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昨日に続き今日も泰州市の北隣の興化市へバス旅です。本日の目的は、興化老街の散策です。明清時代(明朝が1368年から1644年、清朝が1644年から1912年)の街の風景がそのまま残っているエリアです。

2025年 二度目の中国出張 (6) 興化市 その1

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2025/06/01 - 2025/06/01

100位(同エリア411件中)

kirinbxx

kirinbxxさん

昨日に続き今日も泰州市の北隣の興化市へバス旅です。本日の目的は、興化老街の散策です。明清時代(明朝が1368年から1644年、清朝が1644年から1912年)の街の風景がそのまま残っているエリアです。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
グルメ
5.0
交通
5.0
同行者
一人旅
交通手段
高速・路線バス タクシー 徒歩
旅行の手配内容
個別手配
  • 昨日に続き泰州市南バスターミナルからバスで興化市に向かいます。

    昨日に続き泰州市南バスターミナルからバスで興化市に向かいます。

  • 待合室にこのあたりの長距離バス路線図がありましたが、西安とか武漢まで行けるようです。一体何日かかるのやら。

    待合室にこのあたりの長距離バス路線図がありましたが、西安とか武漢まで行けるようです。一体何日かかるのやら。

  • 今日のバスは、なぜか高速道路を走ります。中国でもETCを使っているんですね。しかし、何でもスマホで済ませる中国ではETCは人気がないそうです。

    今日のバスは、なぜか高速道路を走ります。中国でもETCを使っているんですね。しかし、何でもスマホで済ませる中国ではETCは人気がないそうです。

  • 乗用車の最高速度が120キロ/時でバス・トラックが100キロ/時です。

    乗用車の最高速度が120キロ/時でバス・トラックが100キロ/時です。

  • コンバインを乗せたトラックをよく見かけました。小麦の収穫時期なのでしょうか。今日は雨模様で大変ですね。

    コンバインを乗せたトラックをよく見かけました。小麦の収穫時期なのでしょうか。今日は雨模様で大変ですね。

  • あちこち工事中です。中国の高速道路はすでに17万キロあるそうですが、今もまだ地方路線を充実させるための工事や既存区間の拡幅・再整備がなされているそうです。

    あちこち工事中です。中国の高速道路はすでに17万キロあるそうですが、今もまだ地方路線を充実させるための工事や既存区間の拡幅・再整備がなされているそうです。

  • 雨に濡れる蟹のマスコット達。このあたり、蟹が有名なようです。いわゆる“上海ガニ”で有名な蘇州の陽澄湖産の大閘蟹に次ぐ品質だとか。秋に来たら食べなくては。

    雨に濡れる蟹のマスコット達。このあたり、蟹が有名なようです。いわゆる“上海ガニ”で有名な蘇州の陽澄湖産の大閘蟹に次ぐ品質だとか。秋に来たら食べなくては。

  • 9時前に興化市のバスターミナルに到着しました。

    9時前に興化市のバスターミナルに到着しました。

  • さっそく適当なバスに乗って市内観光開始です。

    さっそく適当なバスに乗って市内観光開始です。

  • 市内を割と大きな川が流れています。

    市内を割と大きな川が流れています。

  • 門楼が見えたのでバスを降りてみました。北水廟と書かれています。

    門楼が見えたのでバスを降りてみました。北水廟と書かれています。

  • どうやら地域の水神や水利に関わる神を祀る場所のようです。

    どうやら地域の水神や水利に関わる神を祀る場所のようです。

  • 階段があったので上まで登ってみましたが・・・・・

    階段があったので上まで登ってみましたが・・・・・

  • 中は物置でした。残念。

    中は物置でした。残念。

  • 次に訪れたのは興化市で有名な上方寺と言うお寺です。

    次に訪れたのは興化市で有名な上方寺と言うお寺です。

  • 明代の崇禎年間(17世紀)に創建され、清の雍正帝や乾隆帝が訪れた記録もあり、「蘇北第一刹(江蘇北部で最も格式高い寺)」と称されているようです。入り口を入ると四天王がお出迎えです。

    明代の崇禎年間(17世紀)に創建され、清の雍正帝や乾隆帝が訪れた記録もあり、「蘇北第一刹(江蘇北部で最も格式高い寺)」と称されているようです。入り口を入ると四天王がお出迎えです。

  • 境内は四方を水に囲まれ、放生池や大雄宝殿、蔵経楼、戒壇殿などの建築群が整備されています。

    境内は四方を水に囲まれ、放生池や大雄宝殿、蔵経楼、戒壇殿などの建築群が整備されています。

  • 池の中央に立つ8メートルの観音像。

    池の中央に立つ8メートルの観音像。

  • ご本尊の弥勒菩薩。<br />

    ご本尊の弥勒菩薩。

  • 兜率寺本堂の側廊に並ぶ羅漢像(らかんぞう)です。羅漢像とは、釈迦如来の直弟子で、仏教の修行によって悟りを開いた「阿羅漢(あらかん)」の姿を表した像です。多くの場合、16体、18体、あるいは500体(五百羅漢)などの構成で並べられ、それぞれ異なる表情や持ち物、仕草を持ち、人間の多様性や悟りの境地を象徴してるそうです。<br />

