2025/04/30 - 2025/04/30
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jijidarumaさん
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植木の町と称される匝瑳市(そうさし)、飯高(いいだか)という里山地域(舌状台地:ぜつじょうだいちは舌を伸ばしたような細長く突き出た台地のこと)に恐れ入った巨木があった。
前回(4月25日)に訪れた香取市の府馬の大クス (ふまのおおくす)見物でもビックリしたが、ここは宇賀神社の境内(一帯はかつての府馬城跡)にありました。
「府馬の大クス (ふまのおおくす)」(千葉県香取市府馬)は 国の天然記念物で、宇賀神社の御神木として古くから近隣の人々に敬われ、大事にされてきている。樹高約20m、根回り約27mにも及ぶ巨木で、樹齢1300年~1500年だと云う。
本日訪れたのは、平山さんという匝瑳市(そうさし)安久山(あぐやま)の集落にある個人宅である。
古くからの地域の豪農(村の名主だったとか)であった様子が見て取れた、広々とした屋敷地の裏庭に巨木・安久山のスダジイ(シイの木)がデンと居られた。
写真は巨木・安久山のスダジイ(シイの木)の太い枝を支えているのか?ぶら下がっているのか?
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
安久山(あぐやま)は千葉県匝瑳市(そうさし)の北部にあたる。
この地域には、森林が覆う低い丘陵の間に拓かれた谷津田(やつだ:谷地にある田んぼのこと)の景観が多く残っていて美しい。
千葉県一といわれる巨木・安久山のスダジイ(シイの木)は、谷津田を背にした平山邸の屋敷内の北西側に立っている。
個人宅なので、平山さんに一声かけて、見学をお願いすると、気安く屋敷内に招じて頂ける。 正門の左手に無料駐車場(数台)がある。
写真は千葉県匝瑳市Map(上半分) -
【匝瑳市:ソウサの地名由来】
平成18年(2006年)八日市場市と匝瑳郡野栄町(のさかまち)が合併し成立。
市名は郡名を採ったもので古語で「さふさ」。
「さわ(沢)・さ(接尾語)」で沢という意味か。
または「さ(小で美称)・ふさ(総=麻)」で国名を採ったものか。
「ふさ」は塞ぐと関係し山に囲まれた土地の意味とも、「ふし」の転訛で山の裾を引いた地形を指したものか。
八日市場市は毎月八日に三斎市(さんさいいち・・・月に三回開かれた定期市)が開かれていたことにちなむ。
野栄町(のさかまち)は合併した野田村・栄村の二村から一字ずつ採った合成地名。
特色:丘陵部には崩壊地名(過去の災害履歴を表わす地名をいう)が多く、平野部には傾斜地を意味する地名が多い。
(安久山あぐやま)
元八日市場市。江戸期は安久山村。地名は金原郷(かなばらごう・・・在地領主は千葉氏系の金原氏)内の平安と永久を祈って建てられた堂が安久山堂(あぐやまどう)と名付けられたことによるという。
「あく(湿地)・やま(山)」で台地の麓の湿地を指したもの。
(飯高いいだか)
元八日市場市。戦国期は飯高郷、江戸期は飯高村。地名は「うえ(上)・たか(急傾斜地)」の転訛(てんか)で台地の急傾斜を指したもの。
(以上は興味深い「千葉県郷土探究士 ミツネ氏」のブログから、抜粋・引用させて頂いた)
写真は匝瑳市・飯高まるごと体験博物館冊子をスキャン:樹齢1000年の安久山のスダジイ(シイの木) -
匝瑳市飯高地区にある安久山のスダジイ(シイの木)は見るものを圧倒する神秘的な巨木として知られているが、出会ってみればその通りの印象を受けた。
「安久山のスダジイ」は、樹種は勿論違うし、樹齢も300年~500年以上も差があるので比較がしにくいものの参考までにいえば、先日に訪れた「府馬の大クス(樹高約20m、根回り約27m)」には及ばない。
それでも「安久山のスダジイ」の樹高は25m、幹周りが10mにもなる、全国でも有数の大きさ(5本の指に入るとか)を誇るスダジイ(シイの木)である。
とりわけ驚くのはスダジイの根で、板根状(その名の通り板状に発達した根のこと)となった根回りは、今にも動きはじめそうに曲がりくねり、巨木の持つ底知れない生命力、力強さを感じる。
尚、「安久山のスダジイ」の案内書でも、熱帯雨林に見られる高々とした木々やマングローブの板根とは、気候が全く違うここ千葉県でこのような板根が見られるのは極めて珍しいとされている。
写真は匝瑳市の冊子をスキャン:匝瑳市の里山で巨木に出会う。 -
写真は飯高まるごと体験博物館冊子をスキャン:樹齢1000年の安久山のスダジイ(シイの木)・・・周辺には緑豊かな谷津田(やつだ:谷地にある田んぼのこと)が広がる。
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写真は飯高まるごと体験博物館冊子をスキャン:樹齢1000年の安久山のスダジイ(シイの木)のある平山邸は築135年の古民家、宮大工が建てた上質な空間だそうだ。
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参考写真は平山邸・安久山のスダジイ(シイの木)の近隣Map
