7日間で茨城をクルっと巡ってきました。③護国神社～旧水海道小学校本館～茨城県立歴史館で雪村を拝見。ホテルにチェックインしてあんこう鍋の夕飯！

2025/03/02 - 2025/03/08

偕楽園で梅見て、いばらぎめしのイベント開催中だったので、選挙で上位だった豚丼とキーマカレーのランチ。
そしてプラプラ歩いて茨城県護国神社～玉龍泉～旧水海道小学校本館～茨城県立歴史館と巡りました。
茨城県立歴史館では、雪村の特別展を開催中。
これもここを訪れた目的の一つです。

アパホテル水戸駅北にチェックイン！
シニア夫婦は寝るだけなのでココでOKです。
夕飯は、水戸駅近くの居酒屋さんへ。
お目当てはアンコウ鍋。
さいこ～に美味しかった～

エリア 水戸(茨城)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

偕楽園の西側広場から徒歩5分。
茨城県護国神社にやってきました。

桜田門外の変？
何でここで？

これを読んで思い出しました。
そうです！
大老であった井伊直弼を襲撃し暗殺した桜田門外の変、襲った浪士のほとんどが水戸の脱藩浪士だったのですね。
この事件が起きた理由は2つです。

黒船が来航し、貿易を要求してきたのですが、井伊直弼はアメリカと衝突することを避けるために天皇に無断で安政5年（1858年）「日米修好通商条約」を締結しました。これが孝明天皇の怒りを買います。
これが理由の一つ。
もう一つに理由が、病弱だった13代将軍である徳川家定の後継者問題です。
水戸藩主・徳川斉昭の子で一橋家当主の慶喜と、家定の従兄弟で紀州藩主である徳川慶福の2人が14代将軍の候補でした。
井伊直弼は強引に慶福を次期将軍に決めてしまいます。
当然水戸藩は反発しますが、井伊直弼は反対勢力を弾圧します。
これが安政の大獄ですね。

怒りに怒っていた水戸の脱藩藩士17名と薩摩藩士1名のグループは、安政7年（1860年）の3月の雪降る中、江戸幕府の大老・井伊直弼を暗殺します。

江戸幕府の権威が弱まるきっかけになっており、明治維新派この事件の8年後ですね。

井伊直弼を襲った18名全員の名前が記されています。

後に茨城県立博物館でこの画を拝見しましたが、桜田門の前で、井伊直弼の籠を浪士たちが襲っている様子の画です。
当日は雪が降って護衛の彦根藩士たちは、刀の束にカバーをかけていたのですね。

さあ護国神社の奥へ。

階段を登って振り返ります。
この護国神社、偕楽園の中の桜山に鎮座しています。

遠くに水戸中心地のビル群が見えます。

元々は水戸藩士を祀っていた神社ですが、茨城県出身の戦没者を逐次合祀していった経緯があります。

広い境内ですね～

こちらが社殿です。

振り返って見ます。

ひな人形展、開催中でした。

入口には獅子頭が並んでました。

お～～
壮観ですね～

相方は子供のころを思い出すそうです。
友人宅にはこんな7段や8段にお雛様を飾るお宅もあったそうです。

今の家ではそもそも場所がないよな～

神社の横の階段を降りていくと、そこには「玉龍泉」とがありました。
水戸藩第9代藩主徳川斉昭公がつくらせた泉です。

高低差を利用して作られた日本最古の噴水と言われているのだとか・・・

玉龍泉から徒歩15分。
茨城県立歴史館の庭に入りました。

綺麗な銀杏並木ですね～

かつてココにあった水戸農業高校の銀杏並木です。

銀杏の木の奥に見えるのは？

旧水海道小学校本館です。

中に入れるようです。
お邪魔してみましょう。
入場は無料です。

石造りの門柱までちゃんと残ってます。

明治14年に造られた、明治洋風建築です。

シンメトリーでカッコいいですね～

館銘板です。
ギリギリなんとか読めますね。

右から「水海道学校」。

お邪魔します。

ココで靴を脱ぐのですが、昔は石の部分だけだった玄関ポーチなんでしょうね～
安全のために石を囲うように木が階段部分を広くしてます。

昔の学校の雰囲気。
と言ってもここまで昔の学校に通っていたわけではないけど・・・

御影奉安所

むむ？
何の部屋？

御影奉安所（みえいほうあんじょ）

ここに天皇の肖像画や写真を保管していたのですね。
最大級の敬意を払って取り扱われた天皇の肖像画や写真を保管する専用に部屋がわざわざ作られていうた時代なのですね。
今では想像つきません。

