スイス自然満喫旅行⑪　グリンデルワルトの村の中を歩いてみよう

2024/07/02 - 2024/07/02

急遽行くことにしたユングフラウヨッホは大当たり。
が、登山列車で降りてくるとアイガーグレッチャーは真っ白、クライネシャイデックは多少マシな程度。
午前中に真っ白な中のハイキングを強行したけど結果は「景色が見えないとハイキングの楽しさは半減どころが激減、ということを身をもって実感する結果になったのでこのままグリンデルワルトに戻ることに。
るるぶにはグリンデルワルトの村のハイキングコースもあったのでそれにチャレンジ。
多分このコース歩く人あんまりいないと思う。

【旅程】
　6/28（金）関空発17:40→アブダビ着23:55（乗継）
　6/29（土）アブダビ発2:50→チューリッヒ着7:20
　　　　　　チューリッヒ観光
　　　　　　チューリッヒ発13:07→クール着14:22(by train)
　　　　　　クール発14:26→ツェルマット着20:10(氷河特急)(ツェルマット泊)
　6/30（日）ツェルマット観光(ツェルマット泊)
　 7/1（月）ツェルマット発→インターラーケン着(by train)
　　　　　　インターラーケン発→ベルン着(by train)　
　　　　　　ベルン観光
　　　　　　ベルン発→トゥーン着
　　　　　　トゥーン観光(by train)　
　　　　　　トゥーン発→シュピーツ着(by ship)
　　　　　　シュピーツ観光
　　　　　　シュピーツ発→インターラーケン着（インターラーケン泊）
★ 7/2（火）インターラーケン発→グリンデルワルト着(by train)
　　　　　　ユングフラウエリア観光（グリンデルワルト泊）
　 7/3（水）グリンデルワルト観光（グリンデルワルト泊）
　 7/4（木）グリンデルワルト発8:17 →ブリエンツ(by train)
　　　　　　 ロートホルン鉄道乗車
　　　　　　ブリエンツ→インターラーケンオスト(by ship)
　　　　　　インターラーケンオスト→チューリッヒ着(by train)
　　　　　　チューリッヒ観光（チューリッヒ泊）
　 7/5（金）チューリッヒ発11:15→アブダビ着19:10（乗継）
　　　　　　 アブダビ発21:25→
　 7/6（土）→関空着11:55

エリア グリンデルワルト(スイス)

• 旅行の満足度: 4.0
• ホテル: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

グリンデルワルトに戻ってくるとちょっと青空も見えている。
上よりはまだお天気はマシっぽい。

この旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11948144
の続き。

グリンデルワルド駅 駅

まずは駅前のホテルのチェックイン。
荷物室に入れてたスーツケースを出してお部屋までコロコロ。

予約したのはスタンダートシングルルーム。
朝食付きで1泊27228円。
この時はBooking.comが最安値だった。
広くはないけどインターラーケンのホテルと同じでベッドが壁際にあるのでスーツケースを広げるスペースがあるのは助かる。

ベルナーホフ ホテル ホテル

ベッドには小さなお菓子のサービス。
日本の旅館を思い出すサービス。
スイスはこのサービスの割合が他のヨーロッパより高めかも。

バスルームは細長い形。
よく言えばコンパクト、悪く言えば狭いけどまぁこんなもんでしょう。
バスタブはなくシャワーのみ。
シャワーカーテンがギンガムチェックで可愛い。

時刻は時過ぎだけどまだ明るいし、せっかくなのでるるぶのグリンデルワルト村の中の初心者向きのハイキングコース、アスピコースを歩いてみることに。
ちょっと雲が増えてきたかな…。
雨が降らないことを願うばかり。

まずは駅前の賑やかな通りを曲がってあまり人がいない方向へ。
駅周辺は人でいっぱいだけどちょっと道を逸れるとほとんど人がいない。

建っている家もまばら。
グリンデルワルトは景観を守るために新しく家は建てられないらしい。

だからこの景観が気に入って住みたい！と思っても空き物件が出ない限り住めないらしい。
そんな厳しい規制があるからこそ守られている景観。

歩いている前から路線バスが。
見るともなく見てるとバスの1番前の座席に座っているのはユングフラウヨッホの氷の宮殿で記念写真の撮りあいっこをした新婚さん(推定)カップルが！
あ！と思ったら向こうも気づいたらしくすれ違う時に手を振り合う。
知らない人でも少し話しただけで親近感の湧くのはなんでかな。

ちょっと心温まる交流（？）の後、ハイキングを続ける。
一応るるぶではハイキングコースとして紹介されているけど村の中のコースなのでハイキングというより散歩みたいな感じ。

