2024/10/10 - 2024/10/12
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まつじゅんさん
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初めての立山・黒部アルペンルートの旅、Ver.2はメインの富山鉄道立山駅から、長野県扇沢までの内、室堂迄の前半です。
2日目のスタートは、添乗員さん曰く「ここ数週間の中で、最高の天気」という良い天気です。
ケーブルカー、高原バス、ロープウェイ等々を乗り継いで進みましたが、其々の場所で、まるで絵葉書のような最高の絶景を楽しむことが出来ました。
アルペンルートは、乗り継ぎが如何にスムーズに進むかが重要で、スケジュールロスや観光シーズン中の混雑していた中、添乗員さんと乗り物係の方々の連携で、トコロテンの如く(添乗員さん:談)一筆書きを進むには、やはり「ツァーで良かったな」と思った一日でした。
今回は、全5部作となっています。
Ver.2山湾寿司の夕食までです。
・Ver.1 富山・高岡市内観光 編↓
https://4travel.jp/travelogue/11942974
・Ver.3 室堂 ~ 黒部ダム ~ 扇沢 編↓
https://4travel.jp/travelogue/11965296
・Ver.4 白馬アルプスホテル ~ 岩岳ノア ~ 宇奈月温泉 編↓
https://4travel.jp/travelogue/11965320
・Ver.5 黒部峡谷トロッコ列車 編↓
https://4travel.jp/travelogue/11965328
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 新幹線 JR特急 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
- 利用旅行会社
- 阪急交通社
-
ホテルの朝食は、ビュッフェ形式ではなくお弁当となりましたが、この方が良かったように思います。
お弁当も美味しかったですし、部屋でゆっくりと頂く事ができました。
食事を終え、ホテルフロント前に8時に集合し、駅裏の駐車場まで移動して2台の観光バスに分乗し出発です。ホテルヴィスキオ富山 宿・ホテル
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バスは富山市内を抜け、県道179号、県道15号、県道6号を通り、途中から富山地方鉄道 立山線に沿って立山駅に向かいます。
約1時間で立山黒部アルペンルートの富山県側の入口となる立山駅駐車場に到着。
バスは私達を下すと、長野県の扇沢に向かい、私達が来るのを待つとの事です。
走行距離は約200km、4時間半位かかるそうです。
立山駅は、富山地鉄と立山ケーブルカーが接続する駅で、駅前広場に面した出入口は2階で、ケーブルカーへの乗り場も2階にあり、観光バス等を優先した配置となっているようです。
アルペンルートの立山ケーブルカーは、乗車便の指定制で駅前広場まで行列ができることもあるそうです。富山地方鉄道 (市内電車) 乗り物
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こちらでの待ち時間は20分弱、ダッシュして富山地方鉄道の駅に行き、車両を見てきました。
ツァーでなければ、富山駅からこちらに乗って、立山駅に来るのですね。
*2025.03.25追記
アルペンルート閉鎖中の冬季でも、1本/時程度は確保されていましたが、今年からは、10時台から15時台の電車は無くなり、立山駅発は9時29分の次が15時30分となるようです。)立山駅 駅
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立山ケーブルの立山駅です。
1955年7月1日に、立山開発鉄道によって千寿ヶ原(1970年7月1日 翌年からのアルペンルート開通に合わせ、千寿ヶ原駅を延伸しケーブルと直結し、立山駅に改称)と美女平間が開業しました。
こちらの駅で、富山地鉄立山線とアルペンルートの立山ケーブルが接続しています。
山の斜面に建っていて、駅前広場に面している入口は2階で、アルペンルートへの観光バスや自家用車の客を優先した、乗換動線となっています。
ケーブルカーは、乗車便の指定制となっていますが、多客期には駅前広場まで行列ができることもあるそうです。立山駅 駅
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立山・黒部アルペンルートは、標高3,000m級の峰々が連なる北アルプスを貫く、世界有数の山岳観光ルートです。
総距離37.2km、最大高低差は1,975m、ほぼ全区間が中部山岳国立公園内にあり、富山県側「立山駅」と長野県側の「扇沢駅」を、6つの乗り物を乗り継ぎ、雲上に広がる立山・黒部の大自然を満喫できるのが魅力です。
因みに、立山から扇沢までの片道料金は、大人10,940円、子供5,480円だそうです。