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「匝瑳市商工観光課HP」によれば、安久山のスダジイは
匝瑳市安久山197番地の平山邸の裏庭にある。
11:30~12:35
見学には維持管理協力金として一人200円が必要です。
個人宅なので、見学時は平山さんに声を掛けてから入るようにと書かれている。
この日は60代半ばの御主人が御在宅で、ご親切に裏庭のスダジイをご案内頂き、
更に母屋見学にも招じて頂いた。
大変幸運であった。
※ご主人は安久山のスダジイ、里山など飯高地区の自然、文化遺産を現地に置き、育成する「飯高地域まるごと体験博物館」活動も行っている。
写真は平山邸の正門・・・右手に立派な母屋、左手に離れがある。 -
〒289-2178 千葉県匝瑳市安久山197
平山邸は大きな母屋と離れを持ち、母屋裏に樹齢1000年のスタジイ(大シイ)、土蔵、堆肥舎、納屋(現在は休憩所)が右から左に順に並んでいる。
写真は平山邸の母屋と玄関前に巨石(勿論、母屋の庭先にも美しく形良い巨石が見られた)が鎮座している。 -
写真は平山邸の離れも大きな日本家屋だ。
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写真は平山邸:母屋の玄関前には松がある。
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庭には様々な木々が立ち並び、日々の木々や花々の成長は喜ぶべきなのだろうが、この広い庭の管理を思うと、平山さんのご苦労は大変だろう。
写真は平山邸:庭には様々な木々。 -
さて、車を駐車場に止めてから、離れの横から邸内に道が見えたので、そちらに向かった。すぐに写真の大きな巨木が目についた。
ところが、この巨木は「樹齢1000年の安久山のスダジイ(大シイ)ではない」と看板が立っていた。へー、これではないのか!
丁度、来訪者が来たと思われたご主人が庭内から声をかけてくれた、その木は違いますと言われ、裏庭の方に招じられた。
写真は平山邸:平山さんに駐車場側に立つ、この巨木は樹齢1000年の安久山のスダジイ(大シイ)ではないといわれ、本物はもっと大きいのかと・・・。 -
確かに駐車場側に立つ巨木はてっぺんが見えるから小さいのだろう。
写真は平山邸:この巨木は安久山のスダジイ(大シイ)ではない。 -
イチオシ
こちらですと平山さんにご案内頂いたのが、この巨木です。
上に伸びた枝も多く、写真では撮り切れない大きさだ。
平山邸の裏庭にあった樹齢1000年の安久山のスダジイ(大シイ)の姿に、これこれと感激した。
「匝瑳市商工観光課HP」によれば、
平成12年(2000年)に環境庁が行った「*巨樹・巨木フォローアップ調査」により、単木、樹林、並木を合わせて、全国で55,798本の巨木の幹周が実測され報告された。 千葉県旧八日市場市(現匝瑳市)内では211本の巨木が確認され、全国の市町村のなかで最も多い数でした。
これにより旧八日市場市(現匝瑳市)は植木の街としてだけではなく巨樹・巨木の街としても一躍有名となりました。
(市町村合併が進んだことにより、現在の順位は定かではありませんが、当時で旧八日市場市は全国7位でした)
尚、匝瑳市内の巨樹・巨木は、そのほとんどが寺社や民家などにあり、山林ではなく、身近に存在しており、市内の広範囲に見られるのが特徴です。
*ここでの巨樹・巨木の定義は、地上1.3mの高さで幹周りが3m以上の樹木を指します。
写真は平山邸:裏庭にあった樹齢1000年の安久山のスダジイ(大シイ)の姿 -
上を見ても分からないんで、俯瞰の写真をさがすが意外にない。
写真は平山邸:樹齢1000年の安久山のスダジイ(大シイ)の上を見上げてもてっぺんまで分からない。 -
平山邸にはこちらも巨木と言って良いだろう欅(けやき)の木が隣の家との境に立っている。
隣家はMKハイツという建物(アパート)だが、その裏手にも幹回り7.5mの大きなスタジイがあると云う。これは見ていない。
写真は平山邸:欅(けやき)の巨木 -
イチオシ
平山邸には凄みを感じさせる樹齢1000年の安久山のスダジイ(大シイ)と、これを守るように氏神様とお稲荷様の祠(ほこら)がある。
写真は平山邸:樹齢1000年の安久山のスダジイ(大シイ)と氏神様とお稲荷様の祠(ほこら) -
写真は平山邸:樹齢1000年の安久山のスダジイ(大シイ)の枝の伸びはまだまだ若い。
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スダジイ(大シイ)は平山家の御神木として崇敬され、木の脇には氏神様とお稲荷様の祠(ほこら)が守護神の如く置かれている。
何やらその様子が良い感じで、御賽銭をあげて、勝手ながらjijidaruma家の家内安全、平穏無事なる事を祈ったものだ。
写真は平山邸:樹齢1000年の安久山のスダジイ(大シイ)を守るように祠が二つ。 -
ご主人の言では、(先の府馬の大クスの国指定天然記念物のように)匝瑳市以上の指定は望んでおられない由だった。
多分、想像するに何かとしばられる面倒さを考慮されているようだ。
写真は平山邸:「匝瑳市指定天然記念物」を示す安久山のスダジイ(大シイ)の柱 -
写真は平山邸:平山さんに聞いたが、面白い花らしいものがある、この植物の名前を失念した・・・???
