木曾路１００Km　自転車旅　最終日

2024/11/22 - 2024/11/24

木曽路の自転車旅も最終日。

前日の夜はとっても寒い思いをして、多少ビビりましたが。
最終日の予定は無し。

中津川へは走行後、電車に乗って帰るのが面倒って思って宿泊しただけだったのです。

そうそう、昨夜チェックインの事を書いてませんでしたが
チェックインの時に自転車を置く場所を教えて貰って、そこに自転車を持って行くと
もう一台、先に同じ様に旅をされていると思われる自転車が停まっていました。
ホテルの方に、あの自転車の傍に置いて下さいと言われて。
荷物は部屋に持ち込んでってチェックインでした。

朝食は付いていないプランだったので、＋４００円で朝食を付けてもらう事に。
時間は少し遅く７時からです。

エリア 中津川(岐阜)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: 自転車 JR特急 徒歩

さて、最終日。

７時からの朝食を摂りたく、６時半には起床。
昨日の疲れも残っていますが部屋の窓から外を見ると、あれは恵那山？

山の事も分からん。。。
とりあえず、朝食までに荷物を整理して。
今日は帰宅なので自転車に積む装備は全てリュックの中にしまって。

ただ朝食は７時ですが帰りの列車は９時５１分。
チェックアウトは１０時だったと思うけど、それまで部屋で過ごすのもなぁと思い、前々から気になっていた苗木城に行ってみようか？と考えてました。

プラザホテル中津川 栄 宿・ホテル

朝食のセット。

珈琲はお代わり自由って事で２杯飲んじゃいました。
昨日まで、殆ど飲んで居なかったから美味かった！

朝食を済ませて、ホテルの方に苗木城に行きたいけど、営業時間て有りますか？って聞いてみた。
７時過ぎに行って、門前払いも嫌だったので。
資料館は９時半からですが、お城は時間の事は何も書いて無いですねと資料を見ながら教えて頂きました。

部屋に戻って荷物を全て持ってチェックアウト。
苗木城迄行ってくるので、一旦荷物のリュックは預けて。
チャリに向かいました。

すると、昨夜停まっていた自転車のオーナーさんが居て。
なんと外国の方。
日本の大学で勉強したと言って、日本語で話してくれました。
「今日はこれから関ケ原に向かいます、ずっと中山道走って来ました」って。
すっごく刺激を受けました！
実は、この木曽路のきっかけとなった旅博で、イタリアのブースに行った時に、イタリアを自転車で走りたいって言って。
サイクリングコースの小冊子を頂いて。
通訳を介してですが、イタリアの方にお勧めルートを聞いたら、オーストリアの方からアドリア海に出るルートが良いって。
やっぱり一度は外国を走ってみたいです。

と話が長くなっちゃいましたが。
その外国の方と１０分くらいお話をして、お互いの健闘を祈って。
身体は疲れてたけど、気持ちはあがりましたね。

私は、苗木城に出発。
荷物をフロントに預けた時に９時には戻りますと告げていたので、さくっと行ってこよう。

距離にしたら片道５キロ。時間も２０分位。

プラザホテル中津川 栄 宿・ホテル

そして、木曽川に架かる玉蔵橋を渡っている時でした。

なんじゃい、この幻想的な景色は！！！！
朝靄の立ち込み方が素晴らしく、もう停まってしまったのです。

そしてハッとする。
苗木城をググる時に、予想される検索結果の所に
「苗木城　雲海」ってのがあったなと。

まさか、雲海の苗木城見れちゃうの？
ここからは、本気でお城に向かう！
雲海の苗木城を見てみたい！！！

しかし。。。
苗木城は山城。
城を建てるって事は、そこの立地が良い事。
見張らせる場所に有る事。

そうなんです、山の上だったんです。。
またまた上り坂の連続で。。

お城に着いた時はもう、靄も無く晴れ渡っておりました。

無料駐車場に何台もの車が停車されてましたが、もしかしたらこんな時間から来ているのって雲海の事を知っていらっしゃる方々だったのかな？

結構、見に来ている方が朝にしては多かったと思ったのです。

私のチャリも駐車場の端に停めて。

苗木城跡 名所・史跡

ここ、確か１００名城スタンプあったと思いますが。
今回はスタンプ帳も持っていないし、おそらく資料館が開いていないとスタンプも押せないんじゃ？

苗木城跡 名所・史跡

山城Ｎｏ１って幟があって。

うん、確かに良い感じのお城！！

もう一つ、少し離れてますが南の方に岩村城があって。
岩村城も行ってみたく考えてました。

しかし中津川から岩村城へ続く３６３号線が通行止めになってるっぽく。
次に、世界ラリー選手権　ＷＲＣが中津川で開催されている。
多分、岩村城の方かな？とか思って。

その方達と帰りの時間が合わさると混むよなと考えて、早めの帰宅としました。
ＷＲＣカー見てみたかったけど。
中津川駅の方は何も無かった。

苗木城跡 名所・史跡

それにしても山城の魅力ってなんなんだろう？
ここに、こういう物があったってロマンで残ってるよなぁ。
向こう側に見える、あの高い場所まで行けそうな道が有りましたが。

ちょいと帰りの時間が近づいて来たので、登りませんでした。

苗木城跡 名所・史跡

多くの礎石が残ってます。

って事は上屋が有ったんだろうな？
こんな山の上に？

さて見学はこの辺りで。
９時にはホテルに戻ると言ってあるので帰る事に。

苗木城跡 名所・史跡

資料が無いので、何がどうとか。。
説明できません。

この後は無事９時にはホテルに戻って。
預けた荷物を回収。

そのまま自転車を輪行状態にして中津川駅に向かいました。

苗木城跡 名所・史跡

青い袋の中にチャリが入ってます。

列車到着１０分前位にホームに到着。
外国人観光客の姿も多くみれて、皆さん名古屋方面に向かうみたいで。
長野方面のホームにはあまり人が居なかった。

中津川駅 駅

初めて乗る特急しなの。

昨日、丸一日掛けて走った区間を１時間で走り抜けるモンスター（笑）

中津川駅 駅

特急しなのって、カーブにかかると車体を傾けてハングオン状態で曲がるんですよね。
その傾きが離陸後の飛行機の旋回っぽく感じられてね。

なんかスゲーぞ！って興奮。
肉眼では先頭車両が見えたので写真に撮りましたが、微妙な位置で見える位。

一時間で塩尻に到着。

ここで特急あずさに乗り換えですが２０分位待つ事に。
塩尻はどんよりしてて、寒い！

塩尻駅 駅

止まっていると寒いからホームを歩いていると
日本で唯一　ホームのぶどう園なるものを発見！！

早く気づいていたら、向こうのホームまで見に行きましたが。
チャリも担いでるし。あずさの到着時刻も迫って来ているので少し離れた所から写真を撮っただけになっちゃいました。

ホームから見えた山。

山頂付近は白くなっています。
今季初の雪景色。
そんな呑気な事を言ってられない位に寒かったのですが。

いよいよ、旅の終わり。

あずさがホームに入ってきた。
塩尻を出た時はそうでもなかったけど、途中から満席となってた。

良かったよ、昨日チケット取っておいて。

ここから２時間半列車の中で眠って。
無事に帰宅する事が出来ました。

次は木曽福島まで電車で行って、そこから走ろうか？
中津川まで行って、先の中山道を走ってみようか？
色々と考えております。

では、これにて木曾路１００Kmを終了致します。

総走行距離は１３９，３３ｋｍでした。