7日間で茨城をクルっと巡ってきました。⑫土浦城跡に寄ってからホテルにチェックイン！！

2025/03/02 - 2025/03/08

筑波山の次は土浦へ。
霞ヶ浦西側に広がる土浦市。
まずは土浦城跡に行ってみました。

土浦城は、平安時代にこの辺りに平将門が砦を築いたのが起源と言われていますが、室町時代、地元の武将である小田氏に属する今泉氏が築城しています。
なんでこのお城に興味を持ったかと言うと、最後の城主だった小田氏治に興味があったからです。
「戦国最弱の大名」と言われる小田氏治。
織田信長と対比され、「弱いほうの"おだ"」と呼ばれています。
戦国武将だった、結城、上杉、佐竹に何度も戦で敗れています。

秀吉の北条小田原攻めの後、小田氏は秀吉に所領を没収されます。
その後、家康の次男であった結城秀康が入城します。
その結城秀康が越前・福井城に移ると、松平信一が城主となり、その養子の松平信吉が、今の土浦城に改修したようです。
その後西尾氏～朽木氏～土屋氏と城主が代わり、幕末まで長きにわたり土屋氏が城主でした。
土浦城はその頃、北は沼地、西は桜川、南は霞ヶ浦という自然に守られた攻め難い要害でした。

再見された東櫓や西櫓だけでなく、江戸時代から残る櫓門や前川口門も拝見することができました。

その後は古い建物が残る旧水戸街道沿いをプラプラしてからホテルに戻りました。

エリア 土浦(茨城)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 自家用車 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

筑波山のケーブルカー麓駅から車で約40分。
今晩お世話になるホテル近くのコインパーキングに車を停めて市内散策開始！
プラプラあること約30分。
まずは土浦城跡にやってきました。
同じ敷地内に土浦博物館があて、「江戸時代のキャリアデザイン」という企画展を開催中。ちょっと興味があたのですが、16時30分までだったのであまり時間が無～い！訪れずに公園内を散策しました。

これは土浦城の櫓門の礎石です。
江戸初期のものです。

お堀越しに西櫓が見えます。

城内を散策してみます。

輪郭式平城です。

今は内堀しか残っていませんが、以前はこの外側に2重に外堀があったようです。

内堀を渡ると右側は二の丸。
綺麗に整備された亀城公園です。

左側の本丸へ。
本丸には元々天守はありません。
復元された東櫓、西櫓がありました。
復元と言っても、元々使われていた部材を使って平成になってから復元されたそうです。
こちらは西櫓です。

本丸の土塁の上に建っています。

東日本大震災で破損しましたが、1年3か月かけて修理を行ったようです。

反対側に見えるのは櫓門です。

本丸の真ん中あたりから、西櫓を振り返ってみます。

ココ本丸には館がありましたが、天守は無かったようです。

で、こちらがやはり平成に復元された東櫓です。

こちらが櫓門です。
この櫓門、江戸時代からの現存建物遺構です。
復元ではありません。

櫓門の下から本丸を眺めます。
右に見えているのが東櫓。

櫓門をくぐって、二の丸へ。

左右に内堀。

門の入口の土浦城址の碑。

櫓門を振り返ります。
２階に大太鼓を置き時刻を知らせたことから、別名、太鼓櫓と言われていたそうです。

明暦２(1656)年建造という、江戸時代初期の門です。

二の丸からもう一度本丸に戻って、横の霞門から外に出てみました。
右の復元された東櫓と共に、桝形を形成しています。

東櫓と霞門は一体何ですね。

霞橋で内堀を渡りました。

北西方面に内堀が延びています。

南側に廻ってみました。

南東側の内堀は北側に比べて広いですね。

内堀越しに東櫓。
おっ！
ピンクの梅の花が見えます！

改めて引いて内堀越しに東櫓。

正面から東櫓を眺めると、意外に大きいことが判ります。
復元された東櫓ですが、元々は徳川二代将軍秀忠の日光東照宮参拝の帰途に土浦城に立ち寄るので、城の威容を整えるため西櫓とともに建築されたようですので、見た目が大事なのですね。