残念ながら雲は増えてきている感じ。

でも午前中アイガーグレッチャーを出たばかりの真っ白の世界を思えば緑色（山）が見えるだけマシ。
欲を言えば青色（空）が見えればもっといいんだけど。

るるぶに書いてある1つ目の橋。

橋の袂には山の上に咲いているのとはまた違うお花が咲いている。

川の水も増水しているような…。

こんな小さな橋もあったので渡ってみる。

川沿いが遊歩道になっていた。
マイナスイオンがたっぷり出てそうな空間。
観光客とすれ違うことはなく犬の散歩している地元の人とすれ違ったくらい。

遊歩道の間の道路にあった標識。
これは「馬に注意」の標識？？
グリンデルワルトでは全く馬を見かけなかったけどいるのかな？？

遊歩道に突如現れたLand Art Grindelwaldの看板。
なんだこれ？と思っていたら…

更になんだこれ？と思うものが遊歩道に出現。
まっくろくろすけを木で作ってみました、みたいなオブジェ。

その向かいには…木のカーテンみたいなオブジェ。

アートなんだろうな、ということは分かるけどイマイチ理解が出来ない。
この他にもいくつか作品らしきものがあったけど理解できない分野なので割愛。

気のせいか雲が増えてきたような。

遊歩道の終点に看板発見。
この遊歩道こっちが出発地点だったのかな？

そしてるるぶのアルピコースに掲載されている2つ目の橋に到着。

橋を渡ってすぐの所にゴルフ場。
ゴルフ場って山の中にあるイメージだったけどこんなところにあるんだ！珍しい！
と思ったけどよく考えたらこの村のある場所は標高1000ｍの場所。
つまりここは山の中だ(笑)。

アルピコースは観光客が集まるグリンデルワルト駅周辺から見ると南側。
この辺りを歩いている間は道で観光客には全く会わなかった。

グリンデルワルトの人口は4000人弱。
どう考えても1日にここを訪れる観光客の方が多いと思う。

村の中にも小さな花が咲いている。

のどかな風景。
店とかは全くない。
建物の建築制限をしているからこそ守られている風景。

これ礼文島で見た覚えのある花だ。
懐かしい。
今思えば礼文島でハイキングの楽しさに目覚めた気がする。

コロナの間海外旅行に行けなかったけどその分国内旅行で日本各地に行って鉄道にも目覚めたし、ハイキングにも目覚めた。
ある意味コロナのおかげで旅のバリエーションが広がった気がする。

最初から最後までほぼ誰もいないハイキングコース。
人がいないのはお天気のせいもあると思うけど。
お天気が悪い日は他の観光客は何してるんだろう？
部屋でゆったり？

遠くには氷河が見える。

ゴンドラもあったけど…この天気では期待できないだろうと素通り。
ちなみにこのゴンドラはガイドブックにも乗ってなかった。
スイスの山岳交通の多さは想像以上。
有名なもの以外にもゴンドラやらロープウェイがたくさんありそう。

村の中心エリアに戻ってきた。
雲は分厚いままだけど幸い最後まで雨は降らず。

メイン通り沿いにある教会。
教会と山ってすごく絵になるんだけど今日の様なお天気では山がよく見えない状態。

一応グリンデルワルトのメイン通りだけど端っこなので人通りは少ない。

スイスの街はどこも花が綺麗に飾られているのが印象的。

建物も山小屋風のものが多く景観を壊さない様に配慮していることがよくわかる。

本当は今日行くつもりだったフィルスト行きのゴンドラ乗り場。
明日の天気もイマイチなので明日乗るかわからないけど下見はしておこうと思って寄ってみる。

チケットはグリンデルワルトターミナルにもあった自動券売機で買えるみたい。
但し現金は使えずカード対応のみ。
こういうこと結構多かった。
スイスを旅行するならクレジットカードは必須アイテム。

運行状況の案内もあった。
ゴンドラは動いているけどフィルスト展望台にあるアトラクションは休止しているみたい。
この天気だし誰も乗ってないだろうな、と思って乗り場をのぞいてみたらゴンドラ待っている人が。
乗り場にもフィルストのライブカメラの映像があったので上に上がっても真っ白なのは分かっているはずなのに…それでも上がるって何か別の目的があるのかな？

真っ白なの景色を見るためにフィルストに行く気はないのでメイン通りぶらぶら。
お昼はおにぎり食べただけなので時間もあるし夕食はしっかり食べようとお店探し。

まだ夕食にはちょっと早い17:30という時間なのでお店は選び放題。
とは言え駅に近い方が混んでいるんだろうな、と思ったのでメイン通りでも駅からはちょっと距離のあるこちらのお店Restaurant Alte Postで食べることに。

屋外で食事している人はいるけど店内は誰もいない。
だたこれは時間が夕食にはちょっと早い時間だったからみたいでこの後次々に人がきた。

写真付きメニューで分かりやすい！
さすが観光地。

ナプキンがエーデルワイス柄で可愛い。

飲み物はグレープフルーツジュース。
CHF4.5。

注文したのはシュニッツェルのクリームマッシュルームがけ。
レシュティもつけてもらって合計CHF28。
美味しいけど飲み物と合わせて日本円で6000円。
お高い…。
日本ならサラダとデザートつけてもお釣りがくる。

レストラン アルテ ポスト 地元の料理

食後はメイン通りをてくてく歩く。
建物はどれも景観に配慮した色合い。
お土産もの屋さんと飲食店が多い。
ツェルマットとグリンデルワルトってあんまり違わないイメージだったけどグリンデルワルトの方が断然のどか。
ツェルマットは「町」と言ってもいい規模だけどグリンデルワルトは「町」ではなく「村」の雰囲気。

