の街においても最大の庭園かつ最も代表的な庭園として広く知られています。1997年には「蘇州古典園林」の一つとして世界遺産にも登録されました。
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敷地の約6割が蓮池で占められていて、自然や水がふんだんに取り入れられた光景を見ることができます。
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拙政園は大きく東園・中園・西園の3つのエリアに分かれていて最初が東園です。とても広い庭園なので、ここは軽く見学してハイライトの中園に進むのが良いとされています。
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あちこちに亭(東屋)がありますが、何処も人で一杯。平日の夕方なんですけどね。
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ちょうど蓮の季節です。朝来れば蓮の花が綺麗なんでしょうね。
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お約束の太湖石の築山。不規則で透かし穴が多いのが特徴の太湖石は、「虚と実」「陰と陽」を表現するために庭園に配されているのだとか。
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中園の「遠香堂」からの蓮池の眺めが拙政園の最大のハイライトです。報恩寺の北塔を借景とした光景として有名です。
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拙政園の中心部にある代表的な建築のひとつ「遠香堂」。拙政園の詩的構成を象徴する一画です。
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意外なことに窓がステンドグラス風のガラス張りでした。
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園内のあちこちで撮影会が行われていました。ブームなんでしょうか。
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園内は、この様な通路でつながれているので、撮影会があると渋滞します。
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中国庭園の池でお約束のスモーク。
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竹林庭。竹は古来より「君子の徳」を象徴し、まっすぐ・節操ある姿が儒教的理想と結びついています。
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立派な盆栽も沢山ありました。
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こちらは、池上の亭(東屋)。水面への映り込みが意図されており、「景中に景を見る」美学の体現だそうです。
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中園にある円形の月洞門。「一歩踏み出せば別の詩境」という、江南園林特有の哲学的演出の一部だそうです。
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こちらにも立派な太湖石がありました。
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ユネスコ世界遺産登録を示す公式プレートがありました。
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伝統的な文人空間(書房)としての構成が非常に美しく、まるで宋や明代の士大夫の私邸に迷い込んだような趣があります。
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こちらは南出口にあった案内パネル。QRコード読み取りにより、スマートフォンで園内解説を聞くことができるようですが、入り口に欲しかった。。。
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運河と小舟が絵になります。
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夕食を求めて、白壁と運河、文化店舗が並ぶ平江路歴史街区に向かいました。
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こんちらにも伝統的な漢服姿の女性が多数。この通りは縁日の屋台が並んだような通りです。
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両脇に商店が並び、人々の往来が激しい通りです。
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お目当てのお店はこちらの蘇州麺の老舗「同得興(トンダーシン)」の平江路店です。
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さすがは観光地、キンキンに冷えたビールがありました。注文は受付でおばちゃんのお勧めのまま。
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こちらは、創業百年以上の歴史を誇る蘇州麺専門店で、地元民からも観光客からも愛される、「紅湯」と「白湯」の二大スープが名物です。まずは「紅湯」に挑戦。 麺は極細でコシがあり、まるで手延べ素麺のような食感でした。トッピングは紅燜肉(とろとろ豚バラ煮込み)。ちと油がくどいですが、美味しいラーソーメンでした。
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紅湯麺と紅燜肉トッピングで37元でした。
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時間があれば、舟遊びもよさそうですね。
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ネコカフェの様ですが、多くの人が写真を撮っていました。
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観光案内所は夜も開いていました。
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お次は七里山塘街へ夜景を見に行きます。
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こちらが山塘街の起点「閶門(チャンメン)」です。素晴らしいライトアップです。原型は、蘇州の街を守護する8つの城門のうちの一つとして紀元前の春秋時代(前770~前403年)に建造されました。
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ライトアップされた朝宗閣もきれいです。
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どこを映しても絵になりますなぁ。さすがは蘇州。
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全長約3600mの山塘街は日本の一里は約3.9kmですが、中国の一里は約500mなので七里になります。七里山塘街は「姑蘇第一名街」と呼ばれるほど有名な歴史的商業街で、唐代の詩人・白居易が蘇州長官として赴任した際に蘇州城と虎丘を結ぶ運河の交易地点として造られました。
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ラッシュアワー並みの人出です。繰り返しますが平日です。
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両側はびっしりとお店が並んでいます。
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こちらの観光案内所も営業中でした。働き者ですね。
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山塘街の端っこあたりにあった松鶴樓菜館(山塘街店)。松鼠桂魚(ソンシュグイユー)という蘇州を代表する料理で有名なお店です。清の乾隆帝が蘇州を訪れた際、松鶴樓でこの料理を食べて感動し、以後たびたび訪れたという逸話が残っています。
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山塘街から上へあがった石橋のところから見渡す夜景。蘇州と言えばやはりこの景色ですね。
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