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茨城県の北にいたので、ちょこっと県境を越えて、福島県いわきの勿来の関に行ってみました。<br /><br />常陸大宮の秘湯である湯の澤鉱泉から一般道で山を越えて勿来に向かったのですが、路肩には昨晩降った雪が残っていました。<br />北茨城から福島県に入ってすぐの所にあるのが勿来の関です。<br /><br />勿来の関は、江戸時代にあった奥州三関の一つです。<br />そして、江戸時代から和歌の題材になった場所です。<br />雨降る中、勿来関文学歴史館に訪れて、勿来の関公園で句碑を見て回りました。

7日間で茨城をクルっと巡ってきました。⑧県境を越えて福島の勿来の関へ。

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2025/03/02 - 2025/03/08

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nichi

nichiさん

茨城県の北にいたので、ちょこっと県境を越えて、福島県いわきの勿来の関に行ってみました。

常陸大宮の秘湯である湯の澤鉱泉から一般道で山を越えて勿来に向かったのですが、路肩には昨晩降った雪が残っていました。
北茨城から福島県に入ってすぐの所にあるのが勿来の関です。

勿来の関は、江戸時代にあった奥州三関の一つです。
そして、江戸時代から和歌の題材になった場所です。
雨降る中、勿来関文学歴史館に訪れて、勿来の関公園で句碑を見て回りました。

  • 常陸大宮の秘湯である湯の澤鉱泉から車で1時間40分。<br />福島県いわきの南にある勿来の関にある勿来関文学歴史館に到着しました。<br /><br />生憎の大雨です。

    常陸大宮の秘湯である湯の澤鉱泉から車で1時間40分。
    福島県いわきの南にある勿来の関にある勿来関文学歴史館に到着しました。

    生憎の大雨です。

  • 330円×2名<br /><br />この悪天候で平日ですので私たち以外に誰もいません。

    330円×2名

    この悪天候で平日ですので私たち以外に誰もいません。

  • 企画展、開催中。<br />「描かれた源義家」

    企画展、開催中。
    「描かれた源義家」

  • 八幡太郎とも呼ばれる平安時代の武士である源義家。<br />彼に関する絵が展示されていました。<br />勿来関文学歴史館が収集した源義家が描かれた絵なんだそうです。<br /><br />そもそも源義家は、源頼朝や足利尊氏の祖先。<br />歴史で習った「前九年の役」とか「後三年の役」を思いだしますが、内容は忘れちゃった・・・

    八幡太郎とも呼ばれる平安時代の武士である源義家。
    彼に関する絵が展示されていました。
    勿来関文学歴史館が収集した源義家が描かれた絵なんだそうです。

    そもそも源義家は、源頼朝や足利尊氏の祖先。
    歴史で習った「前九年の役」とか「後三年の役」を思いだしますが、内容は忘れちゃった・・・

  • 源義家がココを通った際、こんな和歌を詠んでました。<br /><br />「吹く風を なこその関と思へども 道もせにちる山桜かな」<br />この和歌の意は、<br />「吹いてくる風を、ここには来るな!と押しとどめる関所だと思っていたけど、道も狭くなるくらいに散り落ちる山桜だな~~」<br /><br />これまで武勇伝が多く、粗暴な人物だと思われていた源義家が、文武両道の武将として人々から親しまれるきっかけになったのだそうです。

    源義家がココを通った際、こんな和歌を詠んでました。

    「吹く風を なこその関と思へども 道もせにちる山桜かな」
    この和歌の意は、
    「吹いてくる風を、ここには来るな!と押しとどめる関所だと思っていたけど、道も狭くなるくらいに散り落ちる山桜だな~~」

    これまで武勇伝が多く、粗暴な人物だと思われていた源義家が、文武両道の武将として人々から親しまれるきっかけになったのだそうです。

  • 勿来関乃図<br /><br />咲いているのは<br />梅かな~?<br />桜かな~?

    勿来関乃図

    咲いているのは
    梅かな~?
    桜かな~?

  • これまたきらびやかですね~

    これまたきらびやかですね~

  • これは凛々しいですね~~

    これは凛々しいですね~~

  • これは戦いではなく、鷹狩でしょうか?

    これは戦いではなく、鷹狩でしょうか?

