2024 3月 18きっぷ 北海道一周 (２)

2024/03/25 - 2024/03/25

第１日目 後半　2024年3月25日(月)【利尻富士】
大通バスセンター＝＝稚内　泊

2024年3月25日(月)～30日(土) 青春18きっぷを利用して鉄道ひとり旅６日間。念願の北海道一周。海外旅行を終えて中10日でまた大きな旅行ですが、計画はこちらの方が先でした。思えば決定までに６パターンもプランを変えてきた渾身の旅程です。
①伊丹空港＝＝新千歳空港＝札幌＝大通バスセンター＝＝稚内　泊
②稚内＝名寄＝旭川＝美瑛＝旭川＝北見　泊
③北見＝網走＝北釧路＝根室＝釧路　泊
④釧路＝新得＝北鹿越＝富良野＝美瑛＝富良野＝滝川＝岩見沢　泊
⑤岩見沢＝苫小牧＝鵡川＝苫小牧＝室蘭＝母恋＝東室蘭＝長万部＝函館　泊
⑥谷地頭＝函館＝長万部＝倶知安＝小樽＝銭函＝札幌＝新千歳空港＝＝関西空港

エリア 稚内(北海道)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 高速・路線バス

2024年3月25日(月)　第１日目 後半
12:25、さっぽろテレビ塔のすぐ裏手にある、　

さっぽろテレビ塔 名所・史跡

「大通バスセンター」にいます。

大通バスセンター 乗り物

この宗谷バス「わっかない号」で稚内まで行って宿泊です。鉄道旅は稚内スタートにしました。

12:35、ドライバーさんが受付を始めたので乗車。席についてくつろいでいます。
13:00の出発で、終点稚内駅前に18:50到着。料金は6700円なり。

ちなみに札幌から稚内を特急で行くと、乗車券込みで10560円(自由席)で５時間ちょっと。
３列シートで、こんなふうにできます。ＷＣも付いていて随時使用可。

13:00発車。こんなふうに街角にまだ雪が残ってました。

苗穂駅の前を通過しました。お、もしかしてアレが見られるかも♪

また見られました、国鉄色のキハ40。さっき快速エアポートの車内から見かけていたのです。

撮れてよかったよかった。

豊平川を渡りました。

河川敷には一面に残雪。

13:20、高速道路に。

道央道札幌料金所。快適なハイウェイ走行に。

穏やかなお天気です、車窓から早春の美しい風景がたくさん見られそうです。

おととしの９月初め、妻とレンタカーで北海道をまわりましたが、夕方に新千歳を出発して旭川までこの道を走りました。

その時は、日没でこの辺りではすでに暗くなっていたと思います。

走行中の車内からうまく撮れた、と思います。

14:05、砂川サービスエリアで１回目の休憩。道中２回の休憩があるとのことですが、１回目ちょっと早くない？まだ１時間しか走ってないよ。

砂川サービスエリア(下り) グルメ・レストラン

ま、ＷＣがあるので安心です。発車前に使ってみました、狭いですが機能的なつくりで、飛行機のに似ていたな。

ＷＣのところにあったパネル。宗谷地方をクローズアップ。先は長いなぁ。

そばにこんなバスが来ていました。

なんか、なんにでもかんにでもアニメふう少女があしらわれていますねぇ。

旭川ではなく留萌方面へ進みました。留萌から一般国道をまっすぐ北上するルートですね。今回で３度目です。最初は30歳になる直前のバイクひとり旅で。2度目はおととしのレンタカー夫婦旅行で。

14:40。調べるとあの塔は「秩父別(ちっぷべつ)温泉 ちっぷ・ゆう＆ゆ」にある開基百年記念塔でした。

14:50、雪景色のままの畑に轍…農作業の第１弾？何かを撒いたのでしょうか。

14:57、トンネルを越えると留萌の町。

15:08、シルエットになってしまいましたが、この川の向こうは留萌市街です。

この橋を渡った先にＪＲ留萌駅がありました。駅舎は今もそのままだと思いますが廃線になってしまいました。もしまだだったなら、今回の旅のルートも大きく変わっていたと思います。