立山・黒部アルペンルート:
立山駅-立山ケーブルカー(約7分)-美女平-立山高原バス(約50分)-室堂(日本一高所にある駅)-立山トンネルトロリーバス(日本一高所にあるトンネル約10分)-大観峰-立山ロープウェイ(日本最長のワンスパン方式のロープウェイ約7分)-黒部平-黒部ケーブルカー(約5分)-黒部湖(徒歩約15分黒部ダム ダムの高さ日本一)-関電トンネル電気バス(約16分)-扇沢駅 -
私達は、添乗員さんの段取り良く、10時過ぎのケーブルに乗車できるようです。
通常は20分間隔が基本のようですが、団体等が入ると臨時便を出して対応しているようです。
並び列がキチンとしていて、係の方が個人と団体を上手に整理していました。 -
立山ケーブルは2024年70周となるようです。
路線データ:
路線距離(営業キロ)1.3km
軌間1,067mm
駅数起終点駅2駅
高低差487m立山黒部アルペンルート立山ケーブルカー 乗り物
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立山駅と美女平間の1.3km、標高差487mを7分で登り、低山帯の森林から、山地帯の森林へ変化する様子を車窓から見ることが出来ます。
黒部ダム建設用の資材を積んでいた名残か、ケーブルカーでは珍しい荷台付きです。
今でも、大きい荷物はここに積むことができるそうです。 -
ケーブルカーの平均勾配は24度で、2台の車両がつるべ式(井戸のように、ワイヤーロープの両端に車両をつなぎ、山上駅にある巻上機で車両を上げ下げさせる方式)で、途中で岩が柱のようになっている、柱状節理を見る事が出来ました。
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ケーブルカーを降りると、係の人の誘導で美女平バス停に向かって移動していきます。
次から次へと新しいバスが来るので、待ち時間も少なく、全員着席制で順序良くお客さんが吸い込まれて行きます。
私が昔、車酔いでトラウマになった時代のバスとは全く違い、凄く快適です。
昔の高原バスの車両は、立山ケーブルカーによって運び込まれたそうです。美女平 自然・景勝地
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アルペンルート内の一般車両の通行はできないので、高原バスで23Kmの移動となります。
美女平の標高977mから2,450mの室堂まで、標高差1,473mの亜高山帯から高山帯への変化(大きな樹木は無くなり視界が開け、山麓から富山平野まで見渡すことができます)を車窓から眺めながら、快適な移動です。
車内はモニターTVがあり、見どころの解説ビデオが流れていて、タテヤマスギの巨木や称名滝等の見所付近では徐行、停車してくれるのも嬉しいですね。
バスはハイブリッドバスや最新のクリーンディーゼルバスで、環境にやさしいのは勿論、車酔いの原因となっていた、あの臭いや微妙な振動もなかったです。立山高原バス 乗り物
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バスは、終点の室堂に近づいてきました。
室堂は、レストラン、展望テラスや見所が多く、散策の拠点として、アルペンルート中、最大規模のターミナルです。
外には、除雪車の展示もあり、公式YouTube(雪の大谷開通までの除雪動画)は、凄い迫力を感じます。↓
https://youtu.be/HfTGhnbr3wA
建設位置については、立山の自然美を損ねないよう、室堂平溶岩台地の先端(大谷斜面)で建造物が室堂平からあまり見えないように考えられていて、雪崩や鉄砲水の危険性を減らし、暴風雪時にも遭難防止のための道標としての役割を持たせるため、現在の位置となったそうです。
室堂ターミナルで使われている水道水は立山トンネル建設時の破砕帯から噴出した湧水が利用されているいる室堂ターミナル 自然・景勝地
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室堂ターミナルは、標高約2,450mにあり、アルペンルートの最高地点で、立山山頂簡易郵便局や、室堂観光案内所等もあります。
3階建で雪の壁で有名な「雪の大谷」への出入口は1階、室堂平や立山雄山へは屋上展望台から出入りできます。
建設位置は、立山の自然美を損ねないように考えられていて、室堂平溶岩台地の先端で、室堂平からあまり見えず、雪崩や鉄砲水の危険性も少ない位置で、暴風雪時の遭難防止の道標となる、デザインとなっています。
1階は高原バス、トロリーバスのターミナルとなっていて、常に観光客や登山者で混雑しています。
ホテル立山は、ターミナルと一体となった施設です。室堂山展望台 名所・史跡
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立山玉殿の湧水です。
立山トンネル開通に伴い噴出した地下水で、1985年に環境庁により「立山玉殿湧水」として名水百選のひとつに選定されています。