  • これも鷹狩りでしょうね。<br />桜の花のでしょうね~

    これも鷹狩りでしょうね。
    桜の花のでしょうね~

  • これは義家と家来のみで背景がない絵ですね。<br />これはこれで何かの主張を感じます。

    これは義家と家来のみで背景がない絵ですね。
    これはこれで何かの主張を感じます。

  • 常設展示室へ。<br />平安の昔から和歌によみこまれてきた「なこその関」。<br />「なこそ」は「来るな!」<br />という意味なんだそうです。

    常設展示室へ。
    平安の昔から和歌によみこまれてきた「なこその関」。
    「なこそ」は「来るな!」
    という意味なんだそうです。

  • 和歌を音響と映像で表現しているのですが、凝り過ぎ?

    和歌を音響と映像で表現しているのですが、凝り過ぎ?

  • 映像が途中で途切れちゃったり、ちょっとがっかりだったスペースです。

    映像が途中で途切れちゃったり、ちょっとがっかりだったスペースです。

  • 最後に源義家の後ろ姿にライトが当たってました。

    最後に源義家の後ろ姿にライトが当たってました。

  • 常設展示の次の部屋へ。<br />江戸時代の宿場町?

    常設展示の次の部屋へ。
    江戸時代の宿場町?

  • ちょっと面白い!

    ちょっと面白い!

  • コスプレで撮影する方もお見えになるのでは?

    コスプレで撮影する方もお見えになるのでは?

  • これは楽しい・・・

    これは楽しい・・・

  • 木賃宿の名前の由来?<br /><br />昔は旅人が米を持参して、薪の代金(木賃)を払うシステムだったので、キチン宿と言ったのですね。<br />単に安宿のことを木賃宿と言うのだと思ってました。<br /><br />それに対して1泊2日の食事つきが旅籠だったのですね。

    木賃宿の名前の由来?

    昔は旅人が米を持参して、薪の代金(木賃)を払うシステムだったので、キチン宿と言ったのですね。
    単に安宿のことを木賃宿と言うのだと思ってました。

    それに対して1泊2日の食事つきが旅籠だったのですね。

  • これが木賃宿。<br />持参した米を炊いてもらってご飯食べて泊まっていたのですね。

    これが木賃宿。
    持参した米を炊いてもらってご飯食べて泊まっていたのですね。

  • 江戸の町民の街が再現されています。

    江戸の町民の街が再現されています。

  • 蕎麦屋さん。<br />中はプリクラ。

    蕎麦屋さん。
    中はプリクラ。

  • ぜっかくこのような街を再現しているなら、もっとやり方がありそうなんだけどな~?

    ぜっかくこのような街を再現しているなら、もっとやり方がありそうなんだけどな~?

  • ここでは小僧が寝てる・・・

    ここでは小僧が寝てる・・・

  • 最後は玄関に飾ってあったいわきのお雛様を拝見。<br />立派ですね~

    最後は玄関に飾ってあったいわきのお雛様を拝見。
    立派ですね~

  • 勿来の関歌会なんてのがあるのですね。<br />入選作品を拝見しました。

    勿来の関歌会なんてのがあるのですね。
    入選作品を拝見しました。

  • 勿来関文学歴史館を出たら、大雨。。。。<br /><br />大きな大きな松が見えます。

    勿来関文学歴史館を出たら、大雨。。。。

    大きな大きな松が見えます。

  • 弓掛の松?<br /><br />源義家がこの地で休息した際、松に弓を掛けて、隣りの松に馬の鞍を掛けたのだとか・・・<br />隣の背の高い松と一対になっているのですが、片方は残念ながら・・・

    弓掛の松?

    源義家がこの地で休息した際、松に弓を掛けて、隣りの松に馬の鞍を掛けたのだとか・・・
    隣の背の高い松と一対になっているのですが、片方は残念ながら・・・

  • これだ!<br /><br />枯れちゃって、平成9年(1997年)にしただけ残して切断したそうです。<br /><br />これが蔵を掛けた方?<br />弓を掛けた方?<br />どちらでもいいのですが、気になる。。。。

    これだ!