スーパーがあったので入ってみる。
ちなみにスーパーはここと駅前のコープの2軒だけ。

ワインコーナーにスイス感満載のワイン発見。
美味しいかどうか知らないけど見た目でスイスのお土産ってすぐわかる。
でもお土産に買ったのは別のワイン（笑）。
このワインがこの旅で買ったお土産第1弾。

ホテルまでの道を歩いていると日本人団体ツアーに遭遇。
主に中高年のおばさま方。
ツェルマットにあったモンベルがグリンデルワルトにもあった。

入口では大きなクマがお出迎え。
店内も日本人率高い(笑)。

モンベル (グリンデルワルト店) 専門店

レジにあったモンベルのスイス限定のボールペン。
メーカーは安心のペンテル。
一瞬買おうかとも思ったけど家にボールペン山ほどあるのに…買っても…と思いとどまる。

次はホテルの横のSwiss Chocolate Chalet Grindelwald。

チョコレート屋さんで店内には美味しそうなチョコレートがずらり。

バラ売もあって１個から買えるのでデザートに１個購入。
お値段は1粒どれでも1.5CHF。

最後は駅前のコープ。
ホテルのすぐ前なのでとっても便利。

とりあえず下見。
店内は結構混雑してる。
結構大きな店でお土産になりそうなものもいろいろ。
サラダ、サンドイッチ、お寿司らしきものも売ってたけど基本量が多い。
そして…美味しそうに見えない！！！(←ここ大事)
日本のスーパーの食欲をそそるお惣菜コーナーの凄さを思い知る。

明日は今日より更に天気が悪そうなので買い物は明日ゆっくりすることにして
この通りの右側にあるホテルに戻る。

19時前にはホテルに戻ってきた。
ロビーのコーヒーマシーンでコーヒーを入れてお部屋へ。

部屋に戻ってさっき買ったチョコレートを頂く。
購入したのはティラミス。
美味しかった！
それから天気の悪い明日の観光をどうするか考える。
普段なら雨でも観光するけど山の観光は雨だと周り真っ白で何も見えない中をだた歩くだけになることを身をもって知ったので予定していたハイキングや展望台はパス。
でもグリンデルワルトで展望台にも行かない、ハイキングもしない、となったら…どこに行けばいいの？？

と思いながらGoogleマップを見ていると洞窟っぽい場所を発見したのでそこに行ってみることに。
あとは向かいのコープでお土産購入かな。
冷蔵庫を開けてみるとガラス瓶のなかに冷たいお水。

明日の天気は悪そうだけど明後日は大丈夫そうなので明後日のロートホルン鉄道のチケットを調べてみると乗りたい時間は残り1枚だったので慌てて購入。
22時過ぎには就寝。

この日の歩数は23011歩。

この続きの旅行記は↓
https://4travel.jp/travelogue/11957308

この旅行記へのコメント （2）

• クサポンさん 2025/01/31 19:56:21

  雨の日のグリンデルワルト

  Rinちゃん
  クサポンです。
  
  私も雨が降ったら、このるるぶハイキングコースを考えてました。
  
  どんなとこだったか気になっていたので旅行記で見れて良かった。
  毎年のように行ってる友人は雨でもハイキングするらしく、私にはそこまでの根性はないかな。
  
  リベンジって言ってました？ニューヨークも行くよね？
  今度は晴れますように(^^)
  他にも素敵な村がたくさんあるみたいよ。
  
  私もモンベルのタンブラー買えばよかった。次のハイキングの予定はないけど、ダウン買うからモンベルクラブに今更入会しました(^◇^;)

  Rinさん からの返信 2025/01/31 22:31:01

  RE: 雨の日のグリンデルワルト

  クサポンさん、こんばんは。
  
  次の旅行記ではもう1つのハイキングコースをご紹介予定です(笑)。
  
  スイス、リベンジしてニューヨークも行きます！
  7月ニューヨーク、8月スイスと財布がやばそうな旅行が続きますが、その前がスリランカなのでまぁなんとかもつかな、と。
  モルディブ行ってたら多分やばかったですが(;^_^A。
  
  そして先日JALからNY便の時間変更の連絡があり、この時間変更が気にいらなければ無料で前後1か月くらいの期間の好きな便に振り替え出来ることに気づきました。
  わずか10分の変更で？とびっくりでした。
  実は帰りの便は第1希望の日から夏休み扱いなのかマイルが爆上がり（＋29000マイル）しててやむなく前日を抑えてたんです。
  が、この時間変更のおかげで無事第1希望の日に変更できました！
  29000マイル得しました(笑)。
  
  早い時期に航空券抑えると結構な確率で10分位の時間変更はあるので結果的に好きな日時が選べるということに気づいました。
  マイルで抑える時は第1希望じゃなくても最低レートの日で抑えるってのもアリですね。
  ちょっとした賭けにはなりますが。
  
  Rin