もっと昔は留萌からもっと先の増毛まで路線が続いていましたねぇ。この橋の向こうは留萌の港。

留萌港 名所・史跡

国道232号に入っています。あんなダンプ初めて見ました。

おおお、らしい風景が出てきましたよ。

思えばこのルート、これまで走った３回すべて、天気にすごく恵まれました。

ありがたいことです。荒天なら走行自体が危ぶまれる厳しい道のようですから。

そのうち利尻島がぼんやり見えてくると思います。

15:30「おびら鰊番屋」通過。歴史的建造物の横っちょに立派な道の駅ができています。おととしは立ち寄りました。

道の駅 おびら鰊番屋 道の駅

15:37、利尻富士の今回の初見です。おおー白い。

こんな道や、

こんな道や、

こんな道が、周期的に繰り返される232号線です。

16:00、2回目の休憩。羽幌町にある「はぼろ温泉サンセットプラザ」にて。

はぼろ温泉 サンセットプラザ 宿・ホテル

道の駅も併設になっている感じです。むかし国鉄羽幌線というのもあって、この町にも鉄道が来ていましたが、1987年に廃線に。

16:17、なぜか大きなペンギン…ではなく「オロロン鳥」のモニュメント。

16:18、路面にきれいな縦縞。防風柵(て言うのかな)の影が…。

こんなところにバス停。「築別」とあります。北海道って「●別」という地名がたくさんたくさんありますね。アイヌの言葉がルーツだったはずです。

防風柵の影でできる縦縞がいっぱい。ちょうど今頃だけ。奇跡の瞬間…は大げさか。

ずっと続く防風柵。海から吹く強風がいかに怖ろしいかを想像させます。

標識にあったとおり、もうすぐ遠別という町。

16:50「道の駅 えんべつ富士見」を通過。ここでＷＣ休憩がよかったなぁ。おととしはここにも立ち寄りました。利尻富士がすごくよく見えるのです。ぜひお越しください。

道の駅 えんべつ富士見 道の駅

17:04。５時をまわると日没が気になりだします。

ちょうどその時、何羽かの鳥と並走状態になりました。

17:10、天塩町に入ってます。

17:20。シルエットになった利尻富士が見え隠れしています。

日が暮れると何も面白くないので、もうちょっともうちょっととお日様にお願い。

17:24。どんどん暗くなり、じんわり寂しい風景に・・・。

17:24、なぜか橋だけがポツンと。なんだコレ？　調べると廃橋になったものでした。珍しい風景ですね。

17:25、日没まで時間との闘いになってきました。完全にシルエットになった利尻富士。

空が明るくなったのではなく、露出補正をかけてみたもの。

逆光に強いスマホのカメラでも。

17:48、これが最後の利尻。

18:02、正面モニター。初めの方は地上波放送が映ってましたが、電波が弱いのかずっとブラックアウトしていた。

信号待ちの時に。きれいな満月が出ていました。

すっかり日が暮れてます。稚内市内に入ると路線バスのように各停留所に止まり、その都度何人か下りて行きました。終点はどちらかと言えば街はずれなので当たり前か。

18:30、20分も早く、終点の稚内駅前に到着。いろいろおもしろかったので、ぜんぜん疲れていませんでした。

稚内駅 駅

翌朝の始発に乗る稚内駅へ寄ってみます。

稚内駅 駅

おととしも来ました。かつての線路を残した玄関前。

かつての線路を表した構内。他に誰も居ないので気持ちいい。貸し切りです。

まだ６時台なのに誰もいないなんて素晴らしい。

静寂。18きっぷの季節なのに、ここはこんな感じなのか。

駅舎の一角に入ってるセイコーマートで買い出し。夕食と朝食と。

最初のお宿は、駅から徒歩数分の「ホテル美雪」。外観はちょっと地味ですが、とても良い宿でした。

ホテル美雪 宿・ホテル

18:55、客室到着。やれやれ長い一日だった。シングル予約でしたがツインの部屋、ラッキー。

必要なものはちゃんとそろっていて、しかもまあまあ広めでした。

電子レンジが各階のエレベーター前にあって便利、しかも部屋はステーションビュー(笑)、大満足でした。

バストイレは標準的。

廊下の窓からは、名所の「防波堤ドーム」も見えました。さて、明日の始発で鉄道旅が始まります、わくわく。

第２日目につづく・・・

この旅行記へのコメント （2）

• mom Kさん 2024/04/06 12:15:23

  予習できました

  オロロンラインをレンタカーで北上し、前回の汽車旅は留萌泊だったので、
  増毛泊を考えています。
  案外、稚内までバスが速いので驚きました。日中というのがいいですね。

  はなはなさん からの返信 2024/04/06 14:14:27

  Re: 予習できました

  ご覧いただきありがとうございます。
  今後ともよろしくお願いいたします。