2階には上がることができないけど、雰囲気のある階段です。

窓も特徴的ですね。

慶応元年（1865年）に造られたピアノがあるようです。
つまり、江戸時代末期に造られたピアノです。

それもスタインウェイ。

でも、ピアノ保護のため、ピアノがある部屋には入れず、見ることはできません。

校舎の中は、茨城県の偉人の紹介博物館になっています。

日本画家の横山大観は茨城県出身なの？
知らなかった～～

生まれは水戸市内で、水戸藩士の長男だったのですね。

岡倉天心は我が町横浜の出身です。
ここに紹介されているのは、北茨城の五浦に日本美術院を移し、五浦に居を構えたからここに紹介されているのですね。

五浦の六角堂にはこの旅行で後日訪れます。

野口雨情も茨城出身なの？
これも知らなかったな～
「か～ら～す～　なぜなくの～　からすはや～ま～に～」
で有名な童謡作家ですね。
志村けんの替え歌も有名だけど～～
北茨城の出身のようです。

住井すえが何でここに？
彼女の出身は奈良ですが、結婚して茨城の牛久に住んで、農業しながら文筆活動を行っていたようです。

「橋のない川」読んだな～
映画も見たな～～　
大谷直子、中村玉緒、杉本哲太、渡部篤郎、萩原聖人、辰巳琢郎、高岡早紀、、、
色々思い出すね～～

日立製作所の創始者である小平浪平は茨城の誇りですね。

ほとんどの場所が撮影禁止。
建物は撮影できます。

こんな所の意匠も面白いです。

外に出て改めて外観を眺めます。
見事ですね～

さあお目当ての茨城県立歴史館へ。

茨城県立歴史館にやってきました。

目的はこの企画展です。

雪村 －常陸に生まれし遊歴の画僧－

う～ん。
楽しみ。。。。

「せんしょん　する？」
のコピーは今一つですね・・・

390円×２名

この企画展、人気のようで、混み気味です。

中は撮影禁止でしたが、めっちゃ面白かったです。

雪村は室町末期の戦国時代の画僧です。
元々は武士の家に生まれますが、武家を継がず、禅僧になります。
雪村の画は基本、水墨画です。
風景画や人物画がほとんどですが、ドラマティックで独創的。
大胆な作品もありました。
あの尾形光琳も雪村の影響を受けています。
モノクロの濃淡だけで、ものすごい絵を描いていますね～
後の世に認められたのが素人の私たちシニア夫婦でもわかる気がします。