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写真は平山邸:樹齢1000年の安久山のスダジイ(シイの木)の後ろに回って
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写真は平山邸:樹齢1000年の安久山のスダジイ(シイの木)の後ろに回って
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写真は平山邸:樹齢1000年の安久山のスダジイ(シイの木)の裏から見上げる。
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写真は平山邸:安久山のスダジイの枝が母屋の方に伸び、樹下は薄暗い。
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写真は平山邸:安久山のスダジイ(大シイ)を横から見る。この巨木の根回り(ねまわり)の凄いこと。
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写真は平山邸:安久山のスダジイ(大シイ)の近くによって撮る。
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イチオシ
写真は平山邸:巨木・安久山のスダジイ(大シイ)の太い枝を支えているのか?ぶら下がっているのか?
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巨木・安久山のスダジイ(大シイ)の太い枝には、香取市の府馬の大クス (ふまのおおくす)を支えていた支柱が必要のように思えたが!
写真は平山邸:安久山のスダジイ(大シイ)の太い枝 -
写真は平山邸:巨木・安久山のスダジイ(大シイ)の太い枝
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写真は平山邸:巨木・安久山のスダジイ(大シイ)の太い枝
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イチオシ
安久山のスダジイ(大シイ)の根本には大きな洞が見られ、鳥類などには丁度良い住処になる。この樹種は老木になると板根(いたね)が発達する。その姿から「イタジイ」という異称もあると云う。
平山さんに言わせると、特に大きな西側の板根は竜の顔に見えるそうだが。
写真は平山邸:巨木・安久山のスダジイ(大シイ)の根回り(ねまわり)は複雑に絡まっている。 -
写真は平山邸:巨木・安久山のスダジイ(大シイ)の太い根回り(ねまわり)
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NHKの番組で「ニッポンの里山100選」に選ばれた匝瑳市飯高地区の里山で、平山邸の裏(北側)から、九十九折の坂があって、散策しなら谷津田(やつだ:谷地にある田んぼのこと)に降りられる。傘寿の身にはもうそんな元気はない。
木陰から写真を撮っただけで、平山邸に戻った。
写真は平山邸:NHKの番組で「ニッポンの里山100選」に選ばれた看板がある。 -
木々が邪魔して、冊子のスキャンの様には美しく撮れず。
写真は平山邸:「ニッポンの里山100選」 -
谷津田(やつだ)まで降りれば、それなりの美しい景観も撮れたのだろう。
写真は平山邸:「ニッポンの里山100選」 -
写真は平山邸:里山の散策路から見上げて写真を一枚。
-
再び安久山のスダジイ(大シイ)に戻り、枝越しに母屋の富士山形のツツジ(ドウダンツツジ)を望む。
写真は平山邸:安久山のスダジイ(大シイ)とツツジ -
納屋越しに見る安久山のスダジイ(大シイ)は緑濃く元気だ。
写真は平山邸:納屋越しに元気をもらった安久山のスダジイ(大シイ) -
裏庭の探訪を終えて、納屋で小休止した。
写真は平山邸:納屋の前で。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
この後、嬉しいことに平山さんご自身が母屋をお見せしましょうと、母屋の玄関から屋内に招じてくれた。
それで安久山のスダジイ(大シイ)と平山邸の見学との2編に分けた。
次章は豪農(名主であった)の歴史を感じさせる平山邸の見学となります。
(2025年5月9日Wiki・HP参考、編集追記)
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