室堂ターミナルで使われている水も、立山トンネル建設時の破砕帯から噴出した湧水を利用しているそうです。立山玉殿湧水 自然・景勝地
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立山自然保護センターの案内があったので、立ち寄ってみました。
こちらは、立山の豊かな自然を紹介する施設となっていて、ライチョウを中心とした生き物達や、100種類以上も生息する室堂平の高山植物、周辺の見所等の案内もありました。
また、ハイビジョン映像とジオラマで、室堂平の季節毎の景色や、地形もわかりやすく紹介されていました。
入場無料、荒天時の避難所にもなっているそうです。立山自然保護センター 名所・史跡
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例年ならば、室堂の紅葉も盛りのはずでしたが、今年は遅れているそうで、紅葉はあまり見られませんでしたが、青空の絶景は素晴らしかったです。
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感激の景色が、目の前に広がっています。
ホント絵葉書のような景色です。↓
https://youtu.be/pkXwgY1VOKM -
室堂では2時間程、自由時間がありました。
添乗員さんから伝えられた時は、「ここで2時間も・・・・」と思いましたが、アップダウンのある散策路を、みくりが池周辺までしか行きませんでしたが、ゆっくり散策したら時間が足らないかも、と思いました。
見とれる位の素晴らしい景色の連続で、立ち止まったり、撮影したりで、時間の経つのが速かったです。室堂平 自然・景勝地
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北アルプスで最も美しい火山湖、「みくりがブルー」と例えられる、みくりが池です。
周囲は約630m、水深約15mの池で、水面に周囲の3,000m級の山々が映り込んでだ景観が生まれていて、今日のような晴天では、太陽の光を反射して輝く水面を見ることが出来て、最高の瞬間でした。みくりが池 自然・景勝地
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地獄谷と呼ばれているエリアです。
標高2,300mにあり、立山火山の最後の活動によって、みくりが池等と共に形成された火山地形帯です。
以前は、噴気帯近くに温泉宿があったそうですが、火山性ガスのために閉鎖され、2011年以降は、噴気活動の拡大活発化のため、地獄谷全域が立ち入り禁止となっています。
近くに、宿泊、日帰り入浴もできる「みくりが池温泉」があり、風呂好きの私、入浴しようかなと悩みましたが、時間の都合で諦めました。
この温泉は、地獄谷から吹き出す高温の水蒸気を、ガス抜きしてポンプで高低差100m、340mの距離を圧送された、仄かな硫黄臭がある、白く濁ったかけ流しの湯で、神経痛、筋肉痛、関節痛に効能があるそうです。地獄谷 自然・景勝地
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室堂から見上げる雄山の頂上(3,003m)に、雄山神社 峰本社があります。
雄山神社に行くには、室堂ターミナルから登山道を歩き、約2時間かかりますが、旧社殿は室堂ターミナル屋上階に復元されているとの事で、お詣りさせて頂きました。
旧社殿は、1860年に加賀藩によって造営され、その後135年間にわたり、厳しい自然環境の中で参拝者を迎えていました。
1996年7月に、現在山頂にある社殿に建替えられ、旧社殿は解体され、立山町岩峅寺にある前立社壇 雄山神社に保管されていましたが、2012年4月にここに復元されたそうです。 -
歩き疲れと、少しお腹も空いてきたので、ホテル立山の「ティーラウンジ りんどう」で、窓から、3,000m級の立山連峰の山々を眺めながらの休憩です。
因みに、日本百名山の一つ、立山は独立峰ではなく、北アルプス北部の雄山(3,003m)、大汝山(3,015m)、富士ノ折立(2,999m)の連峰の総称です。
富士山、白山と共に日本三霊山の一つでもあります。ホテル立山 宿・ホテル
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先ずは甘い物を欲している身体に、モンブランと珈琲を発注。
お勧めは、名水百選の「立山玉殿の湧水」での「水出しコーヒー」との事で、タンニン等の苦味成分を抑えた味と香りの珈琲です。りんどう グルメ・レストラン
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カレーフェアーをされていたので、Beef Curryも発注。
スパイシーながら、丁度良い辛さで美味しかったです。
小腹を満たし、甘い物で体力も回復、立山・黒部アルペンルート後半に向かいます。
Ver.2、これまで。
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