    兜率寺本堂の側廊に並ぶ羅漢像(らかんぞう)です。羅漢像とは、釈迦如来の直弟子で、仏教の修行によって悟りを開いた「阿羅漢(あらかん)」の姿を表した像です。多くの場合、16体、18体、あるいは500体(五百羅漢)などの構成で並べられ、それぞれ異なる表情や持ち物、仕草を持ち、人間の多様性や悟りの境地を象徴してるそうです。

  • 古そうな鐘がありました。

    古そうな鐘がありました。

  • 弥勒菩薩像と、その背後や側面に並ぶ無数の千仏像です。

    弥勒菩薩像と、その背後や側面に並ぶ無数の千仏像です。

  • これまた細かい!ざっと千体くらい仏像がありそうです。

    これまた細かい!ざっと千体くらい仏像がありそうです。

  • 次に訪れたのは、状元坊(じょうげんぼう)。状元坊は、東城門外に位置する石造の記念門で、明代嘉靖26年(1547年)に建てられました。これは、ここの出身で、貧しい生まれながら明代の状元(科挙の最上位合格者)、太政大臣まで出世した李春芳の栄誉を称えて建立されたものだそうです。「西遊記」の作者だという説もあります。興化市の文教重視の伝統を象徴するランドマークで、地元では「ここを通ると成績が上がる」といった験担ぎの場所としても親しまれてるそうです。<br />

    次に訪れたのは、状元坊(じょうげんぼう)。状元坊は、東城門外に位置する石造の記念門で、明代嘉靖26年(1547年)に建てられました。これは、ここの出身で、貧しい生まれながら明代の状元(科挙の最上位合格者)、太政大臣まで出世した李春芳の栄誉を称えて建立されたものだそうです。「西遊記」の作者だという説もあります。興化市の文教重視の伝統を象徴するランドマークで、地元では「ここを通ると成績が上がる」といった験担ぎの場所としても親しまれてるそうです。

  • 門をくぐって進むと道の両脇にお店が並んでいます。

    門をくぐって進むと道の両脇にお店が並んでいます。

  • こちらのお店は、第二次大戦終了(1945年)直後に創業された「大華茶館」がルーツのお店で、興化早茶(ザオチャ)が有名な料理店のようです。<br />

    こちらのお店は、第二次大戦終了(1945年)直後に創業された「大華茶館」がルーツのお店で、興化早茶(ザオチャ)が有名な料理店のようです。

  • 「東華煙酒」という名称のたばこ・酒類の専門店。

    「東華煙酒」という名称のたばこ・酒類の専門店。

  • こちらは農機具屋さん。

    こちらは農機具屋さん。

  • お土産屋さんもありました。

    お土産屋さんもありました。

  • 金物屋さん。調理器具や日用品が所狭しと並べられています。

    金物屋さん。調理器具や日用品が所狭しと並べられています。

  • 香木屋さん。香文化がまだ盛んなのでしょうか。

    香木屋さん。香文化がまだ盛んなのでしょうか。

  • ところどころさらに細い路地とつながっています。

    ところどころさらに細い路地とつながっています。

  • 細い路地にも所番地がちゃんとあり、迷子になりません。

    細い路地にも所番地がちゃんとあり、迷子になりません。

  • 出口(本当はこちらが入り口の様です)にあったのが「上池齋薬店」。2013年に国家級の重要文化財に指定されました。

    出口(本当はこちらが入り口の様です)にあったのが「上池齋薬店」。2013年に国家級の重要文化財に指定されました。

  • 清の康熙60年(1721年)に揚州の薬商・方世川によって創業されたお店だそうです。

    清の康熙60年(1721年)に揚州の薬商・方世川によって創業されたお店だそうです。

  • こちらは調剤室でしょうか。

    こちらは調剤室でしょうか。

  • 陶器の壷や蓋付き容器、秤などがカウンター上に置かれており、調合・販売を行っていた実用的な空間であることがわかります。

    陶器の壷や蓋付き容器、秤などがカウンター上に置かれており、調合・販売を行っていた実用的な空間であることがわかります。

  • お腹が空いたのでこちらでお昼御飯です。炒飯の本場・揚州のチェーン店のようです。こちらの炒飯もパラパラで美味しかったです。

    お腹が空いたのでこちらでお昼御飯です。炒飯の本場・揚州のチェーン店のようです。こちらの炒飯もパラパラで美味しかったです。

  • こちらは、中国版「百均」でしょうか。

    こちらは、中国版「百均」でしょうか。

  • 古い街らしく趣のある塀です。

    古い街らしく趣のある塀です。

  • 香炉塔が良いです。

    香炉塔が良いです。

  • 街中にも関わらず大きなお寺がいくつもあります。

    街中にも関わらず大きなお寺がいくつもあります。

  • でもお寺の向いはモダンなスニーカー屋さんだったりして。

    でもお寺の向いはモダンなスニーカー屋さんだったりして。

  • 楽しい街歩きですが、長くなったのでこの辺りで「続く」です。

    楽しい街歩きですが、長くなったのでこの辺りで「続く」です。

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