東櫓の白壁にピンクの梅がいい感じ。

グルっと内堀の外側を巡ってみました。

内堀の南西側も広いですね。
この隣は二の丸です。

二の丸から外に出ようとすると、前川口門。
手前に柱があります。
高麗門ですね。

で、この門は江戸末期の門のようです。

門を出て振り返ってみます。
明治時代には役場の門に、大正時代にはお寺の門になっていたようですが、、昭和56（1981）ココに移築されたようです。

ここは旧水戸街道。
土浦の旧市街です。

明治や大正時代の建物が残ってます。
この「まちかど蔵　大徳」という施設は元々は呉服屋さん。
今は観光案内所になっていました。

江戸時代より土浦の商業の中心地として栄えたエリアです。

蔵もありますね。

この建物も「まちかど蔵　野村」と言って、観光施設のようです。
カフェも併設されています。

でもこれだけの建物をキープするのも大変でしょうね～

江戸～明治～大正～昭和初期とずいぶん栄えていたんだろうな～

シニア夫婦はこんな道をプラプラ歩きます。

雰囲気のある街並みですね。

このお蕎麦屋さん、
外観に雰囲気ありますね～

なななんと、創業は明治6年（1873）創業。
今でも営業中です。
立派だな～

旧水戸街道の宿場町だった土浦。
江戸の日本橋からは18里半（約74ｍ）。
7つの街で構成されていた大きな宿場街だったうようで、本陣、旅籠、問屋、商人宿、船宿、茶屋、商家などが軒を連ねていたのですね。

現役の調剤薬局さん。
老舗なんだろうな～
創業は明治初期でしょうか？

旧水戸街道から約20分歩いて駐車場まで戻って荷物をピックアップして今晩お世話になるホテルへ。
このホテル、契約する駐車場はありません。
でも周りに多くのコインパーキングがあります。
安い所から埋まって行くようです。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

フロントに行こうとしたら、「いらっしゃいませ」とも言われず、ポーカーフェイスで機械に案内された・・・・
新しく綺麗なのですが、急に冷たく見えてきました。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

チェックインはこの機械で。。。
今はこんなビジネスホテルが増えているのですね。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

ここは無人ホテルか？
急に全部冷たく見えてきた。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

館内着があって、ココからサイズを選ぶようです。
部屋だけでなく、館内をこの服で移動できます。
大浴場もあるしね。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

えっ？
もう17時過ぎてます。
食べてく？
お腹空いてるし・・・

一回、部屋に荷物を置きに行きましょう。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

機械にアサインされたのは6階です。
お洒落ですね～～

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

612号室です。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

お部屋へ！

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

スタイリッシュで広いツインルームです。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

テレビは壁掛け。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

空気清浄機もあります。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

小さいけどデスクに2人座ることも可能です。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

クローゼットはありません。
壁にハンガー。
これは最近のビジネスホテルでは当たり前ですね。

機能的で使いやすそうな部屋です。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

ここには、

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

下部に冷蔵庫。
少し小さいなぁ～

コンビニで購入してきた缶微ビールを収納。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

上部にはこのマシーン、イイですね～

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

これ、嬉しい！

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

水回りは一か所にまとまったユニットです。
大浴場があるのでここではシャワーを浴びてません。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

部屋からの景色です。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

部屋に荷物を置いて、出かける支度して、シニア夫婦は1階へ。
ここでカレーを戴くことにしました。
宿泊者はココで無料で戴くことができます。

すでに数人の先客がいらっしゃいます。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

セルフでカレーを戴きます。

旨い！
お店のカレーというより、家庭の味がしました。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

コーヒーもフリーです。
このホテル、気が利いてる。。。

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル

新しくて綺麗
スタイリッシュ
カッコいい
使い勝手がいい
気が利いている

フロントの不愛想な雰囲気を除けば最高ですね。

さあシニア夫婦は夜の土浦の街へ・・・
つづく

ザ セレクトン土浦駅前 宿・ホテル