ルーマニア・ハンガリー・セルビア周遊27日間①　ブカレストから始まる旅

2024/07/14 - 2024/07/15

日本の暑さから逃れようと、この夏はルーマニア、セルビアを中心に回ることにしました。ハンガリーの南端セゲドにも立ち寄ります。11月にターキッシュエアラインズで、イスタンブール経由ブカレスト行きの航空券を購入。

ところが、ブカレストに到着した日は、熱波が来ていたのでしょうか。最近開通した空港からノルド駅への直通列車も冷房の効きは悪く、窓も一部しかあかず、熱中症寸前。

やっとの思いで到着したブカレストですが、イスタンブールで乗り継いだタロム航空の遅れもあって、観光する時間も元気もなく、夕食をとって寝るだけ・・となってしまいました。2011年にブカレストは一度来ていますし、翌日から始まる周遊に備えまあ体力を温存することにします。

エリア ブカレスト(ルーマニア)

• 旅行の満足度: 3.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: タロム航空 ターキッシュ エアラインズ
• 旅行の手配内容: 個別手配

旅の始まりは羽田空港から・・。

ターキッシュの羽田―イスタンブール線は一昨年の6月マルタ旅行以来。
あの頃は、まだ渡航にワクチン証明書やPCR検査が必要で、チェックインも時間がかかったなあ。Visit Japanとか、アプリも入れていったっけ。

羽田空港 第3旅客ターミナル 空港

今回の航空券は、HND→ISTがTK199,IST→OTPがRO262。

荷物はスルーチェックインできたのだけど、ボーディングパスはイスタンブールまでしか出ませんと。ターキッシュでブカレストまで通しで買いましたが、会社も、アライアンスも違うので、羽田では出ないといわれます。

アタチュルク空港の乗り継ぎカウンターで、次のボーディングパスはもらってねといわれ、ちょっぴり不安を抱えながら機上の人となります。

離陸して1時間半ほどの23：30頃、1回目の機内食。

わたくしが選んだのはキョフテとごはん。和風仕立て。

夫が選んだのはこちら。

鶏のから揚げが数個・・と軽かったそうで、後部のギャレーからおにぎりやらサンドイッチをもらっていました。

3-3-3配列の後部、窓側2人掛けの席を指定したので、割とゆったり座り、快適なフライトでした。

着陸の2時間前、現地時間午前2時ころ、2回目の機内食。

焼うどん？

夫が選んだのは、オムレツ。

2年前のマルタ旅行記見たら、あらあら、2年前と機内食ほとんど同じ。

4時20分、定刻よりだいぶ早く、アタチュルク空港に到着です。

後ろの方から、降機できました。後ろから3列目に座っていたので、ラッキー。

新しい、アタチュルク空港に来たのは、2度目。

明け方でもこんなに賑やか。

まずは、乗り継ぎカウンターで、タロム航空のボーディングパスをもらい、一安心。

アタテュルク国際空港 (IST) 空港

Meeting point of the world ・・へようこそとアナウンス。

確かに五大陸から人が集まってくる感じ。

発着便の数もほらこんなに。

次のブカレスト便のゲートは2時間前にならないとわからないとのこと。
空いているベンチを探して座ります。

ゲートがわかりました。
A4ゲートだというので、そちらへ移動します。

10:15発の予定が1時間遅れ11:20発になるとの表示。

待つうちに、さらに遅延。

ようやく搭乗開始です。
RO262.

沖止めなのでバスで。

機体後部から乗り込みます。

皆さん、並ぶ習慣がないのね。これから、先が思いやられます。

機内は2-2配列。

窓際に座ります。短距離線は高度がそう高くないから、下界を見るのも楽しいです。

タロム航空は機内サービスは一切なし。飲み物すらも。

13時ころ、1時間遅れでブカレスト、アンリコアンダ空港に到着。

沖止めだったので、バスで移動。外気温40℃。

アンリ コアンダ国際空港 (OTP) 空港

パスポートコントロールを通り、スーツケースを引き取って、両替を済ませて空港から出てくると14時過ぎ。

空港からブカレスト・ノルド駅へは直通電車がコロナ以降でき,25分で結ばれたと聞いていたので、それでノルド駅に向かいます。ホテルもノルド駅のすぐ近く。

チケットは、1人5・5Lei,200円弱。クレカで購入可能。

スーツケースを置く場所もあるし、渋滞に巻き込まれないから、バスより楽よね、いいのが出来たわと話していたのも最初のうち。

なんと、列車はノロノロ運転でノルド駅に着いたのは15時20分頃。1時間近くかかりました。

ブカレストノルド駅。

2011年は、ブルガリア・ソフィアからの夜行列車でこの駅に到着でした。
駅までお迎えのガイドさんが来ていたから迷うこともなくホテルへ。

ところが、今回、ホテルへは道を一本間違え、聞く人もなく、たまに人がいても、ホテルを知る人はいなくて、やっとの思いで到着。

ブカレスト ノルド駅 駅

ノルド駅から徒歩5分ほどのHello Hotel、本日のお宿。
何とかたどり着きました。

チェックインしたら午後4時になっていました。

当初は、チェックインしたら、王宮の近くに行って、サラッと観光する予定でした。

でも、フライトと空港からの列車の遅延のダブルパンチ、その上熱波が来ていて、ものすごい暑さに消耗しています。

今日は、夕飯を食べるだけにします。

隣のコンチネンタルホテルのレストラン「ビストロ」にて。

夫のサラダ。わあ、トマトもキュウリも山盛り。

私のグリーンサラダ。レタスだらけ。

パンまで、食べきるかな。

夫の選んだチキンソテー。

わたくしは、ポークチョップ。

これに炭酸水つけて、締めて75Lei。味もコスパもよかったです。

この後、スチャバで泊まった同じContinental Hotelグループのレストランの夕食も、おいしくて、リーズナブルな価格でした。

おはようございます。

疲れていたのですぐに寝付いたのですが、時差ボケで早朝には目覚めました。

ハロー ホテルズ ブカレスト ホテル

ホテルの周りを、ちょっとだけブカレスト散歩。
早朝6時だというのに、もう気温はかなり高い。

駅前のビジネスホテルなので朝食時間が早いのはうれしいこと。

パンがいろいろ並んでいます。

ジュース。

ヨーグルトもいろいろ種類があります。

というわけで。
これだけ、いただくことにします。

さて、9時にホテルをチェックアウト、ノルド駅に向かいます。

それにしてもすごい人！

Casa（出札口）にもそれなりの人。

ネットですべて事前購入できたのはありがたいです。

ブカレスト一番の鉄道駅。

こんなに発着列車があるのね。

9:57ブカレスト・ノルド駅発の列車で、ブラショフに移動します。

待っているホームの反対側に入線した列車。リゾート行きなのか結構混雑。

チケットは、1か月前にCFR（ルーマニア鉄道）のサイトから、購入しました。

今回、7区間CFRを利用しましたが、すべて出発前に予約購入。
最近、クレジットカード付帯の海外旅行保険もが旅行費用を決済していることという条件付きが増えましたので、日本のクレジットカードが使えたのはありがたいです。

列車はホームとの高低差が多く、よじ登るように乗りました。スーツケースを持っては、かなりの難行苦行。

見知らぬ地元男性が、ひょいとわたくしのスーツケースを持って、座席の番号を聞くとここだよとさっさと運んでくれました。宗教関係の雑誌を見せて、良かったら買ってね・・と。そんなにしつこくなく、、No,Thank　you！にさっさと引きました。

さあ、ブラショフに向かってGo!