    枯れちゃって、平成9年(1997年)にしただけ残して切断したそうです。

    これが蔵を掛けた方?
    弓を掛けた方?
    どちらでもいいのですが、気になる。。。。

  • 大雨の中、勿来の関公園へ。

    大雨の中、勿来の関公園へ。

  • 入口には源義家の像。

    入口には源義家の像。

  • ここには多くの句碑があります。<br />雨降ってるけど、少し歩いてみましょう。

    ここには多くの句碑があります。
    雨降ってるけど、少し歩いてみましょう。

  • こんな注意書きがありました。<br /><br />拓本を取る方が多いのですね。<br />こんな表記、始めて見た。

    こんな注意書きがありました。

    拓本を取る方が多いのですね。
    こんな表記、始めて見た。

  • さあ奥へ。<br /><br />雨、少し弱くならないかな~?

    さあ奥へ。

    雨、少し弱くならないかな~?

  • 奥州の宮?<br /><br />関東と奥州の国境の守り神として祀られたお宮だそうです。

    奥州の宮?

    関東と奥州の国境の守り神として祀られたお宮だそうです。

  • でその奥が<br />関東の宮。<br />先ほどの奥州の宮と一対だったようです。

    でその奥が
    関東の宮。
    先ほどの奥州の宮と一対だったようです。

  • この碑は?<br /><br />石碑見ても達筆で読めないから、隣りの説明書きに目が行きます。

    この碑は?

    石碑見ても達筆で読めないから、隣りの説明書きに目が行きます。

  • 斎藤茂吉の詠んだ歌です。<br />茂吉が33歳の時、19歳の奥さんとココに寄った時に読んだようです。<br /><br />みちのくの 勿来へ入らむ山がひに 梅干しふくむあれとわが妻<br /><br />東北の勿来の関に行く山間の道で、梅干しを口に含む私と妻<br />と言う意味です。<br /><br />茂吉は奥さんのことが大好きだったのでしょうね~

    斎藤茂吉の詠んだ歌です。
    茂吉が33歳の時、19歳の奥さんとココに寄った時に読んだようです。

    みちのくの 勿来へ入らむ山がひに 梅干しふくむあれとわが妻

    東北の勿来の関に行く山間の道で、梅干しを口に含む私と妻
    と言う意味です。

    茂吉は奥さんのことが大好きだったのでしょうね~

  • さあ奥へ。

    さあ奥へ。

  • この句碑は?<br /><br />やはり達筆すぎて読めない。

    この句碑は?

    やはり達筆すぎて読めない。

  • 永野修身の歌です。<br /><br />旧日本海軍の軍人さんのようです。<br /><br />山桜 われも日本の武士にして<br /><br />山桜よ、私も源義家と同じ日本の武士であるのだから<br />という意味です。

    永野修身の歌です。

    旧日本海軍の軍人さんのようです。

    山桜 われも日本の武士にして

    山桜よ、私も源義家と同じ日本の武士であるのだから
    という意味です。

  • その隣は?<br /><br />

    その隣は?

  • 源義家の有名な和歌です。<br /><br />「吹く風を なこその関と思へども 道もせにちる山桜かな」<br />この和歌の意は、<br />「吹いてくる風を、ここには来るな!と押しとどめる関所だと思っていたけど、道も狭くなるくらいに散り落ちる山桜だな~~」

    源義家の有名な和歌です。

    「吹く風を なこその関と思へども 道もせにちる山桜かな」
    この和歌の意は、
    「吹いてくる風を、ここには来るな!と押しとどめる関所だと思っていたけど、道も狭くなるくらいに散り落ちる山桜だな~~」

  • その奥の隣の歌碑は?

    その奥の隣の歌碑は?

  • 桜木の 石にもなりて くちぬなを 関のこなたにとどめけるかも<br /> <br />海上比佐子という方の歌です。<br /><br />意味は、桜の木の化石になっても、その名は廃れることなくここ勿来関にとどめることだよ。

    桜木の 石にもなりて くちぬなを 関のこなたにとどめけるかも
     
    海上比佐子という方の歌です。

    意味は、桜の木の化石になっても、その名は廃れることなくここ勿来関にとどめることだよ。

  • 奥へ。<br />雨が激しくて・・・

    奥へ。
    雨が激しくて・・・

  • この歌碑は?