雪村、おもしろかったな～～
常設展はサラッと見るだけで博物館を出ました。

いや～～
雪村、面白かったな～～

茨城県立歴史館をあとにします。

近くのバス停からバスに乗ります。

今晩お世話になるアパホテルの近くのバス停で下車。
コインパーキングに行って車を出して、アパホテルの駐車場に車を移します。

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

おじゃましま～す！

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

チェックイン！

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

元々ココにあった古いビジネスホテルをアパホテルが買ったのでしょうね～

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

フロントには漫画がいっぱい！

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

生ビール１杯200円？？

え～～～～～？
これは嬉しい！

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

お部屋に行きましょう。

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

ココで必要なアメニティをもらっていきます。

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

3階へ。

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

アサインされたのは3階の311号室です。
昭和っぽいドアですね～

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

中に入ると、

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

典型的な昭和のビジネスホテルです。

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

テレビがデカいです。
ココは角部屋ですが、窓の一方を大型テレビが隠していますね。

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

シングルベッドが2つのツインルーム。

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

椅子が2つ並んでる。
でも、ココに2人並んで座るのは厳しいな～

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

狭すぎる～

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

1晩、お世話になります。

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

このカーテンを開けると、

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

窓ですが、すぐ隣のビルの壁でした。
眺望はゼロですね。

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

水回りはすべてユニットの中です。

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

これも昭和のビジネスホテルの典型のパターンですね。

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

着替えて下へ。

2階はホテルの朝食レストランですが、他の時間はフリースペースで、宿泊者は様々なソフトドリンクを飲むことができます。

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

この中から選んでソフトドリンクを飲むことができますが、

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

私たちは1階のロビーで1杯200円の生ビールの方がいいや！

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

かんぱ～い！
生ビールはセルフで注ぎます。
なかなか泡の量の調整が難しい。

アパホテル 水戸駅北 宿・ホテル

生ビール2杯づつ飲んだ私たちシニア夫婦は、街中へ出ます。

ちょっと寒いです。
外に出て見て、戻ってダウンジャケットを着て出たシニア夫婦です。

JR水戸駅までやってきました。

相方がネットで調べてこのお店へ。

「四〇屋」さんです。

中はめっちゃ混んでます。
私たち2人が入って満席です。
私たちはカウンターの席に案内されました。

メニュー

茨城鍋？
アッ！
あんこう鍋ね～

これは頼まないとね。

メヒカリのから揚げもオーダー。

本日の握り三種盛りも頼んじゃおうか～～？
気になりますね

おしぼりには茨城弁。

へ～～
これ、面白い！
ほとんどわからない・・・・

えっ？
こんなに安いの？
バイスサワーって何？
梅と紫蘇が入ったサワー？
この季節にピッタリですね～

ホテルのロビーで生ビールを2杯づつ戴いてきた私たちシニア夫婦は、ハーボールで乾杯です。

シニア夫婦の話題は今日見た雪村。
偕楽園の梅の景色より感動しちゃいました。

お通しは
もつ煮込みです。

きた～～～！

これがあんこう鍋です。
嬉しいですね～

私たちが座ってるカウンター席はこんな雰囲気です。

あんこう鍋に火が入りました。
これで2人前。
かなりの量ですね。

これ、メヒカリです。
高級魚のから揚げです。

これは嬉しい！

本日の握り３種

ヒラメ、アジ、カマス
です。

うんめ～～～

そろそろあんこう鍋が煮えてきたようです。
時々スタッフが鍋の様子をチェックしてくださいます。

寒かったので、これ、めっちゃ美味しかったです。
さいこ～～～

地野菜の漬物盛り合わせ
をお願いしましょう。

すぐ来た！

こんにゃくの刺身です。
3種のこんにゃくです。

左は青海苔が入っているこんにゃく
真ん中は唐辛子が入っています。
右はプレーンですね。

これがまたお酒が進んじゃいます。

ハイボールお替わり。
この時は、シニア夫婦それぞれ3杯目です。

私はかなり酔ってきたので、私はバイスサワーにしてみました。
相方は相変わらずハイボール。

う～ん。
これは何杯目だろう？
多分、シニア夫婦それぞれ5杯目か6杯目です。

あんこう鍋に〆のうどんというのがあります。
1人前をオーダー。

あんこう鍋に麺が入ります。
生玉子もやってきました。

いや～～
メッチャ美味しそうですね～

食べごろ～～

これ、めっちゃ美味しかったです。
シニア夫婦はお腹いっぱい！

素敵なお店でした。

お店を出て駅前広場に行ってみました。

ちょっと寒いですね～

駅の構内へ。

上野行、取手行　の本数が多い表示を見て、茨城は関東であることを感じる。

寒いぞ～～

ココは？

水府提灯と言って、水戸の伝統工芸品なんだそうです。

水戸駅北口に、歴史的な景観を演出してます。

おっ！
あった！

相方はこれを探していたようです。
黄門様と助さん格さん。

左側の助さん、タクシーを停めようとしているようですね。

さあホテルに戻りましょう。
とにかく、寒い！！！