    この歌碑は?

  • 飛鳥井宗勝?<br />だ~れ?<br />室町末期から江戸にかけての公家さんのようですね。<br /><br />九面や 潮満ちくれば みちもなし ここを勿来の関といふらん<br /><br />意味は、<br />九浦は、満潮になると道が無くなってしまいます。<br />道を閉ざすココを勿来の関というのだろうよ~~

    飛鳥井宗勝?
    だ~れ?
    室町末期から江戸にかけての公家さんのようですね。

    九面や 潮満ちくれば みちもなし ここを勿来の関といふらん

    意味は、
    九浦は、満潮になると道が無くなってしまいます。
    道を閉ざすココを勿来の関というのだろうよ~~

  • そしてさらに奥へ。

    そしてさらに奥へ。

  • この歌碑は?<br />これも達筆すぎて読めない。

    この歌碑は?
    これも達筆すぎて読めない。

  • 源師賢ってだれ?_<br />平安時代の歌人なんだそうです。<br /><br />東路は なこその関もあるものを いかでか春の 超えて来つらん<br /><br />意味は<br />春は東から来るというけれど、東路には「来るな」という勿来関があるのに春はどうやって来るのだろう?

    源師賢ってだれ?_
    平安時代の歌人なんだそうです。

    東路は なこその関もあるものを いかでか春の 超えて来つらん

    意味は
    春は東から来るというけれど、東路には「来るな」という勿来関があるのに春はどうやって来るのだろう?

  • そして奥の隣へ。

    そして奥の隣へ。

  • この歌碑は?<br />和泉式部?

    この歌碑は?
    和泉式部?

  • なこそとは 誰かは云ひし いはねども 心にすうら関とこそみれ<br /><br />意味は、<br />「来ないで」なんて誰が言ったの?<br />いいえ誰も言ってはいないわ。<br />あなたが勿来関みたいな心の隔てを作って私に会いに来ないだけでしょう。<br /><br />なんかちょっとドキッとする歌ですね。<br />いかにも和泉式部っぽい。。。

    なこそとは 誰かは云ひし いはねども 心にすうら関とこそみれ

    意味は、
    「来ないで」なんて誰が言ったの?
    いいえ誰も言ってはいないわ。
    あなたが勿来関みたいな心の隔てを作って私に会いに来ないだけでしょう。

    なんかちょっとドキッとする歌ですね。
    いかにも和泉式部っぽい。。。

  • さらに奥に進みます。

    さらに奥に進みます。

  • 坂を上りきると、

    坂を上りきると、

  • こんな歌碑がありました。<br /><br />源信明という方が詠んだ句です。<br />この方、平安時代の歌人です。

    こんな歌碑がありました。

    源信明という方が詠んだ句です。
    この方、平安時代の歌人です。

  • 名こそ世に なこその関は行きがふと 人もとがめず名のみなりけり<br /><br />意味は、<br />名前こそ「来るな」などという勿来関だが、往来する人をとがめたりしない。<br />な~んだ、名前だけの関だったのね。

    名こそ世に なこその関は行きがふと 人もとがめず名のみなりけり

    意味は、
    名前こそ「来るな」などという勿来関だが、往来する人をとがめたりしない。
    な~んだ、名前だけの関だったのね。

  • 丘を登り切ったようですね。

    丘を登り切ったようですね。

  • 東屋で雨宿り・・・

    東屋で雨宿り・・・

  • 雨、止まないかな~?

    雨、止まないかな~?

  • この句碑は、芭蕉のようです。

    この句碑は、芭蕉のようです。

  • 風流の はしめやおくの 田植うた<br /><br />意味は、<br />俳句の始まりだったんだ。奥州の田植え歌は。<br /><br />いかにも芭蕉っぽい歌ですね。

    風流の はしめやおくの 田植うた

    意味は、
    俳句の始まりだったんだ。奥州の田植え歌は。

    いかにも芭蕉っぽい歌ですね。

  • 大雨が降る中、勿来関公園の中の句碑を見て回りました。

    大雨が降る中、勿来関公園の中の句碑を見て回りました。

  • さあ茨城県に戻りましょう!<br /><br />つづく

    さあ茨城県に戻りましょう!

    つづく

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